媚薬を作っただけなのに!

さわらにたの

文字の大きさ
13 / 19

11*

しおりを挟む
「あれく、でぃーる、さまぁ……あでぃ、さまっ」

 息が上がって、つらくて、自分の口がぱくぱく、なんだかおさかなみたいになってる。 
 潤んだ視界にうつる、わたしの股に顔を埋めているアレクディール様は、わたしにアディって呼ばれてなんだかすっごくうれしそう。
 相変わらず赤い頬に汗が滴っててすごく色っぽいけど、優しい笑顔だ。
 ぷっくりと主張してるその陰核をずっとぺろぺろ舐められつづけると、そこがジンジンしてくる。なんだかおっきくなってきたみたいな、むずむずする感じ。

「ぁあああっ!」

 キュッと甘噛みされて背がのけぞった。やだ。やだ、やだ、すっごく、気持ちいい。一瞬視界が白くなり、ふっと全身から力が抜けた。
 ぐったりと横たわっているとふーっ、ふーっとアレクディール様の荒い呼吸がわたしに降ってくる。
 そしてそのまま、わたしの身体は軽々ともちあげられて、ぐるんと後ろを向かされた。
 よ、四つん這い!!! まるで、犬みたい。えっ、こ、これ、これって……こんな姿勢、恥ずかしい……。

「メル、あぁ……メルっ、メルっ!!!!」 
「ひゃあっ、やっ、ぁっ、ああんっ」

 四つ這いになってる上から覆いかぶさられて、そのまま――閉じた太腿の間にぬるぬると入ってくる。アレクディール様のモノが太腿の合間に入れられて、数回扱かれた、その瞬間だった。

「ぁんっ!」

 いきなりだった。
 ぐぐっと腰を掴む手に力が入って、どぷどぷといきなり射精されて、腿の間がじんわりと熱くなる。
 えええん……股がエッチな白濁まみれ……。どくっどくっ、と太腿を熱く濡らしていく感触に、ちょっとだけまた冷静になった。 熱くて、ベタベタしてて、なんだか、わたしがおもらししちゃったみたい……。
 挟んだだけでアレクディール様の硬くて大きな杭から出てきた大量の白濁が、ぼたぼたわたしの身体を汚していく。でもその固くて熱い棒は、ついさっき射精したとは思えないほど既に臨戦態勢でまだまだ硬くてビンビンですっごく苦しそうで、助けてあげたくて。
 でも、やっぱり、まだ怖くて。
 だって――だって、こんなの初めてなんだもん……。
 でもそのとき、背後で荒い息を吐くアレクディール様の優しい声が聞こえてきた。

「本当に、いやだったら、にげて、ください、メル嬢……っ、突き飛ばしても、かまいま、せん……っ、すみま、せん……こんな、こんな無様なことになる、など……思わなくて……っ」

 たぶん、最後の理性ってやつを振り絞ってるんだろう。
 ふーっ、ふーっ、て獣みたいな呼吸しながらわたしの腰を掴んでるアレクディール様。金の瞳と媚薬のピンクが混ざり合ってローズゴールドになってた。
 きれいな瞳だった。
 野生の獣みたいな、ぎらぎらするその瞳が訴えてくる。
 
――わたしを、抱きたいって。
 
 雄だ。怖い。
 正直、一瞬逃げようかなって思っちゃった。
 でもとっても綺麗で、その奥の瞳は、優しい。

 もしここで、わたしが逃げたら――うっすらと脳内にもやのかかった状態で必死に考える。
 この格好で逃げるのも難しいかもしれないけれど、ドアは空いているし、脱出は物理的には出来ると思う。でも、今のこの状況を作り出したのは、一気飲みしたアレクディール様が悪いのもあるけど、根本的にはわたしのつくった媚薬なわけで。
 それに――すっかり高められた胎奥は、アレクディール様の熱杭に奥を穿たれたがっている。
 わたしは、一瞬だけ腕に力を入れたけれど、そのままだらんと抜いた。

「いい、のか?」
「……はい、大丈夫です――来てください、アレクディールさま……」
「メル……」

 甘く囁かれて耳元をかぷって甘噛みされた、その瞬間に、ずぶぶぶんっ!! って股の間から腰に掛けてのすごい衝撃が走ってから、のしっかりとした記憶がない。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

初恋をこじらせた騎士軍師は、愛妻を偏愛する ~有能な頭脳が愛妻には働きません!~

如月あこ
恋愛
 宮廷使用人のメリアは男好きのする体型のせいで、日頃から貴族男性に絡まれることが多く、自分の身体を嫌っていた。  ある夜、悪辣で有名な貴族の男に王城の庭園へ追い込まれて、絶体絶命のピンチに陥る。  懸命に守ってきた純潔がついに散らされてしまう! と、恐怖に駆られるメリアを助けたのは『騎士軍師』という特別な階級を与えられている、策士として有名な男ゲオルグだった。  メリアはゲオルグの提案で、大切な人たちを守るために、彼と契約結婚をすることになるが――。    騎士軍師(40歳)×宮廷使用人(22歳)  ひたすら不器用で素直な二人の、両片想いむずむずストーリー。 ※ヒロインは、むちっとした体型(太っているわけではないが、本人は太っていると思い込んでいる)

ヒョロガリ殿下を逞しく育てたのでお暇させていただきます!

冬見 六花
恋愛
突如自分がいる世界が前世で読んだ異世界恋愛小説の中だと気づいたエリシア。婚約者である王太子殿下と自分が死ぬ運命から逃れるため、ガリガリに痩せ細っている殿下に「逞しい体になるため鍛えてほしい」とお願いし、異世界から来る筋肉好きヒロインを迎える準備をして自分はお暇させてもらおうとするのだが……――――もちろん逃げられるわけがなかったお話。 【無自覚ヤンデレ煽りなヒロイン ✖️ ヒロインのためだけに体を鍛えたヒロイン絶対マンの腹黒ヒーロー】 ゆるゆるな世界設定です。

過保護な公爵は虚弱な妻と遊びたい

黒猫子猫
恋愛
公爵家当主レグルスは、三カ月前に令嬢ミアを正妻に迎えた。可憐な外見から虚弱な女性だと思い、過保護に接しなければと戒めていたが、実際の彼女は非常に活発で明るい女性だった。レグルスはすっかりミアの虜になって、彼女も本来の姿を見せてくれるようになり、夫婦生活は円満になるはずだった。だが、ある日レグルスが仕事を切り上げて早めに帰宅すると、ミアの態度はなぜか頑なになっていた。そればかりか、必死でレグルスから逃げようとする。 レグルスはもちろん、追いかけた。 ※短編『虚弱な公爵夫人は夫の過保護から逃れたい』の後日談・ヒーロー視点のお話です。これのみでも読めます。

義姉の身代わりで変態侯爵に嫁ぐはずが囚われました〜助けた人は騎士団長で溺愛してきます〜

涙乃(るの)
恋愛
「お姉さまが死んだ……?」 「なくなったというのがきこえなかったのか!お前は耳までグズだな!」 母が亡くなり、後妻としてやってきたメアリー夫人と連れ子のステラによって、執拗に嫌がらせをされて育ったルーナ。 ある日ハワード伯爵は、もうすぐ50になる嗜虐趣味のあるイエール侯爵にステラの身代わりにルーナを嫁がせようとしていた。 結婚が嫌で逃亡したステラのことを誤魔化すように、なくなったと伝えるようにと強要して。 足枷をされていて逃げることのできないルーナは、嫁ぐことを決意する。 最後の日に行き倒れている老人を助けたのだが、その人物はじつは……。 不遇なルーナが溺愛さるまで ゆるっとサクッとショートストーリー ムーンライトノベルズ様にも投稿しています

天才魔術師から逃げた令嬢は婚約破棄された後捕まりました

oro
恋愛
「ねぇ、アデラ。僕は君が欲しいんだ。」 目の前にいる艶やかな黒髪の美少年は、にっこりと微笑んで私の手の甲にキスを落とした。 「私が殿下と婚約破棄をして、お前が私を捕まえることが出来たらな。」 軽い冗談が通じない少年に、どこまでも執拗に追い回されるお話。

オオカミ課長は、部下のウサギちゃんを溺愛したくてたまらない

若松だんご
恋愛
 ――俺には、将来を誓った相手がいるんです。  お昼休み。通りがかった一階ロビーで繰り広げられてた修羅場。あ~課長だあ~、大変だな~、女性の方、とっても美人だな~、ぐらいで通り過ぎようと思ってたのに。  ――この人です! この人と結婚を前提につき合ってるんです。  ほげええっ!?  ちょっ、ちょっと待ってください、課長!  あたしと課長って、ただの上司と部下ですよねっ!? いつから本人の了承もなく、そういう関係になったんですかっ!? あたし、おっそろしいオオカミ課長とそんな未来は予定しておりませんがっ!?  課長が、専務の令嬢とのおつき合いを断るネタにされてしまったあたし。それだけでも大変なのに、あたしの住むアパートの部屋が、上の住人の失態で水浸しになって引っ越しを余儀なくされて。  ――俺のところに来い。  オオカミ課長に、強引に同居させられた。  ――この方が、恋人らしいだろ。  うん。そうなんだけど。そうなんですけど。  気分は、オオカミの巣穴に連れ込まれたウサギ。  イケメンだけどおっかないオオカミ課長と、どんくさくって天然の部下ウサギ。  (仮)の恋人なのに、どうやらオオカミ課長は、ウサギをかまいたくてしかたないようで――???  すれ違いと勘違いと溺愛がすぎる二人の物語。

記憶喪失の私はギルマス(強面)に拾われました【バレンタインSS投下】

かのこkanoko
恋愛
記憶喪失の私が強面のギルドマスターに拾われました。 名前も年齢も住んでた町も覚えてません。 ただ、ギルマスは何だか私のストライクゾーンな気がするんですが。 プロット無しで始める異世界ゆるゆるラブコメになる予定の話です。 小説家になろう様にも公開してます。

独身皇帝は秘書を独占して溺愛したい

狭山雪菜
恋愛
ナンシー・ヤンは、ヤン侯爵家の令嬢で、行き遅れとして皇帝の専属秘書官として働いていた。 ある時、秘書長に独身の皇帝の花嫁候補を作るようにと言われ、直接令嬢と話すために舞踏会へと出ると、何故か皇帝の怒りを買ってしまい…? この作品は、「小説家になろう」にも掲載しております。

処理中です...