33 / 36
33 水遊び
しおりを挟む
窓から差し込む光が顔に当たり、眩しくて目覚めた。
眠い目を擦りながら時計に目を向けると、まだ朝の六時。
視線を巡らせて部屋の中を見渡すと、ベッドにセレスティアさんがいなかった。
お手洗いや洗面所を確認したけれど見当たらない。
「こんな時間にどこへ行ったんだろう」
部屋を出て廊下を歩いていると話し声が聞こえた。
そちらに向かおうと角を曲がり、すぐに引き返す。
顔だけこっそりと覗かせた。
大きな窓の前で景色を眺めながら、ライナスとセレスティアさんが話していた。
指を絡めるように繋いでいて、二人がうまくいったのだと悟る。
部屋に引き返そうと思った時、肩をトントンと叩かれて体が跳ねた。驚いて叫びそうになるのを、手で口を押さえて耐える。
振り返るとフィンが不思議そうに首を傾けていた。
フィンの腕を掴んでその場を離れる。
部屋の前まで引っ張ってきて手を離した。
「あんなところで何をしていたんですか?」
「セレスティアさんが起きたらいなかったから探してたの」
「ライナスさんもいませんでした」
「セレスティアさんと一緒にいたよ」
昨日の夜、部屋に戻る前に話していたのは、朝にデートをする約束をしていたのだろう。
「朝食まで少し時間があるし、コーヒーでも飲む?」
「はい、ありがとうございます」
フィンを部屋に招き入れて、簡易キッチンでコーヒーを淹れた。
ソファの背もたれに体を預けて、コーヒーを飲みながらのんびりする。
「ねえ、朝ごはんを食べたら、私とルミナちゃんとエレナちゃんと遊ばない?」
セレスティアさんとライナスを二人きりにしてあげたいし、オーナーたちも夫婦だけで過ごす時間もないだろう。これから子供がもう一人増えるならなおさら。
「はい、いいですね」
フィンは朗らかに笑う。
朝食の時間になって部屋から食堂に移動する。
食事をしながらオーナーに夫婦水入らずで過ごして、と伝えると、子供を預かることに了承してくれた。
ホテルを出てレンタル衣装を返し「十一時に街の入り口に集合」とオーナーに言われ、みんなと別れる。
「子供が遊べるようなところってある?」
フィンに聞けば、「あります!」とハキハキと返される。
「昨日の噴水ショーをしていた場所は、ショーをしていない時間は水遊びができるみたいです」
「噴水に入れるの?」
「水遊びしたい!」
二人が飛び跳ねて喜びをあらわにする。
噴水までゆっくり歩いた。
昨日は三つとも水が噴き出ていたが、今は水盤に水が溜まっているだけ。
子供たちが水の中を走り回って、元気な声が至る所から聞こえた。
水は子供の膝くらいの高さに調節されているようで、安心して遊ばせられる。
ルミナちゃんとエレナちゃんは噴水の中に駆けていった。
私とフィンは水盤の縁に腰掛けて、足を水につけながらはしゃぐ二人を眺める。
「この水、結構温かいね」
お風呂ほど温度は高くないけれど、ぬるくて心地が良い。
「子供が遊ぶ用に、水温を高くしているみたいです」
「本当によく調べてるね」
「ホテルを予約する時に失敗してしまったので。子供の喜びそうなところはいっぱい調べました」
「すっごく楽しんでくれてよかったね」
満面の笑みで水をかけ合う二人を、フィンは眩しそうに目を細めて眺める。
「調べている時も楽しかったですよ」
ビショビショになった二人がこちらに水をかけてきた。
「ステラちゃんとフィンくんも遊ぼうよ」
もう一度かけられる。
「フィン、行くよ」
腕を掴んで立たせると、二人に向かって水をかけた。
逃げる二人を追いかけながら水をかけ、反撃されて私もびしょびしょ。
「フィン、楽しいよ」
こちらを見ていたフィンに手招きをする。
フィンの瞳は愛おしそうに甘く細められていた。
咄嗟に視線を外して、フィンに背を向ける。
なんて顔してこっちを見てんの?! いつから? もしかして、ずっと?
顔が熱いのを自覚してハッとする。
……なんで私がフィンのことで狼狽えなきゃいけないの?
気まずさを追っ払うように首を振った。
「ねぇ、フィンにもいっぱい水をかけてきて」
ルミナちゃんとエレナちゃんは張り切ってフィンに水をかける。
フィンもびしょ濡れになってみんなで笑った。
甘い雰囲気は慣れなくて居心地が悪い。
今はみんなで楽しく遊びたい。
私も水のかけ合いに混ざりに行く。
たくさん遊んで体をタオルで拭い、服を買って着替えた。
「お土産を見に行ってもいいですか?」
フィンに聞かれ「いいよー」とルミナちゃんとエレナちゃんが笑った。何を買おうか、と楽しそうに相談している。
お土産屋さんに入り、二人が民族衣装を着たふわふわのウサギのぬいぐるみに目を輝かせた。
「どの子にしようかな」
「みんな可愛くて迷っちゃう」
よく見ると、目や口の位置が違って、全く同じ顔のぬいぐるみはいない。
「女の子はこういうのを喜ぶの?」
フィンがしゃがんでぬいぐるみを掴んでは置いてを繰り返す。
「うん、好き」
「可愛いもん」
「そっか、じゃあこれにしようかな」
誰かに贈るのだろうか?
胸の中がモヤモヤとする。
三人は仲良くぬいぐるみを選んでいる。
フィンの楽しそうな顔を見ると、モヤモヤが増した。
胸をさすって息を吐く。
「フィンは誰にあげるの?」
「リリアですよ」
姪のリリアちゃんの名前を聞いて、モヤモヤは霧散した。
「じゃあそのぬいぐるみは、やめときなよ。赤ちゃんはなんでも口に入れるから、口の中が毛だらけになるよ。それに目や鼻も取れて誤飲の恐れがあるから、刺繍してあるのを選んであげて」
「そうなんですね。教えてくれて助かります」
フィンは隣に置かれた、布でできたクマのぬいぐるみに目を映す。
「これにします」
フィンが決め、迷っていたルミナちゃんとエレナちゃんも連れて帰るぬいぐるみを決めたようだ。
お会計をして、街の入り口に向かう。
そろそろ集合時間だ。
綺麗な運河を眺めながら歩く。
楽しい時間はあっという間。
「ステラさん、楽しかったですね」
「そうだね。またみんなで旅行したいね」
「行きたーい」
「また遊んでね」
袖をくいくいと引かれて視線を下げると、キラキラとした瞳とかち合った。
「また遊ぼうね」
そう返せば、両手をあげて喜ばれた。
集合場所には私たちが一番最後についた。
「二人を見てくれてありがとう」
「服はどうしたんだ?」
オーナーがルミナちゃんとエレナちゃんを抱っこして聞く。
「水遊びで濡れちゃったから買ってもらったの」
「ぬいぐるみも買ってくれた」
抱えているぬいぐるみをオーナーの顔に近付けて見せる。
「ステラ、フィン、ありがとな。二人の服も出すから全部でいくらだったか教えてくれ」
金額を伝え、お金をもらう。
ライナスとセレスティアさんは無言だけど、二人を包む空気が優しい。
「忘れ物はないか? なければ帰るが」
オーナーが全員の顔を見渡す。
ライナスが魔法陣を展開させた。
白い光に包まれて、瞼を下ろす。光が消えて目を開けると、ミスティック・ツアーズに戻っていた。
店を出て全員と別れる。
フィンと隣のアパートに向かい、家の前で声をかけた。
「ねぇ、グタンに連れて行ってあげようか? お土産を渡したいでしょ?」
フィンは顎に手を添えて考え込む。
少しの沈黙の後、真剣な目で私を見据えた。
「一週間後でもいいですか?」
「いいけど、仕事次第だけどいい?」
私は一日に五回しか転移魔法が使えない。
「はい、仕事を優先させてください。それでグタンに行く前日に、俺の料理をもう一度食べてくれませんか?」
フィンは少し眉を下げて、私の返事を不安そうに待っている。
「わかった。食べさせて」
「はい。美味しい煮込みハンバーグを作ります」
フィンは肩の力を抜いて、満面の笑みを見せる。
「じゃあ、また明日ね」
「はい。また明日」
部屋に入って、ベッドにダイブする。
フィンは自分から食べて欲しいと言った。美味しく作れるようになったんだ。
美味しかったら、告白されて返事をする約束をしている。
「困ったな……」
料理が美味しければいいのに、と思う自分に戸惑う。
眠い目を擦りながら時計に目を向けると、まだ朝の六時。
視線を巡らせて部屋の中を見渡すと、ベッドにセレスティアさんがいなかった。
お手洗いや洗面所を確認したけれど見当たらない。
「こんな時間にどこへ行ったんだろう」
部屋を出て廊下を歩いていると話し声が聞こえた。
そちらに向かおうと角を曲がり、すぐに引き返す。
顔だけこっそりと覗かせた。
大きな窓の前で景色を眺めながら、ライナスとセレスティアさんが話していた。
指を絡めるように繋いでいて、二人がうまくいったのだと悟る。
部屋に引き返そうと思った時、肩をトントンと叩かれて体が跳ねた。驚いて叫びそうになるのを、手で口を押さえて耐える。
振り返るとフィンが不思議そうに首を傾けていた。
フィンの腕を掴んでその場を離れる。
部屋の前まで引っ張ってきて手を離した。
「あんなところで何をしていたんですか?」
「セレスティアさんが起きたらいなかったから探してたの」
「ライナスさんもいませんでした」
「セレスティアさんと一緒にいたよ」
昨日の夜、部屋に戻る前に話していたのは、朝にデートをする約束をしていたのだろう。
「朝食まで少し時間があるし、コーヒーでも飲む?」
「はい、ありがとうございます」
フィンを部屋に招き入れて、簡易キッチンでコーヒーを淹れた。
ソファの背もたれに体を預けて、コーヒーを飲みながらのんびりする。
「ねえ、朝ごはんを食べたら、私とルミナちゃんとエレナちゃんと遊ばない?」
セレスティアさんとライナスを二人きりにしてあげたいし、オーナーたちも夫婦だけで過ごす時間もないだろう。これから子供がもう一人増えるならなおさら。
「はい、いいですね」
フィンは朗らかに笑う。
朝食の時間になって部屋から食堂に移動する。
食事をしながらオーナーに夫婦水入らずで過ごして、と伝えると、子供を預かることに了承してくれた。
ホテルを出てレンタル衣装を返し「十一時に街の入り口に集合」とオーナーに言われ、みんなと別れる。
「子供が遊べるようなところってある?」
フィンに聞けば、「あります!」とハキハキと返される。
「昨日の噴水ショーをしていた場所は、ショーをしていない時間は水遊びができるみたいです」
「噴水に入れるの?」
「水遊びしたい!」
二人が飛び跳ねて喜びをあらわにする。
噴水までゆっくり歩いた。
昨日は三つとも水が噴き出ていたが、今は水盤に水が溜まっているだけ。
子供たちが水の中を走り回って、元気な声が至る所から聞こえた。
水は子供の膝くらいの高さに調節されているようで、安心して遊ばせられる。
ルミナちゃんとエレナちゃんは噴水の中に駆けていった。
私とフィンは水盤の縁に腰掛けて、足を水につけながらはしゃぐ二人を眺める。
「この水、結構温かいね」
お風呂ほど温度は高くないけれど、ぬるくて心地が良い。
「子供が遊ぶ用に、水温を高くしているみたいです」
「本当によく調べてるね」
「ホテルを予約する時に失敗してしまったので。子供の喜びそうなところはいっぱい調べました」
「すっごく楽しんでくれてよかったね」
満面の笑みで水をかけ合う二人を、フィンは眩しそうに目を細めて眺める。
「調べている時も楽しかったですよ」
ビショビショになった二人がこちらに水をかけてきた。
「ステラちゃんとフィンくんも遊ぼうよ」
もう一度かけられる。
「フィン、行くよ」
腕を掴んで立たせると、二人に向かって水をかけた。
逃げる二人を追いかけながら水をかけ、反撃されて私もびしょびしょ。
「フィン、楽しいよ」
こちらを見ていたフィンに手招きをする。
フィンの瞳は愛おしそうに甘く細められていた。
咄嗟に視線を外して、フィンに背を向ける。
なんて顔してこっちを見てんの?! いつから? もしかして、ずっと?
顔が熱いのを自覚してハッとする。
……なんで私がフィンのことで狼狽えなきゃいけないの?
気まずさを追っ払うように首を振った。
「ねぇ、フィンにもいっぱい水をかけてきて」
ルミナちゃんとエレナちゃんは張り切ってフィンに水をかける。
フィンもびしょ濡れになってみんなで笑った。
甘い雰囲気は慣れなくて居心地が悪い。
今はみんなで楽しく遊びたい。
私も水のかけ合いに混ざりに行く。
たくさん遊んで体をタオルで拭い、服を買って着替えた。
「お土産を見に行ってもいいですか?」
フィンに聞かれ「いいよー」とルミナちゃんとエレナちゃんが笑った。何を買おうか、と楽しそうに相談している。
お土産屋さんに入り、二人が民族衣装を着たふわふわのウサギのぬいぐるみに目を輝かせた。
「どの子にしようかな」
「みんな可愛くて迷っちゃう」
よく見ると、目や口の位置が違って、全く同じ顔のぬいぐるみはいない。
「女の子はこういうのを喜ぶの?」
フィンがしゃがんでぬいぐるみを掴んでは置いてを繰り返す。
「うん、好き」
「可愛いもん」
「そっか、じゃあこれにしようかな」
誰かに贈るのだろうか?
胸の中がモヤモヤとする。
三人は仲良くぬいぐるみを選んでいる。
フィンの楽しそうな顔を見ると、モヤモヤが増した。
胸をさすって息を吐く。
「フィンは誰にあげるの?」
「リリアですよ」
姪のリリアちゃんの名前を聞いて、モヤモヤは霧散した。
「じゃあそのぬいぐるみは、やめときなよ。赤ちゃんはなんでも口に入れるから、口の中が毛だらけになるよ。それに目や鼻も取れて誤飲の恐れがあるから、刺繍してあるのを選んであげて」
「そうなんですね。教えてくれて助かります」
フィンは隣に置かれた、布でできたクマのぬいぐるみに目を映す。
「これにします」
フィンが決め、迷っていたルミナちゃんとエレナちゃんも連れて帰るぬいぐるみを決めたようだ。
お会計をして、街の入り口に向かう。
そろそろ集合時間だ。
綺麗な運河を眺めながら歩く。
楽しい時間はあっという間。
「ステラさん、楽しかったですね」
「そうだね。またみんなで旅行したいね」
「行きたーい」
「また遊んでね」
袖をくいくいと引かれて視線を下げると、キラキラとした瞳とかち合った。
「また遊ぼうね」
そう返せば、両手をあげて喜ばれた。
集合場所には私たちが一番最後についた。
「二人を見てくれてありがとう」
「服はどうしたんだ?」
オーナーがルミナちゃんとエレナちゃんを抱っこして聞く。
「水遊びで濡れちゃったから買ってもらったの」
「ぬいぐるみも買ってくれた」
抱えているぬいぐるみをオーナーの顔に近付けて見せる。
「ステラ、フィン、ありがとな。二人の服も出すから全部でいくらだったか教えてくれ」
金額を伝え、お金をもらう。
ライナスとセレスティアさんは無言だけど、二人を包む空気が優しい。
「忘れ物はないか? なければ帰るが」
オーナーが全員の顔を見渡す。
ライナスが魔法陣を展開させた。
白い光に包まれて、瞼を下ろす。光が消えて目を開けると、ミスティック・ツアーズに戻っていた。
店を出て全員と別れる。
フィンと隣のアパートに向かい、家の前で声をかけた。
「ねぇ、グタンに連れて行ってあげようか? お土産を渡したいでしょ?」
フィンは顎に手を添えて考え込む。
少しの沈黙の後、真剣な目で私を見据えた。
「一週間後でもいいですか?」
「いいけど、仕事次第だけどいい?」
私は一日に五回しか転移魔法が使えない。
「はい、仕事を優先させてください。それでグタンに行く前日に、俺の料理をもう一度食べてくれませんか?」
フィンは少し眉を下げて、私の返事を不安そうに待っている。
「わかった。食べさせて」
「はい。美味しい煮込みハンバーグを作ります」
フィンは肩の力を抜いて、満面の笑みを見せる。
「じゃあ、また明日ね」
「はい。また明日」
部屋に入って、ベッドにダイブする。
フィンは自分から食べて欲しいと言った。美味しく作れるようになったんだ。
美味しかったら、告白されて返事をする約束をしている。
「困ったな……」
料理が美味しければいいのに、と思う自分に戸惑う。
0
あなたにおすすめの小説
極限効率の掃除屋 ――レベル15、物理だけで理を解体する――
銀雪 華音
ファンタジー
「レベル15か? ゴミだな」
世界は男を笑い、男は世界を「解体」した。
魔力も才能も持たず、万年レベル15で停滞する掃除屋、トワ。
彼が十年の歳月を費やして辿り着いたのは、魔法という神秘を物理現象へと引きずり下ろす、狂気的なまでの**『極限効率』**だった。
一万回の反復が生み出す、予備動作ゼロの打撃。
構造の隙間を分子レベルで突く、不可視の解体。
彼にとって、レベル100超えの魔物も、神の加護を受けた聖騎士も、ただの「非効率な肉の塊」に過ぎない。
「レベルは恩恵じゃない……。人類を飼い慣らすための『制限(リミッター)』だ」
暴かれる世界の嘘。動き出すシステムの簒奪者。
管理者が定めた数値(レベル)という鎖を、たった一振りのナイフで叩き切る。
これは、最弱の掃除屋が「論理」という名の剣で、世界の理(バグ)を修正する物語。気になる方は読んでみてください。
※アルファポリスで先行で公開されます。
チート無しっ!?黒髪の少女の異世界冒険記
ノン・タロー
ファンタジー
ごく普通の女子高生である「武久 佳奈」は、通学途中に突然異世界へと飛ばされてしまう。
これは何の特殊な能力もチートなスキルも持たない、ただごく普通の女子高生が、自力で会得した魔法やスキルを駆使し、元の世界へと帰る方法を探すべく見ず知らずの異世界で様々な人々や、様々な仲間たちとの出会いと別れを繰り返し、成長していく記録である……。
設定
この世界は人間、エルフ、妖怪、獣人、ドワーフ、魔物等が共存する世界となっています。
その為か男性だけでなく、女性も性に対する抵抗がわりと低くなっております。
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
『ミッドナイトマート 〜異世界コンビニ、ただいま営業中〜』
KAORUwithAI
ファンタジー
深夜0時——街角の小さなコンビニ「ミッドナイトマート」は、異世界と繋がる扉を開く。
日中は普通の客でにぎわう店も、深夜を回ると鎧を着た騎士、魔族の姫、ドラゴンの化身、空飛ぶ商人など、“この世界の住人ではない者たち”が静かにレジへと並び始める。
アルバイト店員・斉藤レンは、バイト先が異世界と繋がっていることに戸惑いながらも、今日もレジに立つ。
「袋いりますか?」「ポイントカードお持ちですか?」——そう、それは異世界相手でも変わらない日常業務。
貯まるのは「ミッドナイトポイントカード(通称ナイポ)」。
集まるのは、どこか訳ありで、ちょっと不器用な異世界の住人たち。
そして、商品一つひとつに込められる、ささやかで温かな物語。
これは、世界の境界を越えて心を繋ぐ、コンビニ接客ファンタジー。
今夜は、どんなお客様が来店されるのでしょう?
※異世界食堂や異世界居酒屋「のぶ」とは
似て非なる物として見て下さい
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
異世界スローライフ希望なのに、女神の過保護が止まらない
葉泪秋
ファンタジー
「小説家になろう」日間ランキング最高11位!(ハイファンタジー)
㊗️HOTランキング3位!(2/02)
ブラック企業で過労死した俺、佐久間遼。
神様に願ったのは、ただ「異世界で、畑でも耕しながらのんびり暮らしたい」ということだけ。
そうして手に入れた、辺境の村での穏やかな日々。現状に満足し、今度こそは平穏なスローライフを……と思っていたのだが、俺の妙なスキルと前世の社畜根性が、そうはさせない。
ふとした善意で枯れた井戸を直したことから、堅物の騎士団長やら、過保護な女神やらに目をつけられることになる。
早く穏やかに暮らしたい。
俺は今日も、規格外に育った野菜を手に、皆の姿を眺めている。
【毎日18:00更新】
※表紙画像はAIを使用しています
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
35年ローンと共に異世界転生! スキル『マイホーム』で快適5LDK引きこもり生活 ~数学教師、合気道と三節根で異世界を論破する~
月神世一
ファンタジー
紹介文
「結婚しよう。白い壁の素敵なお家が欲しいな♡」
そう言われて35年ローンで新築一戸建て(5LDK)を買った直後、俺、加藤真守(25歳)は婚約者に捨てられた。
失意の中、猫を助けてトラックに轢かれ、気づけばジャージ姿の女神ルチアナに異世界へと放り出されていた。
「あげるのは『言語理解』と『マイホーム』でーす」
手に入れたのは、ローン残高ごと召喚できる最強の現代住宅。
電気・ガス・水道完備。お風呂は全自動、リビングは床暖房。
さらには貯めたポイントで、地球の「赤マル」から「最新家電」までお取り寄せ!?
森で拾った純情な狩人の美少女に胃袋を掴まれ、
罠にかかったポンコツ天使(自称聖騎士)が居候し、
競馬好きの魔族公爵がビールを飲みにやってくる。
これは、借金まみれの数学教師が、三節根と計算能力を武器に、快適なマイホームを守り抜く物語。
……頼むから、家の壁で爪を研ぐのはやめてくれ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる