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夏休み
孤独ほど最高な者はない
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翔を理由に外の生活に慣れようとしてきた。けど、やはり私は外の世界に行くべき存在でないことに気づいた。誰かを傷付けるくらいならずっと部屋にいたほうがいい。どう頑張っても制御することはできないんだから。
(暇だから変わって)
心の中に生きるもう一人の私は話しかけてくる。しかし、私が部屋にいる間は入れ替わることができない。なぜなら私の部屋にある鏡は全部押入れにしまった。鏡以外に反射するものはあるけど、はっきり移っていない以上乗り移ることはできないらしい。
(鏡出せばすぐだからさ。少しくらい)
私は全てを無視した。
(つまんな)
こいつは短期だ。だからガン無視してれば自然と消えていく。
「奈々。六花も悪いことしたっていってるぞ。しっかり話さないか?」
「六花は関係ない。私はもう迷惑をかけるわけにはいかないから」
きっかけはまた六花だったけど今回も私のせいで自ら選んだ。これは六花がきっかけでなくてもいづれわかること。
「でてこいって」
「いやだ」
翔は入ってきていいといっているが入っては来ない。外でずっと行ってくるだけ。こっちからしたらそれのほうがいい。
「わかった」
階段の音がしたし翔がいなくなったのがわかる。
いること自体はいいんだけど、正直暇だ。前まで何してたんだっけな。何もしてないのわかっているがなぜか考えてしまう。
とりあえずパソコンを開いた。そこで一年間書いていた私の気持ちがつづられていた。あの時はまだもう一人の私の存在を知らなかったからただ辛い思いをしていたんだったな。
今日死のうと思った。それで、首をつってみた。でもきれいに縄がほどけてしまった。
死のうと思った。そんなこともあったんだ。つい先日の出来事なのにもう忘れていた。
正月。いつもなら翔と大翔君、それに奈々とも一緒だった。奈々と大翔君は一緒なのかな?六花は
正月か。今回の正月は部屋でお雑煮を食べた。お母さんがせっかく作ってくれたから食べた。
バレンタイン。特に何もない
バレンタインは何も書けなかった。でも、思い出があった。翔のためにいつも作っていたから。というかしっかり描いてた気がしたけどすごく適当だったんだな私。
「ねぇ。奈々」
六花の声がした。
「何?」
「ごめん。奈々は悩んでわからなくて」
「もういいよ」
「え?」
「別に六花のせいでもないから。六花も私のこと考えなくていいよ」
「でも海行きたいって」
「行きたい。けど、誰かを気づ付けてまで行く必要はない」
六花の言いたいことは大体わかっている。仲直りそのために話してるのでもない。ただ、なぜことわったのか伝えたいんだろうな。だから、その話に持っていなかせないようにした。だって、それを聞いてしまったら自分をもっと追い詰めてしまいそうだから。
「私の気持ち聞いてくれない?」
「聞く必要がない。さっさといなくなって」
「あの日。私は奈々に嫌われたと思っていなくなった。でも、私を守るためだったんだよね。だったら今回は奈々を守りたい」
「…」
これ以上六花にひどいことを言うのはつらいだから黙り込んでしまった。
「聞いてくれなくてもいいから私は話すよ」
「勝手にどうぞ」
「私ね。奈々が外にでて再会できたときうれしかった。また奈々と仲良くできると思った。でも、奈々は誰かのための行動をするくせに」
「だまって!!」
「聞かなければいいでしょ」
今の誰かのために行動。それだけですべてわかってしまった。でも、それを否定するためにも言わせるわけにはいかない。
「それで」
「!!」
とっさの判断で扉を開けたそして、六花の首を絞めた。
「黙れ!!」
「あなたは!」
「黙れといってるの!!」
「逃げたらなにもはじまらないよ。だから」
「黙れ!!」
どんどん力が入ってしまっている。
「っちょやめろ!!」
翔が来てしまった。
「邪魔するな!!。六花が悪いんだ!」
「奈々。逃げたらだめだよ」
「うるさい!!」
六花が私の手を外そうと握っているての力が抜けているのを感じた。
「奈々!!」
でもこれを話したらあの続きを聞くことになるそれはやだ。
「いい加減にしろ!!」
!!バン!!
結構強めで翔が殴った。
「翔は六花の味方だったんだ」
「そうじゃないだろ!!あんなことしてみて見ぬ振りができるわけねーだろ!!」
「そんな怒らなくていいよ」
「あんたがそれを言うな!!」
奈々に気を使われていることに腹が立った。もとはといえば六花が言おうとしたせいだったというのに。
「奈々さ。その死神だっけ。そのせいでおかしくなってるのはわかるけどさ。それのせいにして逃げるのもうやめな」
「わかった。だったら六花も。私という呪いから解放して。私もう限界。間違ったことを突き付けられると自分が嫌いになるの。だからさ。もう何も言わないで。全部私が悪い」
なんとか抑えている。そして気持ちをぶつけた。
「奈々」
「話はこれで終わり。これ以上怒らせると制御できなくなるから。それと、今後何か言いたいことがあったら翔もつれてきて。次同じこと起ったら抑えられないと思うから」
そう言い部屋に戻った。
「お前も変わったな」
死神の声だ。
「別に。それより私って」
「そうだな。お前は我やお前の心二つを理由にしている。そして、お前と心のお前が融合し始めている。そのせいでお前は怒りが爆発したからあの行動をとった」
「抑える方法は?」
「そんなこと我は知らん。もとより、お前ほどしぶとい人間にとりついたことがないからな」
「わかった」
っまもういいか。知ろうが知るまいが。
(暇だから変わって)
心の中に生きるもう一人の私は話しかけてくる。しかし、私が部屋にいる間は入れ替わることができない。なぜなら私の部屋にある鏡は全部押入れにしまった。鏡以外に反射するものはあるけど、はっきり移っていない以上乗り移ることはできないらしい。
(鏡出せばすぐだからさ。少しくらい)
私は全てを無視した。
(つまんな)
こいつは短期だ。だからガン無視してれば自然と消えていく。
「奈々。六花も悪いことしたっていってるぞ。しっかり話さないか?」
「六花は関係ない。私はもう迷惑をかけるわけにはいかないから」
きっかけはまた六花だったけど今回も私のせいで自ら選んだ。これは六花がきっかけでなくてもいづれわかること。
「でてこいって」
「いやだ」
翔は入ってきていいといっているが入っては来ない。外でずっと行ってくるだけ。こっちからしたらそれのほうがいい。
「わかった」
階段の音がしたし翔がいなくなったのがわかる。
いること自体はいいんだけど、正直暇だ。前まで何してたんだっけな。何もしてないのわかっているがなぜか考えてしまう。
とりあえずパソコンを開いた。そこで一年間書いていた私の気持ちがつづられていた。あの時はまだもう一人の私の存在を知らなかったからただ辛い思いをしていたんだったな。
今日死のうと思った。それで、首をつってみた。でもきれいに縄がほどけてしまった。
死のうと思った。そんなこともあったんだ。つい先日の出来事なのにもう忘れていた。
正月。いつもなら翔と大翔君、それに奈々とも一緒だった。奈々と大翔君は一緒なのかな?六花は
正月か。今回の正月は部屋でお雑煮を食べた。お母さんがせっかく作ってくれたから食べた。
バレンタイン。特に何もない
バレンタインは何も書けなかった。でも、思い出があった。翔のためにいつも作っていたから。というかしっかり描いてた気がしたけどすごく適当だったんだな私。
「ねぇ。奈々」
六花の声がした。
「何?」
「ごめん。奈々は悩んでわからなくて」
「もういいよ」
「え?」
「別に六花のせいでもないから。六花も私のこと考えなくていいよ」
「でも海行きたいって」
「行きたい。けど、誰かを気づ付けてまで行く必要はない」
六花の言いたいことは大体わかっている。仲直りそのために話してるのでもない。ただ、なぜことわったのか伝えたいんだろうな。だから、その話に持っていなかせないようにした。だって、それを聞いてしまったら自分をもっと追い詰めてしまいそうだから。
「私の気持ち聞いてくれない?」
「聞く必要がない。さっさといなくなって」
「あの日。私は奈々に嫌われたと思っていなくなった。でも、私を守るためだったんだよね。だったら今回は奈々を守りたい」
「…」
これ以上六花にひどいことを言うのはつらいだから黙り込んでしまった。
「聞いてくれなくてもいいから私は話すよ」
「勝手にどうぞ」
「私ね。奈々が外にでて再会できたときうれしかった。また奈々と仲良くできると思った。でも、奈々は誰かのための行動をするくせに」
「だまって!!」
「聞かなければいいでしょ」
今の誰かのために行動。それだけですべてわかってしまった。でも、それを否定するためにも言わせるわけにはいかない。
「それで」
「!!」
とっさの判断で扉を開けたそして、六花の首を絞めた。
「黙れ!!」
「あなたは!」
「黙れといってるの!!」
「逃げたらなにもはじまらないよ。だから」
「黙れ!!」
どんどん力が入ってしまっている。
「っちょやめろ!!」
翔が来てしまった。
「邪魔するな!!。六花が悪いんだ!」
「奈々。逃げたらだめだよ」
「うるさい!!」
六花が私の手を外そうと握っているての力が抜けているのを感じた。
「奈々!!」
でもこれを話したらあの続きを聞くことになるそれはやだ。
「いい加減にしろ!!」
!!バン!!
結構強めで翔が殴った。
「翔は六花の味方だったんだ」
「そうじゃないだろ!!あんなことしてみて見ぬ振りができるわけねーだろ!!」
「そんな怒らなくていいよ」
「あんたがそれを言うな!!」
奈々に気を使われていることに腹が立った。もとはといえば六花が言おうとしたせいだったというのに。
「奈々さ。その死神だっけ。そのせいでおかしくなってるのはわかるけどさ。それのせいにして逃げるのもうやめな」
「わかった。だったら六花も。私という呪いから解放して。私もう限界。間違ったことを突き付けられると自分が嫌いになるの。だからさ。もう何も言わないで。全部私が悪い」
なんとか抑えている。そして気持ちをぶつけた。
「奈々」
「話はこれで終わり。これ以上怒らせると制御できなくなるから。それと、今後何か言いたいことがあったら翔もつれてきて。次同じこと起ったら抑えられないと思うから」
そう言い部屋に戻った。
「お前も変わったな」
死神の声だ。
「別に。それより私って」
「そうだな。お前は我やお前の心二つを理由にしている。そして、お前と心のお前が融合し始めている。そのせいでお前は怒りが爆発したからあの行動をとった」
「抑える方法は?」
「そんなこと我は知らん。もとより、お前ほどしぶとい人間にとりついたことがないからな」
「わかった」
っまもういいか。知ろうが知るまいが。
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