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第3章 プリンセスかぐや
10信じています
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「よろしくお願いしま~す!」
シャノンは私に魔法を教えるのはあまり気がすすまないようだったが、私はシャノンのテストに合格して魔法の勉強が始まったことにワクワクしていた。毎日、少しずつコツのようなものがつかめてきて、かなり素早く頭の中に月をイメージし、月のパワーを身体に取り込む事ができてきたように感じていた。無意識的にそれができるようになるまでには、まだまだかかりそうだが、自分が月のパワーを使って超自然的な現象を起こしていることに、何がしかの優越感みたいなものも感じていたかもしれない。とにかく、毎日楽しくて仕方がなかった。
「今日もするのね」
相変わらず、力の抜けた先生ぶりである。
「もちろん!宜しくおねがいします。シャノン先生!」
私は超張り切って返事をした。
シャノンは、その表情からはとてもじゃないけれど、やる気の片鱗も感じない様子であるが・・。
「言っとくけど、先生じゃないからね・・。さぁて、今日はテーブルから花瓶を落とすから、それを受け止めて元のテーブルに戻すというようなことをしてもらおうと思うけど、いい?」
「わぁお!落下してる花瓶にパワーを命中させないといけないんだね?」
「そういうことになるかな・・」
「それはムズそう!」
「いかに素早くパワーを手にするかが勝負だから・・」
「分かった・・」
「じゃ、いきなり花瓶だとプレッシャーになりそうだから、まずは私がテーブルから飛び降りるので、私を防御してテーブルの上に戻してみようか」
「分かった」
「じゃ、いくよ・・」
私は目をつむり、集中した。心臓の鼓動が耳の奥で響くように聞こえた。
『満月よ私にパワーを』
目を開けると、シャノンがひらりとテーブルを蹴って飛び降りたところだった。
「シャノンを包んで」
そう言いながら、私は両手から黄金色の光をシャノンに向けて発射した・・・。つもりだったが、その時、シャノンが静かに着地するのを見た。
「あ~!!失敗!!」
「ちょっと、遅かったね。まだまだリサには難しすぎたかな・・」
「そんなことない!私はできる!もう1回お願いします」
「そう?そんなに言うならもう一回する?」
「お願いします」
私はまた集中した。
「じゃ、もう一回ね」
シャノンが飛び降りる瞬間、私は集中し、体中にパワーを感じた。シャノンは黄金の光に包まれて、浮かび上がり私の手の動きに合わせて上昇していった。シャノンをテーブルの上まで運ぶと、光はすぅっと周囲に吸い込まれるように消えて、シャノンが手を振っているのが見えた。やった!大成功!
「うまくいったね!」
「なかなかの腕前じゃない・・。リサのパワーの中にいるのもなかなか居心地いい感じ。じゃ、本番と行きますか」
シャノンはそう言いながら、片足で花瓶を落とした。ウヒャーそんなに急に・・私は焦りながらも、パワーを花瓶に向けた。床に花瓶の破片や水や花が散らばる寸前に、花の入った花瓶は黄金の光に包まれていた。そのまま、私は手を動かして光を持ち上げ、花瓶をテーブルの元あった場所に戻すことができた。はぁ・・。
「え?できちゃった?」
もしかして私は天才?やった~!!嬉しくて飛び上がっていた。
「シャノン!できたよ!」
「リサ、思った以上にとっさの出来事にうまく対応できたね。すごい!」
シャノンも驚いたように言った。
「今日はここまでね。部屋で練習する分にはいいけど、決して部屋以外ではその力を使ってはダメだよ」
「分かった。シャノン先生、今日もありがとうございました」
私はルンルンな気分で部屋に帰った。
部屋に帰った私は、ドサリとベッドに倒れこんだ。そして、天井を見上げると、アルベルト皇太子殿下のイケメンで優しい笑顔や声が頭に浮かんでは消えていった。アルベルト皇太子殿下が私を「愛している」と言った言葉が嘘のはずがない・・私はそう信じることにした。そう思うと身体の中に力が湧いてくる気がした。
「そう、もっと私は力を鍛えよう!アルベルト皇太子殿下のお役に立てるようなこともあるかもしれない・・」
シャノンは私に魔法を教えるのはあまり気がすすまないようだったが、私はシャノンのテストに合格して魔法の勉強が始まったことにワクワクしていた。毎日、少しずつコツのようなものがつかめてきて、かなり素早く頭の中に月をイメージし、月のパワーを身体に取り込む事ができてきたように感じていた。無意識的にそれができるようになるまでには、まだまだかかりそうだが、自分が月のパワーを使って超自然的な現象を起こしていることに、何がしかの優越感みたいなものも感じていたかもしれない。とにかく、毎日楽しくて仕方がなかった。
「今日もするのね」
相変わらず、力の抜けた先生ぶりである。
「もちろん!宜しくおねがいします。シャノン先生!」
私は超張り切って返事をした。
シャノンは、その表情からはとてもじゃないけれど、やる気の片鱗も感じない様子であるが・・。
「言っとくけど、先生じゃないからね・・。さぁて、今日はテーブルから花瓶を落とすから、それを受け止めて元のテーブルに戻すというようなことをしてもらおうと思うけど、いい?」
「わぁお!落下してる花瓶にパワーを命中させないといけないんだね?」
「そういうことになるかな・・」
「それはムズそう!」
「いかに素早くパワーを手にするかが勝負だから・・」
「分かった・・」
「じゃ、いきなり花瓶だとプレッシャーになりそうだから、まずは私がテーブルから飛び降りるので、私を防御してテーブルの上に戻してみようか」
「分かった」
「じゃ、いくよ・・」
私は目をつむり、集中した。心臓の鼓動が耳の奥で響くように聞こえた。
『満月よ私にパワーを』
目を開けると、シャノンがひらりとテーブルを蹴って飛び降りたところだった。
「シャノンを包んで」
そう言いながら、私は両手から黄金色の光をシャノンに向けて発射した・・・。つもりだったが、その時、シャノンが静かに着地するのを見た。
「あ~!!失敗!!」
「ちょっと、遅かったね。まだまだリサには難しすぎたかな・・」
「そんなことない!私はできる!もう1回お願いします」
「そう?そんなに言うならもう一回する?」
「お願いします」
私はまた集中した。
「じゃ、もう一回ね」
シャノンが飛び降りる瞬間、私は集中し、体中にパワーを感じた。シャノンは黄金の光に包まれて、浮かび上がり私の手の動きに合わせて上昇していった。シャノンをテーブルの上まで運ぶと、光はすぅっと周囲に吸い込まれるように消えて、シャノンが手を振っているのが見えた。やった!大成功!
「うまくいったね!」
「なかなかの腕前じゃない・・。リサのパワーの中にいるのもなかなか居心地いい感じ。じゃ、本番と行きますか」
シャノンはそう言いながら、片足で花瓶を落とした。ウヒャーそんなに急に・・私は焦りながらも、パワーを花瓶に向けた。床に花瓶の破片や水や花が散らばる寸前に、花の入った花瓶は黄金の光に包まれていた。そのまま、私は手を動かして光を持ち上げ、花瓶をテーブルの元あった場所に戻すことができた。はぁ・・。
「え?できちゃった?」
もしかして私は天才?やった~!!嬉しくて飛び上がっていた。
「シャノン!できたよ!」
「リサ、思った以上にとっさの出来事にうまく対応できたね。すごい!」
シャノンも驚いたように言った。
「今日はここまでね。部屋で練習する分にはいいけど、決して部屋以外ではその力を使ってはダメだよ」
「分かった。シャノン先生、今日もありがとうございました」
私はルンルンな気分で部屋に帰った。
部屋に帰った私は、ドサリとベッドに倒れこんだ。そして、天井を見上げると、アルベルト皇太子殿下のイケメンで優しい笑顔や声が頭に浮かんでは消えていった。アルベルト皇太子殿下が私を「愛している」と言った言葉が嘘のはずがない・・私はそう信じることにした。そう思うと身体の中に力が湧いてくる気がした。
「そう、もっと私は力を鍛えよう!アルベルト皇太子殿下のお役に立てるようなこともあるかもしれない・・」
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