【R18】婚約破棄の復讐に、王子の弟を蹂躙してやります

monaca

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プロローグ

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「ご主人様、今夜もどうかぼくをいじめてください」

 良い子はとっくに寝ているはずの夜更け。
 王室付きの家庭教師であるアタシの部屋に、足音をひそめて、ひとりの男の子が這入ってきた。

 アタシは返事をしない。
 黙ったまま、足を組んで読書の続きをする。

「あの、先生……」
「先生だと?」

 ドスを利かせた低い声で返すと、少年は弾かれたようにびくっと怯えた。

「あっ、ごめ、ごめんなさい。ご主人様」
「いいから。
 さっさと脱いで、はじめろ」

 彼は言われたとおりに寝巻きを脱ぐ。
 下着もすべて。

 毛がうっすら生えてきているソコは、なにを期待しているのかすでに天を衝いており、剥けてもいないその先からは透明の液が垂れていた。

 アタシはそれを軽くあざけると、「ほら」といって椅子に浅く座りなおし、彼に脚を開く。
 下着は面倒なのであらかじめ脱いである。

「ありがとうございます」

 なにに対する感謝なのか知らないが、彼は嬉しそうにそう述べてから、アタシの股に顔をうずめた。

 じゅっ、じゅるっ。
 汁っぽい音を立ててむさぼる。

 身体の快感なのか、心の快感なのか。
 アタシは身悶える。

「おいコラっ」
「あっ」

 彼が自身のソレを手で触ろうとするのを、乗馬用の鞭で叩いてやめさせた。

「勝手なことをするんじゃない。
 おまえの股についているものは、そこにあるが、おまえのものじゃない。
 アタシの所有物なんだよ」
「はい……ごめんなさい」

 しょんぼりした声とは裏腹に、ソレは大きくビクンビクンと波打った。
 破裂寸前といった風情だ。
 軽く息を吹きかけるだけで、歓喜の汁を汚くまき散らすことだろう。

「おい、勝手に出すなよ」
「だ、だめかも」
「クソが!」

 アタシは悪態をつきながら床に膝をついた。
 長い髪を耳にかけ、ソレに近づく。

「えっ、先生? 先生っ!」
「勘違いすんなボケ」

 口に含むとでも期待したのか。
 彼が腰を反って目の前に突き出したソレを、アタシは手早く結んでやった。

 根元をキュッと、紐で。

「え? こ、これ、なんです?」
「汚いもんを漏らさないように縛った」
「えー?」
「うるせえ」

 指先でピンと弾く。

「あ、うわ、でる、でます……っ!」

 だから出やしないって。
 彼は腹筋を緊張させ身をよじったが、根元を縛られたソレからは雀の涙さえ出てこない。

「んぐ、なに、これ……へんになる……」
「アハハ」
「あう! あう!」

 ソレの先を弾くたびに、床で彼がのたうち回る。
 快感ともどかしさのどちらが勝っているのか不明だが、白目を剥いてよだれを垂らすさまは愉快だ。

 しばらく楽しむと、真っ赤だった彼の顔はしだいに真っ白になってきた。

「先生……お願いします……」
「なにがだ?」
「出したいです。
 出させてくれないと、ぼくのこれ……あっ、先生の所有物のこれ、壊れちゃいそう……」

 泣きそうな声で懇願する。
 いや、すでに涙を流している。

 アタシは天使じゃないので泣き落としはまるで利かない。
 けど、悪魔だって願いを叶えることはある。

 それは利害が一致したときだ。

「よし、じゃあこっちこいよ」
「先生っ!」

 アタシが椅子の肘掛けに脚を乗せて股を開いてやると、彼はジャーキーに飛びつく犬のように抱きついてきた。

 紐のついたままのソレをアタシに入れる。
 それこそ犬っころのように腰を振る。

「先生! 先生!」
「アハハハハ」

 アタシにしがみつきながら何度も達する。
 が、まだ縛ってあるのでソレからはなにも出ない。

 ぶるぶるっと彼は震え、また腰を振る。
 何度も何度も。

「う~、先生ぇ……うぐうう~……」
「苦しいか? つらいか?」

 服を着たままのアタシの胸で、涙とよだれでぐちゃぐちゃになりながら震えている。
 無様だ。

 なんて無様な王子様だろう。

「アハハ。
 この国の第二王子。
 アタシの中でそんなに出したいか?」
「あい……」
「わかったわかった、感謝するんだぞ」

 言って、アタシに入れた状態で根元の紐を解いた。

「あああああっ!」

 痙攣しながら途端に彼が放出した。
 アタシの中に、王家の子種を大量に注ぎ込む。

 どくんどくんどくんどくんどくんどくん。
 コップ1杯は出ているんじゃないかと思えるほど、長く長く震え、アタシにしがみついてくる。

「先生……今夜もありがとうございました……」
「ふん」

 なにに礼をいっているんだか。
 本当に無様で馬鹿で扱いやすい王子だこと。

 あんたの兄とは大違いだ。
 アタシを振ったクソ野郎の第一王子とは、根本から作りのちがう人間に見える。

 でも同情はしない。

「おまえはアタシの下僕だ」
「はい」

 恨むならてめえの兄を恨め。
 顔を変えてここに潜り込むまえの、まだなにも知らない少女だったアタシを傷つけた男を恨め。

 ああそうさ。
 婚約破棄の腹いせに、アタシはおまえとこの国を壊してやるんだよ。
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