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51 可愛い友達
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仕事が終わって外に出ると、ジーンさんが待っていた。
「お疲れ様。じゃあ僕についてきてね」
ジーンさんが歩みを進め、私はその背中を追いかける。
「ジーンさん、私はお泊まりなんてできません」
「でも、アメリアの方から泊まりたいって言うと思うよ」
振り返ったジーンさんは自信満々の表情を見せる。そしてくすくすと満面の笑顔を見せた。
「やっぱり楽しいな。アメリアといると。本当に帰りたくなったら家まで送るよ。アメリアの嫌がることはしたくないからね。でもまずはついてきて」
「わかりました」
戸惑いはあるけれど、久しぶりに会って、私も嬉しいんだ。ジーンさんはずっと胸の真ん中から退いてくれない。思いは募らせるばかりだった。
しばらく歩き、平民街の宿屋に着いた。三階建ての素朴な宿屋だ。
受付で「おかえりなさいませ」と頭を下げられる。ジーンさんはここの宿に住んでいるのかな?
階段で二階に上がり、突き当たりの部屋の前で止まった。ここがジーンさんの部屋? やっぱり入るのはまずいんじゃないだろうか。
チラリと伺うと、ジーンさんは綺麗な顔で笑う。
「ノックしてくれるかい?」
中に誰かいるの? ジーンさんの部屋ではないのかな。
疑問に思いながらもコンコンとノックをした。小さな足音がこちらに向かってきたけれど、扉の前で止まって開かない。
私は首を捻りながら、ジーンさんに目を向ける。
「今のはアメリアが悪いよ。それでは開けてもらえない」
なんで私が悪いのかわからない。ジーンさんは懐から本を取り出して、私の手に乗せる。子供に人気の天上物語だ。中を見ると王国語の上に、手書きで古代語訳が書かれていた。
「これを書いたのは、王国語を知らない夫婦だ。子供のために辞書を引いて訳したそうだ。僕の学校の教師になってもらうために、王都に呼んだ」
この本は、クロエさんがローとチーにプレゼントしていた。
この扉の向こうにいるの?
「アメリアに会いたくて、扉の前でうずうずしていると思うよ」
穏やかに笑うジーンさんが頷く。
私は扉を五回ノックした。勢いよく扉が開く。
『『アメリア』』
ローとチーが元気いっぱいに出迎えてくれる。膝をついて二人を抱きしめた。またねと言って別れたけれど、こんなに早く会えると思っていなかった。
『アメリアは注射の匂いがする』
ローがイヤイヤするように暴れた。
『注射じゃなくて消毒かな。私は診療所で働いているから』
『わたしは注射平気だよ』
チーはえっへんと胸を張る。
部屋の奥にはウーさんとスーさんがイスに座っていて、私と目が合うと会釈をした。
部屋の隅にメガネをかけた金髪の騎士が立っている。
私がその人に目を移すと、騎士に腰を深々と曲げられた。
「彼にはこの家族の護衛を任せている。観光を目的とした魔族が王都には多く訪れているが、絶対に安全とは言い切れない」
私はローとチーを両手に抱えて立ち上がる。
「妹がお世話になっております」
騎士は口元を緩めた。妹ってだれだろう?
「彼はダスティン・ウォード。クロエの兄だ。ローたち家族の安全のためだからね。僕が信用している人間を護衛にしたよ」
私は勢いよく頭を下げた。
「私の方こそクロエさんには、お世話になりっぱなしです」
柔らかい顔で笑われた。優しそうなお兄さんだ。
「ウーさんとスーさんが先生なんですか?」
「ああ、古代語を教えてもらう。王国語は王都に住みながら勉強してもらおうと思って。人と話したほうが覚えるだろうからね。四歳のローとチーが学校に通う年齢になる、三年後に開校したい。この子たちにも人間との生活に慣れてもらわなければ」
私は腕の中にいるローとチーを交互に見る。
『二人はまだ人間が怖い?』
迷うような素振りをして、小さく頷いた。
初めて見た人間が自分たちの村を襲って、両親を連れ去ったのだから無理もない。
『怖くない人もいるよ。アメリアたちは好き』
『でも言葉がわからないから、人間のお友達ができるか心配』
知らない土地で暮らすんだ。不安は多いだろう。
「子どもたちが集まって遊ぶような場所を、アメリアは知らないか?」
「私の家はどうですか? 最初は知らない子が多いと緊張すると思いますし、家なら私が通訳できます。四歳と六歳の弟がいるので、歳の近い子とも遊べます」
「それは助かる。ローとチーもアメリアが一緒なら安心だろう」
ローとチーを『遊びにおいで』と誘う。歳の近い子供がいるということで、ウーさんとスーさんも了承してくれた。
診療所がお休みの日に、遊びにきてもらうことにする。
「泊まりたくなっただろ? 隣の部屋をとっているから、ローとチーと一緒に寝てあげてほしい」
ジーンさんと泊まるんじゃなくて、ローとチーと泊まるお部屋をとってくれたのか。早とちりして恥ずかしいし、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
「ありがとうございます。泊まらせてください」
「アメリアは明日も仕事だよね? 朝になったら迎えに来るから」
ジーンさんは手を振り、ローとチーには手をタッチして別れの挨拶をした。
『ローとチーと一緒に過ごしても大丈夫ですか?』
ウーさんとスーさんに伺う。
『二人とも会えるのを楽しみにしていました。よろしくお願いします』
『ローもチーもアメリアさんの言うことをよく聞くんだぞ』
ウーさんとスーさんの言葉に、ローとチーは手を目一杯あげて『はーい』と元気に返事をした。
隣の部屋に移動する。私を真ん中にして、二人がピッタリとひっついてきた。
『アメリア、王国語を少しお勉強したの。上手に話せるか聞いてくれる?』
『うん、喋ってみて』
チーは深呼吸をして、気合を入れるように頷いた。
「こんにちは。チーです。よろしく、おねが……ます」
最後は忘れてしまったようで、首を捻りながら、無理矢理言葉を締めた。
『すごく上手だね。びっくりした』
『でも失敗しちゃった。アメリアのお家に行くまでに、ちゃんと言えるようにまた練習するね』
チーは王国語を話せるようになりたいと言っていた。まだ小さいのに、すごく頑張ったんだろうな。
『ぼくはまだ王国語が難しい。名前しか言えない』
『名前が言えるのはすごいことだよ』
ローはパッと顔を明るくして『聞いて』とせがんだ。
「ぼくはローです」
言えたことが嬉しいようで、満面の笑みだ。
『二人とも上手』
頭を撫でて褒めると、頬を擦り寄せてきた。可愛すぎて身悶える。
『アメリア、王国語で本を読んで』
『お父さんとお母さんにいっぱい読んでもらって、お話は覚えているから、王国語のお勉強がしたい』
三人でうつ伏せになって、本を開いて覗き込んだ。古代語を指で辿りながら、王国語でゆっくり読み聞かせる。
二人は真剣に聞いていたけれど、うつらうつらと船を漕ぎ始めた。まだ難しいかな。指で文字を辿ったけれど、四歳だから文字も読めないかなと気付く。
二人を仰向けにして、掛け布団を引き上げた。私もベッドに背を沈めて瞼を下ろす。ピッタリしがみつかれて、幸せ気分でいい夢が見られそう。
「お疲れ様。じゃあ僕についてきてね」
ジーンさんが歩みを進め、私はその背中を追いかける。
「ジーンさん、私はお泊まりなんてできません」
「でも、アメリアの方から泊まりたいって言うと思うよ」
振り返ったジーンさんは自信満々の表情を見せる。そしてくすくすと満面の笑顔を見せた。
「やっぱり楽しいな。アメリアといると。本当に帰りたくなったら家まで送るよ。アメリアの嫌がることはしたくないからね。でもまずはついてきて」
「わかりました」
戸惑いはあるけれど、久しぶりに会って、私も嬉しいんだ。ジーンさんはずっと胸の真ん中から退いてくれない。思いは募らせるばかりだった。
しばらく歩き、平民街の宿屋に着いた。三階建ての素朴な宿屋だ。
受付で「おかえりなさいませ」と頭を下げられる。ジーンさんはここの宿に住んでいるのかな?
階段で二階に上がり、突き当たりの部屋の前で止まった。ここがジーンさんの部屋? やっぱり入るのはまずいんじゃないだろうか。
チラリと伺うと、ジーンさんは綺麗な顔で笑う。
「ノックしてくれるかい?」
中に誰かいるの? ジーンさんの部屋ではないのかな。
疑問に思いながらもコンコンとノックをした。小さな足音がこちらに向かってきたけれど、扉の前で止まって開かない。
私は首を捻りながら、ジーンさんに目を向ける。
「今のはアメリアが悪いよ。それでは開けてもらえない」
なんで私が悪いのかわからない。ジーンさんは懐から本を取り出して、私の手に乗せる。子供に人気の天上物語だ。中を見ると王国語の上に、手書きで古代語訳が書かれていた。
「これを書いたのは、王国語を知らない夫婦だ。子供のために辞書を引いて訳したそうだ。僕の学校の教師になってもらうために、王都に呼んだ」
この本は、クロエさんがローとチーにプレゼントしていた。
この扉の向こうにいるの?
「アメリアに会いたくて、扉の前でうずうずしていると思うよ」
穏やかに笑うジーンさんが頷く。
私は扉を五回ノックした。勢いよく扉が開く。
『『アメリア』』
ローとチーが元気いっぱいに出迎えてくれる。膝をついて二人を抱きしめた。またねと言って別れたけれど、こんなに早く会えると思っていなかった。
『アメリアは注射の匂いがする』
ローがイヤイヤするように暴れた。
『注射じゃなくて消毒かな。私は診療所で働いているから』
『わたしは注射平気だよ』
チーはえっへんと胸を張る。
部屋の奥にはウーさんとスーさんがイスに座っていて、私と目が合うと会釈をした。
部屋の隅にメガネをかけた金髪の騎士が立っている。
私がその人に目を移すと、騎士に腰を深々と曲げられた。
「彼にはこの家族の護衛を任せている。観光を目的とした魔族が王都には多く訪れているが、絶対に安全とは言い切れない」
私はローとチーを両手に抱えて立ち上がる。
「妹がお世話になっております」
騎士は口元を緩めた。妹ってだれだろう?
「彼はダスティン・ウォード。クロエの兄だ。ローたち家族の安全のためだからね。僕が信用している人間を護衛にしたよ」
私は勢いよく頭を下げた。
「私の方こそクロエさんには、お世話になりっぱなしです」
柔らかい顔で笑われた。優しそうなお兄さんだ。
「ウーさんとスーさんが先生なんですか?」
「ああ、古代語を教えてもらう。王国語は王都に住みながら勉強してもらおうと思って。人と話したほうが覚えるだろうからね。四歳のローとチーが学校に通う年齢になる、三年後に開校したい。この子たちにも人間との生活に慣れてもらわなければ」
私は腕の中にいるローとチーを交互に見る。
『二人はまだ人間が怖い?』
迷うような素振りをして、小さく頷いた。
初めて見た人間が自分たちの村を襲って、両親を連れ去ったのだから無理もない。
『怖くない人もいるよ。アメリアたちは好き』
『でも言葉がわからないから、人間のお友達ができるか心配』
知らない土地で暮らすんだ。不安は多いだろう。
「子どもたちが集まって遊ぶような場所を、アメリアは知らないか?」
「私の家はどうですか? 最初は知らない子が多いと緊張すると思いますし、家なら私が通訳できます。四歳と六歳の弟がいるので、歳の近い子とも遊べます」
「それは助かる。ローとチーもアメリアが一緒なら安心だろう」
ローとチーを『遊びにおいで』と誘う。歳の近い子供がいるということで、ウーさんとスーさんも了承してくれた。
診療所がお休みの日に、遊びにきてもらうことにする。
「泊まりたくなっただろ? 隣の部屋をとっているから、ローとチーと一緒に寝てあげてほしい」
ジーンさんと泊まるんじゃなくて、ローとチーと泊まるお部屋をとってくれたのか。早とちりして恥ずかしいし、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
「ありがとうございます。泊まらせてください」
「アメリアは明日も仕事だよね? 朝になったら迎えに来るから」
ジーンさんは手を振り、ローとチーには手をタッチして別れの挨拶をした。
『ローとチーと一緒に過ごしても大丈夫ですか?』
ウーさんとスーさんに伺う。
『二人とも会えるのを楽しみにしていました。よろしくお願いします』
『ローもチーもアメリアさんの言うことをよく聞くんだぞ』
ウーさんとスーさんの言葉に、ローとチーは手を目一杯あげて『はーい』と元気に返事をした。
隣の部屋に移動する。私を真ん中にして、二人がピッタリとひっついてきた。
『アメリア、王国語を少しお勉強したの。上手に話せるか聞いてくれる?』
『うん、喋ってみて』
チーは深呼吸をして、気合を入れるように頷いた。
「こんにちは。チーです。よろしく、おねが……ます」
最後は忘れてしまったようで、首を捻りながら、無理矢理言葉を締めた。
『すごく上手だね。びっくりした』
『でも失敗しちゃった。アメリアのお家に行くまでに、ちゃんと言えるようにまた練習するね』
チーは王国語を話せるようになりたいと言っていた。まだ小さいのに、すごく頑張ったんだろうな。
『ぼくはまだ王国語が難しい。名前しか言えない』
『名前が言えるのはすごいことだよ』
ローはパッと顔を明るくして『聞いて』とせがんだ。
「ぼくはローです」
言えたことが嬉しいようで、満面の笑みだ。
『二人とも上手』
頭を撫でて褒めると、頬を擦り寄せてきた。可愛すぎて身悶える。
『アメリア、王国語で本を読んで』
『お父さんとお母さんにいっぱい読んでもらって、お話は覚えているから、王国語のお勉強がしたい』
三人でうつ伏せになって、本を開いて覗き込んだ。古代語を指で辿りながら、王国語でゆっくり読み聞かせる。
二人は真剣に聞いていたけれど、うつらうつらと船を漕ぎ始めた。まだ難しいかな。指で文字を辿ったけれど、四歳だから文字も読めないかなと気付く。
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