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二章 復讐と集団転移編
第17話 交渉
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石紅たちを助ける。
そう決めた俺たちは、転移者たちの拠点へと戻ってきていた。
時刻はお昼過ぎといったところだ。
猪肉を食べ切って朝食がなかったので、湖で魚を獲っていたらだいぶ遅くなってしまった。
俺が雷魔法の威力調整をミスって、そこらに丸焦げの浮遊死体を量産してしまったのだ。
いやだって、メアに元気になったアピールがしたかったんだもん。そしたらまあ、張り切りすぎちゃうじゃん?
使い慣れない魔法はまだまだ扱いが難しい。
この辺りは要練習だ。
ま、今は反省してる場合じゃない。
目の前のことに集中しないと。
俺たちが姿を現すと、拠点の中は俄然騒がしくなった。
「これはこれは。昨日は何も言わずに帰ってしまうから心配していましたよ」
しばらくして奥からインテリ坊主が顔を出す。
相変わらず張り付けたような柔和な笑みだが、頬の端が引きつっている。
「随分刺激的な拒絶をいただきましたから、てっきりもう来ないかと思っておりましたよ」
そして笑みはそのままに、チクリと嫌味を挟んできた。
あー、やっぱ警戒されてるなぁ。
彼の態度に、俺は内心でため息を吐いた。
まあ、分かり切っていたことではある。
彼らは他の住民、というか奴隷化しようとしいてる女性陣に魔法の存在を隠していた。
にも関わらず、去り際にメアがバチっとやってしまったのだ。
まあ、遠目から見たら何が起きたのか分からないくらいの規模だったし、女性陣は今日も無気力で屋根の下から動こうとしていない。
上手く誤魔化したのか、そこまで大事になってるわけではなさそうだが、厄介者と認定されたのは間違いないだろう。
そうじゃなくてもこいつ最後の方ブチ切れてたしな。
「昨日はお見苦しい姿をお見せしました。俺が持病の発作を起こしてしまいまして。彼女は俺を愛するあまり、少々攻撃的になってしまったようです」
とりあえず、俺は出来るだけ丁寧に接することにする。
本当は、魔法を見られてざまあねぇなこの下衆ども、御愁傷様ァ!って思いっきり煽ってやりたいくらいだが、そういうわけにもいくまい。
これ以上印象を悪くしてもいいことはない。
まさか俺たちが奴隷化計画に気付いているとは思っていないだろうし、その間は利用価値があると思ってもらわなくては。
なんせ俺は今日、ここに『交渉』をしにきたのだから。
「立ち話もなんですから、ひとまずこちらへどうぞ」
インテリ坊主の案内で、俺たちは大木の根元に作られた巨大な屋根の下へと赴く。
中にはわざわざ運び込んだらしい、椅子代わりの切り株が点在している。
多分会議室とか本部とか、そういう場所なのだろう。
俺たちは少し薄暗い屋根の下で向かい合って座る。
「そういえば、石紅はどうしてますか? 彼女にも恥ずかしい姿を見せてしまったので、弁明しておきたいんですが」
「彼女なら、今は出払っています。帰りは夕方近くになるでしょうから――会うのは難しいでしょう」
ん?
待ってれば会えるでもなく、会うのは難しい、か。
それはつまり――
「さて、早速ですが本題に入らせていただきましょうか。単刀直入に言います。もう、ここには来ないでいただけませんか?」
インテリ坊主は毅然とした口調で、俺たちを拒絶した。
……マジか。
え、こんなばっさり拒絶すんの?嘘でしょ?
自分で言うのもなんだけど俺たち結構役に立つと思うよ?
俺なんて家建てれるし。メアとか超可愛いし。
やばい。予想外過ぎて動揺してしまった。
冷静にならないと。
「昨日はあれだけ歓迎してくれていたのに、随分な変わりようですね」
俺は内心の驚きを隠しつつ、相手の反応を見るべく少し嫌味に小突いてみる。
「昨日の一件は、少々暴力的過ぎました。ここには転移を受け入れられず、不安定な者も多い。彼らの不安をこれ以上増長させたくないのです」
なるほど、もっともらしい答えだ。
あくまで魔法を見せたのが問題ではなく、暴力が問題だと。
本当は住民を追い詰めているのは自分たちだというのに、よくもまあそんなしおらしさ全開の演技が出来るものだ。
だが、そう言われると何も言い返せないのもまた事実。
だって、実際昨日のメアさんめちゃくちゃ怖かったし。
あれにときめいたのは、守られていた俺だけである。
ほんとかっこよかった……
「どうしても、受け入れられないと?」
「申し訳ありませんが、これは決定事項です。それに……あなた方は強いのでしょう? なら別に、我々が保護せずとも自力で生活できるではないですか」
我慢できなかったのか、最後の方は結構露骨に皮肉な笑みが浮かんでいた。
これは……もう無理だな。
完全に見切りを付けられている。
こいつなら計画のことを知らない俺たちはあくまで利用してくると思っていたが……アテが外れた。
とはいえ、諦めるわけにはいかない。
ここで関わりを断たれれば、石紅に魔法を教えるのが難しくなる。
関わらないと約束した俺たちが見つかればそれだけでどんどん敵対が深まってしまうし、石紅も危険に晒される可能性がある。
今の俺には何かしら、この辺りをうろついていても問題のない大義名分が必要なのだ。
「……分かりました。住民を不安にさせてしまうのは俺たちとしても本意ではありませんから」
俺は一貫して殊勝な態度で俯いて見せる。
すると、インテリ坊主はやたらと弾んだ声を出して、
「分かっていただけましたか。ではさっさとお引き取りを――」
「なので、こちらに''定住''することは諦めます。その代わり、他の部分で協力させてもらえませんか? 例えば、食料調達とか」
追い出そうとするその声を遮り、俺は近くにいた男に腰から下げていた大きめの袋を差し出す。
昨日、俺たちもここで暮らそうと提案したのはこいつ自身だ。ならばそれを存分に利用させてもらうまで。
「いえ、それも結構ですから――」
俺の手をお仕返し、更に拒否しようとするインテリ坊主。
だが、
「魚だ! すげぇ、こんなにデカいのは久しぶりに見たぜ!」
それより早く、袋の中を見た男が歓喜の声を上げた。
すぐに男の周囲に人だかりが出来、屈強な男たちがごくりと生唾を飲んでいる。
「魚……それもあんな量を、一体どこで」
「俺たちが拠点を構えている場所の近くに大きな湖があるんです。なんなら後で場所をお教えしますよ」
部下たちの興奮にインテリ坊主がたじろぐ。
ふっふっふ。
これは、朝からずぶ濡れになった甲斐があったな。
森の案内人ことエルフのメアに聞いて、この近くにあるのは小さな沢だけというのは確認済みだ。
そんなところじゃ、せいぜい小魚が数匹獲れるくらいのもんだろう。
だが、ここにいるのは全員日本人。主食は和食──じゃなくても、週に1度くらいは焼き魚と冷やっこが食べたくなる民族だ。
ならば、さぞ魚が恋しかろう。
実際俺も最初に魚を食った時は感動してちょっと泣いたしな。
「さて……こんな感じで定期的に集めた食材をお分けしたいと思うのですが、いかがでしょうか」
「そんなことをして、そちらに何の得があると?」
インテリ坊主は苦々しげな顔をして、唸るように聞いて来る。
「え? 特に何も。言ったじゃないですか、''協力''したいと。ここには友人もいますし、何より皆同じ日本人です。同郷としてそんな彼らを助けたいと思うのはおかしいでしょうか? あなた方だって、そう思って動いているのでしょう? 正直、尊敬しますよ」
俺たちは彼らの計画を知らないと思われている。
だからこいつは、善意の態度を崩せない。
「くっ――いいでしょう。そういう事ならぜひ、協力をお願いします」
そうして彼らのスタンスを逆手にとって、交渉は成功した。
これでなんとか繋がりは保てたか。
それさえ得られれば、後はまあなんとかなるだろう。
「では、今日のところはこれで。これ以上、彼らを怖がらせるわけにはいきませんからね」
最後に少し皮肉を残して、俺たちはその場を後にした。
***
「……正直めちゃくちゃ身構えてたけど、割と何とかなったなぁ」
しばらく歩いたところで、俺はほっと息を吐いた。
「結局ナナとも会わなかったし。なんか、拍子抜けした気分だよ」
ナナと会ったらまたああなるかもしれないし、怖い人と交渉するのも初めてだし、まじで不安しかなかった。
内心ガクブルなのに、よくもまああれだけ上手いこと話が進んだものだ。
苦笑を浮かべる俺に、何故かメアは儚さを感じさせる笑みを浮かべて。
そのまま、優しく抱きしめて来た。
「——よく、頑張りましたね」
耳元で短く言って、すぐに離れる。
それだけで俺は安心できる。
メアが隣に居てくれれば、俺は無敵だからな。
「そうだな。ひとまず頑張ったと、自分を褒めておこう。それも大事な事だ。その上で――」
俺は短く息を吐きだし、身体に魔力を纏わせる。
「せっかくこっちまで来たんだ、もうひと頑張りしよう」
そうして俺たちは、勢いよく宙へと跳び上がった。
そう決めた俺たちは、転移者たちの拠点へと戻ってきていた。
時刻はお昼過ぎといったところだ。
猪肉を食べ切って朝食がなかったので、湖で魚を獲っていたらだいぶ遅くなってしまった。
俺が雷魔法の威力調整をミスって、そこらに丸焦げの浮遊死体を量産してしまったのだ。
いやだって、メアに元気になったアピールがしたかったんだもん。そしたらまあ、張り切りすぎちゃうじゃん?
