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26 初めての手料理
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フィンと一緒に帰り、家の前で「お疲れ様です」と頭を下げると、フィンは部屋に入ろうとする。
「ねぇ、いつになったら美味しい料理を食べさせてくれるの?」
私が声をかけると、フィンは扉を開いたまま曖昧に笑う。
「いつでしょう? まだ美味しいとは言えなくて。でも絶対に美味しいものを作ってみせるので、待っていてください!」
力強く宣言されるが、いつまで経っても料理を持ってこなさそう。
美味しくできても、もっと美味しくなるはず、とか真面目に考えて。
「今日作ってよ」
「今日ですか? まだ食べてもらえるようなものを作れません」
「別にいいって」
料理を始めたばかりのフィンに、そこまで求めていない。
お願い事をして台座にチョコレートを乗せるよりも、自分から「食べたい」と行動に移す方が私には合っている。
チョコレートが乗らなかったことを気にしているわけではない。多分。
ジッと見つめれば、フィンは遠慮がちに「どうぞ」と部屋に手を向けた。
部屋の中はダイニングテーブルとベッドがあるだけで、すごく質素だった。
「すぐに作りますので、座って待っていてください」
イスに座ると、フィンはグラスに注いだ水を私の前に置いて料理を始める。
その後ろ姿を眺めていると、キョロキョロしたり食材を出して切って、また出して切ってと無駄な動きが多い。
「最初から食材と調味料は全部出してた方が時間短縮できるよ。調味料も計るなら、計ったものを用意しておく方がいい」
フィンはこちらを振り返り、戸惑いがちに「ありがとうございます」と述べた。
切るのをやめて、材料を全て出す。調味料の計量を始めた。
それが終わると、野菜を切るのを再開する。
ダン、……ダン、とゆっくり切る音が聞こえた。
立ち上がってフィンの後ろから手元を覗くと、危なっかしい手つきで見ていられない。
「左手は丸めなさい」
フィンの左手を指を隠すようにそっと丸めさせると、フィンは飛び上がるほど驚いて包丁を手放した。
まな板の上に包丁が落ちる。
「ス……ステラさん? 何をしているんですか?」
「何って、怪我しそうだから、正しい手を教えようと思ったんだけど。今の切り方で、よく怪我をしなかったね」
フィンの指は切り傷なんてない綺麗な指だ。
「いえ、毎日切っています」
フィンはバツが悪そうに、空笑いを浮かべた。
自分の治癒魔法で治しているのか。
「治癒魔法が使えても、切ったら痛いでしょ。切らない努力をしなよ」
「そうですね。ありがとうございます」
フィンは顔を真っ赤にして視線を外した。
自分から私を抱きしめておいて、何でこれは照れているのかわからない。
ここまで意識されると、こっちまで調子が狂う。
フィンの左手に添えていた自分の左手を離した。
「あとは包丁は強く握って力みすぎないこと。包丁の刃がまっすぐ下りるように意識すること。それじゃ、頑張って」
私はイスに戻って水を煽った。
フィンは「力みすぎない、まっすぐ下ろす」と呟きながら野菜を切る。
「ステラさん、左手で押さえにくいです」
情けない声を出され、吹き出してしまった。
「最初はやりにくくても、そのうち慣れるから」
今日は物を落とすことはなく、手も切っていなかった。
たまに「あつっ」と聞こえたけれど、怪我はないみたい。
「お待たせしました」
フィンが作ったのは、少し焦げた鶏肉と大きさがバラバラな野菜の炒め物とサラダ。ふわふわのパンも添えられていて、バターがたっぷりと塗られていた。
フィンが正面に座ってから「いただきます」と声を揃えて食べ始める。
鶏肉と野菜を口に入れる。鶏肉は表面が焦げていて香ばしく、火が通り切っていないニンジンのゴリゴリという歯応えが気になる。調味料は測っていたから、味は悪くない。
サラダの野菜は大きめに切ってあり、グタンのブドウドレッシングが美味しい。
パンもふわふわでバターが染み込んでいて、噛むとバターの風味が口の中に広がる。
「あの、どうですか?」
無言で食べていたせいか、フィンが不安そうに口を開いた。
「パンとサラダは美味しい」
「鶏肉と野菜はダメですか?」
「味はいいんだけど、野菜に火が通ってない。全部まとめてフライパンに入れたでしょ」
「はい」
「火の通りにくい物から入れないと」
フィンは自分でも食べ、ゴリゴリという噛みごたえのある音を響かせた。
「……今までで一番上手く行ったんですけど、なかなか難しいですね」
「続けていれば、上手くなるから」
「はい。ステラさんに美味しいものを食べてもらえるように頑張ります」
フィンは屈託なく笑う。
純粋な好意に、絆されている、と改めて思う。
食事を終えると、私が食器を洗い、フィンが「俺がやるので置いといていいですよ」と言うから、フィンには食器を拭かせた。
「ありがとうございます」
「作ってもらったんだから、これくらいやるよ」
洗い終わると荷物を持って帰ろうと思ったら引き止められた。
「待ってください。コーヒー飲みませんか? もう少し一緒にいさせてください」
大きな体なのに捨てられた子犬のような瞳を向けられ、帰りにくくて頷いた。イスに腰掛ける。
「私、ブラックだから」
「はい、知っています」
お店でブラックばかり飲んでいるから、覚えているか。私もフィンはミルクを少しだけ入れることを知っているし。
コーヒーをテーブルに置かれ、ふーふーと息を吹きかける。
「ステラさんはどうして旅行会社で働いているんですか?」
「いろんな街の美味しいものが食べたいから」
フィンが目をパチクリさせて、破顔する。
「ステラさんは美味しいものが本当に好きですね」
「まあね。旅行会社なら、いろんなところに行けると思ったんだ。転移魔法はゲートを繋いだ場所しか行けないでしょ。自力でゲートを繋ぐにはお金も時間もかかる。入社したばかりの時はライナスや定年退職した社員の人にくっついて、いろんな街にゲートを繋ぎに行った」
フィンが穏やかな表情で相槌を打ちながら聞いてくれる。
「でも働いていてお客様におすすめのお店を教えたら、すごく喜んでくれたんだ。ただ美味しいものを食べるのが仕事のモチベーションだったんだけど、お客様に喜んで頂きたいって思うようになった」
「素敵ですね」
「フィンだって、お客様のことを考えて、接客できてるでしょ」
「はい、俺はステラさんの役に立ちたいと思って入社しました。ですが皆さんのお客様に対する姿勢を見て、俺もこうなりたいと思いました」
フィンに真摯な眼差しを向けられて、少しの居心地の悪さを感じる。カップを傾けてコーヒーを飲み干した。
「ご馳走様。帰るから」
「待ってください。送ります」
「送るって、隣だけど」
「少しでも一緒にいたいので、送らせてください」
フィンの甘ったるい声と表情に、胸の奥がむず痒いような感じがして、服の胸元をギュッと握る。
「そんなに私のことが好きなの?」
フィンは目を大きく見開いて、照れくさそうに笑う。
「そうですね。ステラさんが好きです」
「変わってるね」
「そうですか?」
「お客様として出会った時の私と、普段の私だと違うでしょ」
フィンにも二重人格かと困惑された。
フィンはおかしそうに笑う。
「最初は戸惑いました。でも仕事中はお客様に真摯な態度で接しているし、普段の飾らないステラさんを知れば知るほど惹かれました」
「私は……」
「待ってください」
フィンは大きな声で私の言葉を遮る。
「まだ返事はしないでくれませんか。振られたくありません。俺はスタート地点にすら立てていないので」
「スタート地点?」
「はい。美味しいものが作れる人という、ステラさんが言っていた条件です。美味しいものを作れたら、また伝えるので、その時に返事をくれませんか?」
真剣な瞳に見つめられて頷いた。
「わかった。じゃあ帰るから送って」
フィンは表情をパッと明るくする。
荷物を持ってくれて、一緒に家を出た。
隣だからすぐに荷物を受け取って鍵を取り出す。
「あの、俺が言うのも何ですが、男の部屋に一人で行くのはやめた方がいいですよ」
「信用していない相手の部屋になんて、行くわけないでしょ。家族以外なら、フィンの部屋に入ったのが初めてだから」
フィンは視線を彷徨わせて戸惑っている。
「ライナスさんの家もないんですか?」
「ない。うちに来たことはあるけど。仕事終わりにセレスティアさんとライナスとご飯を食べるってなると、近いから私の家になることが多いから」
「あっ、二人っきりというわけじゃないんですね」
フィンが安堵の息を吐く。
ライナスが私と二人でご飯を食べたいと思うわけないじゃん。
「送ってくれてありがとう。ご飯もごちそうさま」
「全部食べてもらえて嬉しかったです。今度は美味しいものを作ります」
「期待してる」
片手を上げて家に入る。
ベッドに座って後ろに倒れ込んだ。
フィンの気持ちは嫌ではない。はっきり伝えられてそう思った。
でもフィンのことを考えても、胸がキューと締め付けられるようなことはない。どちらかというと穏やかな気持ちでいられる。
美味しいものを目の前にした時のような、トキメキは感じられない。
「よくわかんない」
大きく息を吐き出した。
「ねぇ、いつになったら美味しい料理を食べさせてくれるの?」
私が声をかけると、フィンは扉を開いたまま曖昧に笑う。
「いつでしょう? まだ美味しいとは言えなくて。でも絶対に美味しいものを作ってみせるので、待っていてください!」
力強く宣言されるが、いつまで経っても料理を持ってこなさそう。
美味しくできても、もっと美味しくなるはず、とか真面目に考えて。
「今日作ってよ」
「今日ですか? まだ食べてもらえるようなものを作れません」
「別にいいって」
料理を始めたばかりのフィンに、そこまで求めていない。
お願い事をして台座にチョコレートを乗せるよりも、自分から「食べたい」と行動に移す方が私には合っている。
チョコレートが乗らなかったことを気にしているわけではない。多分。
ジッと見つめれば、フィンは遠慮がちに「どうぞ」と部屋に手を向けた。
部屋の中はダイニングテーブルとベッドがあるだけで、すごく質素だった。
「すぐに作りますので、座って待っていてください」
イスに座ると、フィンはグラスに注いだ水を私の前に置いて料理を始める。
その後ろ姿を眺めていると、キョロキョロしたり食材を出して切って、また出して切ってと無駄な動きが多い。
「最初から食材と調味料は全部出してた方が時間短縮できるよ。調味料も計るなら、計ったものを用意しておく方がいい」
フィンはこちらを振り返り、戸惑いがちに「ありがとうございます」と述べた。
切るのをやめて、材料を全て出す。調味料の計量を始めた。
それが終わると、野菜を切るのを再開する。
ダン、……ダン、とゆっくり切る音が聞こえた。
立ち上がってフィンの後ろから手元を覗くと、危なっかしい手つきで見ていられない。
「左手は丸めなさい」
フィンの左手を指を隠すようにそっと丸めさせると、フィンは飛び上がるほど驚いて包丁を手放した。
まな板の上に包丁が落ちる。
「ス……ステラさん? 何をしているんですか?」
「何って、怪我しそうだから、正しい手を教えようと思ったんだけど。今の切り方で、よく怪我をしなかったね」
フィンの指は切り傷なんてない綺麗な指だ。
「いえ、毎日切っています」
フィンはバツが悪そうに、空笑いを浮かべた。
自分の治癒魔法で治しているのか。
「治癒魔法が使えても、切ったら痛いでしょ。切らない努力をしなよ」
「そうですね。ありがとうございます」
フィンは顔を真っ赤にして視線を外した。
自分から私を抱きしめておいて、何でこれは照れているのかわからない。
ここまで意識されると、こっちまで調子が狂う。
フィンの左手に添えていた自分の左手を離した。
「あとは包丁は強く握って力みすぎないこと。包丁の刃がまっすぐ下りるように意識すること。それじゃ、頑張って」
私はイスに戻って水を煽った。
フィンは「力みすぎない、まっすぐ下ろす」と呟きながら野菜を切る。
「ステラさん、左手で押さえにくいです」
情けない声を出され、吹き出してしまった。
「最初はやりにくくても、そのうち慣れるから」
今日は物を落とすことはなく、手も切っていなかった。
たまに「あつっ」と聞こえたけれど、怪我はないみたい。
「お待たせしました」
フィンが作ったのは、少し焦げた鶏肉と大きさがバラバラな野菜の炒め物とサラダ。ふわふわのパンも添えられていて、バターがたっぷりと塗られていた。
フィンが正面に座ってから「いただきます」と声を揃えて食べ始める。
鶏肉と野菜を口に入れる。鶏肉は表面が焦げていて香ばしく、火が通り切っていないニンジンのゴリゴリという歯応えが気になる。調味料は測っていたから、味は悪くない。
サラダの野菜は大きめに切ってあり、グタンのブドウドレッシングが美味しい。
パンもふわふわでバターが染み込んでいて、噛むとバターの風味が口の中に広がる。
「あの、どうですか?」
無言で食べていたせいか、フィンが不安そうに口を開いた。
「パンとサラダは美味しい」
「鶏肉と野菜はダメですか?」
「味はいいんだけど、野菜に火が通ってない。全部まとめてフライパンに入れたでしょ」
「はい」
「火の通りにくい物から入れないと」
フィンは自分でも食べ、ゴリゴリという噛みごたえのある音を響かせた。
「……今までで一番上手く行ったんですけど、なかなか難しいですね」
「続けていれば、上手くなるから」
「はい。ステラさんに美味しいものを食べてもらえるように頑張ります」
フィンは屈託なく笑う。
純粋な好意に、絆されている、と改めて思う。
食事を終えると、私が食器を洗い、フィンが「俺がやるので置いといていいですよ」と言うから、フィンには食器を拭かせた。
「ありがとうございます」
「作ってもらったんだから、これくらいやるよ」
洗い終わると荷物を持って帰ろうと思ったら引き止められた。
「待ってください。コーヒー飲みませんか? もう少し一緒にいさせてください」
大きな体なのに捨てられた子犬のような瞳を向けられ、帰りにくくて頷いた。イスに腰掛ける。
「私、ブラックだから」
「はい、知っています」
お店でブラックばかり飲んでいるから、覚えているか。私もフィンはミルクを少しだけ入れることを知っているし。
コーヒーをテーブルに置かれ、ふーふーと息を吹きかける。
「ステラさんはどうして旅行会社で働いているんですか?」
「いろんな街の美味しいものが食べたいから」
フィンが目をパチクリさせて、破顔する。
「ステラさんは美味しいものが本当に好きですね」
「まあね。旅行会社なら、いろんなところに行けると思ったんだ。転移魔法はゲートを繋いだ場所しか行けないでしょ。自力でゲートを繋ぐにはお金も時間もかかる。入社したばかりの時はライナスや定年退職した社員の人にくっついて、いろんな街にゲートを繋ぎに行った」
フィンが穏やかな表情で相槌を打ちながら聞いてくれる。
「でも働いていてお客様におすすめのお店を教えたら、すごく喜んでくれたんだ。ただ美味しいものを食べるのが仕事のモチベーションだったんだけど、お客様に喜んで頂きたいって思うようになった」
「素敵ですね」
「フィンだって、お客様のことを考えて、接客できてるでしょ」
「はい、俺はステラさんの役に立ちたいと思って入社しました。ですが皆さんのお客様に対する姿勢を見て、俺もこうなりたいと思いました」
フィンに真摯な眼差しを向けられて、少しの居心地の悪さを感じる。カップを傾けてコーヒーを飲み干した。
「ご馳走様。帰るから」
「待ってください。送ります」
「送るって、隣だけど」
「少しでも一緒にいたいので、送らせてください」
フィンの甘ったるい声と表情に、胸の奥がむず痒いような感じがして、服の胸元をギュッと握る。
「そんなに私のことが好きなの?」
フィンは目を大きく見開いて、照れくさそうに笑う。
「そうですね。ステラさんが好きです」
「変わってるね」
「そうですか?」
「お客様として出会った時の私と、普段の私だと違うでしょ」
フィンにも二重人格かと困惑された。
フィンはおかしそうに笑う。
「最初は戸惑いました。でも仕事中はお客様に真摯な態度で接しているし、普段の飾らないステラさんを知れば知るほど惹かれました」
「私は……」
「待ってください」
フィンは大きな声で私の言葉を遮る。
「まだ返事はしないでくれませんか。振られたくありません。俺はスタート地点にすら立てていないので」
「スタート地点?」
「はい。美味しいものが作れる人という、ステラさんが言っていた条件です。美味しいものを作れたら、また伝えるので、その時に返事をくれませんか?」
真剣な瞳に見つめられて頷いた。
「わかった。じゃあ帰るから送って」
フィンは表情をパッと明るくする。
荷物を持ってくれて、一緒に家を出た。
隣だからすぐに荷物を受け取って鍵を取り出す。
「あの、俺が言うのも何ですが、男の部屋に一人で行くのはやめた方がいいですよ」
「信用していない相手の部屋になんて、行くわけないでしょ。家族以外なら、フィンの部屋に入ったのが初めてだから」
フィンは視線を彷徨わせて戸惑っている。
「ライナスさんの家もないんですか?」
「ない。うちに来たことはあるけど。仕事終わりにセレスティアさんとライナスとご飯を食べるってなると、近いから私の家になることが多いから」
「あっ、二人っきりというわけじゃないんですね」
フィンが安堵の息を吐く。
ライナスが私と二人でご飯を食べたいと思うわけないじゃん。
「送ってくれてありがとう。ご飯もごちそうさま」
「全部食べてもらえて嬉しかったです。今度は美味しいものを作ります」
「期待してる」
片手を上げて家に入る。
ベッドに座って後ろに倒れ込んだ。
フィンの気持ちは嫌ではない。はっきり伝えられてそう思った。
でもフィンのことを考えても、胸がキューと締め付けられるようなことはない。どちらかというと穏やかな気持ちでいられる。
美味しいものを目の前にした時のような、トキメキは感じられない。
「よくわかんない」
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