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第14話 戦闘
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「司書さんじゃなく、先生だったのかなぁ……?」
西館の図書館に向かったリタだったが、そこの司書には「呼んでませんよ」と、はっきり告げられた。
おそらく、アーギンの伝達ミスなのだろう。
多少の違和感を感じたが、完全下校時間まで、あと30分もある。
東館の図書館に戻って、受付の仕事を再会しなければ。
そう考え、東館に戻ったリタは、図書館目指して廊下をてくてくと歩いていたのだが、
どんっ!
曲がり角で誰かとぶつかった。
どうやら相手は小走りしていたようで、衝突時の衝撃はそこそこ強い。
跳ね返され、尻もちをついてしまう。
「いたた……。ごめんね、注意不足で……」
尻と腰に鈍い痛みを感じるが、ぶつかった相手に、謝罪しながら振り仰ぐ。
すると、そこに立っていたのは、
「アーギン?」
つい先程図書館に来た、同級生の青年だった。
もっとも、行きと帰りでは、様相が異なる。
何故か古めかしい本を小脇に抱え、制服の袖が真っ赤に染まっている。
まるで、染料をぶちまけたみたいだ。
「どうしたの、アーギン?」
「……ふんっ」
「ちょ、ちょっと!」
無言で目下のリタを睨み付け、アーギンは駆け足で走り去った。
リタは立ち上がり、
「司書さん、私に用件はないって言ってたよー!」
その背に声を飛ばすが……彼は振り返らない。
足も止めない。
ただ急いで、とある一室へと入っていた。
「別に謝って欲しかった訳じゃないけど、もう少し、愛想よくてもいいんじゃないかなぁ……」
常に傲慢。それがアーギンの印象だ。
喜怒哀楽のはっきりしたシロとは、正反対の性格と言える。
とは言え、彼にも彼の生い立ちがあって、目的があるのだろう。
それが個性なら……仕方ない。
「ま、ドロップキックするのも、個性だもんね……」
友人の事を思い出しつつも、彼女は図書館に再度、向かい始めた。
そして、歩を進めるたび、アーギンの異様さが思い出される。
彼は何故か本を持っていた。
それも、かなり古そうな、いわゆる古書の類だ。
おそらくだが、借りたのだろう。図書館に寄ったついでに。
だがしかし、彼の袖は紅に染まっていた。
家庭科室や美術室ならいざ知らず、果たして、図書館で袖が汚れるなどということがあろうか? それも、紅に。
なにかがおかしい気がしてくる。
違和感がぶわっと湧出してくる。
そしてそれは、よろしくない予想へと、実を結んだ。
「あれは……血? アーギン以外で、図書館にいたのは……」
悪寒が全身に迸り、冷や汗が噴き出す。
「シロっ! い、いや、そんな……!」
リタは脇目も振らず、誰もいない廊下を駆け出した。
図書館までは、さほど遠くない。
十数秒も駆ければ、すぐに辿り着く。
「シロ! シロ、いる!?」
乱暴に扉を開き、図書館の中に足を踏み入れる。
そして、見てしまった。
眠っているかのように机に突っ伏す、背の低い、髪の白い少年。
彼の眠る机には、血の水たまりが出来ていた──
「そ、そんな……っ!」
震える両足を必死に動かして、おろおろと近寄る。
だが、彼は反応しない。
目の前に着くなり、生死を確認しようと手を伸ばすと、
びしゅゥッ!
机から上方へと放たれた、かまいたちのごとく一陣の風によって、指先に切り傷が走る。
鋭敏な部位への、鋭い一撃だ。
針で刺されるような、もどかしい痛みは当然感じる。
だが、指先から滴る血の雫がシロの頬に触れてもなお、彼が微動だにしないのを間近で見ると、痛みすら忘れてしまう。
代わりに、実感してしまうのだ。
──彼は死んでいる、と。
「シロぉ……っ!」
出会ってまだ間もないとはいえ、友人が目の前で死んでいるのだ。
胸の奥から、涙が競り上がってくる。
「い、いや、泣いている暇なんてない……! リタ・アーネット、あなたなら出来る! アーネットの名に懸けて、アーギンを止めるの!」
自分で自分を言い聞かせ、リタはシロから踵を返した。
そして、アーギンの入った一室へと、全速力で駆け出す。
悪漢を倒し復讐を果たせ、自身にそう語りかけてくる英雄の血。
リタの両足は止まることを知らず。
彼女は険しい顔で、アーギンの入った部屋の扉を開いた。
「アーギン!」
すると室内には、目的の人物であるアーギンは、しかといた。
ちょうど、空中に生じている漆黒の渦のような穴に、古書とカギを投じ終わったところだった。
彼は名前を呼ばれて振り返り、様々な事を察してか、腰から魔法杖を引き抜く。
「……まさか、追いかけてきたか」
「あなたの悪事は、決して見逃せるものじゃないわ!」
「……くだらない正義感だ。真理に比べれば、そんな可変のもの、豚の餌に等しい」
「アーギン……ッ!」
怒りに眉根を狭めて、睨み付けるリタ。
いかにも平凡そうな彼女が、躊躇いもせず犯罪者を追いかけて、なおかつ恐れることもない。
意外に感じたのか、アーギンは偉そうに鼻を鳴らす。
「ふんっ、勇気があるのはいいが、身を引くべきだぞ。これは、善意からの忠告だ」
「無理ね。英雄の子孫である以上、私には、あなたを止める義務がある!」
「……どうしても俺を止めるつもりみたいだな」
アーギンは魔法杖の先を、ゆっくりとリタへと向ける。
対するリタも、アーギンの方へと右手を向けた。
「死ぬぞ?」
と、アーギンが発した直後。
両者が全く同時に、魔術の詠唱を始める。
「《火(イグニ)》・《前方(アンティー)》・《射出(イエセレ)》ッ!」
「《壁(パリエース)》・《固定(フィックス)》」
リタは三語の詠唱で、火球をアーギンに向けて放つ。
しかし、アーギンの詠唱はたったの二語。詠唱速度でリタを上回る。
そのためか、即座に形成された半透明の壁によって、遅れて飛んできた火球はジュッ、と音を立てて儚くも消失した。
「魔法杖の差ね……っ!」
魔法杖とは、古来から用いられてきた、詠唱を速くするための、魔道具である。
《前方(アンティー)》や《上方(スプラー)》などの単語を刻み、その単語の詠唱を、音声魔術ではなく刻印魔術で行う、といものだ。
今回の場合、アーギンは《前方(アンティー)》の分の詠唱を、魔法杖を用いることによって、最速化したのだろう。
ゆえに、詠唱の速度に差が出る。
しかもそれは、なにも防御だけに限った話じゃない。
「《風(ヴェントゥス)》・《射出(イエセレ)》」
「《壁(パリエース)》・《前方(アンティー)》・《こ──」
吹き荒れる、鋭い一陣の疾風。
詠唱中のリタの右手は服ごと裂かれ、真っ赤な鮮血が飛び散った。
「ぐあぁ……ッ!」
右腕に迸る痛みに、詠唱を中断。
だらり、と茎の柔らかくなった草花のように、右腕が重力に従い、垂れる。
出血を出来る限り抑えようと、リタは傷口を左手で抑え、痛苦に顔を歪める。
「いい様だな、アーネット。力無くして、自分の正義は貫けないぞ」
「まだ私は、負けた訳じゃない……っ!」
「どちらが勝利により近いか、一目瞭然ではないか?」
「くっ……!」
詠唱速度で負けているとなると、残念ながら、勝機は薄い。
体術か、奇策か、何かしらの手札が無ければ、敗北は必至。
だが、たかだか二十年すら生きていないような少女に、どれだけの能力があるというのか……。
それに加え、手傷を負った。
人体において、もっとも魔力濃度の濃い存在が"血"である以上、それを失い続けるのは、非常によろしくない。
時間が経てば経つほど、運命の天秤は、アーギンに傾いてゆく。
「もう勝敗は決したも同然だ。……諦めたらどうだ? 楽に殺してやるぞ?」
「英雄たちは、どれだけ窮地に立たされても、逆転を信じ抜いたわ。なら、私もそれに従うだけよ……!」
「はぁ……。もう少し、察しのいい女だと思っていたんだがな」
やれやれ、と首を横に振り、アーギンは面倒そうに嘆息。
視線をリタに戻すと、再度、魔法杖を構え直した。
「仕方ない。死んでもら──
──がらッ!
唐突、扉がうるさい音を立てて開く。
同時に、尋常ならざる速度で、カーテンが勝手に閉まり、天井の魔力灯がひとりでに割れ、欠片を散らせる。
これで、灯りは完全に無い。
未だ夜ではないが、部屋は暗室と化した。
「なっ、なんだ!?」
狼狽え、周囲をきょろきょろと見回すアーギン。
しかし室内にいるのは、右腕を抑える少女のみ。
「あ、アーネット、お前かッ! お前が何かしたのか!?」
「い、いや……」
「嘘をつくな! お前以外、誰がこんな事をッ!」
突然の異常事態に狼狽するアーギンだったが、彼の眼前、リタの目の前に、彼女を守るようにして、暗闇が人の形を成す。
ところどころ、赤みを帯びた白い髪。
ルビーの原石ような、深紅の瞳。
陽の光に一切当たっていないかのような、白皙。
「──我が成したのだ、アーギンよ」
背格好こそ違えど、それは確実に、シロガネ・シュテルだった。
西館の図書館に向かったリタだったが、そこの司書には「呼んでませんよ」と、はっきり告げられた。
おそらく、アーギンの伝達ミスなのだろう。
多少の違和感を感じたが、完全下校時間まで、あと30分もある。
東館の図書館に戻って、受付の仕事を再会しなければ。
そう考え、東館に戻ったリタは、図書館目指して廊下をてくてくと歩いていたのだが、
どんっ!
曲がり角で誰かとぶつかった。
どうやら相手は小走りしていたようで、衝突時の衝撃はそこそこ強い。
跳ね返され、尻もちをついてしまう。
「いたた……。ごめんね、注意不足で……」
尻と腰に鈍い痛みを感じるが、ぶつかった相手に、謝罪しながら振り仰ぐ。
すると、そこに立っていたのは、
「アーギン?」
つい先程図書館に来た、同級生の青年だった。
もっとも、行きと帰りでは、様相が異なる。
何故か古めかしい本を小脇に抱え、制服の袖が真っ赤に染まっている。
まるで、染料をぶちまけたみたいだ。
「どうしたの、アーギン?」
「……ふんっ」
「ちょ、ちょっと!」
無言で目下のリタを睨み付け、アーギンは駆け足で走り去った。
リタは立ち上がり、
「司書さん、私に用件はないって言ってたよー!」
その背に声を飛ばすが……彼は振り返らない。
足も止めない。
ただ急いで、とある一室へと入っていた。
「別に謝って欲しかった訳じゃないけど、もう少し、愛想よくてもいいんじゃないかなぁ……」
常に傲慢。それがアーギンの印象だ。
喜怒哀楽のはっきりしたシロとは、正反対の性格と言える。
とは言え、彼にも彼の生い立ちがあって、目的があるのだろう。
それが個性なら……仕方ない。
「ま、ドロップキックするのも、個性だもんね……」
友人の事を思い出しつつも、彼女は図書館に再度、向かい始めた。
そして、歩を進めるたび、アーギンの異様さが思い出される。
彼は何故か本を持っていた。
それも、かなり古そうな、いわゆる古書の類だ。
おそらくだが、借りたのだろう。図書館に寄ったついでに。
だがしかし、彼の袖は紅に染まっていた。
家庭科室や美術室ならいざ知らず、果たして、図書館で袖が汚れるなどということがあろうか? それも、紅に。
なにかがおかしい気がしてくる。
違和感がぶわっと湧出してくる。
そしてそれは、よろしくない予想へと、実を結んだ。
「あれは……血? アーギン以外で、図書館にいたのは……」
悪寒が全身に迸り、冷や汗が噴き出す。
「シロっ! い、いや、そんな……!」
リタは脇目も振らず、誰もいない廊下を駆け出した。
図書館までは、さほど遠くない。
十数秒も駆ければ、すぐに辿り着く。
「シロ! シロ、いる!?」
乱暴に扉を開き、図書館の中に足を踏み入れる。
そして、見てしまった。
眠っているかのように机に突っ伏す、背の低い、髪の白い少年。
彼の眠る机には、血の水たまりが出来ていた──
「そ、そんな……っ!」
震える両足を必死に動かして、おろおろと近寄る。
だが、彼は反応しない。
目の前に着くなり、生死を確認しようと手を伸ばすと、
びしゅゥッ!
机から上方へと放たれた、かまいたちのごとく一陣の風によって、指先に切り傷が走る。
鋭敏な部位への、鋭い一撃だ。
針で刺されるような、もどかしい痛みは当然感じる。
だが、指先から滴る血の雫がシロの頬に触れてもなお、彼が微動だにしないのを間近で見ると、痛みすら忘れてしまう。
代わりに、実感してしまうのだ。
──彼は死んでいる、と。
「シロぉ……っ!」
出会ってまだ間もないとはいえ、友人が目の前で死んでいるのだ。
胸の奥から、涙が競り上がってくる。
「い、いや、泣いている暇なんてない……! リタ・アーネット、あなたなら出来る! アーネットの名に懸けて、アーギンを止めるの!」
自分で自分を言い聞かせ、リタはシロから踵を返した。
そして、アーギンの入った一室へと、全速力で駆け出す。
悪漢を倒し復讐を果たせ、自身にそう語りかけてくる英雄の血。
リタの両足は止まることを知らず。
彼女は険しい顔で、アーギンの入った部屋の扉を開いた。
「アーギン!」
すると室内には、目的の人物であるアーギンは、しかといた。
ちょうど、空中に生じている漆黒の渦のような穴に、古書とカギを投じ終わったところだった。
彼は名前を呼ばれて振り返り、様々な事を察してか、腰から魔法杖を引き抜く。
「……まさか、追いかけてきたか」
「あなたの悪事は、決して見逃せるものじゃないわ!」
「……くだらない正義感だ。真理に比べれば、そんな可変のもの、豚の餌に等しい」
「アーギン……ッ!」
怒りに眉根を狭めて、睨み付けるリタ。
いかにも平凡そうな彼女が、躊躇いもせず犯罪者を追いかけて、なおかつ恐れることもない。
意外に感じたのか、アーギンは偉そうに鼻を鳴らす。
「ふんっ、勇気があるのはいいが、身を引くべきだぞ。これは、善意からの忠告だ」
「無理ね。英雄の子孫である以上、私には、あなたを止める義務がある!」
「……どうしても俺を止めるつもりみたいだな」
アーギンは魔法杖の先を、ゆっくりとリタへと向ける。
対するリタも、アーギンの方へと右手を向けた。
「死ぬぞ?」
と、アーギンが発した直後。
両者が全く同時に、魔術の詠唱を始める。
「《火(イグニ)》・《前方(アンティー)》・《射出(イエセレ)》ッ!」
「《壁(パリエース)》・《固定(フィックス)》」
リタは三語の詠唱で、火球をアーギンに向けて放つ。
しかし、アーギンの詠唱はたったの二語。詠唱速度でリタを上回る。
そのためか、即座に形成された半透明の壁によって、遅れて飛んできた火球はジュッ、と音を立てて儚くも消失した。
「魔法杖の差ね……っ!」
魔法杖とは、古来から用いられてきた、詠唱を速くするための、魔道具である。
《前方(アンティー)》や《上方(スプラー)》などの単語を刻み、その単語の詠唱を、音声魔術ではなく刻印魔術で行う、といものだ。
今回の場合、アーギンは《前方(アンティー)》の分の詠唱を、魔法杖を用いることによって、最速化したのだろう。
ゆえに、詠唱の速度に差が出る。
しかもそれは、なにも防御だけに限った話じゃない。
「《風(ヴェントゥス)》・《射出(イエセレ)》」
「《壁(パリエース)》・《前方(アンティー)》・《こ──」
吹き荒れる、鋭い一陣の疾風。
詠唱中のリタの右手は服ごと裂かれ、真っ赤な鮮血が飛び散った。
「ぐあぁ……ッ!」
右腕に迸る痛みに、詠唱を中断。
だらり、と茎の柔らかくなった草花のように、右腕が重力に従い、垂れる。
出血を出来る限り抑えようと、リタは傷口を左手で抑え、痛苦に顔を歪める。
「いい様だな、アーネット。力無くして、自分の正義は貫けないぞ」
「まだ私は、負けた訳じゃない……っ!」
「どちらが勝利により近いか、一目瞭然ではないか?」
「くっ……!」
詠唱速度で負けているとなると、残念ながら、勝機は薄い。
体術か、奇策か、何かしらの手札が無ければ、敗北は必至。
だが、たかだか二十年すら生きていないような少女に、どれだけの能力があるというのか……。
それに加え、手傷を負った。
人体において、もっとも魔力濃度の濃い存在が"血"である以上、それを失い続けるのは、非常によろしくない。
時間が経てば経つほど、運命の天秤は、アーギンに傾いてゆく。
「もう勝敗は決したも同然だ。……諦めたらどうだ? 楽に殺してやるぞ?」
「英雄たちは、どれだけ窮地に立たされても、逆転を信じ抜いたわ。なら、私もそれに従うだけよ……!」
「はぁ……。もう少し、察しのいい女だと思っていたんだがな」
やれやれ、と首を横に振り、アーギンは面倒そうに嘆息。
視線をリタに戻すと、再度、魔法杖を構え直した。
「仕方ない。死んでもら──
──がらッ!
唐突、扉がうるさい音を立てて開く。
同時に、尋常ならざる速度で、カーテンが勝手に閉まり、天井の魔力灯がひとりでに割れ、欠片を散らせる。
これで、灯りは完全に無い。
未だ夜ではないが、部屋は暗室と化した。
「なっ、なんだ!?」
狼狽え、周囲をきょろきょろと見回すアーギン。
しかし室内にいるのは、右腕を抑える少女のみ。
「あ、アーネット、お前かッ! お前が何かしたのか!?」
「い、いや……」
「嘘をつくな! お前以外、誰がこんな事をッ!」
突然の異常事態に狼狽するアーギンだったが、彼の眼前、リタの目の前に、彼女を守るようにして、暗闇が人の形を成す。
ところどころ、赤みを帯びた白い髪。
ルビーの原石ような、深紅の瞳。
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