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新たに小学生としてスタートした沖長だったが、あれから早くも数カ月が過ぎ、気づけばもう夏休み前まで来ていた。
クラスメイトたちの話題も、やはり夏休みに何をするかなどが多く、どこどこへ家族と行くといったことを自慢げに話す子たちもいる。
これがもう少し高学年になれば、互いの家に遊びに行ったり泊まりに行ったりするのかもしれない。あいにく沖長は前世を含め、そういったキャピキャピしたような青春の日々は経験してこなかったが。
しかしどうやら今世では、そんなお一人様ぼっちに身を沈めることがなさそうだ。何故なら……。
「オキくん、夏休みはいっぱいあそぶッスよ!」
放っておいてもこの幼馴染が離してはくれないだろうから。
「うん、道場もあるし、師範たちも泊りがけでも構わないって言ってたし、父さんたちが良いって言ったら世話になるよ」
修一郎には、いつでも泊まりに来てもいいと言われている。彼が言うには、男手が自分しかいないから、沖長がいれば少し心強いのだという。主に精神的に。
(まあ日ノ部家にいる女性って全員強いしなぁ)
ユキナは当然ながら、蔦絵もナクルにも頭が上がらないというか女性に強く出られない修一郎にとっては沖長という存在は心の癒しでもあるらしい。
「ねえねえナクルちゃん、おトイレいっしょにいこー」
「うん、いくッス!」
クラスメイトの女子に誘われて、ナクルが教室から出ていく。
(そういや女子ってああやってよく一緒にトイレに行ってたよなぁ。…………何でだろ?)
前世でも何故か女子生徒というのは、トイレを集団で行っていた。便意というのは人それぞれだし、沖長なら誘われてもタイミングではない限り断るだろう。しかし女子の場合、特に用事が無い時は、ほぼ百パーセント誘われて一緒に行っている。
これは女子特有の何かなのか。沖長の周りだけ起こっている珍しいイベントなのか。
「……まあ、どうでもいいけどね」
くだらないことを考えていたと溜息を吐くと――。
「何がどうでもいいんだ、沖長?」
声をかけてきた人物がいた。そちらに視線を向けると、そこにはクラスメイトの男子生徒がいた。
坊主頭でクリクリ眼が特徴的な子供。彼の名は――高梨勝也。いつも元気溌剌でクラスのムードメーカー的な存在だ。
「ん? 何でもないよ、勝也」
「ふぅん、そっか。なあなあ、こんどバスケしにいこうぜ!」
「今度って、この前も行ったじゃんか」
この近くにはストリートバスケができるエリアがある。そこには小学生用に設置された低目のゴールがあり、そこにはバスケ好きの子供たちが集まるのだ。以前誘われた際に、せっかくの機会でもあるし引き受けた。
ただ、これまでスポーツをしてこなかったこともあり、勝手が分からず最初は足を引っ張ってばかりだった。しかし身体の動かし方に慣れていくと、ゴールも決める回数が増えていき結構楽しかったのを覚えている。
「だって沖長、ちょーうめえじゃん! じょうきゅうせいのヤツらもすげえっていってたし!」
そこに集まるのは何も自分たちのような下級生だけではない。上級生もやってきては試合などを楽しんでいるのだ。
「……別にいいけど」
「よっしゃ! んじゃ、今度のにちようびにな!」
満面の笑みだが、何となく引っ掛かるものを感じた。だから……。
「前みたいにナクルは呼ばないぞ?」
「え……ええっ!? なんでだよ!」
「やっぱナクル目当て……いいや、ナクルたち女子目的だったか」
「え、えっとそれは……」
目が面白いように泳ぎ、図星なのは明らかだ。
前回はナクルが友達を連れて応援に来てくれた。男子は単純だ。女子にカッコ良いところを見せたい。褒められたい。応援されたい。目立ちたい。
そんな分かりやすい感情のまま動くことがほとんどだ。それは大人になっても度合こそ変化するもののベクトルは同じだろう。
「……はぁ。一応ナクルには声をかけてみるけど、あまり期待しないように」
そう言ってやると、嬉しそうに「たのんだ!」と言ってその場から離れていった。
沖長としては最近身体を動かすことが本当に楽しいので大歓迎ではある。古武術の修練もようやく基礎的なものから型を学んでいる最中であり、自分が成長している実感を得られて嬉しい。
前世では叶わなかったことを存分に楽しめている今の状況は、沖長にとってはまるで夢の中のような気分でもある。
もっともここは現実なので、良いことばかりではないけれど……。
「おい、札月! 聞いてるのか、札月!」
先ほどから声をかけてきているのは分かっていたが、できれば相手をしたくなかったので無視していた。しかし相手をしてやらなければ永遠に続くので仕方ない。
「何だよ、金剛寺?」
目を吊り上げながら敵意を向けてきているのは、女子たちの王子様である金剛寺銀河だ。
ここ数カ月でも相変わらず、こうして突っかかってくる。その度に、ナクルや彼の姉である夜風に叱咤されているのに懲りないおバカさんだ。
「聞いたぞ、今度バスケをしに行くんだってな」
「……それが?」
「勝負だ!」
やはりそういう展開を望むかと思い頭が痛くなる。何かあればいつもこうして勝負を挑んでくる。
特に体育などの身体を動かす系は必ず敵チームに入って勝負を挑んでくるので鬱陶しい。
「お前、バスケできんの?」
「俺にできないことはねえよ! 何せ天才ですから!」
某バスケ漫画の主人公を彷彿とさせるセリフを吐くが……。
「けどいつも俺に負けてるよな?」
「うぐっ……そ、それはいつもお前が卑怯なことをしてるからだ!」
そうは言うが、もちろん沖長は正々堂々と向き合っているつもりだ。コイツも転生者だからか、普通の子と比べて身体能力が高いようだが、それでも何故かいつも沖長が勝ってしまう。
短距離走、幅跳び、垂直跳び、ボール投げなどの体力測定で行われるような種目でも勝ちを譲ったことはない。他にも体育で行ったサッカーやドッジボールなども、沖長が入ったチームが勝っている。
これには沖長自身も驚きはあった。古武術を習い始めてから気づいたが、どうやら自分には恵まれた……いや、恵まれ過ぎた身体能力があるらしい。
そこに元々得意だった分析が合わさったことにより、自分の思い描く通りに試合運びができるようになっていた。故に最終的にこちらが勝利を得るのだ。
これは恐らく神に願った〝丈夫な身体〟のお蔭であることは間違いない。実際六歳児とは思えないほどの動きができるようになっているので、少しやり過ぎな感は否めないが、それでも活用できるものは活用させてもらっている。もちろん大騒ぎにならないように要所要所では手を抜いたりしているが。
「今度のバスケでは、その化けの皮を剥がして、ナクルの心を俺に向けてやるから! 楽しみにしてろ!」
そうして高笑いしながら教室から出ていった。
(…………ま、いっか)
日曜日に絡んでくるなら適当にあしらおうと思い、ナクルが戻ってくるまでぼ~っと窓の外を眺めていた。
しかし当日、思いもよらないイベントが待っていたことを、今の沖長には知る由もなかった。
クラスメイトたちの話題も、やはり夏休みに何をするかなどが多く、どこどこへ家族と行くといったことを自慢げに話す子たちもいる。
これがもう少し高学年になれば、互いの家に遊びに行ったり泊まりに行ったりするのかもしれない。あいにく沖長は前世を含め、そういったキャピキャピしたような青春の日々は経験してこなかったが。
しかしどうやら今世では、そんなお一人様ぼっちに身を沈めることがなさそうだ。何故なら……。
「オキくん、夏休みはいっぱいあそぶッスよ!」
放っておいてもこの幼馴染が離してはくれないだろうから。
「うん、道場もあるし、師範たちも泊りがけでも構わないって言ってたし、父さんたちが良いって言ったら世話になるよ」
修一郎には、いつでも泊まりに来てもいいと言われている。彼が言うには、男手が自分しかいないから、沖長がいれば少し心強いのだという。主に精神的に。
(まあ日ノ部家にいる女性って全員強いしなぁ)
ユキナは当然ながら、蔦絵もナクルにも頭が上がらないというか女性に強く出られない修一郎にとっては沖長という存在は心の癒しでもあるらしい。
「ねえねえナクルちゃん、おトイレいっしょにいこー」
「うん、いくッス!」
クラスメイトの女子に誘われて、ナクルが教室から出ていく。
(そういや女子ってああやってよく一緒にトイレに行ってたよなぁ。…………何でだろ?)
