38 / 258
37
しおりを挟む
初めての沖長がボールを持っての試合スタート。そしてこれが最初で最後になる。
沖長たちか武太たちか、そのどちらかでも一回ゴールすれば試合終了だ。
すると試合が再開されるとすぐに沖長に向かって武太がプレスをかけてくる……が、すぐに沖長は長門へとパスをした。
その間に、またも勝也はゴール下へと走る。それを見た上級生もまた勝也へのマークを一人つかせた。これで互いに一対一の構図。
ここまでなら先ほどと同様に、また長門が相手を抜き去るとファールをしてくるだろう。事実、上級生はまるで抜いて来いよとでも言わんばかりにいやらしい笑みを浮かべている。
だがここからは違う。長門はそのままドリブルを意地しつつ足を止めている間に、沖長がフリーになるべく走る。当然武太もついてくるが、すばしっこさなら沖長に敵うはずもない。
「おお! そこッス! 行くッスよ、オキくぅーんっ!」
ナクルの声援を背に受けながら、目まぐるしい動きで武太を翻弄し抜き去る。ボールを持っていないからこその複雑な動きができた。
そして長門……ではなく勝也の方へと向かい、彼のマークについている上級生の傍に立つ。続いて勝也がこちらへと走ってきて、同時にマークについている上級生も勝也を追おうとするが、沖長が壁になって上級生を阻む。
これがスクリーンプレイというやつだ。こうすることで味方をフリーにし、シュートチャンスを作ることができる。
ちなみにこのやり方は、前に勝也たちと一緒にバスケットボールをした時に行ったので、彼も言わずともちゃんと行動してくれた。
少しゴールからは離れたが、フリーになった勝也に向かって長門がパスをしようとする。慌てて長門についていた上級生が止めようとするものの、それをフェイントにして上級生を抜き去った。
先ほどと同様に、また長門の服を掴もうと手を伸ばす――が、その直後に沖長の瞳が光る。
――ツルンッ!
手を伸ばしていた上級生が、突然滑ったように転倒しファール失敗。その隙に完全フリーとなった長門がシュートフォームを作る。
しかしそこへもう一人の上級生がすぐさま立ちはだかり、シュートコースを防ごうと手を伸ばしてきた。ボールはこのまま放り投げることはできる。しかし相手の手が長門の視界を若干塞いだことで、距離感が掴めなくなってしまう。
もしシュートを外せば、必ず相手はリバウンドを取ってくるはず。そうなれば相手ボールになり圧倒的な不利に追い込まれる。
「――――羽竹!」
そこへ沖長の声がコート内に響く。
長門はほとんど反射的に、沖長へ向けてパスを返した。そしてボールを受け取った沖長は、顔を見上げゴールを視界に収める。
そのままボールを持った両手を上げようとすると――。
「させるかこのガキィィィッ!」
最後の足掻きとばかりに、その巨体を震わせて突っ込んでくる武太。ファールも何も関係ない。真っ直ぐ体当たりでもしてシュートチャンスを潰そうとしているのが丸分かりだ。
(……悪いけど、俺は勇者でも正義の味方でもない。やられたらきっちりやり返すタイプだ)
目には目を、歯には歯を。そして――反則には反則を。
物凄い勢いで駆け寄ってきていた武太だったが、まるで漫画にでもあるバナナの皮でも踏んだかのように勢いよく転んだ。
「足元はちゃんと見ようね、お兄さん」
そう言いながら沖長は、ぶつからないように一歩前に出た。
「いっけーっ、オキくぅーんっ!」
「決めろぉぉっ、沖長ぁぁぁっ!」
ナクルと勝也が期待を込めた言葉を投げかける。それに応えるように、沖長は綺麗なシュートフォームでボールを放った。
そして放たれたボールは、ゆっくりと弧を描きながら――――シュパッ!
見事リングの真ん中を通過したのである。
誰もが沈黙している最中、ボールが床を何度も叩く音だけが響き渡っていた。
そんな中、最初に口を開いたのはナクルだった。
「や、やった……やったッスよぉ、オキくんたちの勝っちぃぃぃっ!」
その声に、野次馬たちも興奮し、
「「「「うおぉぉぉぉっ!」」」」
と歓声を上げ、口々に「すげえ!」や「あの悪ガキどもに勝ちやがった!?」などと絶賛の気持ちを露わにしている。
沖長も何とか上手くいったと胸を撫で下ろしていると、そこへ勝也が飛び込んできた……ので、ひょっこりと避けた。
「うげぇっ! ちょ、おい! 何で避けるんだよ!」
「いや……男に抱き着かれるのはちょっと」
特に汗だくだし、本能的に身体が退避してしまったのである。
対して長門はゆっくりと近づいてきて、ジッとこちらの顔を見つめながら言う。
「……まあ、及第点ということにしとくよ」
「はは、そりゃどーも」
どうやら素直に褒めることができないようだ。それでもどこか頬が緩んでいるので、勝利自体は喜んでくれているのかもしれない。
しかしそれだけで終わりではなかった。
「てめぇぇぇっ!」
無様に地に転がっていた武太が、物凄い形相でこちらにやってきた。これはまだ一悶着があるかと警戒していたが――何故か、沖長の目前に立つと、愉快そうに笑みを浮かべる。
そして――。
「ブッハッハッハ! てめえ、やるじゃねえかぁ!」
「……え? ……はい?」
どういうわけか上機嫌そうに笑いながら感心している武太に、逆にこちらが困惑してしまった。
「お前、名前は?」
「へ? あー……札月沖長って言いますけど」
「札月かぁ……いいなお前。どうだ、俺の下につかねえかぁ?」
いきなり手下の勧誘が始まった。突拍子もないことで驚くが、答えは一つだ。
「すみませんけど、俺は自由が好きなんで」
「ブフン、そりゃ残念だなぁ。けど……俺は諦めねえぜぇ?」
何だか面倒そうな人に目を点けられたみたいだ。
「そこのお前も、その気になったら俺を尋ねてこいやぁ」
それは長門に向けられた言葉だが、彼もまた「お断りだね」と短く返した。
「ほれ、お前らそろそろ帰るぞぉ! ああ、安心しなぁ。ちゃぁんと利用料は払っとくからよぉ。何ならこれをやるぜぇ」
そう言って取り出したのは一枚のカード。
「お、おお! それってココの年間フリーパスじゃねえか!」
驚愕する勝也によれば、これ一枚を持っていれば、ここにあるスポーツ施設で利用料を払わずに使用できるらしい。しかもそれを二枚。沖長と長門はそれぞれ受け取った。
(こんなもんを持ってるってことは、相当な金持ちなんだろうなぁ)
小学生にもかかわらず、羨ましい限りである。
ちなみに勝也は「おれの分は?」と言っているが、武太が認めたのは沖長と長門だけらしく、勝也は完全に無視されていた。
するとそこへ――。
「――――坊っちゃんっ!?」
コートの外から駆け寄ってくる一人の老執事らしき人物がいた。
「げっ……見つかっちまったな。おい、さっさと逃げるぞ!」
「「は、はい!」」
「じゃあなお前ら、縁があったらまた会おうやぁ」
そう言うと、武太は追いかけてくる執事とは正反対へと全力疾走していった。
そんな光景を誰もが唖然と見つめていたが、沖長は心の中であることを思う。
(そこはまず謝ろうぜ……ブタさん)
釈然としないものを抱えつつ、それでも穏便に終結を迎えられたので良しとした。
沖長たちか武太たちか、そのどちらかでも一回ゴールすれば試合終了だ。
すると試合が再開されるとすぐに沖長に向かって武太がプレスをかけてくる……が、すぐに沖長は長門へとパスをした。
その間に、またも勝也はゴール下へと走る。それを見た上級生もまた勝也へのマークを一人つかせた。これで互いに一対一の構図。
ここまでなら先ほどと同様に、また長門が相手を抜き去るとファールをしてくるだろう。事実、上級生はまるで抜いて来いよとでも言わんばかりにいやらしい笑みを浮かべている。
だがここからは違う。長門はそのままドリブルを意地しつつ足を止めている間に、沖長がフリーになるべく走る。当然武太もついてくるが、すばしっこさなら沖長に敵うはずもない。
「おお! そこッス! 行くッスよ、オキくぅーんっ!」
ナクルの声援を背に受けながら、目まぐるしい動きで武太を翻弄し抜き去る。ボールを持っていないからこその複雑な動きができた。
そして長門……ではなく勝也の方へと向かい、彼のマークについている上級生の傍に立つ。続いて勝也がこちらへと走ってきて、同時にマークについている上級生も勝也を追おうとするが、沖長が壁になって上級生を阻む。
これがスクリーンプレイというやつだ。こうすることで味方をフリーにし、シュートチャンスを作ることができる。
ちなみにこのやり方は、前に勝也たちと一緒にバスケットボールをした時に行ったので、彼も言わずともちゃんと行動してくれた。
少しゴールからは離れたが、フリーになった勝也に向かって長門がパスをしようとする。慌てて長門についていた上級生が止めようとするものの、それをフェイントにして上級生を抜き去った。
先ほどと同様に、また長門の服を掴もうと手を伸ばす――が、その直後に沖長の瞳が光る。
――ツルンッ!
手を伸ばしていた上級生が、突然滑ったように転倒しファール失敗。その隙に完全フリーとなった長門がシュートフォームを作る。
しかしそこへもう一人の上級生がすぐさま立ちはだかり、シュートコースを防ごうと手を伸ばしてきた。ボールはこのまま放り投げることはできる。しかし相手の手が長門の視界を若干塞いだことで、距離感が掴めなくなってしまう。
もしシュートを外せば、必ず相手はリバウンドを取ってくるはず。そうなれば相手ボールになり圧倒的な不利に追い込まれる。
「――――羽竹!」
そこへ沖長の声がコート内に響く。
長門はほとんど反射的に、沖長へ向けてパスを返した。そしてボールを受け取った沖長は、顔を見上げゴールを視界に収める。
そのままボールを持った両手を上げようとすると――。
「させるかこのガキィィィッ!」
最後の足掻きとばかりに、その巨体を震わせて突っ込んでくる武太。ファールも何も関係ない。真っ直ぐ体当たりでもしてシュートチャンスを潰そうとしているのが丸分かりだ。
(……悪いけど、俺は勇者でも正義の味方でもない。やられたらきっちりやり返すタイプだ)
目には目を、歯には歯を。そして――反則には反則を。
物凄い勢いで駆け寄ってきていた武太だったが、まるで漫画にでもあるバナナの皮でも踏んだかのように勢いよく転んだ。
「足元はちゃんと見ようね、お兄さん」
そう言いながら沖長は、ぶつからないように一歩前に出た。
「いっけーっ、オキくぅーんっ!」
「決めろぉぉっ、沖長ぁぁぁっ!」
ナクルと勝也が期待を込めた言葉を投げかける。それに応えるように、沖長は綺麗なシュートフォームでボールを放った。
そして放たれたボールは、ゆっくりと弧を描きながら――――シュパッ!
見事リングの真ん中を通過したのである。
誰もが沈黙している最中、ボールが床を何度も叩く音だけが響き渡っていた。
そんな中、最初に口を開いたのはナクルだった。
「や、やった……やったッスよぉ、オキくんたちの勝っちぃぃぃっ!」
その声に、野次馬たちも興奮し、
「「「「うおぉぉぉぉっ!」」」」
と歓声を上げ、口々に「すげえ!」や「あの悪ガキどもに勝ちやがった!?」などと絶賛の気持ちを露わにしている。
沖長も何とか上手くいったと胸を撫で下ろしていると、そこへ勝也が飛び込んできた……ので、ひょっこりと避けた。
「うげぇっ! ちょ、おい! 何で避けるんだよ!」
「いや……男に抱き着かれるのはちょっと」
特に汗だくだし、本能的に身体が退避してしまったのである。
対して長門はゆっくりと近づいてきて、ジッとこちらの顔を見つめながら言う。
「……まあ、及第点ということにしとくよ」
「はは、そりゃどーも」
どうやら素直に褒めることができないようだ。それでもどこか頬が緩んでいるので、勝利自体は喜んでくれているのかもしれない。
しかしそれだけで終わりではなかった。
「てめぇぇぇっ!」
無様に地に転がっていた武太が、物凄い形相でこちらにやってきた。これはまだ一悶着があるかと警戒していたが――何故か、沖長の目前に立つと、愉快そうに笑みを浮かべる。
そして――。
「ブッハッハッハ! てめえ、やるじゃねえかぁ!」
「……え? ……はい?」
どういうわけか上機嫌そうに笑いながら感心している武太に、逆にこちらが困惑してしまった。
「お前、名前は?」
「へ? あー……札月沖長って言いますけど」
「札月かぁ……いいなお前。どうだ、俺の下につかねえかぁ?」
いきなり手下の勧誘が始まった。突拍子もないことで驚くが、答えは一つだ。
「すみませんけど、俺は自由が好きなんで」
「ブフン、そりゃ残念だなぁ。けど……俺は諦めねえぜぇ?」
何だか面倒そうな人に目を点けられたみたいだ。
「そこのお前も、その気になったら俺を尋ねてこいやぁ」
それは長門に向けられた言葉だが、彼もまた「お断りだね」と短く返した。
「ほれ、お前らそろそろ帰るぞぉ! ああ、安心しなぁ。ちゃぁんと利用料は払っとくからよぉ。何ならこれをやるぜぇ」
そう言って取り出したのは一枚のカード。
「お、おお! それってココの年間フリーパスじゃねえか!」
驚愕する勝也によれば、これ一枚を持っていれば、ここにあるスポーツ施設で利用料を払わずに使用できるらしい。しかもそれを二枚。沖長と長門はそれぞれ受け取った。
(こんなもんを持ってるってことは、相当な金持ちなんだろうなぁ)
小学生にもかかわらず、羨ましい限りである。
