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番外編
上條良平インタビューwith文藝冬秋3
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👩「上條さんは春菜さんの策略に、見事にハマってしまったんですね。そこからなし崩し的に、関係が深くなったのでしょうか?」
「う……間違いありません」
👩「前妻様にバレないとは思わなかったんですか?」
「ラインのやり取りが見えないように、春菜から裏ワザを聞いて実行してたし、午前様にならないように帰宅していたので、バレないと思ってました」
👩「しかしながらバレてしまった。どうしてでしょうか?」
「自宅に不倫の証拠が……隠しきれないのが見つかった」
👩「隠しきれないものとは?」
「こ、コンドームの袋……」
👩「前妻様の不在中に、自宅で堂々と不倫の行為に及ぶとは、上條さんのメンタルは凄いですね。自宅の様子が前妻様の目に映るんですよ、自分が管理している家の中。変化があれば、すぐに気づける場所なんです」
「春菜が自宅に行きたがって。どんなところに住んでるのか見たいって」
👩「そしてふたりして、スリリングを楽しんだというわけなんですね?」
「俺は見つかるとは思わなかった、本当なんだ!」
👩「前妻様が春菜さんと、直接話し合いをしたことを知ってますか?」
「ああ。そのせいでアイツは流産した。俺が浮気なんてしなければ、こんなことにはならなかったのに」
👩「どうして傷ついたばかりの前妻様に、離婚を切り出すことができたのでしょうか?」
「うっ!」
👩「上條さん、前妻様が体調を崩して、運ばれた病院で言ったそうじゃないですか。ただでさえ傷ついてる相手に、言うセリフだとは思えません」
「今考えたら、本当に最低なことをあのタイミングで言ったと思う。だけどあのときは頭にくることがあって、どうしてもアイツをいたわる気持ちになれなくて。俺だって……、俺だって自分の子どもが失われたことが、ショックだったんだ」
👩「前妻様と離婚してすぐに、春菜さんと結婚しましたよね?」
「ああ……」
👩「前妻様がそのことを知ったら、もっとショックを受けると思いますが?」
「春菜をアイツに近づけさせないために、こうするしかなかった。〇〇をこれ以上傷つけたくなかったんだ」
👩「上條さんのしていることすべてが裏目に出て、前妻様の心をズタズタに傷つけているんですよ」
「だったら俺は、なにをすれば良かったんだ? 春菜を野放しにしたら、○○をもっと傷つけて再起不能になるまで、追い詰めるかもしれなかっただろ!」
👩「それは上條さんが考えた、もしもの話ですよね。現実の話をしましょうか」
「現実の話だと?」
👩「春菜さんのこれまでの男性遍歴は、誰かのモノを奪って自分の恋人にしてから、捨てていくということを繰り返してます」
「それがどうした?」
👩「つまり、上條さんは捨てられる運命だったということです」
「そんなこと!」
👩「現に上條さんは、春菜さんが浮気をしている動画を見ていますよね」
「くっ!」
つづく
「う……間違いありません」
👩「前妻様にバレないとは思わなかったんですか?」
「ラインのやり取りが見えないように、春菜から裏ワザを聞いて実行してたし、午前様にならないように帰宅していたので、バレないと思ってました」
👩「しかしながらバレてしまった。どうしてでしょうか?」
「自宅に不倫の証拠が……隠しきれないのが見つかった」
👩「隠しきれないものとは?」
「こ、コンドームの袋……」
👩「前妻様の不在中に、自宅で堂々と不倫の行為に及ぶとは、上條さんのメンタルは凄いですね。自宅の様子が前妻様の目に映るんですよ、自分が管理している家の中。変化があれば、すぐに気づける場所なんです」
「春菜が自宅に行きたがって。どんなところに住んでるのか見たいって」
👩「そしてふたりして、スリリングを楽しんだというわけなんですね?」
「俺は見つかるとは思わなかった、本当なんだ!」
👩「前妻様が春菜さんと、直接話し合いをしたことを知ってますか?」
「ああ。そのせいでアイツは流産した。俺が浮気なんてしなければ、こんなことにはならなかったのに」
👩「どうして傷ついたばかりの前妻様に、離婚を切り出すことができたのでしょうか?」
「うっ!」
👩「上條さん、前妻様が体調を崩して、運ばれた病院で言ったそうじゃないですか。ただでさえ傷ついてる相手に、言うセリフだとは思えません」
「今考えたら、本当に最低なことをあのタイミングで言ったと思う。だけどあのときは頭にくることがあって、どうしてもアイツをいたわる気持ちになれなくて。俺だって……、俺だって自分の子どもが失われたことが、ショックだったんだ」
👩「前妻様と離婚してすぐに、春菜さんと結婚しましたよね?」
「ああ……」
👩「前妻様がそのことを知ったら、もっとショックを受けると思いますが?」
「春菜をアイツに近づけさせないために、こうするしかなかった。〇〇をこれ以上傷つけたくなかったんだ」
👩「上條さんのしていることすべてが裏目に出て、前妻様の心をズタズタに傷つけているんですよ」
「だったら俺は、なにをすれば良かったんだ? 春菜を野放しにしたら、○○をもっと傷つけて再起不能になるまで、追い詰めるかもしれなかっただろ!」
👩「それは上條さんが考えた、もしもの話ですよね。現実の話をしましょうか」
「現実の話だと?」
👩「春菜さんのこれまでの男性遍歴は、誰かのモノを奪って自分の恋人にしてから、捨てていくということを繰り返してます」
「それがどうした?」
👩「つまり、上條さんは捨てられる運命だったということです」
「そんなこと!」
👩「現に上條さんは、春菜さんが浮気をしている動画を見ていますよね」
「くっ!」
つづく
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