完結した作品の番外編特集

アズやっこ

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妹がいなくなった

祖母と孫娘

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 私はフィーナ、お父様から言われたように今日はブラウニー家の事を知る為に来たの。


「フィーナ、よく来たわね」

「お祖母様」

「愛しいフィーナ、お祖母様に顔を見せて?」


 私はローラお祖母様に抱きしめられた。


「お祖母様、今日は聞きたい事があって」

「何かしら」

「それでね、」

「フィーナ、今日はお祖母様と付き合ってくれない?」

「うん」


 お祖母様と手を繋ぎ向かった先は薔薇の花が庭一面に咲いていた。

 お祖母様と庭を散歩して、テーブルセットの椅子に座り、


「フィーナ、それで聞きたい事は何かしら?」

「お祖母様、ブラウニー家の事を知りたいの」

「あら、ブラウニー家の事を知りたいのね?」

「そう」

「ねぇ、フィーナ、目の前にはなにが咲いてる?」

「薔薇」

「そう、薔薇。ブラウニー家は薔薇を主としてるの。フィーナが今飲んでる紅茶にも薔薇が入ってるのよ?」

「これいい香りして美味しい」

「良かったわ。それにお菓子にも薔薇のシロップが入ってるのよ?」

「そうなの?」

「ふふっ、そうよ。薔薇って見ても綺麗でしょ?薔薇の花を贈られても嫌な気分にはならないわ。それにいい香りよ?」

「うん。私も綺麗だと思う」

「それにね、こうやってお茶として楽しめるし、お菓子にも使えるわ」

「うん」

「後は、香水、香油、石鹸もあるわ。お祖母様ね?薔薇は見て楽しみ香りで楽しむものだと思うの」

「お祖母様、私もそう思う」

「良かったわ。チャーリー、フィーナのお父様がね、紅茶とお菓子を作ったのよ?」

「お父様が?」

「作ったって言っても案をだして領民達と協力してよ?」

「すごい」

「それでもお祖母様は花として手に取り香りをかいで観賞するのが一番好きよ? お祖母様にとって薔薇の花はフィーナのお祖父様との思い出の花なの。だからお祖母様は薔薇の花に囲まれたこの邸が大好きなの」


 私はお祖母様の優しく愛しく薔薇を見つめる顔をずっと見ていたい。それにこんな綺麗な薔薇をずっと護りたい。



 うん!決めた!


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