媚薬を作っただけなのに!

さわらにたの

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 前言撤回。 
 確かにわたし、出していい、って言ったけど、それはその、手とか口とか、百歩ゆずってさっきみたいなお腹でズリズリやって出す、ってことで。
 さっきまでは殊勝に「こうなっちゃったのも、そもそもわたしの媚薬の所為だから責任は半分半分かなぁ」なんて思ってたけど。
 えええ、ちょっと、まって!? 
 両足首を持ち上げられて、がばっと開かれる。

「だめですよ!? な、なな、なにする気ですか!?」

 無理、無理、無理。
 無理です、あの大きさに貫かれたら、死んじゃう! 
 だめだめ、無理、ねえ、無理……っ!!!

「ま、まって、くださ、……っ! やっぱり、ダメ、ダメです、ダメ、わたし、」
「今さら止められませんよ」

 がしっと脚を掴まれ直される。けっこう痛い。
 さっきまでは、あんな変態じみたこといってたけど、たぶんギリギリ理性があったんだ、アレクディール様……って、そう思う痛みだった。
 強い力で掴まれて、わたしは完全に恐ろしい魔物に捕らえられた気持ちだった。
 そして、はっきりとわかってしまう――もう、逃げられない。

「や、ぁ……」
「メル。愛し合いましょう――生涯かけて、君を愛すことを星女神シュテルンに誓います」
「アレクディール様ぁ……大事な星女神の誓い、こんなとこに使っちゃダメですよ……! ち、誓わなくていいです! 離して、やだ、やぁ、や、ですっ、ダメですよっ! ここ、どこかわかってますか???」

 腰をぐぐっと持ち上げられて、わたしの股の間にアレクディール様のアレがぴったり充てられてる。
 ひぃ、ちょっと、まって、熱くて、なんかビクビクしてます――!

「ダメ、ですってば!! 無理ですっ、入らないですよ!! わたし、こんな、こと、初めてなので!!!」
「初めて……」
「!! そう、ですっ」

 腰を掴んでいたその手が、ぴたっと一回止まってくれた。
 よ、よかった。やっと声が届いた。ちょっと、冷静になってくれるかな? わかってくれたのかな――なんて思ったわたしが、甘かった。

「俺が、初めて……じゃあ、丹念にほぐさないといけませんね」

 にこりと優しく微笑むアレクディール様。でもその笑顔は、優しいのに色気が滴っていて、雄としての魅力に満ち満ちていた。

「ほぐ……す? ひゃぁ、あ!? そ、そうじゃ、なくってぇ、ええっ!!」

 今度は足首から太ももに手が変えられて、股をぐいっと大きく開かされる。その股の間――膣の上の辺りと舌をぺろりと撫でられると、わたしの脳内にもびりびりとしびれが走った。

「んっ、あっ、ああっ、あぁっ」

 わたしの股にアレクディール様の神々しいお顔がうま、ってる……?
 現実味がない。でも股を開いて、割れ目に沿って舌がなぞりあげられて時々ぷっくり出てきた陰核を舐められて、唇でキュッて食まれて。

「あぁんっ!」

 そのたびに、ひくひく膣が動いちゃって、身体がのけぞっちゃう。
 こんなこと誰かにされるの初めてなのに、わたしのお腹の奥が、はっきり「嬉しい」ってキュウキュウ言ってる。めちゃくちゃ、気持ちいい……アレクディールさま……アレクディールさまが、わたしの恥ずかしいところ、いっぱいしゃぶってるなんて、なんか申し訳ない、なのに……なのに気持ちよくて……。
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