生徒会長なら生徒の言うこと何でも聞いてくれるよね?

コロンド

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第二部

ep15. 一方的な百合営業

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「はぁ……は、あぁ……っ、ぁう……っ」

呼吸が荒い。
いくら息を整えようとしても、不規則に震える体が呼吸を乱す。

「かいちょーの体、もう全身がぐっちょぐちょになっちゃったっスねぇ」
「くぅ……ッ」

まゆりちゃんの指が私の体を撫で上げ、全身にローションを広げていく。
下着以外の衣服は脱がされ、足の指の合間から首元まで、じっくりと全身を撫で上げられる。
ひんやりとしたローションは最初こそ冷たく感じるが、しばらくするとジンジンと熱くなっていく。

媚薬入りのローション。

まゆりちゃんはそう言っていた。
そんなもの私は使ったことがないから分からないけど、この熱くなる感じが媚薬効果なんだろうか?
まるでサウナにいるかのように体が熱くて…………そして全身がむず痒い。

体を……触って欲しい。
否定したいけど、そう思ってしまう。

だけど触られたらその瞬間、皮膚から感じる熱さはまるで電流のようにビリビリしたものに変わる。
あの頭が痺れて何も考えられなくなる感覚がやってくる。
それが……怖い。

「さーて、かいちょ。体の具合はどうでっスか~?」
「――ひぃいッ!!?」

まゆりちゃんの指が私の体に触れる。
ただそれだけのことに、私は悲鳴を上げてしまう。

右手の人差し指は私の下腹部に、左手の人差し指は私の背筋に触れる。
これで終わるはずがない。
何をされるのだろう。
そんな気持ちで頭をいっぱいにしながら、私はぎゅっとお腹に力を入れて身構える。

「ツーっと」
「ふむぅん……ッ!? んっ、ンン~~~~ッ!!」

二本の指が同時に動き出し、私の体をツーっと下から上へ、腰から胸にかけて撫で上げる。
予想通りの……いや、予想以上の強いビリビリとした刺激。
腰が浮き、背筋が弓なりに曲がる。

「ツー、ツンツン、くり、くりくりッ!」
「んはぁッ!? おへそ……ダメェッ!!」

撫で上げる指がおへそに止まると、まゆりちゃんはその指を今までとは違う動かし方で責め始める。
私は声を我慢することもできなくなって、みっともない声を上げてしまう。

「良好良好! かいちょーの体、だいぶ出来上がってきたっスねぇ。さ~てみんな、これからどうしてみる~? ん、太もも触って欲しい? OK! すりすり~」
「はひぃっ!?」
「え、脇がいい? 脇をツーっと」
「ひぐっ! うぅんっ!!」

あまりにも過敏に反応する自分の体に、私自身も驚きを隠せない。
普段なら少しくすぐったい程度の刺激のはずなのに、どこを触られても感じてしまう。

「ん~、あれ~? この反応、くすぐったいとかじゃなくて、気持ちよくて感じてるみた~い! かいちょーの脇はもう、性感帯になっちゃったんスね~」
「やめっ……ちがっ! まゆりちゃんが変なの塗るからぁっ!」
「ん? それは違うっスよ~? だって、かいちょーはローション塗る前から胸を責められただけでイっちゃうくらいの変態さんだったじゃん」
「……それは違っ……違う……違う、のに……」

さっきからずっと、ペースを崩されてばっかり。
後輩の女の子に心も体も好き放題にされて、恥ずかしさと悔しさで胸が苦しい。

「さぁみんな、次はかいちょーのどこを責めたいっスか? ん~、あそこを責めるのはちょっと早いかなぁ……もうちょっと遊びたい、かも。……え、百合営業もっとやれ? ああ、それいいっスね! リスナー増えそう! んふふ…………それじゃあかいちょ、いただきますっ」
「え……ふぁああっ!」

今度は、首筋から頬にかけてを舐め上げられる。
不意に襲ってきたその責めに、私はまた情けない声を上げてしまう。
その辺りはまだローションが塗られていないというのに、背筋がまるで電流でも流されたかのように不規則に震える。

「ん、れろ……はむっ」
「ひぅ……っ!?」

まゆりちゃんの舌は頬を通って私の右耳にたどり着き、私の耳たぶを甘噛みした。
ゾッとした感覚に背筋が震え、肩が上がる。

「ふぅーっ」
「ひぁあああッ!!?」

今度は耳に息を吹きかけられる。
たったそれだけのことに、私の体は性感帯を触れられたかのように反応してしまう。
なんで私の耳は、こんなにも敏感なんだろう。

「んふふ、な~にその反応? 耳はまだローション塗られてないっスよね? なのにこの反応……やっぱりただの変態じゃないっスか。……でも、可愛くて敏感で弱っちい、そんなかいちょーの姿、私好きっスよ……んっ」
「……ふぁ」

次は頬に口付けをされた。
それは私を責め立てるようなキスじゃなく、愛する人にするような甘いキス。
急にやってきたその優しくて柔らかい感覚に、私の思考は溶かされていく。

「かいちょ、こっち向いて」
「……ん」

こんなに好き放題にやられて、もっと抵抗しなければいいけないはずなのに、優しく囁かれるその言葉に私は従ってしまう。
私の意思は、何でこうも弱いんだろう。

「んっ」
「んんっ!?」

ゆっくりとまゆりちゃんの顔が近づいてきて、私の唇を塞ぐ。
一瞬驚くが、その甘い感覚に私の意識はまた蕩けていく。

マユリちゃんから香る甘いお菓子のような匂いが私の鼻をくすぐる。
散々酷い責めを受け疲れ切っていた私の体は自然と抵抗心を失くし、しばらくの間まゆりちゃんにされるがままに体を預けていた。


――まゆりちゃんが、私の口内に舌を入れるまでは。


「ん……れろっ」
「――ッ!? ふむぅううッ!!?」

焦って口を離そうと首を振ると、今度は私の後ろに手を回され、抱きしめられるように頭を押さえられる。
こうなってしまえばもう、私にできる抵抗は手錠をガタガタと鳴らすことくらい。

まゆりちゃんは動けなくなった私を抱きしめながら、私の口内を舌で責め立てる。
まるでキャンディをなめるかのように、私の舌が舐め取られる。

「ん、んんむっ……ぷはぁ……ふふっ、まだまだっスよ。んむぅっ」
「……っ! ん、ンン~~~~ッ!? んぁ、やめっ――――ふぁ、んッ!? ンンーーーーッ!!」

こんなの絶対嫌なはずなのに、まゆりちゃんの香りや舌の感覚を味わうたびに意識は心地よい甘さに満たされ、だけど体は痺れるような快感に震えが止まらない。
甘さと痺れが同時に頭の中を埋め尽くしていって、頭がバカになりそう。

それに加えて、まゆりちゃんは私の体にどんどん密着してくる。
下着以外はほとんど脱がされてしまった私の体に、まゆりちゃんの体が重なる。
胸やお腹が粘液越しに触れ合って、変な気持ちになっていく。

ふと視線をスマホの方に移すと、そこにはもう体を寄せ合って行為をしているとしか思えない二人の姿が映っていた。

「……んぁッ!?」

不意に強い刺激が走る。
まゆりちゃんの膝が、ショーツ越しに私の股間に触れる。
そのまま触れた部分を優しく押し付けられたり、擦るように動かされたり……
偶然じゃない、意図的にそうしているとしか思えない。

「んっ……ふふっ、気持ちいいですか、かいちょー? 今にも天国にイっちゃいそうな顔してますよ? 苦しいですよね? 今、楽にしてあげますからね」

天使のような悪魔の囁き。
まゆりちゃんはスマホの向こう側にいるリスナーに語りかける時は小生意気な言葉遣いをするくせに、私にだけに聞こえる位置で話す時はどこか優しそうな声で語りかけてくる。

それが何だか…………すごく、ずるい。

おもちゃのように遊ばれているようで、それでいて最後には優しさを見せてくる。
散々なじったのはそっちのくせに、私が果てそうになるとあたかも「私のために」みたいな言い分で責めてくる。

ずるい、そんなのずるすぎるよ……

「それじゃ、イっちゃってくださいね……んぁむっ」
「んぐぅ……っ!!」

再びの口づけ。
私は口を閉じて、まゆりちゃんの舌が入ってこないように必死に抵抗する。

「んん、んぁあああ……ッ! あっ、ンンッ!!?」

続けて、背筋をそっと撫でられる。
想定していなかった方向からの責めに、私は大声を上げてしまい、開けた口にまゆりちゃんの舌が侵入する。

「ンンッ!?」

そしてとどめとばかりに、まゆりちゃんの膝が私の股間をグリグリと責める。
そんなのもう……耐えられるわけがなくて……

「ンンンン~~~~~~~~ッ!!」

くぐもった嬌声、そして私の下半身から、はしたない飛沫が上がる音が響く。
何度も、何度も……
私の体の震えが止まるまで飛沫は止まらず、まゆりちゃんの膝を汚していった。
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