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ガネット・フォルンは愛されたい
ボスの依頼 1
しおりを挟む「ボス、お呼びですか?」
「ジェームス、悪いがガネットの側でガネットの手となり足となり協力してやってほしい」
「分かりました」
ボスからの始めの依頼はボスの可愛い愛しい妹、ガネット様に協力する事だった。
ガネット様にはアンネが付いている。アンネも元はボスの部下だ。
アンネへのボスからの依頼はガネット様を助け護る事。アンネはメイドとしてガネット様の側に常に付いている。
ただ、ガネット様はあまり邸からお出にならないらしい。部屋で読書をし、刺繍を指す。時折庭を散歩するくらいだとアンネからの報告書を読んだ。
俺はガネット様に頼まれたクズ夫の調査を部下に指示し、他国から速効性の避妊薬と眠りの香を取り寄せた。
ガネット様はクズ夫と寝室に入ると眠りの香を炊く。それでも間に合わない時は速効性の避妊薬を飲んでいるらしい。
情事が始まり直ぐに静かになると先ずアンネにガネット様の着衣を整えてもらい、それから俺が中に入りクズ夫の中途半端にはだけた服を脱がせ全裸にする。
何故俺が男の服を脱がせないといけない。脱がせるなら女性の服を脱がしたい。それでもこれが俺の仕事だ!
クズ夫の昂り反り立ったクズ夫のクズを見ると潰したくなる。それを我慢してガネット様から体を離し部屋を後にする。
何もせず寝ている時も時折服を脱がし全裸にし、情事したと思わせた。
俺は定期的にボスに報告する。
「ボス、報告書です」
「ああ、今から見る」
目を通し始めると部屋の温度が下がる。ボスの目が暗殺者の目に変わると部屋の中はピリつく。
「ほぅ…」
その一言で普通の人間なら立っていられないだろう。
「ジェームス」
「はい」
「あれを」
「今は別の任務中です」
「終わり次第任務につかせろ」
「分かりました」
「気の長い俺でも1年は我慢した。ガネットはやると決めたらやる奴だ。こちらも抜かりなくやるぞ」
「分かりました」
ボスの元からガネット様の元へ向かい、今日も夜な夜なクズ夫の服を脱がす。
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