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第一章 グレート・センセーション
7話:集配魔術士と女剣士と魔とマナコ
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ドーーーンッ!
ワァーー
オァァァアアーー
華やかな音楽、小鳥達のさえずり、そして豪勢な海鮮料理とビアジョッキに並々と注がれる美味そうな酒、そう,町はどんちゃん騒ぎだった。
「英雄様のお帰りだー!」
「まあ本当だわ。どうやってあの海の魔物を仕留めたんだい」
「こうやって、こうなって、こうや!ばあちゃん」
「え!雷がズドーンで障壁がパリーンで一撃!?」
「いや~あのー」
「なんも言わんでいい。ほな遠慮なんかせんで。しんどかったろうに。けったいな格好してはる旅人さんよ~」
この妙に馴れ馴れしい男は、漁で共に航海したファングだった。彼はそう言うと多少強引にも大きな広場の宴の席へ俺たちを招きいれた。この状況は実にまずい。本来ならば取るものも取敢えずここから離れねばならないのである。そううすうすと感じてはいたが、気さくで親しみやすいこの町の漁師たちといると、どうもそんな気は起きない。
それに・・・英雄。何ともいい響きじゃないか。なんて思ってたりもする。のんきに美酒を愉しむ俺に怖い顔した猫耳の少女が一人近づいてくる・・・
「やあルアーラ、ご機嫌いかが?」
「ちょっとルヴェン!真剣に聞いて!!怪しい男を見たの。黒いローブに身を包んだ人が数人、武器屋に入っていくのを見たの。」
「それがどうかしたのか?」
「そしたらその男たちが武器屋に入ったきり出てこなくて、おかしいなと思って思い切って影移動スキルで中に入ってみたの。そしたら、武器屋のおじさんが・・・」
「!?おじさんがどうしたっていうんだ!!」
ララは宴の席から俺を連れ出す。そして、とんでもないことを言い出した。
「死んでたのよ。喉を掻っ切られて。ルヴェン、私怖い。」
どうしようもない事実を知った俺はしばらく絶望の色に染まっていた。何一つ殺される理由なんてない、とても愉快なおやじだった。黒いローブだと・・・俺たちの行方を追うマルドュックの手先に違いない。奴らを許すことなんてできない、だが俺たちがこの町に来なければおやじさんは死ぬこともなかったのだ。何より、事態に巻き込んでしまった自分が許せなかった。俺は俯き加減に口を開く。
「ララ、そいつらの目的は何だと思う?」
「うん、一つは武器の調達。店内が荒らされて、杖が数本無くなっていたからそうだと思う。そしてもう一つは・・・私達をおびき出すため。この町で殺人が起きたとなれば、こちらも黙っていないと踏んでるはず。どうする?ルヴェン」
「決まってるだろ・・・1人残らず駆逐する!!」
俺たちは急いで問題の武器屋に向かった。黒いローブの暗殺者が王都の裏道で現れた奴らと酷似していることから、彼らは潜伏スキルを使って身を隠しまだこの周辺にいるに違いない。俺は、ララを自身の影に入れ気配を消すローブを被ると、【周配】で魔力感知を周囲に張り巡らせた。今のところ、人が多く、魔力座標の区別ができない。だが、敵の狙いは俺たちであることは確かだ。ここは一旦引いて、人気のない場所におびき出すのが得策かもしれない。
走り続けしばらくして、人気のない広場に出てきた。そこは、いかにも貧困区といった感じで空き家も多く、海岸はゴミで溢れかえっていた。
「ララ、敵の狙いは俺たちだ。俺たちを追ってくるはずだ。俺が合図したら周囲に広範囲の雷の攻撃を仕掛けてくれ、敵の心拍、体温、障壁の展開、それで敵の位置を割り出せる。頼んだぞ」
「おっけールヴェン。いつでも言って!」
張り巡らせた【周配】の隅から、いくつかの魔力座標を感知する。1、2、3・・・5。敵は五人。そのうち4人は魔力の感じが王都の時と似ている。しかし、もう1人は魔力の感じが禍々しく今までに感じたことのない程の手練れと確信する。
(ララもう少しだ。あと少しでお前の射程に入る。そしたら、一発かまして潜伏魔術を解いてくれ)
彼女はコクリと頷く。いよいよだ。
「打て!!!!」
その刹那、【影移動】から威力二倍で繰り出された【迅雷練撃】が扇状に広がって波状裂きにする。
奇襲を避けようとした周囲の敵の心拍が上がり、その一瞬の気の緩みが、敵の潜伏スキルを解除する。
現れたのは、王都の時と同レベルの男達が四人と、魔性の瞳に怨念を宿したような、冷徹な女剣士だった。そんな女剣士に危険を感じたのか、ララが俺の影に入ってくると、忠告した。
「アイツ、とてつもなく強い。私の斬撃が全く効いてない」
「よし、ララ。アイツは俺が引き受けよう。その他の雑魚を蹴散らしてくれ」
「りょーかい」
彼女はそう言うと、影を伝いながら物凄い速さで敵へと向かって言った。彼女ほどの速さについてこれる奴はそうそういない。だから、こっちも安心して戦える。
敵が華麗に舞い上がり、乱舞攻撃を仕掛けてくる。
それも常人の域を超えた速さで。
「【自配】【自配】【自配】【自配】【自配】!」
とにかく避けるのに必死だった。相手は高レベルの素早さ補正に加え、アサルトムーブによって、ターゲティングした敵への移動速度が5倍になるというチートアクティブスキル持ちだ。自配で距離を取る時間すらくれない。【襲配】での一撃必殺も相手の肌に触れない限り繰り出せない。強い、強すぎる。剣で対抗するのが一番いいのだが、剣士のスキルを持たない俺が剣を抜いてマトモに戦えるのだろうか?いや、考えてみろ。俺が正々堂々勝負したことなんてあったか。勝てるならどんなことでもする俺じゃないか。なにか、打開策があるはずだ!!!