前世でも何故か女子生徒というのは、トイレを集団で行っていた。便意というのは人それぞれだし、沖長なら誘われてもタイミングではない限り断るだろう。しかし女子の場合、特に用事が無い時は、ほぼ百パーセント誘われて一緒に行っている。
これは女子特有の何かなのか。沖長の周りだけ起こっている珍しいイベントなのか。
「……まあ、どうでもいいけどね」
くだらないことを考えていたと溜息を吐くと――。
「何がどうでもいいんだ、沖長?」
声をかけてきた人物がいた。そちらに視線を向けると、そこにはクラスメイトの男子生徒がいた。
坊主頭でクリクリ眼が特徴的な子供。彼の名は――高梨勝也。いつも元気溌剌でクラスのムードメーカー的な存在だ。
「ん? 何でもないよ、勝也」
「ふぅん、そっか。なあなあ、こんどバスケしにいこうぜ!」
「今度って、この前も行ったじゃんか」
この近くにはストリートバスケができるエリアがある。そこには小学生用に設置された低目のゴールがあり、そこにはバスケ好きの子供たちが集まるのだ。以前誘われた際に、せっかくの機会でもあるし引き受けた。
ただ、これまでスポーツをしてこなかったこともあり、勝手が分からず最初は足を引っ張ってばかりだった。しかし身体の動かし方に慣れていくと、ゴールも決める回数が増えていき結構楽しかったのを覚えている。
「だって沖長、ちょーうめえじゃん! じょうきゅうせいのヤツらもすげえっていってたし!」
そこに集まるのは何も自分たちのような下級生だけではない。上級生もやってきては試合などを楽しんでいるのだ。
「……別にいいけど」
「よっしゃ! んじゃ、今度のにちようびにな!」
満面の笑みだが、何となく引っ掛かるものを感じた。だから……。
「前みたいにナクルは呼ばないぞ?」
「え……ええっ!? なんでだよ!」
「やっぱナクル目当て……いいや、ナクルたち女子目的だったか」
「え、えっとそれは……」
目が面白いように泳ぎ、図星なのは明らかだ。
前回はナクルが友達を連れて応援に来てくれた。男子は単純だ。女子にカッコ良いところを見せたい。褒められたい。応援されたい。目立ちたい。
そんな分かりやすい感情のまま動くことがほとんどだ。それは大人になっても度合こそ変化するもののベクトルは同じだろう。
「……はぁ。一応ナクルには声をかけてみるけど、あまり期待しないように」
そう言ってやると、嬉しそうに「たのんだ!」と言ってその場から離れていった。
沖長としては最近身体を動かすことが本当に楽しいので大歓迎ではある。古武術の修練もようやく基礎的なものから型を学んでいる最中であり、自分が成長している実感を得られて嬉しい。
前世では叶わなかったことを存分に楽しめている今の状況は、沖長にとってはまるで夢の中のような気分でもある。
もっともここは現実なので、良いことばかりではないけれど……。
「おい、札月! 聞いてるのか、札月!」
先ほどから声をかけてきているのは分かっていたが、できれば相手をしたくなかったので無視していた。しかし相手をしてやらなければ永遠に続くので仕方ない。
「何だよ、金剛寺?」
目を吊り上げながら敵意を向けてきているのは、女子たちの王子様である金剛寺銀河だ。
ここ数カ月でも相変わらず、こうして突っかかってくる。その度に、ナクルや彼の姉である夜風に叱咤されているのに懲りないおバカさんだ。
「聞いたぞ、今度バスケをしに行くんだってな」
「……それが?」
「勝負だ!」
やはりそういう展開を望むかと思い頭が痛くなる。何かあればいつもこうして勝負を挑んでくる。
特に体育などの身体を動かす系は必ず敵チームに入って勝負を挑んでくるので鬱陶しい。
「お前、バスケできんの?」
「俺にできないことはねえよ! 何せ天才ですから!」
某バスケ漫画の主人公を彷彿とさせるセリフを吐くが……。
「けどいつも俺に負けてるよな?」
「うぐっ……そ、それはいつもお前が卑怯なことをしてるからだ!」
そうは言うが、もちろん沖長は正々堂々と向き合っているつもりだ。コイツも転生者だからか、普通の子と比べて身体能力が高いようだが、それでも何故かいつも沖長が勝ってしまう。
短距離走、幅跳び、垂直跳び、ボール投げなどの体力測定で行われるような種目でも勝ちを譲ったことはない。他にも体育で行ったサッカーやドッジボールなども、沖長が入ったチームが勝っている。
これには沖長自身も驚きはあった。古武術を習い始めてから気づいたが、どうやら自分には恵まれた……いや、恵まれ過ぎた身体能力があるらしい。
そこに元々得意だった分析が合わさったことにより、自分の思い描く通りに試合運びができるようになっていた。故に最終的にこちらが勝利を得るのだ。
これは恐らく神に願った〝丈夫な身体〟のお蔭であることは間違いない。実際六歳児とは思えないほどの動きができるようになっているので、少しやり過ぎな感は否めないが、それでも活用できるものは活用させてもらっている。もちろん大騒ぎにならないように要所要所では手を抜いたりしているが。
「今度のバスケでは、その化けの皮を剥がして、ナクルの心を俺に向けてやるから! 楽しみにしてろ!」
そうして高笑いしながら教室から出ていった。
(…………ま、いっか)
日曜日に絡んでくるなら適当にあしらおうと思い、ナクルが戻ってくるまでぼ~っと窓の外を眺めていた。
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