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第1章 思い出は夢の中へ
第18話 食事改善
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祖父母と領地へ転地療養とのことにして、暫く家族とは離れる。
3日後に領地へ出発予定。
それまでなるべく家族とは、仲良くしたいと願うプリムローズ。
以前はテーブルの前に父。
向かって右側に母と姉が、左側に兄と私だった。
現在は、父の席に座る祖父。
右側に祖母と私、左側に父母と兄と姉。
1人離れた感じの姉は不機嫌で、何でプリムローズがそこなのと兄に聞いている声が響く。
そんな姉を、祖父母が怪訝そうな顔して姉に言う。
「姉なのに、妹を思いやる気持ちがないのか(ないの)!?」と、同じことを話す。
前の時より、明らかに空気が悪い。
プリムローズの体が、自然に強ばり緊張する。
料理が運ばれ、祖母はプリムローズの料理を見て此方もまた不機嫌になる。
「んまぁー!
旦那様、見て下さいまし!
プリムローズのお肉が、小さく切れてないわ。
フォークもナイフも、大人サイズではないの?!」
これには、祖父も呆れ顔だ。
「おい!
クリストファーなんじゃ!?
これではプリムローズが、上手に食べられなくて食も細くなるわけだ。
まだ、たった3歳じゃろう。
普通は料理も一口サイズで、食べる道具も子供用のはずじゃーあ!」
両親が申し訳ありませんと、小さな声で謝罪した。
「リリアンヌとブライアン?!
あなた方は、3歳の時はどうでしたか?」
祖母は、2人を見詰めて問いただした。
「私は、父から直接小さくしてもらい口に…」
姉の返事に続き小さな声で言いづらく。
「私も母に直接…」
これを聞いた祖父は、父に怒鳴った。
「お前たちは、2人に出来てプリムローズは無視か?!
やはり、差別しておったんじゃな!
おおっ、何と不憫なぁ~!!」
祖父は、大袈裟に嘆いて見せた。
「おばあ様が、今すぐに切ってあげましょうね」と、皿を近くに寄せて美しい所作でお肉を切っていく。
「おばあ様、ありがとう。
後は、1人でも食べられますわ!!」
ニコニコして可愛らしくお礼を言う、プリムローズは満足げであった。
この様子を4人は黙って見ていて、3人の世界に益々居心地が悪くなる。
使用人たちも、この様子を固まって冷静に眺めていた。
「ゆっくりと、噛むのですよ。
慌てなくていいのですよ」
「そうじゃ、プリムに合わすのが当たり前じゃあ!!」
前とは、全然違う食事風景となっていた。
4人でお互いにその日の出来事を語っていたが、今はガラリと変わりプリムローズ中心となっている。
会話をしながらの食事は、楽しくとても美味しかったわ。
私以外は、毎日こんな食事をとっていたのね。
彼らを観察していると、昔の私じゃない。
黙々と食べている姿!
ちょっと嬉しいと思ってしまい、私たらいけないわと反省する。
彼らも私の気持ちを知っていたはずですわよね?!
私は楽しい食事を終え部屋に戻っていったが、4人は祖父母に集められてお説教されている。
どうして知っているかって、メイドたちが世話をしながらその話をしてくれたわ。
「やっと、プリムローズ様のお気持ちに気づいたわ。
何度もトーマスさんやアンナさんが、もう少しお嬢様に関心を持つように進言していたのに!!」
「大旦那様や大奥様に言われないと、お二人は理解できないみたいね」
2人のメイドは、私に説明をしだした。
どうやら、ほったらかしにされたみたい。
両親への言い訳は、父は仕事。母は、婦人会の集まりで忙しい。
黙っていて大人しいので、普通にスクスク育っていると思われたらしい。
上の2人は自己主張が激しく、その都度対応していたそうだ。
だったら自分もそうすれば良かったなぁと、損した気分になるのであった。
領地へ行ったら祖父母に甘えつつ、今度こそは遠慮しないわ。
仕切り直しで戻ってきたら、前のことは忘れて家族と分かち合うと自分に誓う。
両親は別に領地へ行かなくても、そう言って祖父母にかなり反論した。
「どうせ!
お前たちは、また無視して自分勝手に過ごすとしか思えん!
