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第30話 勧誘
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被害者の救出を終え、ようやくひと息つけたのは夕方になってからだった。
俺はレティシアさんに呼び出され、村の教会へとやってきた。教会にはすでにレティシアさんがおり、ミレーヌさんもその脇に控えている。
「レティシア、話って?」
「ああ。リリス、アンタのことだ」
「え?」
レティシアさんはそう言って真剣な目で俺のほうを見てきた。
「なぁ、トマに何をしたんだ?」
「それは……魔法で……」
「誤魔化さなくていい。あたしさ、さっき人手がいるからあいつを治療してやろうとしたんだよ」
「……」
レティシアさんはなおもじっと俺の目を見つめてくる。
「でもな。治らなかったんだよ。怪我でもねぇ。病気でもねぇ。まるで生命力そのものがごっそりと奪われたみてぇだった。あたしはあんな魔法、見たことも聞いたこともねぇ」
鋭い目で見てくるレティシアさんに俺は思わず身を縮こまらせる。
「……言えねぇのか? なあ、あれはゴブリンに汚ぇ汁撒き散らさせながら殺したのと同じ魔法だよな?」
俺は無言で小さく頷くと、レティシアさんは小さく舌打ちをした。
「本当にあれは精霊魔法なのか? あんな汁撒き散らして殺す魔法なんて聞いたことねぇぞ」
「……わかりません」
「分からねぇ? どういうことだよ! アンタが使った魔法じゃねぇか」
「それは……」
「それは?」
「女神さまにもらった力なので、よく分からないんです」
「はあ? 女神さま? ……ああ、そうか。そういや、アンタは使徒なんだったな」
「使徒?」
「ん? アンタは女神さまに力を授けていただいたんだろ? なら、その女神さまの使徒だろ」
なるほど。そういう意味ならそうだ。
「だがよ。あれを人間にも使えるとなると、その気になれば……」
「……そうですね。でも私はそんなこと!」
レティシアさんは無言のまま俺のじっと目を見つめてくる。
「まあ、そうだな。あれはトマが悪い。あたしだってことされたらタマ潰してたしな」
もうないわけだが、それでもなんとなくヒュンとなった俺は身を縮こまらせる。
すると、ミレーヌさんが助け船を出してくれた。
「レティ、リリスは悪いことしてないよ。そんなに怖がらせなくても……」
「……ああ、そうだな。リリスはその魔法を普通の人間には向けてねぇもんな」
レティシアさんはそう言って表情を崩した。
「よし! わかった。リリス、あたしたちと一緒に来い」
「え?」
いきなりどういうこと?
「で、冒険者になってミレーヌと組め。そうすりゃ自動的にあたしの護衛になるからな。それで万事解決だ」
「はぁ」
何がどう解決するのかはよく分からないが、レティシアさんはいい案を出したと言わんばかりに満足げな表情を浮かべている。
困っていると、頼れる女剣士の表情に戻ったミレーヌさんが意図を説明してくれる。
「いくら女神さまに授けていただいた力とは言え、あの魔法はあまりにも危険だ。ラテル帝国の連中に目をつけられたら最後、間違いなく戦場に送り出される。だが聖女の護衛という形で教会の庇護下に置いてしまえば、いかにラテル帝国の皇帝といえどもそう簡単に手出しすることはできない。下手なことをして豊穣の女神アスタルテ様に見放されてしまえば、皇帝の一家は子宝を授かることができなくなる。さらに怒りを買えばラテル帝国で作物が育たなくなり、家畜も死に絶える」
なるほど。神様を怒らせるとそんな報復があるのか。それならたしかに安全そうではある。
さて、どうしようか。
ミレーヌさんの言うとおり、精気を搾り取る力はたしかに戦場では便利な兵器になるだろう。だが戦争に加担して人間を殺すなんてことはやりたくない。
それにこの話を断るとそれはそれで面倒なことになりそうだ。皇帝ですら口出しできないような教会の聖女様のお誘いを断ったとなると、少なくともこの国に居づらくなるのは間違いない。
いくらなんでも女神アスタルテの怒りを買うことはないだろうが、アスタルテ教の信者に狙われるなんてことはあり得るかもしれない。
そうだな……。
やや不安は残るが、ここはお世話になってしまったほうが得かもしれない。
それに、俺は二人に仕送りするためにも動画を投稿しなければいけない。そのためにもこんなネタの少ない辺境の村にずっといるのはよろしくない。ならば冒険者とやらになり、あちこち旅をして動画のネタを集めるのも一手だ。
「わかりました。ただ、一つお願いがあります」
「おぅ。なんだ?」
「私はあちこち旅をして、その土地の名物や珍しいものなどを女神さまからいただいた力で記録したいんです」
「記録? ああ、そうか。リリスの使命はそれなのか。だが、んな女神様は聞いたことねぇな。なんていう女神さまなんだ?」
「はい。アルテナ様です」
「そっか。マジで聞いたことねぇな。まあいいぜ。本部に戻ったら聞いてみてやるよ」
「ありがとうございます」
「おう。それと、そんな敬語は使わなくていいぜ? 前にそう言ったたろ?」
「あ、はい。うん。じゃあよろしく」
「おうよ。ミレーヌもいいな?」
「うん」
ミレーヌさんはそう言ってコクリと頷いたのだが、先ほどの頼れる女剣士の面影はどこにもない。
なんというか、ギャップがあまりにもすさまじすぎて頭がおかしくなりそうだ。
それから俺たちは教会を出て宿へと向かう。
二人は本当に仲がいいようで、まるで恋人のようにぴったりとくっついて歩いてる。
……そういえばレティシアさん、なんか夜寝かさないとか言っていた気がするけどもしかして?
================
リリスは冒険者になって聖女様の護衛をすることとなりました。次回はトマの様子を見に行きます。お楽しみに!
俺はレティシアさんに呼び出され、村の教会へとやってきた。教会にはすでにレティシアさんがおり、ミレーヌさんもその脇に控えている。
「レティシア、話って?」
「ああ。リリス、アンタのことだ」
「え?」
レティシアさんはそう言って真剣な目で俺のほうを見てきた。
「なぁ、トマに何をしたんだ?」
「それは……魔法で……」
「誤魔化さなくていい。あたしさ、さっき人手がいるからあいつを治療してやろうとしたんだよ」
「……」
レティシアさんはなおもじっと俺の目を見つめてくる。
「でもな。治らなかったんだよ。怪我でもねぇ。病気でもねぇ。まるで生命力そのものがごっそりと奪われたみてぇだった。あたしはあんな魔法、見たことも聞いたこともねぇ」
鋭い目で見てくるレティシアさんに俺は思わず身を縮こまらせる。
「……言えねぇのか? なあ、あれはゴブリンに汚ぇ汁撒き散らさせながら殺したのと同じ魔法だよな?」
俺は無言で小さく頷くと、レティシアさんは小さく舌打ちをした。
「本当にあれは精霊魔法なのか? あんな汁撒き散らして殺す魔法なんて聞いたことねぇぞ」
「……わかりません」
「分からねぇ? どういうことだよ! アンタが使った魔法じゃねぇか」
「それは……」
「それは?」
「女神さまにもらった力なので、よく分からないんです」
「はあ? 女神さま? ……ああ、そうか。そういや、アンタは使徒なんだったな」
「使徒?」
「ん? アンタは女神さまに力を授けていただいたんだろ? なら、その女神さまの使徒だろ」
なるほど。そういう意味ならそうだ。
「だがよ。あれを人間にも使えるとなると、その気になれば……」
「……そうですね。でも私はそんなこと!」
レティシアさんは無言のまま俺のじっと目を見つめてくる。
「まあ、そうだな。あれはトマが悪い。あたしだってことされたらタマ潰してたしな」
もうないわけだが、それでもなんとなくヒュンとなった俺は身を縮こまらせる。
すると、ミレーヌさんが助け船を出してくれた。
「レティ、リリスは悪いことしてないよ。そんなに怖がらせなくても……」
「……ああ、そうだな。リリスはその魔法を普通の人間には向けてねぇもんな」
レティシアさんはそう言って表情を崩した。
「よし! わかった。リリス、あたしたちと一緒に来い」
「え?」
いきなりどういうこと?
「で、冒険者になってミレーヌと組め。そうすりゃ自動的にあたしの護衛になるからな。それで万事解決だ」
「はぁ」
何がどう解決するのかはよく分からないが、レティシアさんはいい案を出したと言わんばかりに満足げな表情を浮かべている。
困っていると、頼れる女剣士の表情に戻ったミレーヌさんが意図を説明してくれる。
「いくら女神さまに授けていただいた力とは言え、あの魔法はあまりにも危険だ。ラテル帝国の連中に目をつけられたら最後、間違いなく戦場に送り出される。だが聖女の護衛という形で教会の庇護下に置いてしまえば、いかにラテル帝国の皇帝といえどもそう簡単に手出しすることはできない。下手なことをして豊穣の女神アスタルテ様に見放されてしまえば、皇帝の一家は子宝を授かることができなくなる。さらに怒りを買えばラテル帝国で作物が育たなくなり、家畜も死に絶える」
なるほど。神様を怒らせるとそんな報復があるのか。それならたしかに安全そうではある。
さて、どうしようか。
ミレーヌさんの言うとおり、精気を搾り取る力はたしかに戦場では便利な兵器になるだろう。だが戦争に加担して人間を殺すなんてことはやりたくない。
それにこの話を断るとそれはそれで面倒なことになりそうだ。皇帝ですら口出しできないような教会の聖女様のお誘いを断ったとなると、少なくともこの国に居づらくなるのは間違いない。
いくらなんでも女神アスタルテの怒りを買うことはないだろうが、アスタルテ教の信者に狙われるなんてことはあり得るかもしれない。
そうだな……。
やや不安は残るが、ここはお世話になってしまったほうが得かもしれない。
それに、俺は二人に仕送りするためにも動画を投稿しなければいけない。そのためにもこんなネタの少ない辺境の村にずっといるのはよろしくない。ならば冒険者とやらになり、あちこち旅をして動画のネタを集めるのも一手だ。
「わかりました。ただ、一つお願いがあります」
「おぅ。なんだ?」
「私はあちこち旅をして、その土地の名物や珍しいものなどを女神さまからいただいた力で記録したいんです」
「記録? ああ、そうか。リリスの使命はそれなのか。だが、んな女神様は聞いたことねぇな。なんていう女神さまなんだ?」
「はい。アルテナ様です」
「そっか。マジで聞いたことねぇな。まあいいぜ。本部に戻ったら聞いてみてやるよ」
「ありがとうございます」
「おう。それと、そんな敬語は使わなくていいぜ? 前にそう言ったたろ?」
「あ、はい。うん。じゃあよろしく」
「おうよ。ミレーヌもいいな?」
「うん」
ミレーヌさんはそう言ってコクリと頷いたのだが、先ほどの頼れる女剣士の面影はどこにもない。
なんというか、ギャップがあまりにもすさまじすぎて頭がおかしくなりそうだ。
それから俺たちは教会を出て宿へと向かう。
二人は本当に仲がいいようで、まるで恋人のようにぴったりとくっついて歩いてる。
……そういえばレティシアさん、なんか夜寝かさないとか言っていた気がするけどもしかして?
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