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ルイスが剣を抜き一戦投じるかと思っていた時
「スリープ」
ユツキが魔法を唱えるとホワイトウルフはバタリと倒れ眠ってしまった。
「せっかくかっこいいところが見せられると思ったのに」
ルイスが残念そうに剣を鞘にしまった。
「早く手当を…!」
ユツキは用心棒達に近づき回復魔法を唱えだした。
「じゃあ、俺は貿易商の方を見てきますね~」
ネオはそう言うと貿易商の前にしゃがみこみ傷を見る
酷い怪我だが命に別状は無さそうだ。
「ちょっとお話しましょうか」
「は、早く治してくれぇ…」
息も絶え絶えに貿易商が言う
「うちの主人を脅して法外な金額吹っ掛けた落とし前はつけてもらわないと」
「なんだ…?金か?」
「そうですねぇ…じゃあ治療費はうちの主人に吹っ掛けた値段で」
「はっ…?」
貿易商は自分のふっかけた値段を思い出し顔を青ざめさせる
「その金でホワイトウルフ買いますよ。別にどこに売ろうが問題ないですよね?」
ネオは貿易商の傷口をつつきながら交渉する
「分かった!分かったから!」
貿易商はネオに契約書を出させられ契約を結ぶ
「はいどーも。じゃ、治してもらいましょうね~」
そう言うとネオはユツキを呼んだ。
「お前じゃないのか…!?」
「俺回復魔法得意じゃないんで」
ネオはやってきたユツキにホワイトウルフの兼のみ伝え回復魔法をかけさせた。
「タダでくれるらしいですよ。ほら」
ネオは契約書を見せてニコリと笑った。
ユツキは不思議そうな顔をしながら契約書を見つめた。
「なにをしたんですか?」
ユツキが訝しげに尋ねるとネオは人差し指を口元に当てて笑いながら
「適材適所ですよ」
そう言って意気揚々と荷馬車に戻って行った。
貿易商は這う這うの体で検問へと戻って行った。
ホワイトウルフを受け取り馬車に戻るとジョナサンが労いの言葉をかけてくれる
「お疲れ様でした。おやおや、素晴らしい戦利品ですね」
目覚めたホワイトウルフはすっかり大人しくなりユツキの後ろを着いて歩く
「お名前は決められましたかな?」
「はい!シロです。」
「ほう、可愛らしいお名前で」
「どういう意味なんだ?」
ルイスが聞くとユツキは自信ありげに言う
「白いという意味です!」
ユツキの自信満々な様子にルイスは肩袖を落とした。
「クゥ~ン」
ホワイトウルフことシロはユツキに抱きしめられ喉を鳴らした。
「なんでこんなに懐いてるんだ。」
「恐らく、ユツキ様の血液に当てられているのでしょう。」
レイザーが解説する
「魔力を嗅ぎ分けることの出来る魔獣はユツキ様の黄金の血液に含まれる魔素に酔ってしまうそうです。必ずしも友好的な反応を見せるとは限りませんが」
そう、人間で言う酔っぱらい状態になった魔獣はユツキに擦り寄るような友好的な反応を見せることもあれば、取り込もうと襲ってくることもある
「猫にマタタビみたいなものか」
ルイスが納得したようにつぶやく
「その例えはなんだか嫌です。」
ユツキはルイスからふいっと顔を逸らした。
「ち、違うんだ。ほら!猫にとってはマタタビはご馳走だろ?」
なんのフォローにもなっていない発言にユツキは更にへそを曲げてしまった。
「お、怒ったか?怒ってるのか?」
ユツキの様子にルイスがタジタジになっているとユツキが吹き出すように笑い出した。
「ふふふっ…申し訳ありません。少し、悪戯をしてしまいました。」
ユツキは楽しそうに笑う
「おまっ…!からかったな…!!」
ルイスも楽しくなったのかユツキとシロとじゃれ合っている
「ほらほら、お二人共出発致しますよ」
「「はーい」」
ジョナサンに呼ばれ二人の声が重なり再び笑い声があがった。
「スリープ」
ユツキが魔法を唱えるとホワイトウルフはバタリと倒れ眠ってしまった。
「せっかくかっこいいところが見せられると思ったのに」
ルイスが残念そうに剣を鞘にしまった。
「早く手当を…!」
ユツキは用心棒達に近づき回復魔法を唱えだした。
「じゃあ、俺は貿易商の方を見てきますね~」
ネオはそう言うと貿易商の前にしゃがみこみ傷を見る
酷い怪我だが命に別状は無さそうだ。
「ちょっとお話しましょうか」
「は、早く治してくれぇ…」
息も絶え絶えに貿易商が言う
「うちの主人を脅して法外な金額吹っ掛けた落とし前はつけてもらわないと」
「なんだ…?金か?」
「そうですねぇ…じゃあ治療費はうちの主人に吹っ掛けた値段で」
「はっ…?」
貿易商は自分のふっかけた値段を思い出し顔を青ざめさせる
「その金でホワイトウルフ買いますよ。別にどこに売ろうが問題ないですよね?」
ネオは貿易商の傷口をつつきながら交渉する
「分かった!分かったから!」
貿易商はネオに契約書を出させられ契約を結ぶ
「はいどーも。じゃ、治してもらいましょうね~」
そう言うとネオはユツキを呼んだ。
「お前じゃないのか…!?」
「俺回復魔法得意じゃないんで」
ネオはやってきたユツキにホワイトウルフの兼のみ伝え回復魔法をかけさせた。
「タダでくれるらしいですよ。ほら」
ネオは契約書を見せてニコリと笑った。
ユツキは不思議そうな顔をしながら契約書を見つめた。
「なにをしたんですか?」
ユツキが訝しげに尋ねるとネオは人差し指を口元に当てて笑いながら
「適材適所ですよ」
そう言って意気揚々と荷馬車に戻って行った。
貿易商は這う這うの体で検問へと戻って行った。
ホワイトウルフを受け取り馬車に戻るとジョナサンが労いの言葉をかけてくれる
「お疲れ様でした。おやおや、素晴らしい戦利品ですね」
目覚めたホワイトウルフはすっかり大人しくなりユツキの後ろを着いて歩く
「お名前は決められましたかな?」
「はい!シロです。」
「ほう、可愛らしいお名前で」
「どういう意味なんだ?」
ルイスが聞くとユツキは自信ありげに言う
「白いという意味です!」
ユツキの自信満々な様子にルイスは肩袖を落とした。
「クゥ~ン」
ホワイトウルフことシロはユツキに抱きしめられ喉を鳴らした。
「なんでこんなに懐いてるんだ。」
「恐らく、ユツキ様の血液に当てられているのでしょう。」
レイザーが解説する
「魔力を嗅ぎ分けることの出来る魔獣はユツキ様の黄金の血液に含まれる魔素に酔ってしまうそうです。必ずしも友好的な反応を見せるとは限りませんが」
そう、人間で言う酔っぱらい状態になった魔獣はユツキに擦り寄るような友好的な反応を見せることもあれば、取り込もうと襲ってくることもある
「猫にマタタビみたいなものか」
ルイスが納得したようにつぶやく
「その例えはなんだか嫌です。」
ユツキはルイスからふいっと顔を逸らした。
「ち、違うんだ。ほら!猫にとってはマタタビはご馳走だろ?」
なんのフォローにもなっていない発言にユツキは更にへそを曲げてしまった。
「お、怒ったか?怒ってるのか?」
ユツキの様子にルイスがタジタジになっているとユツキが吹き出すように笑い出した。
「ふふふっ…申し訳ありません。少し、悪戯をしてしまいました。」
ユツキは楽しそうに笑う
「おまっ…!からかったな…!!」
ルイスも楽しくなったのかユツキとシロとじゃれ合っている
「ほらほら、お二人共出発致しますよ」
「「はーい」」
ジョナサンに呼ばれ二人の声が重なり再び笑い声があがった。
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