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第一部
12話:集配魔術士は監禁少女を買いに行く
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「ええっ?何ですって!」
「だから言った通りだ。新たな仲間を探すんだよ。」
「私達では不十分ですか?」
エステラ。そんな悲しい顔をしないでくれ。そんなつもりで言ったんじゃない。
「よく考えてみろ~攻撃担当のイフリーナ、回復、強化のエステラ、集配担当の俺。このメンバーじゃイフリーナが動けなくなったら誰も攻撃できないだろ?」
「私が動けないのは夜にベットで猛獣に襲われた時だけだ。」
イフリーナが顔を赤くする。え、急に何を言いだすんだリーナ。どうやら頭がおかしくなったようだ。
「『集配担当の俺』というのは謎ですが、まぁ確かにそうですね。でも誰を引き入れるおつもりですか?」
俺はこの時、一つの結論を出していた。従順で仲間に引き入れやすく、何よりも王都への恨みを持つ種族、、、それが良い。
「亜人だ!!」
「貴様、本気で言っているのか!?亜人は貴族が奴隷にしているのだぞ。彼らが我々を仲間と見なすわけがない。」
「そうですよルヴェンさん。いくらアメジス家が奴隷制を導入していなくても亜人には王都への怨みがあるに違いありません。」
それが良いんじゃないか。と思うが、今は何となく理由をつける。
「亜人はそもそも人間との平等を願っている。」
「それは私達も同じですが、、。」
「だが、彼らにはそれを訴える場所がない。だからこそ制度を取り入れてないアメジス家が
架け橋になるのさ。奴らにとっても悪い話じゃないはずだが?」
「なるほどな。しかし何故そんな手伝いをしなければならんのだ!」
「イフリーナ。いいじゃないですか。ルヴェンさんなりに出した答えなんです。」
エステラ、ナイスフォロー!
「エステラ様まで、、。分かりました。面倒なことはこれで最後ですよ。」
よし、これで復讐がしやすくなる。俺は王国を鼻で笑った。
「本当にこんな所に居るんですか?」
エステラが尋ねてくる。誰でもそう思うはずだ。ここはキッカの町、王都の外れにあるスラム街だ。一般人が立ち入るような所じゃない。俺がここを選んだのには理由がある。
まず始めに、王都の中心から距離があるためアメジス家に伝わりにくいという特徴がある。しっかり手懐けてやるまでは亜人をパーティに入れたことは内密にしておきたい。
そしてもう一つはココが奴隷売買の取引場の中心地だからである。各地で捕虜として捕らえられた亜人達はいくつか売りさばいた後ここへ集められる。酷い話だが、ここに上物がいる可能性が高い。
俺はその中の一商人の店に入った。
「お客様、丸物はお持ちで?」
「ああこの通りだ。」
俺は用意した金貨40ジェラを見せる。
「無礼をお許しくださいませ。さぁさ中へ。」
商人に案内されるがままに中に入ると、檻につながれた亜人達が大勢いた。
「ステータスは魔導書に記載されておりますので参考にしてください。手前にいるのがステータスの高い者たちです。」
俺は中を見て回る。今回探したいのは隠密向きのすばしっこい奴だ。俺は【灼眼】を発動する。ステータスを見るのが楽でいいし、何より俺は上昇値を見ることができるのだ。
上昇値とは、レベルが上がった時に増加する各ステータス量のことである。各ステータスは、
初期ステータス+(レベルー1)×上昇値
という式で求めることができる。つまり、一見ステータスの高そうな奴でも上昇値が低ければ上物には育たないということだ。
例えば俺の場合レベル1と現在の21を比べてみると
となり、これから求められる上昇値は、
攻撃 (0ー0)÷20= 0
防御 (180ー20)÷20= 8
魔術攻撃 (0ー0)÷20= 0
魔術防御 (90ー30)÷20= 3
素早さ (120ー40)÷20= 4
魔力量 (800ー600)÷20= 10
となる。つまり、各ステータスは1レベルごとにこれだけ上昇している。
俺の【灼眼】ではこれを計算せずとも一発で見抜くことができるのだ。俺はスキルを発動させながら、奥へ進んでいく。上昇値で判断しているため、手前を勧められたがそれも無視して探す。
ふと、一人の少女が目に止まる。
素早さの初期値、上昇値ともに抜群の高さがあり、全体的にステータスのバランスがいい。ただ一つネックなのが魔力量の低さだが、それは俺の【集配】で配ってやれば何とかなる。よし、この子にしよう。
「こちらでよろしいのですか?素早さ以外のステータスが低い不良品ですぞ。」
「ルヴェン、本当にいいのか?商人の言う通りステータスは高いようには見えないが。」
「ああ、この子が良いんだ。 それでこの子はいくらで売ってくれる。」
「そうですな…20ジェラで良いでしょう。」
そんなに安くて良いのか!?この商人は何も分かっちゃいないな。
「交渉成立だ。買い取らせてもらおう。」
・・・・少女は顔を俯かせながら大人しく外に出される。
「はい20ジェラ確かに。」
こうして俺は買い物を終えた。
その刹那、少女が走り出した。大人しかったのは逃亡を悟られないようにするためだったのか。益々興味が湧いてきた。俺はすかさず魔術をかける。
【集配】
走る少女の前にゲートを作り出す。ゲートを通過した彼女はしっかり手元に戻ってきた。
「貴様を助けてやったのだ。動くでない!」
イフリーナが怒号を浴びせる。
「あんたら、貴族なんでしょ。お前らなんかの言うことは聞かない。」
「いいか、よく聞け!俺たちはお前を奴隷として雇ったのではない。君のような優秀な仲間が欲しかったんだ。」
「嘘ついても無駄だよ。」
「じゃあ教えてやる。俺たちはアメジス家の者だ。
アメジス家は亜人奴隷を認めていない。君たちもこの制度を変えたいと思っているのだろう。だがお前に何ができると言うんだい?お前も俺たちの力が必要なはずだ。つまり、俺たちは相互に対等な関係だ。君にそれを拒否する理由はないはずだか?」
「相互に対等……。まさかあなたたち貴族からそんなことが聞けるとは思わなかった。無礼を許してほしい。私を仲間に入れてください。」
彼女が申し訳なさそうにそう言ってくる。落ちた。
「ああ、よろしくな。」
彼女は他の二人にも同じように謝った。
「いいんですよ。ララさんで良いんですよね。よろしくお願いします。」
「私はすばしっこいのは好きでない。大人しくするんだぞ。」
早速仲良くなってくれてよかった。
帰り道、俺はララを呼び出す。
「いいか、ララ。俺もお前と同じように王都への恨みを持つ者だ。共に目的を果たそう。」
「だと思ってたよ。アンタだけは雰囲気が違う。大体私のスキルを手に入れたいと思うところからおかしいと思ってた。よろしく、ルヴェン。」
彼女は俺が思うより賢かったようだ。
これからが楽しみになってきた。
「だから言った通りだ。新たな仲間を探すんだよ。」
「私達では不十分ですか?」
エステラ。そんな悲しい顔をしないでくれ。そんなつもりで言ったんじゃない。
「よく考えてみろ~攻撃担当のイフリーナ、回復、強化のエステラ、集配担当の俺。このメンバーじゃイフリーナが動けなくなったら誰も攻撃できないだろ?」
「私が動けないのは夜にベットで猛獣に襲われた時だけだ。」
イフリーナが顔を赤くする。え、急に何を言いだすんだリーナ。どうやら頭がおかしくなったようだ。
「『集配担当の俺』というのは謎ですが、まぁ確かにそうですね。でも誰を引き入れるおつもりですか?」
俺はこの時、一つの結論を出していた。従順で仲間に引き入れやすく、何よりも王都への恨みを持つ種族、、、それが良い。
「亜人だ!!」
「貴様、本気で言っているのか!?亜人は貴族が奴隷にしているのだぞ。彼らが我々を仲間と見なすわけがない。」
「そうですよルヴェンさん。いくらアメジス家が奴隷制を導入していなくても亜人には王都への怨みがあるに違いありません。」
それが良いんじゃないか。と思うが、今は何となく理由をつける。
「亜人はそもそも人間との平等を願っている。」
「それは私達も同じですが、、。」
「だが、彼らにはそれを訴える場所がない。だからこそ制度を取り入れてないアメジス家が
架け橋になるのさ。奴らにとっても悪い話じゃないはずだが?」
「なるほどな。しかし何故そんな手伝いをしなければならんのだ!」
「イフリーナ。いいじゃないですか。ルヴェンさんなりに出した答えなんです。」
エステラ、ナイスフォロー!
