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「賊討伐?」
修練もほどほどに慣れた頃、モルニエから呼び出しを受けてクーアイとともに彼女の執務室へ足を運んだ。
そこで聞かされたのはここから十数キロほど離れた場所に賊が陣を囲っているという情報。このまま放置して下手に賊が増強されても困るので、今の内に叩いておこうというらしい。
白羽の矢が立ったのはクーアイの部隊だ。
「ネイフィの部隊はまだ帰ってきていないのですか?」
「そうよ」
ネイフィ? 誰のことだろうか?
オレが眉をひそめていると、クーアイが答えてくれた。
「ネイフィは私と同じ騎士団の団長だ」
「ああ、もう一つある部隊で、今遠征してるって聞いたな。その団長が……って、団長って二人いたの?」
「知らなかったのか?」
「ま、まあな」
「この国の双翼よ。一人はもちろんここにいるクーアイ。そしてもう一人がネイフィよ。帰ったら自己紹介させるから楽しみに待っていなさい」
「しかしモルニエ様、私の部隊が国を長期間離れてしまえば、その隙を狙って何者かが攻めてこないとも限りません」
「安心なさい。何も全ての兵をあなたに預けるわけではないもの。賊は700ほどらしいから、あなたは1000ほど引き連れて殲滅してきなさい」
「確かにそれならほとんどの戦力はこの国に残しておけますね」
「もちろんオウギも討伐に向かうのよ」
「あ~やっぱりかぁ」
正直そうじゃないかなぁとか思ってたけど、これはゲームであってゲームでない。賊を討伐。殲滅。つまりは殺すということだろう。
いくら何でもオレに人を殺すなんてことができるのだろうか……。
「あなたはこの世界で生きると決めたのでしょう? ならば覚悟を持ちなさい。感情を殺せないものに、人の上に立つことはできないわよ?」
鋭いモルニエの言葉が胸に突き刺さる。確かにオレの手には人を殺せる力が備わっている。あれから修練も積み重ねレベルも上がった。ゲームなら喜んで、この力を試してみようと意気込めるのだが、これはまさに実戦。人の命が天秤にかけられている。その対象は他ならぬ自分の命だ。
どちらか重くて、、どちらが生き抜きたいと思えるかで勝敗が決まる。
「……兵士の中にさ……お、女の子とかいるのかなぁ?」
「フジサキ、それは女が戦場に立つなと侮辱しているのか!」
「い、いやそうじゃないって!」
バカにされたと思ったのか、クーアイから殺気が漏れている。
「だったらどういうことだ!」
「い、いや……さ、いくら敵だからって女の子相手はさすがに……さ」
「腑抜けているのかお前は! 賊は賊だ! 人の命を平気で奪う世に救うゴミ蟲だぞっ!」
「う、うん。けどさ、そんな賊にも家族だっていたはずだろうし、好きで賊になったってわけでもないかもしれねえじゃんか」
「お前は――」
クーアイの言葉をモルニエが彼女の名前を呼んで押し止める。
「……ねえオウギ、あなたは戦争のない平和な国からやって来たって言ったわよね?」
「え? あ、はい」
「でもあなたは何かを得るためにこの世界へ来た。それも間違いじゃないわね?」
「そうですね」
「その望みは平坦な道をただただ歩くだけで辿りつけるほど凡庸なものなのかしら?」
「そ、それは……」
オレの道はいつか神に会って願いを叶えてもらうこと。モテモテになることだ。しかし神に願いを叶えてもらおうとする者はオレだけじゃない。それこそ死にもの狂いで誰もが願いを叶えようと必死になる。ここにいるモルニエもその一人だ。
願いを叶えるためなら、他人を蹴落とし、殺してでも突き進もうとするだろう。そういう世界だ。
「もし、戦うのが嫌というのであれば別に強制はしないわ」
「モルニエ様!」
「あなたは黙っていなさいクーアイ」
「う……はい」
きつく睨みつけられクーアイがシュンとなる。
「戦争のない国からやって来たんだもの。いきなり人を殺せと言われても戸惑うのは自然なことよ。あなただって、最初の戦では吐いてたでしょ?」
「う……」
「え? クーアイが? うそぉ」
「あなた、クーアイを何だと思っているの? クーアイだって人間よ? 動くことも痛みも感じることもできるわ。あなたと同じ人間。私もね。ただ黙って殺されたくないために力を身に付け、殺される前に殺すだけ。この世界ではその覚悟が必要になるの」
「…………」
「先程も言ったけれど、戦いたくないのなら無理に戦わなくてもいいわ。だけど、そのせいであなたの知り合いたちが死ぬ可能性だってあるということは覚えておきなさい」
「え?」
「当然でしょ? 戦えば人が死ぬもの。あなたと一緒に修練した兵士だって無敵ではなないわ。戦えば死ぬことだってあるでしょう。その中にはあなたと仲が良い者がいるかもしれない」
彼女の言う通りだ。ここ数週間ほどで、兵士たちとは結構仲良くなっていた。中には女の子だっている。
「でも、あなたが戦えば仲間が死ぬのを防ぐ可能性だって高まるかもしれない。救える女の子だっているわよ」
「……はぁ、卑怯じゃないですか、その言い方」
「フフフ、そうかしら?」
見透かしたような彼女の言い方に何も言い返せない。正直覚悟していないというわけではない。人を殺さなければならないかもしれないという可能性も考えてはいた。
自分の部屋からこの世界に来た当時から……神から死が近いと言われた時から……。
ただやはり本当にそういう事態になると尻込みしているのは勘弁してほしい。何と言っても基本的には平和主義者なんだから。
「どう? 覚悟はできたかしら?」
「……まだよく分かりません」
「……そう」
「けど、オレが戦えば女の子が救えるってんなら紳士としては動かなきゃ嘘ってもんでしょ」
「お前のどこが紳士だ……」
「ひどっ!? 何だよクーアイ! あ、もしかして嫉妬してんのか? オレが他の女の子のことを考えてるから!」
「な、ななななななっ!」
「あら、そうなのクーアイ?」
「ち、違いますっ! そんなわけが――」
「安心しろってクーアイ! オレにとってお前も守る対象だ!」
「は、はあっ!?」
「美少女は国の、世界の宝だ! 戦争なんてクソみたいなもんに奪われてたまるか!」
美少女が少なくなれば、それだけオレがモテたい女性の数が減ってしまう!
「だからお前のこともオレが守ってやる! なあに、ご褒美はその立派な胸を揉ませてくれるだけでぶふへんしっ!?」
突然顎を討ち抜かれた。
「にゃ、にゃにをしゅる……っ!?」
「だ、黙れっ! この変態が! 誰がお前などに守ってもらいたいものか! 私は自分の身くらいは自分で守れる!」
「あら、でも顔が赤いわよ? 結構嬉しかったりして?」
「モ、モルニエ様っ!?」
「フフフ、では改めて任命するわ」
モルニエのキリッとした態度に、クーアイの表情も引き締まり跪く。
「クーアイとオウギは部隊1000を率いて賊を殲滅してきなさい」
「はっ!」
「ひゃい……」
顎が痛くて上手く発言できなかった。
修練もほどほどに慣れた頃、モルニエから呼び出しを受けてクーアイとともに彼女の執務室へ足を運んだ。
そこで聞かされたのはここから十数キロほど離れた場所に賊が陣を囲っているという情報。このまま放置して下手に賊が増強されても困るので、今の内に叩いておこうというらしい。
白羽の矢が立ったのはクーアイの部隊だ。
「ネイフィの部隊はまだ帰ってきていないのですか?」
「そうよ」
ネイフィ? 誰のことだろうか?
オレが眉をひそめていると、クーアイが答えてくれた。
「ネイフィは私と同じ騎士団の団長だ」
「ああ、もう一つある部隊で、今遠征してるって聞いたな。その団長が……って、団長って二人いたの?」
「知らなかったのか?」
「ま、まあな」
「この国の双翼よ。一人はもちろんここにいるクーアイ。そしてもう一人がネイフィよ。帰ったら自己紹介させるから楽しみに待っていなさい」
「しかしモルニエ様、私の部隊が国を長期間離れてしまえば、その隙を狙って何者かが攻めてこないとも限りません」
「安心なさい。何も全ての兵をあなたに預けるわけではないもの。賊は700ほどらしいから、あなたは1000ほど引き連れて殲滅してきなさい」
「確かにそれならほとんどの戦力はこの国に残しておけますね」
「もちろんオウギも討伐に向かうのよ」
「あ~やっぱりかぁ」
正直そうじゃないかなぁとか思ってたけど、これはゲームであってゲームでない。賊を討伐。殲滅。つまりは殺すということだろう。
いくら何でもオレに人を殺すなんてことができるのだろうか……。
「あなたはこの世界で生きると決めたのでしょう? ならば覚悟を持ちなさい。感情を殺せないものに、人の上に立つことはできないわよ?」
鋭いモルニエの言葉が胸に突き刺さる。確かにオレの手には人を殺せる力が備わっている。あれから修練も積み重ねレベルも上がった。ゲームなら喜んで、この力を試してみようと意気込めるのだが、これはまさに実戦。人の命が天秤にかけられている。その対象は他ならぬ自分の命だ。
どちらか重くて、、どちらが生き抜きたいと思えるかで勝敗が決まる。
「……兵士の中にさ……お、女の子とかいるのかなぁ?」
「フジサキ、それは女が戦場に立つなと侮辱しているのか!」
「い、いやそうじゃないって!」
バカにされたと思ったのか、クーアイから殺気が漏れている。
「だったらどういうことだ!」
「い、いや……さ、いくら敵だからって女の子相手はさすがに……さ」
「腑抜けているのかお前は! 賊は賊だ! 人の命を平気で奪う世に救うゴミ蟲だぞっ!」
「う、うん。けどさ、そんな賊にも家族だっていたはずだろうし、好きで賊になったってわけでもないかもしれねえじゃんか」
「お前は――」
クーアイの言葉をモルニエが彼女の名前を呼んで押し止める。
「……ねえオウギ、あなたは戦争のない平和な国からやって来たって言ったわよね?」
「え? あ、はい」
「でもあなたは何かを得るためにこの世界へ来た。それも間違いじゃないわね?」
「そうですね」
「その望みは平坦な道をただただ歩くだけで辿りつけるほど凡庸なものなのかしら?」
「そ、それは……」
オレの道はいつか神に会って願いを叶えてもらうこと。モテモテになることだ。しかし神に願いを叶えてもらおうとする者はオレだけじゃない。それこそ死にもの狂いで誰もが願いを叶えようと必死になる。ここにいるモルニエもその一人だ。
願いを叶えるためなら、他人を蹴落とし、殺してでも突き進もうとするだろう。そういう世界だ。
「もし、戦うのが嫌というのであれば別に強制はしないわ」
「モルニエ様!」
「あなたは黙っていなさいクーアイ」
「う……はい」
きつく睨みつけられクーアイがシュンとなる。
「戦争のない国からやって来たんだもの。いきなり人を殺せと言われても戸惑うのは自然なことよ。あなただって、最初の戦では吐いてたでしょ?」
「う……」
「え? クーアイが? うそぉ」
「あなた、クーアイを何だと思っているの? クーアイだって人間よ? 動くことも痛みも感じることもできるわ。あなたと同じ人間。私もね。ただ黙って殺されたくないために力を身に付け、殺される前に殺すだけ。この世界ではその覚悟が必要になるの」
「…………」
「先程も言ったけれど、戦いたくないのなら無理に戦わなくてもいいわ。だけど、そのせいであなたの知り合いたちが死ぬ可能性だってあるということは覚えておきなさい」
「え?」
「当然でしょ? 戦えば人が死ぬもの。あなたと一緒に修練した兵士だって無敵ではなないわ。戦えば死ぬことだってあるでしょう。その中にはあなたと仲が良い者がいるかもしれない」
彼女の言う通りだ。ここ数週間ほどで、兵士たちとは結構仲良くなっていた。中には女の子だっている。
「でも、あなたが戦えば仲間が死ぬのを防ぐ可能性だって高まるかもしれない。救える女の子だっているわよ」
「……はぁ、卑怯じゃないですか、その言い方」
「フフフ、そうかしら?」
見透かしたような彼女の言い方に何も言い返せない。正直覚悟していないというわけではない。人を殺さなければならないかもしれないという可能性も考えてはいた。
自分の部屋からこの世界に来た当時から……神から死が近いと言われた時から……。
ただやはり本当にそういう事態になると尻込みしているのは勘弁してほしい。何と言っても基本的には平和主義者なんだから。
「どう? 覚悟はできたかしら?」
「……まだよく分かりません」
「……そう」
「けど、オレが戦えば女の子が救えるってんなら紳士としては動かなきゃ嘘ってもんでしょ」
「お前のどこが紳士だ……」
「ひどっ!? 何だよクーアイ! あ、もしかして嫉妬してんのか? オレが他の女の子のことを考えてるから!」
「な、ななななななっ!」
「あら、そうなのクーアイ?」
「ち、違いますっ! そんなわけが――」
「安心しろってクーアイ! オレにとってお前も守る対象だ!」
「は、はあっ!?」
「美少女は国の、世界の宝だ! 戦争なんてクソみたいなもんに奪われてたまるか!」
美少女が少なくなれば、それだけオレがモテたい女性の数が減ってしまう!
「だからお前のこともオレが守ってやる! なあに、ご褒美はその立派な胸を揉ませてくれるだけでぶふへんしっ!?」
突然顎を討ち抜かれた。
「にゃ、にゃにをしゅる……っ!?」
「だ、黙れっ! この変態が! 誰がお前などに守ってもらいたいものか! 私は自分の身くらいは自分で守れる!」
「あら、でも顔が赤いわよ? 結構嬉しかったりして?」
「モ、モルニエ様っ!?」
「フフフ、では改めて任命するわ」
モルニエのキリッとした態度に、クーアイの表情も引き締まり跪く。
「クーアイとオウギは部隊1000を率いて賊を殲滅してきなさい」
「はっ!」
「ひゃい……」
顎が痛くて上手く発言できなかった。
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