転生少女は、不老不死の魔術師様に恩返しがしたいのです!

さわらにたの

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第一部

第4話:「これが恩返しにもなる」*

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「ちょっと、あの、その」
「ほら、な。そんな心配いらねえよ」
「……タルタロス様って、意外とエッチです?」
「意外とどころか、ドスケベだぞオレは」

 するすると右手一つで器用に――ってやっぱり魔法使ってる!
 タルタロス様は私の衣服を魔法で器用に剥ぎながら、身体のあちこちに口づけを落としていく。

 ちょっと!まって!まだ心の準備が……

「だ、ダメです、でもでも、だって、だって私」
「でもでもだってはダメだって前に言ったろ? 言い訳じゃなくちゃんと理由をいいな」
「これは、こ、これは、ええと、言い訳なんかじゃなくてっ」

 でも、でも、だって。
 こんなこと。急に起きるなんておもってなかったんだから。
 だって私――。
 私、タルタロス様のことずっと好きだったんだから。
 
 こうやって、触れてもらえることを想像しちゃったり、するくらいに。
 それなのに、急にこんな展開になって、今の状況が信じられない。

 身体中に、与えられる唇の感触。
 幼いころにお休みのキスだなんて額にもらってたことはあるけど、いつの日かそれもなくなって。
 それ以来の口づけが、こんなに艶めかしくて色っぽいなんて誰が想像しただろう。

「ああっ、あっ、だ、めですっ」

 あっという間に普段着ていた茶色チェックのエプロンドレスを脱がされて、ショーツと下に履いていた白タイツだけにされてしまう。
 魔法怖い。それよりタイツフェチなの、タルタロス様。

「……フェチっつーかこのすべすべした感じいいよな」
「なんで心読み取ってるんですか! 魔力の無駄遣いですよ!」
「――こんなん魔術使うまでもねぇよ……お前の顔に書いてある」

 そういって笑って、タルタロス様はおっきな手のひらでタイツ越しに右手でつつ、と私の脚をなぞり上げる。

「ん、っ、ぁ、」

 変な、感じ。
 こんなこと、されたことも想像したこともなかったから。
 ゾクゾクする。

「私が――恩返しするって、話、だったのに」
「あん?」
「私、私、感謝してるんですよ――タルタロス様にひろってもらって、育てて、いただいて」

 触れられる場所、全てが気持ちいい。でも気持ちが良ければ良いほど、罪悪感も強くなる。
 してもらうばかりで、私は何もできていない。

「なのに、こんな――魔力まで、与えてもらう、なんて。完全にこれお荷物じゃないですか! 私、タルタロス様の負担になるの嫌です……」
「なぁ、負担に見えるか?」
「!? ひゃあん?!」

 すり、とそそり勃った陰茎をタイツ越しの太腿にこすりつけられて変な声が出る。

「タルた、ろす、さま……っ! やぁ、です、やっ、熱い……それ、おちん、ちんっ」
「ほらほら、オレ、お前に負担かけられて辛そうか? しんどそうに見えるか?」

 ぬち、ぬちと先走りが滴る陰茎をぐりぐりとこすりつけられて、私の太腿からいやらしい水音が立つ。ダメ、ダメ、こんなの――脳が、爆発しそう。
 タルタロス様のオチンチンが熱くて、固くて、こすりつけられるたびに「オレのモノだ」ってマーキングされてるみたいな気持ちになって、背中にゾクゾクと快感が駆け抜けてしまう。

「たのし、そうです……」
「そうなんだよ、楽しいんだよ、俺は」

 格好いいその額に汗が滴っている。わたしの全身も気づかないうちにじっとりと肌が濡れていた。そのまま髪を掻き上げて、タルタロス様は私の耳元に口を寄せて囁く。

「……リィン、これが恩返しにもなる。大人しく俺の魔力うけとってくれ」

 まるっきり、告白みたいな温度に胸がキュッとなった。
 ――状況が、状況だけど。
 でも恩返しできるならこれでいいのかな……こんな、恩返しになるのは予想外、だけれど。そんなことを思いながら、私はコクリと小さくうなずいた。

