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8 新入社員
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お客様を旅行先までお連れして、美味しい物を食べる。食べ物の話はお客様との会話も弾み、帰りに私のオススメしたお店が美味しかったと言われるのが嬉しい。
始業前にオーナーが一週間ぶりに「みんなおはよう」と相変わらずの大きな声で入ってきた。
私とセレスティアさんとライナスは、私が経費で買ってきたお土産のクッキーの試食会をしており、オーナーにも差し出した。
オーナーはクッキーを摘むと一口で食べる。
「うん、美味い!」
セレスティアさんとライナスからも味の評価は高かった。
嬉しいけれど、もう少しパッケージが可愛いとお土産に最高なのに、と思ってしまう。
「今日は新入社員が来るから、お前ら優しく教えてやれよ」
「わかりました」
セレスティアさんが微笑んで頷いた。
新入社員か。美味しいお店をいっぱい知っている人だといいな。
店を開ける準備のために、ドアに掛かっている札を『オープン』に変えようと外に出た。
目の前にはフィンさんがいて、目を見張る。
フィンさんは「おはようございます」と頬を血色良く染めながら頭を下げた。
「おはようございます。外でお待ちいただいていたのですね。開店いたしますので、中へどうぞ」
扉を開けてフィンさんを通す。札を『オープン』にしてから扉を閉じた。
「今日はどちらにご案内いたしますか?」
またイレーネさんに会いに、グタンへ行くのだろうか。
「いえ、今日はそうではなくて」
「おう、来たか!」
フィンさんの声をオーナーが掻き消す。
オーナーはフィンさんの肩をポンと叩いたようだが、力が強すぎてフィンさんがよろめく。
「さっき話した新入社員だ」
「フィン・ヘイスティングスです。よろしくお願いします」
フィンさんが大きく頭を下げる。
セレスティアさんとライナスが自己紹介をして和やかムードだ。
お客様じゃないなら、もう畏まらなくていいな。
「フィン、よろしく」
私が声をかけると、フィンは目を瞬かせた後、顔を喜色で染める。
「あの、今、フィンって呼んでくれましたよね」
「一緒に仕事をするんだからいいでしょ?」
「はい、もちろんです」
私は自分の席に戻る。
フィンがずっと目で追ってくるのが気になったが、お腹が膨れないことには興味がないから無視をする。
「セレスティア、フィンに受付業務を教えてやってくれ」
「はい、わかりました。フィン、ここに座って」
セレスティアさんの隣にフィンは腰を下ろした。
私はライナスとどのお客様をお連れするか相談する。
「まずはお客様の行き先を聞いてね。ご案内できない場所もあるから」
「はい、わかりました」
セレスティアさんの穏やかな声に、フィンは頷きながらハキハキと返事をする。
「最初は私の接客を見ていて。……うーん、表情が固いわ。お客様の前では常に笑顔で」
フィンの顔は強張っている。無理矢理口角を上げてぎこちない笑顔を作った。
「フィンはどれくらいギルドにいたの? 私も昔、五年くらいお世話になっていたのよ」
「ここでもギルドとしても先輩ですね。俺は一ヶ月ほどです。姉に会うためにお金がすぐに欲しくて」
「どうしてギルドをやめて、ここに就職したの?」
セレスティアさんはフィンの緊張をほぐそうと、世間話を始めた。
フィンはたくさん稼いだようなことを言っていたから、私も少し気になる。
セレスティアさんのように怪我で引退した、と事情があるならわかるが、フィンがギルドをやめる理由がわからない。
「ステラさんにグタンに連れて行って頂き、姉が幸せそうにしていて安心しました。それで旅行会社の素晴らしさを知りました。ステラさんは会ったばかりの俺にすごく優しくしてくれて、聡明な印象なのに美味しそうに食べるところが魅力に溢れていて、少しでもお役に立ちたいと思ったからです」
フィンは気恥ずかしそうにはにかむ。
フィンの言葉でライナスが思いっきり咽せた。
オーナーは笑いを堪えているのか、俯きながら口を押さえて小刻みに震えている。
セレスティアさんは優しい微笑みを浮かべているけれど、頬に手を添えて首を傾けた。
「……それは本当にうちのステラ?」
困惑の浮かんだ声色に「はい!」とフィンが元気よく答える。
フィンがお客様だったからの接し方だったと言ったら、泣かせてしまうだろうか?
それはそうと、みんなの反応が気に食わない。
「みんな失礼じゃない?」
頬を膨らませて半目を向ければ、すぐにライナスが反論する。
「ステラはわがままで食い意地が張って、フィンの言う特徴とかけ離れているだろう」
「素直で食に対して好奇心旺盛なだけでしょ」
「ポジティブに言いすぎだろ」
私とライナスが睨み合っていると、フィンが眉間に皺を刻んで首を傾ける。
「ステラさんは雰囲気が変わりましたか?」
「今のが通常のステラよ」
セレスティアさんが眉尻を下げて笑う。
「なんか文句ある? フィンはお客様じゃないんだし、素を見せても問題ないもの」
腕を組んでフィンに向かって片眉を跳ね上げれば、フィンは視線を忙しなく彷徨わせて「二重人格?」と漏らした。
「違う! 公私をわけているだけ」
「騙されたようなもんだよな。かわいそうに」
ライナスがフィンに憐れみの目を向ける。
「打ち解けたみたいだな」
オーナーが豪快に笑った。
「そういえば、フィンはどんな能力があるの? 転移魔法は使える?」
セレスティアさんが小首を傾げる。ライナスがデレっとしたのがわかって首を竦めた。
「俺は旅行会社で使えるような能力はありません。ギルドでは剣で戦って、治癒魔法が使えるくらいで」
フィンは自信がなさそうに、声と体が小さくなっていった。
回復のできる剣士なんて珍しい。
「素敵な能力を持っているわね。フィンは受付をメインに、ステラとライナスのサポートについてもらう事もあると思うわ」
「はい、精一杯頑張ります」
フィンが背筋を伸ばして声を張る。
「顔がまた固くなっているわよ」
セレスティアさんに指摘され、フィンは歯を見せて無理矢理笑った。
始業前にオーナーが一週間ぶりに「みんなおはよう」と相変わらずの大きな声で入ってきた。
私とセレスティアさんとライナスは、私が経費で買ってきたお土産のクッキーの試食会をしており、オーナーにも差し出した。
オーナーはクッキーを摘むと一口で食べる。
「うん、美味い!」
セレスティアさんとライナスからも味の評価は高かった。
嬉しいけれど、もう少しパッケージが可愛いとお土産に最高なのに、と思ってしまう。
「今日は新入社員が来るから、お前ら優しく教えてやれよ」
「わかりました」
セレスティアさんが微笑んで頷いた。
新入社員か。美味しいお店をいっぱい知っている人だといいな。
店を開ける準備のために、ドアに掛かっている札を『オープン』に変えようと外に出た。
目の前にはフィンさんがいて、目を見張る。
フィンさんは「おはようございます」と頬を血色良く染めながら頭を下げた。
「おはようございます。外でお待ちいただいていたのですね。開店いたしますので、中へどうぞ」
扉を開けてフィンさんを通す。札を『オープン』にしてから扉を閉じた。
「今日はどちらにご案内いたしますか?」
またイレーネさんに会いに、グタンへ行くのだろうか。
「いえ、今日はそうではなくて」
「おう、来たか!」
フィンさんの声をオーナーが掻き消す。
オーナーはフィンさんの肩をポンと叩いたようだが、力が強すぎてフィンさんがよろめく。
「さっき話した新入社員だ」
「フィン・ヘイスティングスです。よろしくお願いします」
フィンさんが大きく頭を下げる。
セレスティアさんとライナスが自己紹介をして和やかムードだ。
お客様じゃないなら、もう畏まらなくていいな。
「フィン、よろしく」
私が声をかけると、フィンは目を瞬かせた後、顔を喜色で染める。
「あの、今、フィンって呼んでくれましたよね」
「一緒に仕事をするんだからいいでしょ?」
「はい、もちろんです」
私は自分の席に戻る。
フィンがずっと目で追ってくるのが気になったが、お腹が膨れないことには興味がないから無視をする。
「セレスティア、フィンに受付業務を教えてやってくれ」
「はい、わかりました。フィン、ここに座って」
セレスティアさんの隣にフィンは腰を下ろした。
私はライナスとどのお客様をお連れするか相談する。
「まずはお客様の行き先を聞いてね。ご案内できない場所もあるから」
「はい、わかりました」
セレスティアさんの穏やかな声に、フィンは頷きながらハキハキと返事をする。
「最初は私の接客を見ていて。……うーん、表情が固いわ。お客様の前では常に笑顔で」
フィンの顔は強張っている。無理矢理口角を上げてぎこちない笑顔を作った。
「フィンはどれくらいギルドにいたの? 私も昔、五年くらいお世話になっていたのよ」
「ここでもギルドとしても先輩ですね。俺は一ヶ月ほどです。姉に会うためにお金がすぐに欲しくて」
「どうしてギルドをやめて、ここに就職したの?」
セレスティアさんはフィンの緊張をほぐそうと、世間話を始めた。
フィンはたくさん稼いだようなことを言っていたから、私も少し気になる。
セレスティアさんのように怪我で引退した、と事情があるならわかるが、フィンがギルドをやめる理由がわからない。
「ステラさんにグタンに連れて行って頂き、姉が幸せそうにしていて安心しました。それで旅行会社の素晴らしさを知りました。ステラさんは会ったばかりの俺にすごく優しくしてくれて、聡明な印象なのに美味しそうに食べるところが魅力に溢れていて、少しでもお役に立ちたいと思ったからです」
フィンは気恥ずかしそうにはにかむ。
フィンの言葉でライナスが思いっきり咽せた。
オーナーは笑いを堪えているのか、俯きながら口を押さえて小刻みに震えている。
セレスティアさんは優しい微笑みを浮かべているけれど、頬に手を添えて首を傾けた。
「……それは本当にうちのステラ?」
困惑の浮かんだ声色に「はい!」とフィンが元気よく答える。
フィンがお客様だったからの接し方だったと言ったら、泣かせてしまうだろうか?
それはそうと、みんなの反応が気に食わない。
「みんな失礼じゃない?」
頬を膨らませて半目を向ければ、すぐにライナスが反論する。
「ステラはわがままで食い意地が張って、フィンの言う特徴とかけ離れているだろう」
「素直で食に対して好奇心旺盛なだけでしょ」
「ポジティブに言いすぎだろ」
私とライナスが睨み合っていると、フィンが眉間に皺を刻んで首を傾ける。
「ステラさんは雰囲気が変わりましたか?」
「今のが通常のステラよ」
セレスティアさんが眉尻を下げて笑う。
「なんか文句ある? フィンはお客様じゃないんだし、素を見せても問題ないもの」
腕を組んでフィンに向かって片眉を跳ね上げれば、フィンは視線を忙しなく彷徨わせて「二重人格?」と漏らした。
「違う! 公私をわけているだけ」
「騙されたようなもんだよな。かわいそうに」
ライナスがフィンに憐れみの目を向ける。
「打ち解けたみたいだな」
オーナーが豪快に笑った。
「そういえば、フィンはどんな能力があるの? 転移魔法は使える?」
セレスティアさんが小首を傾げる。ライナスがデレっとしたのがわかって首を竦めた。
「俺は旅行会社で使えるような能力はありません。ギルドでは剣で戦って、治癒魔法が使えるくらいで」
フィンは自信がなさそうに、声と体が小さくなっていった。
回復のできる剣士なんて珍しい。
「素敵な能力を持っているわね。フィンは受付をメインに、ステラとライナスのサポートについてもらう事もあると思うわ」
「はい、精一杯頑張ります」
フィンが背筋を伸ばして声を張る。
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