3 / 15
ここで彼女の人生は終わった
これから
しおりを挟む
それから数日がたち精密検査をうけて退院の許可が下りた。けれど私のもとに翔が起きたという報告はなかった。
今日は六花が退院準備の手伝いに来てくれている。
「ねぇ六花は翔のこと何も聞いてないの?」
「わからないよ」
「嘘ついてないよね」
「嘘つくわけないじゃん」
なんで教えてくれないんだろう。やっぱりもう生きてないのか。それとも本当に起きてないだけなのかな。
「愛しき娘明日の準備進んでるか?」
いつもお父さんは陽気だから暗くても元気になる。
「お父さん。お母さんにあいたい」
退院する前の準備それこそお母さんにあうことが一番大事だと思った。だって私が起きてから一回もお母さんにあっていなかった。
「わかった。何とか来るように言うよ」
「お願い」
お母さんはきっとお兄ちゃんの心配なんだろうな。それをお父さんが支えている。お父さんは強い。私ももっと強くならないと
「そろそろ退院するし。話したほうがいいな。六花ちゃんも知っておいたほうがいい」
陽気だったお父さんが急に真剣な顔になった。
「翔な。もう帰ってこねーんだわ」
やっぱりそうだった。六花が知らないように言ってはいるが六花も知っていると思う。私は六花が誰にも話していない秘密があるのも知っている。それを知ってるからこそ、この反応は薄すぎる。これでお母さんが来ない理由もわかった。
「いつから?」
「お前が起きた時点でだ」
「おかしいって思った。みんななんか避けてたし」
でもあの時この言葉聞いていたら正気ではいれなかった。ある程度回復したおかげで今はまだ理解できる。たしかに受け入れなれないし、今でも私のせいだと思っている。だけど、私を生かしてくれたんだから頑張らないと。
「翔が死んだ分私は生きないとだね」
「やっぱりこのタイミング正解だったか。よし。母さんを連れてくるよ。俺がいるとあれだろうしな」
気の使い方も上手だ。このままいれば六花が何も動けない。
「かくしててごめん」
自分から隠していたことを話してくれた。
「ありがとう。六花もつらかったよね」
少し隠してたことにはむかついた。けど自分から言ってくれたのはうれしかった。それに辛いのは私だけじゃないんだから。
「いつから気付いてたの?」
六花の問いかけはいつから隠してるのに気づいていたの?なのかいつから亡くなったと気づいたの?なのか正直わからない。
「予想はできてた。だって六花起きてすぐに眠っているとかいうし、あの時すごく悲しそうだった。あの時にはもしかしたらって思って、ここ数日で生きてないの知っても落ち着ける心身にもなった。けどねやっぱり嘘だと信じたい」
どちらの答えにせよ泣かないと思っていたのに、なんでだろう。涙が止まらない。私やっぱり悲しい。
「例え翔がいなくても、私たちはずっと友達だから」
涙を流してる私に抱き着いてきた。六花の胸は大きくて暖かい。なぜか落ち着く。
「うん。そうだね」
「じゃー明日の退院の時は大翔も呼んでくるね。あいつ自分で絶対バラスから行くのは控えるって言ってたからさ」
そういえば大翔くんとも全然あってないのか。完全に忘れてた。影が薄いわけじゃないのに。
「奈々。入っていい?」
お母さんの声だ。
「いいよ」
「久しぶり。六花ちゃん手伝いありがとう。後ずっと来れなくてごめん」
「気にしてないよ」
お母さんも思ったよりずっと元気でよかった。
「二人で話したいだろうし。私ちょっと出るね。適当に戻ってくる」
六花は部屋を出た。
「翔のこと聞いた?」
「うんお父さんから」
「そっかあの人今どこに?」
「何言ってるの私が会いたいから、呼んでもらったんでしょ?」
六花がいなくなってからのお母さんの雰囲気が少し変だ。
「そうなんだ。なら今は家に戻ってるのね。ちょうどいい」
「おかあさん?どうしたの」
なんか怖い。
「あなたは何人の人を殺したら気が済むの?だから養子にするのはやだっていったのに」
さっきの元気な雰囲気はまったくなくなっていた。悲しくて流した涙がひくくらいに殺気をかじる。
「どういうこと?」
「あんたはね」
「やめろ」
扉を勢い良く開けるのと同時にお父さんの姿があった。
「何で来たの?」
お母さんの殺気はお父さんにも向いていると感じられた。そしてポケットからナイフが見える。もしかして翔が死んだ原因が私だから殺しに来たっていうの?
「六花ちゃんがもう来てるって電話くれてな」
「っちあのくそ女が」
「喧嘩はやめて」
全部私が悪いんだ。私が養子で来てなければ翔は死ぬことはなかった。
「人殺しは黙ってろ。あんたが翔もあんたの親も殺したのよ」
親も殺したと聞いて私は頭の中が真っ白になった。そして運転手の人の言葉を思い出した。「僕の意見を君に伝える」「小さい子供が同じ場所で事故にあったときちゃんと話す」 じゃー腕の傷って。
「奈々悪いな」
お父さんが思いっきりお母さんを殴った。
「病院でやることでないのはわかるが、さすがにな。悪いな。この人と合わせるとこうなるのがわかっていた。翔が死んでから人が変わっていったんだ。だけど俺ありならって思っていたが、タイミングうまかったな。とりえず連れて帰る。こいつの言っていたことは気にするな」
そう言い連れて帰った。けどそんなのはどうでもよかった。神の定めなんかじゃない。私は死神なんだ。私とかかわった大切な人は死ぬ。だったら六花たちだっていずれ。それに人が変わったようにって、翔の存在はやはり大きかったんだな。
「これが神の定めだ」
いつのまにか部屋に和服の人がいた。
「あなたはいったい何なの?」
「この町に住む神だ」
「神なんて存在しない」
多分本物だ。だけどこの人がいるってことを否定しないと事故でなく運命になってしまうそれだけ嫌だった。
「どちらにせよ。お前が存在する限り不幸な人が増える。それが神の定めたお前のステータスだ」
「それって」
「察しがいいな。我がお前にとりついたんだ」
「ふざけないでよ!!なんでそんなこと」
「面白いからだ。人間はおろかだ。大事な人が死んだときの光景を見るのは実にいい」
神ってみんなこんななの。ひどすぎる。でも、この町に住む神の言い伝えってこんなだったけ。
「だったら私が死ねば」
この呪いを打つためには自殺するしかない。
「安心しろお前の呪いは病死または老死するまでは適用される。いくら自殺しようと他のものによって助かる。お前は犠牲者を出すだけだ。」
「だったら」
どうやって生きていけばいいの?誰か教えて。
「それはお前が考えろ。楽しかったぞ。不具合が起きたせいで正気に戻ったが」
心をよまれている。それに不具合何を言ってるの。
「まさか」
「あのタイミングでお前の母親が来たのも、母親をあの考えに行きつくようにに仕向けたのは我だ。それに事故あった場所は人間には感知できない磁場を飛ばしいる。たまーに不具合が重なると事故にあう仕組みになっている。つまりだ、貴様の不幸と事故合わされば誰かが死ぬんだよ。お前の親もな!!これからも我を楽しませろよ」
いいたいことだけ言われ、神と名乗るものはいなくなった。
「うわー!!」
頭なのかがごちゃごちゃして何も考えられない。ただ叫ぶことしかできない。
「落ち着いて」
声が聞こえるだけどそれが誰なのかわからない。またあいつが来たのか。あいつがまた何かを吹きかけているんの?
「どうしたんですか?」
「なんか急に暴れだして」
「とりあえず安定剤を」
翔を殺したのも本当のお母さんとお父さんを殺したのも私。つまり私は神によって作られた、自分の意志で死ねない、死神なんだ。
死神がみんなを殺さない方法はただ一つ。誰にも会わずただ家にいること。
今日は六花が退院準備の手伝いに来てくれている。
「ねぇ六花は翔のこと何も聞いてないの?」
「わからないよ」
「嘘ついてないよね」
「嘘つくわけないじゃん」
なんで教えてくれないんだろう。やっぱりもう生きてないのか。それとも本当に起きてないだけなのかな。
「愛しき娘明日の準備進んでるか?」
いつもお父さんは陽気だから暗くても元気になる。
「お父さん。お母さんにあいたい」
退院する前の準備それこそお母さんにあうことが一番大事だと思った。だって私が起きてから一回もお母さんにあっていなかった。
「わかった。何とか来るように言うよ」
「お願い」
お母さんはきっとお兄ちゃんの心配なんだろうな。それをお父さんが支えている。お父さんは強い。私ももっと強くならないと
「そろそろ退院するし。話したほうがいいな。六花ちゃんも知っておいたほうがいい」
陽気だったお父さんが急に真剣な顔になった。
「翔な。もう帰ってこねーんだわ」
やっぱりそうだった。六花が知らないように言ってはいるが六花も知っていると思う。私は六花が誰にも話していない秘密があるのも知っている。それを知ってるからこそ、この反応は薄すぎる。これでお母さんが来ない理由もわかった。
「いつから?」
「お前が起きた時点でだ」
「おかしいって思った。みんななんか避けてたし」
でもあの時この言葉聞いていたら正気ではいれなかった。ある程度回復したおかげで今はまだ理解できる。たしかに受け入れなれないし、今でも私のせいだと思っている。だけど、私を生かしてくれたんだから頑張らないと。
「翔が死んだ分私は生きないとだね」
「やっぱりこのタイミング正解だったか。よし。母さんを連れてくるよ。俺がいるとあれだろうしな」
気の使い方も上手だ。このままいれば六花が何も動けない。
「かくしててごめん」
自分から隠していたことを話してくれた。
「ありがとう。六花もつらかったよね」
少し隠してたことにはむかついた。けど自分から言ってくれたのはうれしかった。それに辛いのは私だけじゃないんだから。
「いつから気付いてたの?」
六花の問いかけはいつから隠してるのに気づいていたの?なのかいつから亡くなったと気づいたの?なのか正直わからない。
「予想はできてた。だって六花起きてすぐに眠っているとかいうし、あの時すごく悲しそうだった。あの時にはもしかしたらって思って、ここ数日で生きてないの知っても落ち着ける心身にもなった。けどねやっぱり嘘だと信じたい」
どちらの答えにせよ泣かないと思っていたのに、なんでだろう。涙が止まらない。私やっぱり悲しい。
「例え翔がいなくても、私たちはずっと友達だから」
涙を流してる私に抱き着いてきた。六花の胸は大きくて暖かい。なぜか落ち着く。
「うん。そうだね」
「じゃー明日の退院の時は大翔も呼んでくるね。あいつ自分で絶対バラスから行くのは控えるって言ってたからさ」
そういえば大翔くんとも全然あってないのか。完全に忘れてた。影が薄いわけじゃないのに。
「奈々。入っていい?」
お母さんの声だ。
「いいよ」
「久しぶり。六花ちゃん手伝いありがとう。後ずっと来れなくてごめん」
「気にしてないよ」
お母さんも思ったよりずっと元気でよかった。
「二人で話したいだろうし。私ちょっと出るね。適当に戻ってくる」
六花は部屋を出た。
「翔のこと聞いた?」
「うんお父さんから」
「そっかあの人今どこに?」
「何言ってるの私が会いたいから、呼んでもらったんでしょ?」
六花がいなくなってからのお母さんの雰囲気が少し変だ。
「そうなんだ。なら今は家に戻ってるのね。ちょうどいい」
「おかあさん?どうしたの」
なんか怖い。
「あなたは何人の人を殺したら気が済むの?だから養子にするのはやだっていったのに」
さっきの元気な雰囲気はまったくなくなっていた。悲しくて流した涙がひくくらいに殺気をかじる。
「どういうこと?」
「あんたはね」
「やめろ」
扉を勢い良く開けるのと同時にお父さんの姿があった。
「何で来たの?」
お母さんの殺気はお父さんにも向いていると感じられた。そしてポケットからナイフが見える。もしかして翔が死んだ原因が私だから殺しに来たっていうの?
「六花ちゃんがもう来てるって電話くれてな」
「っちあのくそ女が」
「喧嘩はやめて」
全部私が悪いんだ。私が養子で来てなければ翔は死ぬことはなかった。
「人殺しは黙ってろ。あんたが翔もあんたの親も殺したのよ」
親も殺したと聞いて私は頭の中が真っ白になった。そして運転手の人の言葉を思い出した。「僕の意見を君に伝える」「小さい子供が同じ場所で事故にあったときちゃんと話す」 じゃー腕の傷って。
「奈々悪いな」
お父さんが思いっきりお母さんを殴った。
「病院でやることでないのはわかるが、さすがにな。悪いな。この人と合わせるとこうなるのがわかっていた。翔が死んでから人が変わっていったんだ。だけど俺ありならって思っていたが、タイミングうまかったな。とりえず連れて帰る。こいつの言っていたことは気にするな」
そう言い連れて帰った。けどそんなのはどうでもよかった。神の定めなんかじゃない。私は死神なんだ。私とかかわった大切な人は死ぬ。だったら六花たちだっていずれ。それに人が変わったようにって、翔の存在はやはり大きかったんだな。
「これが神の定めだ」
いつのまにか部屋に和服の人がいた。
「あなたはいったい何なの?」
「この町に住む神だ」
「神なんて存在しない」
多分本物だ。だけどこの人がいるってことを否定しないと事故でなく運命になってしまうそれだけ嫌だった。
「どちらにせよ。お前が存在する限り不幸な人が増える。それが神の定めたお前のステータスだ」
「それって」
「察しがいいな。我がお前にとりついたんだ」
「ふざけないでよ!!なんでそんなこと」
「面白いからだ。人間はおろかだ。大事な人が死んだときの光景を見るのは実にいい」
神ってみんなこんななの。ひどすぎる。でも、この町に住む神の言い伝えってこんなだったけ。
「だったら私が死ねば」
この呪いを打つためには自殺するしかない。
「安心しろお前の呪いは病死または老死するまでは適用される。いくら自殺しようと他のものによって助かる。お前は犠牲者を出すだけだ。」
「だったら」
どうやって生きていけばいいの?誰か教えて。
「それはお前が考えろ。楽しかったぞ。不具合が起きたせいで正気に戻ったが」
心をよまれている。それに不具合何を言ってるの。
「まさか」
「あのタイミングでお前の母親が来たのも、母親をあの考えに行きつくようにに仕向けたのは我だ。それに事故あった場所は人間には感知できない磁場を飛ばしいる。たまーに不具合が重なると事故にあう仕組みになっている。つまりだ、貴様の不幸と事故合わされば誰かが死ぬんだよ。お前の親もな!!これからも我を楽しませろよ」
いいたいことだけ言われ、神と名乗るものはいなくなった。
「うわー!!」
頭なのかがごちゃごちゃして何も考えられない。ただ叫ぶことしかできない。
「落ち着いて」
声が聞こえるだけどそれが誰なのかわからない。またあいつが来たのか。あいつがまた何かを吹きかけているんの?
「どうしたんですか?」
「なんか急に暴れだして」
「とりあえず安定剤を」
翔を殺したのも本当のお母さんとお父さんを殺したのも私。つまり私は神によって作られた、自分の意志で死ねない、死神なんだ。
死神がみんなを殺さない方法はただ一つ。誰にも会わずただ家にいること。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
私に姉など居ませんが?
山葵
恋愛
「ごめんよ、クリス。僕は君よりお姉さんの方が好きになってしまったんだ。だから婚約を解消して欲しい」
「婚約破棄という事で宜しいですか?では、構いませんよ」
「ありがとう」
私は婚約者スティーブと結婚破棄した。
書類にサインをし、慰謝料も請求した。
「ところでスティーブ様、私には姉はおりませんが、一体誰と婚約をするのですか?」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる