2 / 15
ある日、終わるかも
空のF1
しおりを挟む
「それで、テイオーこと伊集院さんがラジオでね」
「はい、ラジオで」
「朝のラジオでね」
「はいはいはい、やってましたね」
「終わっちゃったけど・・・・・・ラジオ局と揉めて」
「そう言うこと言わない」
吉田が苦笑する
「その朝のラジオで」
「はい」
「飛行機のレース、空のF1みたいなのの」
「ああっそれなんか、聞いたことあります」
「それの日本代表の人が、ゲストで来たのね」
「はいはい」
「で、その日本代表の人が伊集院さんに、レース観に来てくださいって言ったのね」
佐々木が手を振る。
「もちろん社交辞令何だけど、伊集院さんことテイオーは、そういう社交辞令にホントに行くっていうギャグをやるのね」
ハハハハハハッと吉田が笑う。
「面白いやつ」
「面白いやつとか言うな」
「で、実際にレースに行ったら」
「はい」
「そしたらまず、チケットが完売っていうか、ほとんど売り切れてて」
へぇ、と吉田は呟く。
「それも結構高いのに、そんな状態だったらしいのね」
「そうなんだ」
「それで会場に行ったら、すっごい人で」
「へぇ、どこでやってたんですか?」
「千葉らしいよ」
「あっ、北海道じゃ無いんですね」
そうそう、と佐々木が頷く。
「それで会場の外にも人が沢山いて、大盛況、大盛り上がりだったのね」
「はぁぁ、そうなんだ」
「で、伊集院さんもレース観てて、面白くて、すごいなこれって、って感動してたのね」
「でね」
「はい」
「テイオーが感動してたらさぁ」
佐々木が指を回す。
「会場内にアナウンスが流れてさぁ」
「はい」
「このスポーツは、今回の大会で終了しますって言ってたらしいのね」
「はい、ラジオで」
「朝のラジオでね」
「はいはいはい、やってましたね」
「終わっちゃったけど・・・・・・ラジオ局と揉めて」
「そう言うこと言わない」
吉田が苦笑する
「その朝のラジオで」
「はい」
「飛行機のレース、空のF1みたいなのの」
「ああっそれなんか、聞いたことあります」
「それの日本代表の人が、ゲストで来たのね」
「はいはい」
「で、その日本代表の人が伊集院さんに、レース観に来てくださいって言ったのね」
佐々木が手を振る。
「もちろん社交辞令何だけど、伊集院さんことテイオーは、そういう社交辞令にホントに行くっていうギャグをやるのね」
ハハハハハハッと吉田が笑う。
「面白いやつ」
「面白いやつとか言うな」
「で、実際にレースに行ったら」
「はい」
「そしたらまず、チケットが完売っていうか、ほとんど売り切れてて」
へぇ、と吉田は呟く。
「それも結構高いのに、そんな状態だったらしいのね」
「そうなんだ」
「それで会場に行ったら、すっごい人で」
「へぇ、どこでやってたんですか?」
「千葉らしいよ」
「あっ、北海道じゃ無いんですね」
そうそう、と佐々木が頷く。
「それで会場の外にも人が沢山いて、大盛況、大盛り上がりだったのね」
「はぁぁ、そうなんだ」
「で、伊集院さんもレース観てて、面白くて、すごいなこれって、って感動してたのね」
「でね」
「はい」
「テイオーが感動してたらさぁ」
佐々木が指を回す。
「会場内にアナウンスが流れてさぁ」
「はい」
「このスポーツは、今回の大会で終了しますって言ってたらしいのね」
0
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる