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入学式から数日が立ち、寮生活にも学園にも慣れて来て、皆は緊張感も薄くなってきた頃だと思うが、俺はまだ警戒心がとれずビクビクして過ごしていた。
何故なら…
「きゃあぁぁ!」
俺が廊下を歩いていれば、不意にリビアンが激突して来てアクションを起こそうとしてくる。
俺が鈍いからか、リビアンが巧みなのか解らないが、毎回押し倒されるという展開だ。
背中に乗られる格好になるので、辛い。
いつもテオルドかマクビルに助けてもらうが、たまにグレース王子が助けてくれた事もあった。
今日も見事に俺の背中に乗って悲鳴を挙げている。
俺は潰されたカエルのように、グエッとしか声が出ないんだけど。
いつもの事なので、皆も慣れて来て可哀想な目で見てくる。
俺…トイレ行きたかったんだけど………どうしよう…漏れそう……。
「きゃあぁぁあ!」
誰を呼んでいるのか、更に耳障りな大きな声で叫ぶ。
とマクビルが来て、何も言わずリビアンを退けて俺を起こしてくれた。助かったけど、乗られていたお陰で腰が痛い。
「マクビル様ー!お礼に、今日のお昼一緒に食べましょ!」
希望していた人物が来たからか、マクビルの腕に胸を擦り付けるようにし、腕を絡めていた。
悪いが俺はトイレに行きたい。
「マクビル、ありがとう。俺、おしっこ漏れるから後で。」
リビアンはマクビルやグレース王子が来ると、猫なで声ですり寄ってお礼という名の押し売りをするが、テオルドが来ると、可愛い顔が台無しの鬼の形相で罵ってくる。
その変わりようが、はっきり言って怖い。
俺の事は、マクビルとグレース王子を呼ぶ為の餌らしい。勘弁してくれ。
用を足し、教室に戻るとテオルドとマクビルが項垂れていた。
「マクビル、さっきはありがとう。それに…二人ともどうした?」
マクビルは解るが、テオルドも疲れてるのはどうしたんだろう?
「マクビルがリビアンに捕まってて、何をしても腕から離れなかったから、俺が助けに行ったんだけど…。」
はぁ、とテオルドはため息をついてる。
「マクビルと相思相愛だから邪魔するな、とか…。あんたは後で相手してあげるから待ってろ、とか何とか…。意味が解らないし、言葉も通じないしで…疲れた。」
「…お疲れ……。」
俺が捕まらなければこんな事になってないんだな…と思うと申し訳なくなってくる。
それにしても、リビアンも転生者なんだとしか思えない言動だ。
不可解な行動ばっかりして、ゲームのリビアンと違ってると今になって解る。
ゲームでの本当のリビアンは、夢見がちだけど消極的でおっちょこちょいで、ぶりっ子…そんな子だ。
だが、現存の彼女は積極的で自己中心的、ここはゲームだと思い込んでいるみたいだ。
ゲームと似ているが、皆の性格は違うし、この世界で俺達は生きている。
死んだからといってまた最初からゲームを出来る訳じゃない。
俺も転生者だって事がバレたら、何をされるか解らない。
俺は無用らしいから、関わりたくない。俺の腰の為にも。
関わりたくないと思っていても、光属性はフレス先生に魔法を教えてもらう為、一緒に教室で学んでいた。
「魔法を使う為には、魔力が必要になる。人それぞれ魔力量も違って、魔法を使う種類が限られてくる。まず、魔力量を計り、量が少なければ増やさなければならない。その為には、たくさん魔法を使う事が一番だ。」
「洗浄、浄化、など一般的な物だとしても、光属性を持っている者だと効果は絶大だ。」
基本的な事から、光属性の魔法の使い方などを学んでいく。
俺は、少しでも魔法が使えるように、忘れる前にノートに書いていく。
隣は、明らかにフレス先生の講義を聞いていないみたいで寝ている。
「リビアン、聞いていますか?」
「………くぅ……くぅ………。」
フレス先生が呼び掛けても返事は無い。少し寝息みたいなものも聞こえて来ている。寝るほど退屈だったのかな。
フレス先生は、リビアンの事は諦めているようで寝ていようが、話を聞いていなかろうが、構わず講義を続けた。
フレス先生の講義は解りやすい。優しそうな人柄もあり、俺は楽しんでいた。
だが次の日、あまりにもリビアンが講義中に寝ている為、フレス先生ではなく、長髪のイケメンのネフィルさんが代わりに来た。
ネフィル先生は黒く長い髪を結いもせず、下ろしているので色気が溢れている。
その色気に、頬を染めているのはリビアンだ。
ネフィル先生の講義は、難しくて付いていくのがやっとだ。
隣のリビアンというと…目を輝かせてネフィル先生を見つめている。話を聞いているのかは解らないが…。
「ネフィル先生、私、解らない事があるんですー。」
リビアンは目を潤ませ、上目遣いでネフィル先生を見ていた。
可愛い…けど、下心が透けて見える。
何だか、女性不信に陥りそう。
「どこが解りませんか?」
ネフィル先生は笑顔で接している。可愛い子に頼られたらニヤけるのは男の性だな。しょうがない。
「私の魔力量を計って貰えませんか?やり方が解らなくってぇ。」
リビアンは甘えたような猫なで声で言う。
魔力量を計る為には、他人と手の平を合わせて調べて貰うしかない。
リビアンは、それをしたいらしく手を出して待っている。
だが、ネフィル先生はリビアンの体に触れる事無く、かざしただけで解るらしい。
「フレス様が計った時と同じ量なので、大丈夫ですよ。」
リビアンを笑顔のままで突き放す。凄い…。そんな事が出来るのはネフィル先生だけじゃないのか。
リビアンも期待していた分、落胆も大きかったらしく、笑顔が引き吊っていた。
その後もネフィル先生は、何事も無かったかのように講義を続けていた。
だがリビアンは諦めず、ネフィル先生にアピールをしては玉砕していた。
何故なら…
「きゃあぁぁ!」
俺が廊下を歩いていれば、不意にリビアンが激突して来てアクションを起こそうとしてくる。
俺が鈍いからか、リビアンが巧みなのか解らないが、毎回押し倒されるという展開だ。
背中に乗られる格好になるので、辛い。
いつもテオルドかマクビルに助けてもらうが、たまにグレース王子が助けてくれた事もあった。
今日も見事に俺の背中に乗って悲鳴を挙げている。
俺は潰されたカエルのように、グエッとしか声が出ないんだけど。
いつもの事なので、皆も慣れて来て可哀想な目で見てくる。
俺…トイレ行きたかったんだけど………どうしよう…漏れそう……。
「きゃあぁぁあ!」
誰を呼んでいるのか、更に耳障りな大きな声で叫ぶ。
とマクビルが来て、何も言わずリビアンを退けて俺を起こしてくれた。助かったけど、乗られていたお陰で腰が痛い。
「マクビル様ー!お礼に、今日のお昼一緒に食べましょ!」
希望していた人物が来たからか、マクビルの腕に胸を擦り付けるようにし、腕を絡めていた。
悪いが俺はトイレに行きたい。
「マクビル、ありがとう。俺、おしっこ漏れるから後で。」
リビアンはマクビルやグレース王子が来ると、猫なで声ですり寄ってお礼という名の押し売りをするが、テオルドが来ると、可愛い顔が台無しの鬼の形相で罵ってくる。
その変わりようが、はっきり言って怖い。
俺の事は、マクビルとグレース王子を呼ぶ為の餌らしい。勘弁してくれ。
用を足し、教室に戻るとテオルドとマクビルが項垂れていた。
「マクビル、さっきはありがとう。それに…二人ともどうした?」
マクビルは解るが、テオルドも疲れてるのはどうしたんだろう?
「マクビルがリビアンに捕まってて、何をしても腕から離れなかったから、俺が助けに行ったんだけど…。」
はぁ、とテオルドはため息をついてる。
「マクビルと相思相愛だから邪魔するな、とか…。あんたは後で相手してあげるから待ってろ、とか何とか…。意味が解らないし、言葉も通じないしで…疲れた。」
「…お疲れ……。」
俺が捕まらなければこんな事になってないんだな…と思うと申し訳なくなってくる。
それにしても、リビアンも転生者なんだとしか思えない言動だ。
不可解な行動ばっかりして、ゲームのリビアンと違ってると今になって解る。
ゲームでの本当のリビアンは、夢見がちだけど消極的でおっちょこちょいで、ぶりっ子…そんな子だ。
だが、現存の彼女は積極的で自己中心的、ここはゲームだと思い込んでいるみたいだ。
ゲームと似ているが、皆の性格は違うし、この世界で俺達は生きている。
死んだからといってまた最初からゲームを出来る訳じゃない。
俺も転生者だって事がバレたら、何をされるか解らない。
俺は無用らしいから、関わりたくない。俺の腰の為にも。
関わりたくないと思っていても、光属性はフレス先生に魔法を教えてもらう為、一緒に教室で学んでいた。
「魔法を使う為には、魔力が必要になる。人それぞれ魔力量も違って、魔法を使う種類が限られてくる。まず、魔力量を計り、量が少なければ増やさなければならない。その為には、たくさん魔法を使う事が一番だ。」
「洗浄、浄化、など一般的な物だとしても、光属性を持っている者だと効果は絶大だ。」
基本的な事から、光属性の魔法の使い方などを学んでいく。
俺は、少しでも魔法が使えるように、忘れる前にノートに書いていく。
隣は、明らかにフレス先生の講義を聞いていないみたいで寝ている。
「リビアン、聞いていますか?」
「………くぅ……くぅ………。」
フレス先生が呼び掛けても返事は無い。少し寝息みたいなものも聞こえて来ている。寝るほど退屈だったのかな。
フレス先生は、リビアンの事は諦めているようで寝ていようが、話を聞いていなかろうが、構わず講義を続けた。
フレス先生の講義は解りやすい。優しそうな人柄もあり、俺は楽しんでいた。
だが次の日、あまりにもリビアンが講義中に寝ている為、フレス先生ではなく、長髪のイケメンのネフィルさんが代わりに来た。
ネフィル先生は黒く長い髪を結いもせず、下ろしているので色気が溢れている。
その色気に、頬を染めているのはリビアンだ。
ネフィル先生の講義は、難しくて付いていくのがやっとだ。
隣のリビアンというと…目を輝かせてネフィル先生を見つめている。話を聞いているのかは解らないが…。
「ネフィル先生、私、解らない事があるんですー。」
リビアンは目を潤ませ、上目遣いでネフィル先生を見ていた。
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だが、ネフィル先生はリビアンの体に触れる事無く、かざしただけで解るらしい。
「フレス様が計った時と同じ量なので、大丈夫ですよ。」
リビアンを笑顔のままで突き放す。凄い…。そんな事が出来るのはネフィル先生だけじゃないのか。
リビアンも期待していた分、落胆も大きかったらしく、笑顔が引き吊っていた。
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