「ふっ逃げても無駄よ。貴方は私から逃げられないわ」
「確かにそうだな。だから俺は逃げないぞ!!!」
「エッーー!!?」
「俺は敵の攻撃を全て受けた。敵の長剣が腹に突き刺さり、全身に激しい痛みを感じる。残念・・ダッタナ俺・・・ノ勝チダ・・・【改配】!!!!」
「ううッ・・・お前、私に何を!?」
「お前のその剣を通じて、素早さと攻撃力のステータスを全て魔術防御に振り分け、無力化させてもらった。【改配】は本来身体中に張り巡らされた魔の情報からある程度自分のステータスを操れるが、剣を通して、俺と魔の行き交うお前の体なら、ステータスを操ることも不可能じゃない。
「君は、無力だ・・・」
その言葉に女剣士は呆然と立ち尽くし、何も出来ずに茫然自失している。そして、ララに敵の男二人が倒されるのを見ると、危機を感じた残りの二人が女剣士を運搬スキルを使って連れ出し、撤退していく。
俺はもう追う力も残されておらず、意識が朦朧としてその場に崩れ落ちた。
ワァーー
オァァァアアーー
華やかな音楽、小鳥達のさえずり、そして豪勢な海鮮料理とビアジョッキに並々と注がれる美味そうな酒、そう,町はどんちゃん騒ぎだった。
「英雄様のお帰りだー!」
「まあ本当だわ。どうやってあの海の魔物を仕留めたんだい」
「こうやって、こうなって、こうや!ばあちゃん」
「え!雷がズドーンで障壁がパリーンで一撃!?」
「いや~あのー」
「なんも言わんでいい。ほな遠慮なんかせんで。しんどかったろうに。けったいな格好してはる旅人さんよ~」
この妙に馴れ馴れしい男は、漁で共に航海したファングだった。彼はそう言うと多少強引にも大きな広場の宴の席へ俺たちを招きいれた。この状況は実にまずい。本来ならば取るものも取敢えずここから離れねばならないのである。そううすうすと感じてはいたが、気さくで親しみやすいこの町の漁師たちといると、どうもそんな気は起きない。
それに・・・英雄。何ともいい響きじゃないか。なんて思ってたりもする。のんきに美酒を愉しむ俺に怖い顔した猫耳の少女が一人近づいてくる・・・
「やあルアーラ、ご機嫌いかが?」
「ちょっとルヴェン!真剣に聞いて!!怪しい男を見たの。黒いローブに身を包んだ人が数人、武器屋に入っていくのを見たの。」
「それがどうかしたのか?」
「そしたらその男たちが武器屋に入ったきり出てこなくて、おかしいなと思って思い切って影移動スキルで中に入ってみたの。そしたら、武器屋のおじさんが・・・」
「!?おじさんがどうしたっていうんだ!!」
ララは宴の席から俺を連れ出す。そして、とんでもないことを言い出した。
「死んでたのよ。喉を掻っ切られて。ルヴェン、私怖い。」
どうしようもない事実を知った俺はしばらく絶望の色に染まっていた。何一つ殺される理由なんてない、とても愉快なおやじだった。黒いローブだと・・・俺たちの行方を追うマルドュックの手先に違いない。奴らを許すことなんてできない、だが俺たちがこの町に来なければおやじさんは死ぬこともなかったのだ。何より、事態に巻き込んでしまった自分が許せなかった。俺は俯き加減に口を開く。
「ララ、そいつらの目的は何だと思う?」
「うん、一つは武器の調達。店内が荒らされて、杖が数本無くなっていたからそうだと思う。そしてもう一つは・・・私達をおびき出すため。この町で殺人が起きたとなれば、こちらも黙っていないと踏んでるはず。どうする?ルヴェン」
「決まってるだろ・・・1人残らず駆逐する!!」
俺たちは急いで問題の武器屋に向かった。黒いローブの暗殺者が王都の裏道で現れた奴らと酷似していることから、彼らは潜伏スキルを使って身を隠しまだこの周辺にいるに違いない。俺は、ララを自身の影に入れ気配を消すローブを被ると、【周配】で魔力感知を周囲に張り巡らせた。今のところ、人が多く、魔力座標の区別ができない。だが、敵の狙いは俺たちであることは確かだ。ここは一旦引いて、人気のない場所におびき出すのが得策かもしれない。