「よし、いいから、ちょっと太腿閉じてろ」
「えぇっ、どういう……っひゃ、あ、?!」

 まだ下着も脱いでない、タイツを履いたままの太腿の間にタルタロス様はなにか右手をかざしてつぶやく。

「ひゃああ!?」

 魔術の光が差して、どろりとした何かピンク色のスライムみたいなどろどろがその手から滴って――ぼたぼた、と垂れてくる。

「ひゃアッア、な、な、なんですか、これっ、つっ、冷たい……!」
「悪かった」
「悪かったって顔じゃないです!! なんでニヤニヤしてるんですかっ」
「まぁ、すぐ熱くなるから問題ねぇよ」
「えっ、どういう……っ、ひゃ、ああっんっ!!??」

 ぬちぬちっとそのピンクのスライムを垂らされたわたしの脚を、タルタロス様は折り曲げて、胸に膝がつく、完全に恥ずかしいところを見せつけるような格好にさせられてしまった。
 まるでおしめを変えられてる赤ちゃんみたい。
 恥ずかしくてすぐに脚を下ろしたくなるけれど、恩返し、恩返しと心の中でつぶやきながらわたしは顔をそむけた。

「ちゃんと太腿、閉じてろよ」
「は、はいっ、ん、んっ」
「いい返事だ――」

 かき分けるようにして、大きなタルタロス様の陰茎がわたしの太腿の間に入っていく。固くて、太い。ぬちぬちとぬめりを伴って、わたしの太腿をまるで犯すように。

「一回出すぞ、遠慮できなくなっちまうから….なっ!」
「!? た、たるたろすっ、さまっ!?」

 そしてわたしの膝を両手でつかむと、パンパンパンパンと勢いよく腰を打ち付けてきた。

(っ、太腿、だけ、なのに……っ、エッチなところ、擦れてる、だけなのに……っ)

 目の前が白く点滅した。チカチカしている。勢いがすごくて、身体が、熱くて――。

「あっ、やぁっ、こ、こんなのっ、エッチ、ですっ」
「だから、俺はスケベだっていっただろうが」
「ち、違いますっ、タルタロス様のことじゃ、なくって、えぁっ!!??」
「俺のことじゃなかったらなんなんだ?」

ぐちっぐちっと規則正しく擦られて、だんだん訳がわからなくなってきた。

「こ、この、シチュえーしょ、んっ、で、すっ、や、あんっ」

 腕の力が強くなる。
 ずぷんっずぷんっという艶めかしい音と共に、タルタロス様のオチンチンがさらに激しくわたしの太腿に打ち付けられていく。膝を抑えられて、さっきまで捕らえられていた腕は自由になるけれど、もう身体全体が激しい嵐に飲み込まれたようで何もわからないし抵抗もできない。
 なんだかお腹の辺りがもぞもぞして、オチンチンが前後するたびに太腿と接してるタイツと下着の股の部分がこすれてしまうから、そこからもドクドクと熱い鼓動がする。

(お股……もぞもぞしちゃう……熱くて……ナカも……っ)
「ふあ、っあっ、あっ、……っあぁ……!」

 だんだん、変な声が出てしまう――別に、セックスしてるわけじゃないのに。
 ただわたしは太腿にピンクのドロドロスライムをだされて、ぐちょぐちょにされたタイツと下着越しにオチンチンを擦られてるだけで……ええっ、これって変態じゃない?? タルタロス様って変態だったの……?
 色々考えるけど、もう身体の方に意識が持って行かれてしまっている。

「あっあああっ、ダメ、ダメなんですっ、ダメっ」
「ダメなのか?」
「あぁああああっ!」

 その言葉と共に、ビタン!!!っと大きく横から体重をかけて太腿に差し込まれて、私は高い声を上げてしまった。
 全身が、ゾクゾクした。意識がかすかにとび、思わず涙目になる。

「どうした、もうイったか?」
「はずか、しい……恥ずかしいです、もういやっ」
「……へえ。――お前の恥ずかしがる姿、結構クるな」
「?! ちょ、っと……ま、まだおっきくなるんですか?!」

 もやがかかったような白い意識。身体全体の鼓動が高まる中、太腿の間、挿しこまれているタルタロス様の陰茎が大きさを増した。確実に、大きくなってる。

(こ、ここから大きくなるの……?)

 既にしっかりとした質量と固さと大きさを持っていた、と思っていたそれ、
 みちみちっと太腿を再度かき分けてしまう大きさに、わたしは戸惑った。
 本で読んだ時はこんな、こんな展開なかったよ……?!

「まぁな。――とりあえず一回出すぞ」
「えっ、ちょ、っと、ま……っ」
「待てねぇ」

 唯我独尊。そういえばタルタロス様ってこうだったよね、と私は熱い意識の中思う。

「いぁ、あっ、あっあぁっ……やだ、声、でちゃ、う」
「いいんだよ、いっぱい啼け。そっちのが気持ちいぜ?」
「ああぁっ、あっ、や、あっ、タル、たろす、さま、っ、たるたろす、さまっ」
「いいなぁその声、ほらっ!」
「ぁっ、やっ、やぁっ、たるた、ろす、さまぁっ」

 文字どおり、ピンクのスライムをかき分けてゴリゴリと自分の太腿と股を擦り上げるタルタロス様の陰茎に、私は完全に翻弄されていた。
 大きくて、固くて――熱い。ぐちゅぐちゅという水音がさらに自分が嫌らしい女の子だと自覚させられるようで。

「やぁ、ぁあっ、たる、たろすさまぁっ、あっ、ああっ、オチンチン、ごりごり、してっ、してますっ」
「ああ、リィンのここ、柔らかくて気持ちいいな」
「ひゃ、あっ、そんな、こと、いわない、でぇえっ……あぁああっ!!」

 激しく打ち付けられるその腰の速度が次第に緩慢になり、そして。

「出すぞリィン!!」
「ひゃ、ああっ、は、はいっ、ひゃい、ひゃぃいいいっ!!」

 名前を呼ばれると、反射で返事してしまう自分。
 どこか遠くでそんなことを思いながら、どぷっと熱いものがぶちまけられた。
 私の意識も押し付けられたその感触でビクビクとと遠くに追いやられてしまう。

「はぁ、あ……あっ、あっ……」

 浅い呼吸。タルタロス様も肩で荒く息をついてる――ピンクのスライムよりも多いくらいの、熱くて白いものが太腿にべったりとついていた。
 ごぷ、ごぷと吐き出される白濁……これが、魔力、なのかな?

「お、おい!」

 太腿の間に溜まったそれを指でそっとすくって舌にのせてみる。
 なんだか、変な味――ううん、甘い?

「あまい……。美味しいです、タルタロス様……」
「――まぁ、受け入れるならうまい方がいいだろ」
「もっと――欲しくなっちゃいます……」
「リィン?」

 体がポカポカしてくる。
 何だろう、この感覚――あっ、そうだ、お酒だ。
 成人したとき、タルタロス様と呑んだお酒。わたしあんまりお酒は強くなかったけど、これならずっと舐めてたくなっちゃう……。
 もう一度、股の間のそれを指ですくって、指先をしゃぶる。
 やっぱり甘い――甘くて、美味しくて――すごく、いい匂い。

「タルタロス、さまぁ……」
「おい、リィン!」

 滲んだ視界の先に、タルタロス様が心配そうな顔でわたしをのぞき込んでいるのがわかる。
 好き……好き……大好き…❤
 そういえば、これが、おんがえしだっていったよね。

「チッ、催淫作用入れ過ぎたか?」

 なにかブツブツタルタロス様が言ってる気がするけど、よくわかんない……❤
 でも、これが恩返しになるなら……わたし、頑張らなきゃ、だよね❤

「もっと、シましょう? わたし、もっともっと、欲しいです❤」

 蕩けた瞳で、わたしはそのまま起き上がると、タルタロス様に抱き着いた。



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