Anothermemory

桜羽 奏

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星の雫

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人口光が一切ない雲の上、月と星あかりだけの世界に私は居ました。雲の上から見る夜空はとても素晴らしいものでした。小さく淡い光だったはずの星達は力強く個々に光り、月は温かい光に満ちていました。自然と私は涙した、涙は月明かりに照らされまるでダイヤモンドが輝いて落ちるよう、キラキラと零れ落ちる涙と共に星も泣きました。あまりにも沢山星が涙をするので、それを見て私はまた涙を流すのです。夜空はキラキラと輝き続けました。

 地上から見る星はとても小さく淡く見えました。街灯や、ビルの明かり、車のヘッドライトに霞んでしまい見えなくなる星もあるほどでした。然し地上の光と星明かりは共鳴し合うように世界を照らしました。太陽にも負けないほど美しく夜の世界を照らすのです。人が創る美しい光と自然の創る光が共鳴した世界はまるで宝石の入った宝石箱の中のようにキラキラと輝きました。ビル風が音を奏でオルゴールの中の世界に来た気分になり私は鼻歌を歌った。

 本日の夜空はどんな世界になるでしょうね。
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