ちなみに勝也は「おれの分は?」と言っているが、武太が認めたのは沖長と長門だけらしく、勝也は完全に無視されていた。
するとそこへ――。
「――――坊っちゃんっ!?」
コートの外から駆け寄ってくる一人の老執事らしき人物がいた。
「げっ……見つかっちまったな。おい、さっさと逃げるぞ!」
「「は、はい!」」
「じゃあなお前ら、縁があったらまた会おうやぁ」
そう言うと、武太は追いかけてくる執事とは正反対へと全力疾走していった。
そんな光景を誰もが唖然と見つめていたが、沖長は心の中であることを思う。
(そこはまず謝ろうぜ……ブタさん)
釈然としないものを抱えつつ、それでも穏便に終結を迎えられたので良しとした。
516
あなたにおすすめの小説
俺得リターン!異世界から地球に戻っても魔法使えるし?アイテムボックスあるし?地球が大変な事になっても俺得なんですが!
くまの香
ファンタジー
鹿野香(かのかおる)男49歳未婚の派遣が、ある日突然仕事中に異世界へ飛ばされた。(←前作)
異世界でようやく平和な日常を掴んだが、今度は地球へ戻る事に。隕石落下で大混乱中の地球でも相変わらず呑気に頑張るおじさんの日常。「大丈夫、俺、ラッキーだから」
ひっそり静かに生きていきたい 神様に同情されて異世界へ。頼みの綱はアイテムボックス
於田縫紀
ファンタジー
雨宿りで立ち寄った神社の神様に境遇を同情され、私は異世界へと転移。
場所は山の中で周囲に村等の気配はない。あるのは木と草と崖、土と空気だけ。でもこれでいい。私は他人が怖いから。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~
緋色優希
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。
現代錬金術のすゝめ 〜ソロキャンプに行ったら賢者の石を拾った〜
涼月 風
ファンタジー
御門賢一郎は過去にトラウマを抱える高校一年生。
ゴールデンウィークにソロキャンプに行き、そこで綺麗な石を拾った。
しかし、その直後雷に打たれて意識を失う。
奇跡的に助かった彼は以前の彼とは違っていた。
そんな彼が成長する為に異世界に行ったり又、現代で錬金術をしながら生活する物語。
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
小さな大魔法使いの自分探しの旅 親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします
藤なごみ
ファンタジー
※2025年12月に第4巻が発売されました
2024年6月中旬に第一巻が発売されます
2024年6月16日出荷、19日販売となります
発売に伴い、題名を「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、元気いっぱいに無自覚チートで街の人を笑顔にします~」→「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします~」
中世ヨーロッパに似ているようで少し違う世界。
数少ないですが魔法使いがが存在し、様々な魔導具も生産され、人々の生活を支えています。
また、未開発の土地も多く、数多くの冒険者が活動しています
この世界のとある地域では、シェルフィード王国とタターランド帝国という二つの国が争いを続けています
戦争を行る理由は様ながら長年戦争をしては停戦を繰り返していて、今は辛うじて平和な時が訪れています
そんな世界の田舎で、男の子は産まれました
男の子の両親は浪費家で、親の資産を一気に食いつぶしてしまい、あろうことかお金を得るために両親は行商人に幼い男の子を売ってしまいました
男の子は行商人に連れていかれながら街道を進んでいくが、ここで行商人一行が盗賊に襲われます
そして盗賊により行商人一行が殺害される中、男の子にも命の危険が迫ります
絶体絶命の中、男の子の中に眠っていた力が目覚めて……
この物語は、男の子が各地を旅しながら自分というものを探すものです
各地で出会う人との繋がりを通じて、男の子は少しずつ成長していきます
そして、自分の中にある魔法の力と向かいながら、色々な事を覚えていきます
カクヨム様と小説家になろう様にも投稿しております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる