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イベント、こわっ!
セドリック王子殿下に会わない為に昼食は中庭で食べる事にした。お弁当を頼めず、朝食で出てくるパンを持って学園で食べてる。
ジルベーク様とも、図書室へ行くのをやめた為、会う事は無くなった。
次期騎士団長の方は初めに接点を持たなかった事から、ルートから外れたみたい。会う事も見かける事も無い。
「これでルート回避できたよね? それに私、お馬鹿でお花畑の頭してないし。 自分の立場も理解してるもの。 元平民で貴族令嬢としての嗜みも出来ないし、高位貴族の人達と話すなんて、ムリムリ! 確か、イベントがあったはずだけど何があったか忘れたし、あったとしても対象者に会わなきゃイベントもないし。 このままこそっとしてよ~!」
私は間違えてた。対象者に会わなくてもイベントの強制力?半端なかった。
とある日の昼食、いつもの様に中庭で食べようとしたら、その日は中庭のベンチが全て使われてて、私は仕方なく噴水の周りの座わる事が出来る所に座って食べてた。 教科書を広げて復習をしてたら、突然謎の突風が吹いて、教科書が噴水に落ちた。慌てて拾ったら、態勢が崩れてそのまま噴水の中に尻もち付いて全身ずぶ濡れ。
そこへ運悪く、ジルベーク様が通り掛り、
「キャロライン、大丈夫か」
「ジルベーク様…」
「エイミーナだな。ここまで卑怯な女だとは思わなかった」
「ジルベーク様、エイミーナ様は関係ありません。あれからエイミーナ様とお会いした事もありませんし。それに自分で噴水に落ちたのです」
「キャロラインは優しいな。あんな女庇う事はない」
「本当に違うんです!私は自分で落ちたから恥ずかしいんです!だから、静かにして下さい!」
私は少し声を荒げて周りから顔を隠した。だって噴水に落ちるって子供じゃないんだから、恥ずかしいじゃん。それなのにジルベーク様も大声を出すから皆んなに注目されて、余計に恥ずかしいよ…。
とある日、急いでいた私は階段を踏み外し、お尻をぶつけながら階段を滑り落ちた。
またまた運悪く、セドリック殿下が通り掛り、
「キャロライン、大丈夫か?」
「いたたたた…。大…丈夫です」
「階段から落とされたのか。もしかして俺の婚約者か?」
「違います! 慌ててて自分で階段を踏み外したんです!」
「いい、婚約者を庇う必要はない。将来王妃になる者がこの様な事をするとはな!」
「殿下!違います! まず殿下の婚約者が誰なのか私は知りません! それに階段を踏み外してお尻で滑り落ちたから痛いし、恥ずかしいんです!」
私はまた少し声を荒げて説明した。階段を踏み外してお尻をぶつけながら滑り落ちるってどんな醜態よ。お尻痛いよ~。
殿下が大声を出すから皆んな集まって来ちゃうし。 紳士はどこいった!紳士なら見て見ぬ振りをして立ち去ってよ! どうして年頃の女の子にお尻で落ちてお尻が痛いって説明させてるのよ! ほら、みんな笑ってるし!
とある日、私はふと思った。
噴水、教科書、階段………
え?もしかしてイベント?イベントなの?対象者を回避してたから自分で自分をイベントにしたの? そこまでイベントって大事なの?
噴水に落ちて風邪ひくし、教科書は水に濡れたから3冊分ぐらい膨らむし、階段から落ちた時ぶつけたお尻は未だに痛いし。
イベントの強制力?そんなの知らないし。対象者を回避してもイベントだけは何が何でもおこすんだ!
「こわっ!」
思わず大声出ちゃったよ。
ジルベーク様とも、図書室へ行くのをやめた為、会う事は無くなった。
次期騎士団長の方は初めに接点を持たなかった事から、ルートから外れたみたい。会う事も見かける事も無い。
「これでルート回避できたよね? それに私、お馬鹿でお花畑の頭してないし。 自分の立場も理解してるもの。 元平民で貴族令嬢としての嗜みも出来ないし、高位貴族の人達と話すなんて、ムリムリ! 確か、イベントがあったはずだけど何があったか忘れたし、あったとしても対象者に会わなきゃイベントもないし。 このままこそっとしてよ~!」
私は間違えてた。対象者に会わなくてもイベントの強制力?半端なかった。
とある日の昼食、いつもの様に中庭で食べようとしたら、その日は中庭のベンチが全て使われてて、私は仕方なく噴水の周りの座わる事が出来る所に座って食べてた。 教科書を広げて復習をしてたら、突然謎の突風が吹いて、教科書が噴水に落ちた。慌てて拾ったら、態勢が崩れてそのまま噴水の中に尻もち付いて全身ずぶ濡れ。
そこへ運悪く、ジルベーク様が通り掛り、
「キャロライン、大丈夫か」
「ジルベーク様…」
「エイミーナだな。ここまで卑怯な女だとは思わなかった」
「ジルベーク様、エイミーナ様は関係ありません。あれからエイミーナ様とお会いした事もありませんし。それに自分で噴水に落ちたのです」
「キャロラインは優しいな。あんな女庇う事はない」
「本当に違うんです!私は自分で落ちたから恥ずかしいんです!だから、静かにして下さい!」
私は少し声を荒げて周りから顔を隠した。だって噴水に落ちるって子供じゃないんだから、恥ずかしいじゃん。それなのにジルベーク様も大声を出すから皆んなに注目されて、余計に恥ずかしいよ…。
とある日、急いでいた私は階段を踏み外し、お尻をぶつけながら階段を滑り落ちた。
またまた運悪く、セドリック殿下が通り掛り、
「キャロライン、大丈夫か?」
「いたたたた…。大…丈夫です」
「階段から落とされたのか。もしかして俺の婚約者か?」
「違います! 慌ててて自分で階段を踏み外したんです!」
「いい、婚約者を庇う必要はない。将来王妃になる者がこの様な事をするとはな!」
「殿下!違います! まず殿下の婚約者が誰なのか私は知りません! それに階段を踏み外してお尻で滑り落ちたから痛いし、恥ずかしいんです!」
私はまた少し声を荒げて説明した。階段を踏み外してお尻をぶつけながら滑り落ちるってどんな醜態よ。お尻痛いよ~。
殿下が大声を出すから皆んな集まって来ちゃうし。 紳士はどこいった!紳士なら見て見ぬ振りをして立ち去ってよ! どうして年頃の女の子にお尻で落ちてお尻が痛いって説明させてるのよ! ほら、みんな笑ってるし!
とある日、私はふと思った。
噴水、教科書、階段………
え?もしかしてイベント?イベントなの?対象者を回避してたから自分で自分をイベントにしたの? そこまでイベントって大事なの?
噴水に落ちて風邪ひくし、教科書は水に濡れたから3冊分ぐらい膨らむし、階段から落ちた時ぶつけたお尻は未だに痛いし。
イベントの強制力?そんなの知らないし。対象者を回避してもイベントだけは何が何でもおこすんだ!
「こわっ!」
思わず大声出ちゃったよ。
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