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自分自身を叱咤して、わたしは顔と身体をよじってなんとか起き上がった――でもその瞬間、二の腕を掴まれてそのままひっぱられて、再び絨毯に押し倒されてしまった。
ふわふわってそれ、絶対正気じゃないじゃないですか!!
そして姿勢が変わったせいか、今度は御立派な雄々しく聳えたつアレクディール様のアレクディール様が、どーんと目の前に鎮座していた。そのまま、頬にずりずりとすりつけられる熱いソレ。
ちょっと、まって、ちょっと!! さっきはお腹。次は――頬!? ハラズリの次は、ホオズリですか???
「ああ、メル……メル嬢……! メル嬢の美しい頬に、俺の醜いモノが……なんて、下品なんですか……ううっ、興奮、します……だめです、わかっています、でも最高です……あああ、グリグリしてる、俺の、俺のモノがメル嬢になすりつけられているなんて」
お口につっこんできたりせずに頬にすりすりなあたり、アレクディール様の奥ゆかしいさが出てる気がするような、より変態じみてるような……なんて思ってる場合じゃなかった。
これ、ちょっと苦しい。ぐいぐいと押し当てられてきた先走りとさっき吐いた精子でどろどろのアレクディール様のソレが、そのままぬるぬるとわたしの頬を上下する。
「メル嬢……ああ、出したい、だしたい、怒った顔も、愛らしい、ぶっかけたいです!!」
「えええっ、ちょっともう、ダメ、ダメですってばっ!!」
「俺の白濁で、貴女を汚したいんです……どろどろにして、息もできなくさせたい……ああ、メル、美しい貴女を愛でたい、けれど俺の手でぐちゃぐちゃにして啼かせたいです……あぁああっ、美しい……好きです、好きですよ、メル嬢……」
身をよじってぐぐっと首を反らして抵抗しても、アレクディール様は変態じみたそんなことを言って、嬉しそうにふにゃりと笑うだけ。
しっかりその両腕に捕まえられてしまったわたしは、アレクディール様の御立派なものを頬に擦り当てられながら背をのけぞらせる。
くすぐったくて、ちょっと痛くって、ふにっと熱くって、身をよじるけど相変わらずその大柄な体躯に身体おさえつけられちゃってるから動けない。
「メル嬢……っ、ああ、俺の、メル嬢……っ、メル嬢……っ!」
「ん、ひゃ、ああんっ!!!」
びしゃっと熱いモノが頬に掛かる。目とかに入らなかっただけましだけど、頬を伝って落ちていくこのどろどろの液体――う、うわぁ精液だ、もう……匂いが凄くて……でも、うっすら媚薬が効いてるせいか、くさいっていうより……わたしも、興奮してきちゃう……ってだめ!!
床に落ちてた自分の隊服に入ってたチーフで、わたしの頬にこぼれたそれをぬぐって、満足げに眺めているアレクディール様。格好いい……普段のキリッとして清廉な姿も格好いいけど、今の雄みのある、わたしを文字通り食べようとしてるこの姿も、格好いいから困る!!
やってることと言ってることは間違いなく媚薬のせいとはいえ変態なのに。
もう観念した。
セックスの作法もよくわかんない。もちろん、経験もない。
でもしょうがない……。たぶんこれ、からっぽに出し切らないと駄目ってやつなんじゃない、かなぁ。
いつもあんなに真面目で、堅物で、しっかり者のアレクディール様が望まない媚薬のせいで無理やりこんなことになっちゃってるの、本当にいたたまれないもん……。
わたしは抵抗をやめて、腕と脚の力を抜いた。
ふわふわってそれ、絶対正気じゃないじゃないですか!!
そして姿勢が変わったせいか、今度は御立派な雄々しく聳えたつアレクディール様のアレクディール様が、どーんと目の前に鎮座していた。そのまま、頬にずりずりとすりつけられる熱いソレ。
ちょっと、まって、ちょっと!! さっきはお腹。次は――頬!? ハラズリの次は、ホオズリですか???
「ああ、メル……メル嬢……! メル嬢の美しい頬に、俺の醜いモノが……なんて、下品なんですか……ううっ、興奮、します……だめです、わかっています、でも最高です……あああ、グリグリしてる、俺の、俺のモノがメル嬢になすりつけられているなんて」
お口につっこんできたりせずに頬にすりすりなあたり、アレクディール様の奥ゆかしいさが出てる気がするような、より変態じみてるような……なんて思ってる場合じゃなかった。
これ、ちょっと苦しい。ぐいぐいと押し当てられてきた先走りとさっき吐いた精子でどろどろのアレクディール様のソレが、そのままぬるぬるとわたしの頬を上下する。
「メル嬢……ああ、出したい、だしたい、怒った顔も、愛らしい、ぶっかけたいです!!」
「えええっ、ちょっともう、ダメ、ダメですってばっ!!」
「俺の白濁で、貴女を汚したいんです……どろどろにして、息もできなくさせたい……ああ、メル、美しい貴女を愛でたい、けれど俺の手でぐちゃぐちゃにして啼かせたいです……あぁああっ、美しい……好きです、好きですよ、メル嬢……」
身をよじってぐぐっと首を反らして抵抗しても、アレクディール様は変態じみたそんなことを言って、嬉しそうにふにゃりと笑うだけ。
しっかりその両腕に捕まえられてしまったわたしは、アレクディール様の御立派なものを頬に擦り当てられながら背をのけぞらせる。
くすぐったくて、ちょっと痛くって、ふにっと熱くって、身をよじるけど相変わらずその大柄な体躯に身体おさえつけられちゃってるから動けない。
「メル嬢……っ、ああ、俺の、メル嬢……っ、メル嬢……っ!」
「ん、ひゃ、ああんっ!!!」
びしゃっと熱いモノが頬に掛かる。目とかに入らなかっただけましだけど、頬を伝って落ちていくこのどろどろの液体――う、うわぁ精液だ、もう……匂いが凄くて……でも、うっすら媚薬が効いてるせいか、くさいっていうより……わたしも、興奮してきちゃう……ってだめ!!
床に落ちてた自分の隊服に入ってたチーフで、わたしの頬にこぼれたそれをぬぐって、満足げに眺めているアレクディール様。格好いい……普段のキリッとして清廉な姿も格好いいけど、今の雄みのある、わたしを文字通り食べようとしてるこの姿も、格好いいから困る!!
やってることと言ってることは間違いなく媚薬のせいとはいえ変態なのに。
もう観念した。
セックスの作法もよくわかんない。もちろん、経験もない。
でもしょうがない……。たぶんこれ、からっぽに出し切らないと駄目ってやつなんじゃない、かなぁ。
いつもあんなに真面目で、堅物で、しっかり者のアレクディール様が望まない媚薬のせいで無理やりこんなことになっちゃってるの、本当にいたたまれないもん……。
わたしは抵抗をやめて、腕と脚の力を抜いた。
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