プリムローズが帰って来るまで、各々よく反省するんじゃ」
「はい、父上」
縮こまった父が、自分の父親に叱られていた。
「同じことをするなら、儂が性根を叩き直してくれる。
よく覚えとけよー!!」
祖父は、4人をかなり脅したと話してくれた。
メイドたちがこんなにペラペラと喋っていいのかと、公爵家の行く末が心配になるプリムローズだった。
3日後に領地へ出発予定。
それまでなるべく家族とは、仲良くしたいと願うプリムローズ。
以前はテーブルの前に父。
向かって右側に母と姉が、左側に兄と私だった。
現在は、父の席に座る祖父。
右側に祖母と私、左側に父母と兄と姉。
1人離れた感じの姉は不機嫌で、何でプリムローズがそこなのと兄に聞いている声が響く。
そんな姉を、祖父母が怪訝そうな顔して姉に言う。
「姉なのに、妹を思いやる気持ちがないのか(ないの)!?」と、同じことを話す。
前の時より、明らかに空気が悪い。
プリムローズの体が、自然に強ばり緊張する。
料理が運ばれ、祖母はプリムローズの料理を見て此方もまた不機嫌になる。
「んまぁー!
旦那様、見て下さいまし!
プリムローズのお肉が、小さく切れてないわ。
フォークもナイフも、大人サイズではないの?!」
これには、祖父も呆れ顔だ。
「おい!
クリストファーなんじゃ!?
これではプリムローズが、上手に食べられなくて食も細くなるわけだ。
まだ、たった3歳じゃろう。
普通は料理も一口サイズで、食べる道具も子供用のはずじゃーあ!」
両親が申し訳ありませんと、小さな声で謝罪した。
「リリアンヌとブライアン?!
あなた方は、3歳の時はどうでしたか?」
祖母は、2人を見詰めて問いただした。
「私は、父から直接小さくしてもらい口に…」
姉の返事に続き小さな声で言いづらく。
「私も母に直接…」
これを聞いた祖父は、父に怒鳴った。
「お前たちは、2人に出来てプリムローズは無視か?!
やはり、差別しておったんじゃな!
おおっ、何と不憫なぁ~!!」
祖父は、大袈裟に嘆いて見せた。
「おばあ様が、今すぐに切ってあげましょうね」と、皿を近くに寄せて美しい所作でお肉を切っていく。
「おばあ様、ありがとう。
後は、1人でも食べられますわ!!」
ニコニコして可愛らしくお礼を言う、プリムローズは満足げであった。
この様子を4人は黙って見ていて、3人の世界に益々居心地が悪くなる。
使用人たちも、この様子を固まって冷静に眺めていた。
「ゆっくりと、噛むのですよ。
慌てなくていいのですよ」
「そうじゃ、プリムに合わすのが当たり前じゃあ!!」
前とは、全然違う食事風景となっていた。
4人でお互いにその日の出来事を語っていたが、今はガラリと変わりプリムローズ中心となっている。
会話をしながらの食事は、楽しくとても美味しかったわ。
私以外は、毎日こんな食事をとっていたのね。
彼らを観察していると、昔の私じゃない。
黙々と食べている姿!
ちょっと嬉しいと思ってしまい、私たらいけないわと反省する。
彼らも私の気持ちを知っていたはずですわよね?!
私は楽しい食事を終え部屋に戻っていったが、4人は祖父母に集められてお説教されている。
どうして知っているかって、メイドたちが世話をしながらその話をしてくれたわ。
「やっと、プリムローズ様のお気持ちに気づいたわ。
何度もトーマスさんやアンナさんが、もう少しお嬢様に関心を持つように進言していたのに!!」
「大旦那様や大奥様に言われないと、お二人は理解できないみたいね」
2人のメイドは、私に説明をしだした。
どうやら、ほったらかしにされたみたい。
両親への言い訳は、父は仕事。母は、婦人会の集まりで忙しい。
黙っていて大人しいので、普通にスクスク育っていると思われたらしい。
上の2人は自己主張が激しく、その都度対応していたそうだ。
だったら自分もそうすれば良かったなぁと、損した気分になるのであった。
領地へ行ったら祖父母に甘えつつ、今度こそは遠慮しないわ。
仕切り直しで戻ってきたら、前のことは忘れて家族と分かち合うと自分に誓う。
両親は別に領地へ行かなくても、そう言って祖父母にかなり反論した。
「どうせ!
お前たちは、また無視して自分勝手に過ごすとしか思えん!
プリムローズが帰って来るまで、各々よく反省するんじゃ」
「はい、父上」
縮こまった父が、自分の父親に叱られていた。
「同じことをするなら、儂が性根を叩き直してくれる。
よく覚えとけよー!!」
祖父は、4人をかなり脅したと話してくれた。
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