走り続けしばらくして、人気のない広場に出てきた。そこは、いかにも貧困区といった感じで空き家も多く、海岸はゴミで溢れかえっていた。
「ララ、敵の狙いは俺たちだ。俺たちを追ってくるはずだ。俺が合図したら周囲に広範囲の雷の攻撃を仕掛けてくれ、敵の心拍、体温、障壁の展開、それで敵の位置を割り出せる。頼んだぞ」
「おっけールヴェン。いつでも言って!」
張り巡らせた【周配】の隅から、いくつかの魔力座標を感知する。1、2、3・・・5。敵は五人。そのうち4人は魔力の感じが王都の時と似ている。しかし、もう1人は魔力の感じが禍々しく今までに感じたことのない程の手練れと確信する。
(ララもう少しだ。あと少しでお前の射程に入る。そしたら、一発かまして潜伏魔術を解いてくれ)
彼女はコクリと頷く。いよいよだ。
「打て!!!!」
その刹那、【影移動】から威力二倍で繰り出された【迅雷練撃】が扇状に広がって波状裂きにする。
奇襲を避けようとした周囲の敵の心拍が上がり、その一瞬の気の緩みが、敵の潜伏スキルを解除する。
現れたのは、王都の時と同レベルの男達が四人と、魔性の瞳に怨念を宿したような、冷徹な女剣士だった。そんな女剣士に危険を感じたのか、ララが俺の影に入ってくると、忠告した。
「アイツ、とてつもなく強い。私の斬撃が全く効いてない」
「よし、ララ。アイツは俺が引き受けよう。その他の雑魚を蹴散らしてくれ」
「りょーかい」
彼女はそう言うと、影を伝いながら物凄い速さで敵へと向かって言った。彼女ほどの速さについてこれる奴はそうそういない。だから、こっちも安心して戦える。
敵が華麗に舞い上がり、乱舞攻撃を仕掛けてくる。
それも常人の域を超えた速さで。
「【自配】【自配】【自配】【自配】【自配】!」
とにかく避けるのに必死だった。相手は高レベルの素早さ補正に加え、アサルトムーブによって、ターゲティングした敵への移動速度が5倍になるというチートアクティブスキル持ちだ。自配で距離を取る時間すらくれない。【襲配】での一撃必殺も相手の肌に触れない限り繰り出せない。強い、強すぎる。剣で対抗するのが一番いいのだが、剣士のスキルを持たない俺が剣を抜いてマトモに戦えるのだろうか?いや、考えてみろ。俺が正々堂々勝負したことなんてあったか。勝てるならどんなことでもする俺じゃないか。なにか、打開策があるはずだ!!!
「ふっ逃げても無駄よ。貴方は私から逃げられないわ」
「確かにそうだな。だから俺は逃げないぞ!!!」
「エッーー!!?」
「俺は敵の攻撃を全て受けた。敵の長剣が腹に突き刺さり、全身に激しい痛みを感じる。残念・・ダッタナ俺・・・ノ勝チダ・・・【改配】!!!!」
「ううッ・・・お前、私に何を!?」
「お前のその剣を通じて、素早さと攻撃力のステータスを全て魔術防御に振り分け、無力化させてもらった。【改配】は本来身体中に張り巡らされた魔の情報からある程度自分のステータスを操れるが、剣を通して、俺と魔の行き交うお前の体なら、ステータスを操ることも不可能じゃない。
「君は、無力だ・・・」
その言葉に女剣士は呆然と立ち尽くし、何も出来ずに茫然自失している。そして、ララに敵の男二人が倒されるのを見ると、危機を感じた残りの二人が女剣士を運搬スキルを使って連れ出し、撤退していく。
俺はもう追う力も残されておらず、意識が朦朧としてその場に崩れ落ちた。
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