使い慣れない魔法はまだまだ扱いが難しい。
この辺りは要練習だ。
ま、今は反省してる場合じゃない。
目の前のことに集中しないと。
俺たちが姿を現すと、拠点の中は俄然騒がしくなった。
「これはこれは。昨日は何も言わずに帰ってしまうから心配していましたよ」
しばらくして奥からインテリ坊主が顔を出す。
相変わらず張り付けたような柔和な笑みだが、頬の端が引きつっている。
「随分刺激的な拒絶をいただきましたから、てっきりもう来ないかと思っておりましたよ」
そして笑みはそのままに、チクリと嫌味を挟んできた。
あー、やっぱ警戒されてるなぁ。
彼の態度に、俺は内心でため息を吐いた。
まあ、分かり切っていたことではある。
彼らは他の住民、というか奴隷化しようとしいてる女性陣に魔法の存在を隠していた。
にも関わらず、去り際にメアがバチっとやってしまったのだ。
まあ、遠目から見たら何が起きたのか分からないくらいの規模だったし、女性陣は今日も無気力で屋根の下から動こうとしていない。
上手く誤魔化したのか、そこまで大事になってるわけではなさそうだが、厄介者と認定されたのは間違いないだろう。
そうじゃなくてもこいつ最後の方ブチ切れてたしな。
「昨日はお見苦しい姿をお見せしました。俺が持病の発作を起こしてしまいまして。彼女は俺を愛するあまり、少々攻撃的になってしまったようです」
とりあえず、俺は出来るだけ丁寧に接することにする。
本当は、魔法を見られてざまあねぇなこの下衆ども、御愁傷様ァ!って思いっきり煽ってやりたいくらいだが、そういうわけにもいくまい。
これ以上印象を悪くしてもいいことはない。
まさか俺たちが奴隷化計画に気付いているとは思っていないだろうし、その間は利用価値があると思ってもらわなくては。
なんせ俺は今日、ここに『交渉』をしにきたのだから。
「立ち話もなんですから、ひとまずこちらへどうぞ」
インテリ坊主の案内で、俺たちは大木の根元に作られた巨大な屋根の下へと赴く。
中にはわざわざ運び込んだらしい、椅子代わりの切り株が点在している。
多分会議室とか本部とか、そういう場所なのだろう。
俺たちは少し薄暗い屋根の下で向かい合って座る。
「そういえば、石紅はどうしてますか? 彼女にも恥ずかしい姿を見せてしまったので、弁明しておきたいんですが」
「彼女なら、今は出払っています。帰りは夕方近くになるでしょうから――会うのは難しいでしょう」
ん?
待ってれば会えるでもなく、会うのは難しい、か。
それはつまり――
「さて、早速ですが本題に入らせていただきましょうか。単刀直入に言います。もう、ここには来ないでいただけませんか?」
インテリ坊主は毅然とした口調で、俺たちを拒絶した。
……マジか。
え、こんなばっさり拒絶すんの?嘘でしょ?
自分で言うのもなんだけど俺たち結構役に立つと思うよ?
俺なんて家建てれるし。メアとか超可愛いし。
やばい。予想外過ぎて動揺してしまった。
冷静にならないと。
「昨日はあれだけ歓迎してくれていたのに、随分な変わりようですね」
俺は内心の驚きを隠しつつ、相手の反応を見るべく少し嫌味に小突いてみる。
「昨日の一件は、少々暴力的過ぎました。ここには転移を受け入れられず、不安定な者も多い。彼らの不安をこれ以上増長させたくないのです」
なるほど、もっともらしい答えだ。
あくまで魔法を見せたのが問題ではなく、暴力が問題だと。
本当は住民を追い詰めているのは自分たちだというのに、よくもまあそんなしおらしさ全開の演技が出来るものだ。
だが、そう言われると何も言い返せないのもまた事実。
だって、実際昨日のメアさんめちゃくちゃ怖かったし。
あれにときめいたのは、守られていた俺だけである。
ほんとかっこよかった……
「どうしても、受け入れられないと?」
「申し訳ありませんが、これは決定事項です。それに……あなた方は強いのでしょう? なら別に、我々が保護せずとも自力で生活できるではないですか」
我慢できなかったのか、最後の方は結構露骨に皮肉な笑みが浮かんでいた。
これは……もう無理だな。
完全に見切りを付けられている。
こいつなら計画のことを知らない俺たちはあくまで利用してくると思っていたが……アテが外れた。
とはいえ、諦めるわけにはいかない。
ここで関わりを断たれれば、石紅に魔法を教えるのが難しくなる。
関わらないと約束した俺たちが見つかればそれだけでどんどん敵対が深まってしまうし、石紅も危険に晒される可能性がある。
今の俺には何かしら、この辺りをうろついていても問題のない大義名分が必要なのだ。
「……分かりました。住民を不安にさせてしまうのは俺たちとしても本意ではありませんから」
俺は一貫して殊勝な態度で俯いて見せる。
すると、インテリ坊主はやたらと弾んだ声を出して、
「分かっていただけましたか。ではさっさとお引き取りを――」
「なので、こちらに''定住''することは諦めます。その代わり、他の部分で協力させてもらえませんか? 例えば、食料調達とか」
追い出そうとするその声を遮り、俺は近くにいた男に腰から下げていた大きめの袋を差し出す。
昨日、俺たちもここで暮らそうと提案したのはこいつ自身だ。ならばそれを存分に利用させてもらうまで。
「いえ、それも結構ですから――」
俺の手をお仕返し、更に拒否しようとするインテリ坊主。
だが、
「魚だ! すげぇ、こんなにデカいのは久しぶりに見たぜ!」
それより早く、袋の中を見た男が歓喜の声を上げた。
すぐに男の周囲に人だかりが出来、屈強な男たちがごくりと生唾を飲んでいる。
「魚……それもあんな量を、一体どこで」
「俺たちが拠点を構えている場所の近くに大きな湖があるんです。なんなら後で場所をお教えしますよ」
部下たちの興奮にインテリ坊主がたじろぐ。
ふっふっふ。
これは、朝からずぶ濡れになった甲斐があったな。
森の案内人ことエルフのメアに聞いて、この近くにあるのは小さな沢だけというのは確認済みだ。
そんなところじゃ、せいぜい小魚が数匹獲れるくらいのもんだろう。
だが、ここにいるのは全員日本人。主食は和食──じゃなくても、週に1度くらいは焼き魚と冷やっこが食べたくなる民族だ。
ならば、さぞ魚が恋しかろう。
実際俺も最初に魚を食った時は感動してちょっと泣いたしな。
「さて……こんな感じで定期的に集めた食材をお分けしたいと思うのですが、いかがでしょうか」
「そんなことをして、そちらに何の得があると?」
インテリ坊主は苦々しげな顔をして、唸るように聞いて来る。
「え? 特に何も。言ったじゃないですか、''協力''したいと。ここには友人もいますし、何より皆同じ日本人です。同郷としてそんな彼らを助けたいと思うのはおかしいでしょうか? あなた方だって、そう思って動いているのでしょう? 正直、尊敬しますよ」
俺たちは彼らの計画を知らないと思われている。
だからこいつは、善意の態度を崩せない。
「くっ――いいでしょう。そういう事ならぜひ、協力をお願いします」
そうして彼らのスタンスを逆手にとって、交渉は成功した。
これでなんとか繋がりは保てたか。
それさえ得られれば、後はまあなんとかなるだろう。
「では、今日のところはこれで。これ以上、彼らを怖がらせるわけにはいきませんからね」
最後に少し皮肉を残して、俺たちはその場を後にした。
***
「……正直めちゃくちゃ身構えてたけど、割と何とかなったなぁ」
しばらく歩いたところで、俺はほっと息を吐いた。
「結局ナナとも会わなかったし。なんか、拍子抜けした気分だよ」
ナナと会ったらまたああなるかもしれないし、怖い人と交渉するのも初めてだし、まじで不安しかなかった。
内心ガクブルなのに、よくもまああれだけ上手いこと話が進んだものだ。
苦笑を浮かべる俺に、何故かメアは儚さを感じさせる笑みを浮かべて。
そのまま、優しく抱きしめて来た。
「——よく、頑張りましたね」
耳元で短く言って、すぐに離れる。
それだけで俺は安心できる。
メアが隣に居てくれれば、俺は無敵だからな。
「そうだな。ひとまず頑張ったと、自分を褒めておこう。それも大事な事だ。その上で――」
俺は短く息を吐きだし、身体に魔力を纏わせる。
「せっかくこっちまで来たんだ、もうひと頑張りしよう」
そうして俺たちは、勢いよく宙へと跳び上がった。
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