媚薬を作っただけなのに!

さわらにたの

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「あれく、でぃーる、さまぁ……あでぃ、さまっ」

 息が上がって、つらくて、自分の口がぱくぱく、なんだかおさかなみたいになってる。 
 潤んだ視界にうつる、わたしの股に顔を埋めているアレクディール様は、わたしにアディって呼ばれてなんだかすっごくうれしそう。
 相変わらず赤い頬に汗が滴っててすごく色っぽいけど、優しい笑顔だ。
 ぷっくりと主張してるその陰核をずっとぺろぺろ舐められつづけると、そこがジンジンしてくる。なんだかおっきくなってきたみたいな、むずむずする感じ。

「ぁあああっ!」

 キュッと甘噛みされて背がのけぞった。やだ。やだ、やだ、すっごく、気持ちいい。一瞬視界が白くなり、ふっと全身から力が抜けた。
 ぐったりと横たわっているとふーっ、ふーっとアレクディール様の荒い呼吸がわたしに降ってくる。
 そしてそのまま、わたしの身体は軽々ともちあげられて、ぐるんと後ろを向かされた。
 よ、四つん這い!!! まるで、犬みたい。えっ、こ、これ、これって……こんな姿勢、恥ずかしい……。

「メル、あぁ……メルっ、メルっ!!!!」 
「ひゃあっ、やっ、ぁっ、ああんっ」

 四つ這いになってる上から覆いかぶさられて、そのまま――閉じた太腿の間にぬるぬると入ってくる。アレクディール様のモノが太腿の合間に入れられて、数回扱かれた、その瞬間だった。

「ぁんっ!」

 いきなりだった。
 ぐぐっと腰を掴む手に力が入って、どぷどぷといきなり射精されて、腿の間がじんわりと熱くなる。
 えええん……股がエッチな白濁まみれ……。どくっどくっ、と太腿を熱く濡らしていく感触に、ちょっとだけまた冷静になった。 熱くて、ベタベタしてて、なんだか、わたしがおもらししちゃったみたい……。
 挟んだだけでアレクディール様の硬くて大きな杭から出てきた大量の白濁が、ぼたぼたわたしの身体を汚していく。でもその固くて熱い棒は、ついさっき射精したとは思えないほど既に臨戦態勢でまだまだ硬くてビンビンですっごく苦しそうで、助けてあげたくて。
 でも、やっぱり、まだ怖くて。
 だって――だって、こんなの初めてなんだもん……。
 でもそのとき、背後で荒い息を吐くアレクディール様の優しい声が聞こえてきた。

「本当に、いやだったら、にげて、ください、メル嬢……っ、突き飛ばしても、かまいま、せん……っ、すみま、せん……こんな、こんな無様なことになる、など……思わなくて……っ」

 たぶん、最後の理性ってやつを振り絞ってるんだろう。
 ふーっ、ふーっ、て獣みたいな呼吸しながらわたしの腰を掴んでるアレクディール様。金の瞳と媚薬のピンクが混ざり合ってローズゴールドになってた。
 きれいな瞳だった。
 野生の獣みたいな、ぎらぎらするその瞳が訴えてくる。
 
――わたしを、抱きたいって。
 
 雄だ。怖い。
 正直、一瞬逃げようかなって思っちゃった。
 でもとっても綺麗で、その奥の瞳は、優しい。

 もしここで、わたしが逃げたら――うっすらと脳内にもやのかかった状態で必死に考える。
 この格好で逃げるのも難しいかもしれないけれど、ドアは空いているし、脱出は物理的には出来ると思う。でも、今のこの状況を作り出したのは、一気飲みしたアレクディール様が悪いのもあるけど、根本的にはわたしのつくった媚薬なわけで。
 それに――すっかり高められた胎奥は、アレクディール様の熱杭に奥を穿たれたがっている。
 わたしは、一瞬だけ腕に力を入れたけれど、そのままだらんと抜いた。

「いい、のか?」
「……はい、大丈夫です――来てください、アレクディールさま……」
「メル……」

 甘く囁かれて耳元をかぷって甘噛みされた、その瞬間に、ずぶぶぶんっ!! って股の間から腰に掛けてのすごい衝撃が走ってから、のしっかりとした記憶がない。
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