「エステラ様まで、、。分かりました。面倒なことはこれで最後ですよ。」
よし、これで復讐がしやすくなる。俺は王国を鼻で笑った。
「本当にこんな所に居るんですか?」
エステラが尋ねてくる。誰でもそう思うはずだ。ここはキッカの町、王都の外れにあるスラム街だ。一般人が立ち入るような所じゃない。俺がここを選んだのには理由がある。
まず始めに、王都の中心から距離があるためアメジス家に伝わりにくいという特徴がある。しっかり手懐けてやるまでは亜人をパーティに入れたことは内密にしておきたい。
そしてもう一つはココが奴隷売買の取引場の中心地だからである。各地で捕虜として捕らえられた亜人達はいくつか売りさばいた後ここへ集められる。酷い話だが、ここに上物がいる可能性が高い。
俺はその中の一商人の店に入った。
「お客様、丸物はお持ちで?」
「ああこの通りだ。」
俺は用意した金貨40ジェラを見せる。
「無礼をお許しくださいませ。さぁさ中へ。」
商人に案内されるがままに中に入ると、檻につながれた亜人達が大勢いた。
「ステータスは魔導書に記載されておりますので参考にしてください。手前にいるのがステータスの高い者たちです。」
俺は中を見て回る。今回探したいのは隠密向きのすばしっこい奴だ。俺は【灼眼】を発動する。ステータスを見るのが楽でいいし、何より俺は上昇値を見ることができるのだ。
上昇値とは、レベルが上がった時に増加する各ステータス量のことである。各ステータスは、
初期ステータス+(レベルー1)×上昇値
という式で求めることができる。つまり、一見ステータスの高そうな奴でも上昇値が低ければ上物には育たないということだ。
例えば俺の場合レベル1と現在の21を比べてみると
となり、これから求められる上昇値は、
攻撃 (0ー0)÷20= 0
防御 (180ー20)÷20= 8
魔術攻撃 (0ー0)÷20= 0
魔術防御 (90ー30)÷20= 3
素早さ (120ー40)÷20= 4
魔力量 (800ー600)÷20= 10
となる。つまり、各ステータスは1レベルごとにこれだけ上昇している。
俺の【灼眼】ではこれを計算せずとも一発で見抜くことができるのだ。俺はスキルを発動させながら、奥へ進んでいく。上昇値で判断しているため、手前を勧められたがそれも無視して探す。
ふと、一人の少女が目に止まる。
素早さの初期値、上昇値ともに抜群の高さがあり、全体的にステータスのバランスがいい。ただ一つネックなのが魔力量の低さだが、それは俺の【集配】で配ってやれば何とかなる。よし、この子にしよう。
「こちらでよろしいのですか?素早さ以外のステータスが低い不良品ですぞ。」
「ルヴェン、本当にいいのか?商人の言う通りステータスは高いようには見えないが。」
「ああ、この子が良いんだ。 それでこの子はいくらで売ってくれる。」
「そうですな…20ジェラで良いでしょう。」
そんなに安くて良いのか!?この商人は何も分かっちゃいないな。
「交渉成立だ。買い取らせてもらおう。」
・・・・少女は顔を俯かせながら大人しく外に出される。
「はい20ジェラ確かに。」
こうして俺は買い物を終えた。
その刹那、少女が走り出した。大人しかったのは逃亡を悟られないようにするためだったのか。益々興味が湧いてきた。俺はすかさず魔術をかける。
【集配】
走る少女の前にゲートを作り出す。ゲートを通過した彼女はしっかり手元に戻ってきた。
「貴様を助けてやったのだ。動くでない!」
イフリーナが怒号を浴びせる。
「あんたら、貴族なんでしょ。お前らなんかの言うことは聞かない。」
「いいか、よく聞け!俺たちはお前を奴隷として雇ったのではない。君のような優秀な仲間が欲しかったんだ。」
「嘘ついても無駄だよ。」
「じゃあ教えてやる。俺たちはアメジス家の者だ。
アメジス家は亜人奴隷を認めていない。君たちもこの制度を変えたいと思っているのだろう。だがお前に何ができると言うんだい?お前も俺たちの力が必要なはずだ。つまり、俺たちは相互に対等な関係だ。君にそれを拒否する理由はないはずだか?」
「相互に対等……。まさかあなたたち貴族からそんなことが聞けるとは思わなかった。無礼を許してほしい。私を仲間に入れてください。」
彼女が申し訳なさそうにそう言ってくる。落ちた。
「ああ、よろしくな。」
彼女は他の二人にも同じように謝った。
「いいんですよ。ララさんで良いんですよね。よろしくお願いします。」
「私はすばしっこいのは好きでない。大人しくするんだぞ。」
早速仲良くなってくれてよかった。
帰り道、俺はララを呼び出す。
「いいか、ララ。俺もお前と同じように王都への恨みを持つ者だ。共に目的を果たそう。」
「だと思ってたよ。アンタだけは雰囲気が違う。大体私のスキルを手に入れたいと思うところからおかしいと思ってた。よろしく、ルヴェン。」
彼女は俺が思うより賢かったようだ。
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