俺を処刑するはずのヤンデレ兄様に溺愛されるなんて聞いてない【本編完結】

ノノノ @1/17新作完結

文字の大きさ
8 / 15
本編

第8話:身を委ねる※

しおりを挟む
 
今でさえ恥ずかしくて死にそうなのに今後はずっとレギオンにされるだって? 冗談じゃない! もうこれっきりにしてほしいと声を出そうとしたら、また陰部を強く擦られた。

「ひゃああ…!! う…んん…」

そしてまた、射精する直前で動きがピタリと止まる。イきたくてもイけない…我慢汁がポタポタと溢れ、ベッドにシミを増やしていくだけだ。

「ユリス、返事は? お前はとっても良い子だから、ちゃんと返事ができるはずだ」

「な…なんで…イかせてくれな、ひゃっ…♡」

「言っただろう、お仕置きだって。私は可愛いユリスの為に心を鬼にしてお前を正そうとしてるんだ。返事は大切だろう? でも望むものを『はい』という返事一つでもらえるのだから、ユリスはとても幸せなんだよ?」

レギオンは焦らすようにぷっくりと飛び出た俺の乳首をもう片方の指でカリカリ擦る。
返事はしたくない、でも射精はしたい。返事をしてもしなくても地獄だ。ずっと我慢を繰り返されて頭がおかしくなりそうだ。

正直、俺がずっと我慢してもレギオンが諦めてくれるとは思えない。イけそうなのにイけなくて泣きそうになってる俺を見て、

「我慢しているユリスも可愛いね。今のうちにいっぱい見ておこうかな」

と笑顔で言ってくる。
俺が頑なに口を開こうとしなくてもレギオンは楽しそうだ。俺にはだんだん悪魔か何かに見えてきた。
今どれくらい経ったかは分からないが、仮に日が暮れても解放してくれそうにない。病みのスイッチが入るとそれくらいねっとりした人間であると、俺は知っている。

「に…兄様」

「どうしたんだいユリス? 我慢の限界?」

「は…はいと返事をすれば…今後は寸止めしないでくれますか…? 本当に辛いです…」

「そうだね、きっととても辛いだろう。こうやってらされるのはユリスの好みではないんだね。分かった。返事さえしてくれれば、今後は絶対こうしない。処理はユリスに心地よい快楽のみを与えると約束しよう。我慢しているユリスも可愛いけれど、やっぱり快楽で蕩けるユリスが1番可愛い」

レギオンの指先がちょんちょん俺の陰部の先端を突く。それすらもじれったい気持ち良さで、身体が分かりやすく反応する。

イきたい、擦って絶頂を迎えさせてほしい。
手を縛られた俺は自分ですることもできない。毎度俺のティーカップに薬を塗っていたくらいだし、執事たちが入って助けに来てくれるとも思えない。
レギオンに頼むしか、方法はない。

「ユリス、返事を」

静かにレギオンは耳元で囁く。

「はい…今後は…レギオン兄様に慰めてほしいです…お願いします…」

羞恥心で自尊心がぐちゃぐちゃにされた辛さで、言葉を紡ぐたびに涙が溢れる。
俺が返事をした瞬間、じれったく先を突いていたレギオンの手が、俺の陰茎をしっかりと握る。俺の乳首を口で吸いながら、そして先程よりも早く手が動いていく。

「ん…良い子だねユリス。ちゃんと返事できたご褒美をあげるね」

「ひぁあ、ああ…!! うわあああああっっ…♡」

ずっと我慢させられていた俺の性器から、弾けるように堰き止められていた体液が飛び出る。勢いも量もすごく、レギオンの手どころか服も汚してしまったが、レギオンは嬉しそうにクスリと笑った。

「ああ…何て愛らしいんだ。今後もこんなに可愛らしい姿を私に見せてくれるなんて、私はなんて幸せ者なのだろう。ありがとうユリス、お前は本当に素晴らしい自慢の弟だ。こんなにも私の心を満たしてくれる」

絶頂の余韻で身体に力が入らない。
レギオンが俺の頭を撫でながら何か言っているがぼんやりして半分くらいしか理解出来なかった。

でも自分はとんでもない要求に返事をしてしまった。ただでさえ強いレギオンの執着を、もう後戻りできないほど確固たるものにしてしまった。
逃げることも含めて、もう俺はいろいろ諦めていた。逃げたらそれこそ地獄だ。

レギオンは蕩けて動けない俺のズボンと下着を掴み、脱がしていく。
ぼんやりして止めることもできない。脱がされた衣類は乱暴に放り投げられる。
手首を縛っていたハンカチも外され、そのまま前が開いた俺のシャツも脱がされていく。
そう時間もかからず、俺は一糸まとわぬ姿になった。

そしてレギオンもまた、自分の衣類を脱ぎ始める。運動もろくにしていない貧弱な俺の身体と違い、うっすら腹筋の割れた男らしいしっかりとした身体に思わずドキドキしてしまった。
名の知られる有名な彫刻家が彫ったような、計算され尽くした美しい肉体が目の前にあった。
ただ衣類を脱ぐ光景ですら絵になるほど、レギオンは美しい。
男の俺でも、それは認めざるを得ないほどだった。

先程射精したばかりだというのに、俺の陰茎はまだ熱を帯びている。きっとまだ薬の効果が残っているだけだ…そうに違いない。
そうでなければ期待するように陰茎が反応し、尻の奥深くがキュっと縮まることの説明がつかない。

「さあ、次はユリスが私を慰める番だよ」

レギオンはにやりと艶めかしく笑う。
レギオンの立派な男性器も、破裂寸前かのように膨れ上がっていた。自分のことでいっぱいいっぱいで気付かなかったが、レギオンもまた我慢の限界だったのだ。
俺のより大きくて太い肉の棒が、先走りを垂らしててらてらと光って見えた。あんなの入るわけない、入ったとしても絶対に痛い。
そんな事分かりきっているのに下半身はそれを求めるようにウズウズして落ち着かない。
今はもう手首を縛られていないのに、逃げるという考えは消えていた。

俺もレギオンが欲しい。
そう感じてしまった。絆されてしまった。
どうせ挿れられる事が確定なら、余計な抵抗をしない方が俺も楽だし気持ち良いだろう。

俺は身体をねじって体勢を変える。レギオンに背中を向け、尻を差し出すように少し腰を上げた。
右腕を股に潜らせるように下ろし、人差し指と中指で尻の割れ目を広げる。
エロ同人でしか見たことのないポーズを、俺がすることになるとは思わなかった。

首を曲げてレギオンを見ると、レギオンは驚いたように大きく目を見開いていた。頬は僅かに赤く染まり、瞳は期待でキラキラと輝いているように見えた。

「…良いのかい?」

「はい…でも初めてなので、優しくしてください」

「ああ…!! 勿論だとも」

するりと優しく腰を撫でられる。
とても嬉しそうな…幸せそうな顔で俺の腰に触れるだけのキスをした。
レギオンは俺の事を可愛い可愛い言っていたが、あんたも大概じゃないか。

俺の精液とレギオン自身の先走りでヌルヌルとした液体が滴る指が、尻の割れ目に挿し込まれ、ヒクヒクと脈打つ穴をゆっくりゆっくりほぐしていく。

指が一本入るのに、そう時間はかからなかった。それだけで背中を伝って気持ち良さがじんわり広がる。痛みはあるが、これ以上に心を満たしていく何かがある。
でも、まだ足りない。もっともっと太いものが欲しい。

「ユリス、後ろでも感じられるなんて偉いね。ああ、とても可愛い…もっともっと気持ち良くさせてあげよう」

「ああ…んっ…!! そ、そこぉ…♡」

「ここが特に気持ち良いんだね。分かった、いっぱい突いてあげるよ。安心して私に身を委ねてくれ」

内側に入ってくる指の本数が増えていく、ほぐすように抜き差しされ、気持ちの良いところを的確に探り当て、トントンと突いてくる。
指をバラバラに動かされ、甘い嬌声が抑えられない。

やがて指が全て引き抜かれる。
一瞬の寂しさを感じた後、熱く膨れ上がった太い棒の先端が、ほぐされた穴にピタリ触れる。
見なくてもそれが何なのかは分かっている。
これから来るであろう強烈な感覚に、期待で身体がウズウズした。

「私のユリス、愛してる。一緒に気持ち良くなろう」

熱い肉棒がゆっくりゆっくり侵入してくる。
俺の心も、幸せな気持ちでいっぱいになっていた。

しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。 毎日19時に更新予定です。

自己肯定感低めの不幸な義弟が完璧な義兄と大揉めに揉める話

あと
BL
「こんな僕をお兄ちゃんは嫌ってるだろうな」 トップ俳優な完璧超人の義理の兄×不幸な自己肯定感低めのネガティブ義理の弟です。 お金ない受けが追い詰められて変なアルバイトしようとしたら、攻めと再会して……?みたいな話です。 攻めがヤンデレ気味で、受けがマジで卑屈なので苦手な人はブラウザバックで。 兄弟は親が離婚してるため、苗字が違います。 攻め:水瀬真広 受け:神崎彼方 ⚠️作者は芸能界にもお葬式ににもエアプなので、気にしないでください。 途中でモブおじが出てきます。 義理とはいえ兄弟なので、地雷の人はブラウザバックで。 初投稿です。 初投稿がちょっと人を選ぶ作品なので不安です。 ひよったら消します。 誤字脱字はサイレント修正します。 内容も時々サイレント修正するかもです。 定期的にタグ整理します。 批判・中傷コメントはお控えください。 見つけ次第削除いたします。

平凡な僕が優しい彼氏と別れる方法

あと
BL
「よし!別れよう!」 元遊び人の現爽やか風受けには激重執着男×ちょっとネガティブな鈍感天然アホの子 昔チャラかった癖に手を出してくれない攻めに憤った受けが、もしかしたら他に好きな人がいる!?と思い込み、別れようとする……?みたいな話です。 攻めの女性関係匂わせや攻めフェラがあり、苦手な人はブラウザバックで。    ……これはメンヘラなのではないか?という説もあります。 pixivでも投稿しています。 攻め:九條隼人 受け:田辺光希 友人:石川優希 ひよったら消します。 誤字脱字はサイレント修正します。 また、内容もサイレント修正する時もあります。 定期的にタグ整理します。ご了承ください。 批判・中傷コメントはお控えください。 見つけ次第削除いたします。

弟勇者と保護した魔王に狙われているので家出します。

あじ/Jio
BL
父親に殴られた時、俺は前世を思い出した。 だが、前世を思い出したところで、俺が腹違いの弟を嫌うことに変わりはない。 よくある漫画や小説のように、断罪されるのを回避するために、弟と仲良くする気は毛頭なかった。 弟は600年の眠りから醒めた魔王を退治する英雄だ。 そして俺は、そんな弟に嫉妬して何かと邪魔をしようとするモブ悪役。 どうせ互いに相容れない存在だと、大嫌いな弟から離れて辺境の地で過ごしていた幼少期。 俺は眠りから醒めたばかりの魔王を見つけた。 そして時が過ぎた今、なぜか弟と魔王に執着されてケツ穴を狙われている。 ◎1話完結型になります

ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました

あと
BL
「お兄ちゃん!一肌脱ぎます!」 完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け 可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…? 攻め:ヴィクター・ローレンツ 受け:リアム・グレイソン 弟:リチャード・グレイソン  pixivにも投稿しています。 ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。

批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。

悪役令嬢の兄でしたが、追放後は参謀として騎士たちに囲まれています。- 第1巻 - 婚約破棄と一族追放

大の字だい
BL
王国にその名を轟かせる名門・ブラックウッド公爵家。 嫡男レイモンドは比類なき才知と冷徹な眼差しを持つ若き天才であった。 だが妹リディアナが王太子の許嫁でありながら、王太子が心奪われたのは庶民の少女リーシャ・グレイヴェル。 嫉妬と憎悪が社交界を揺るがす愚行へと繋がり、王宮での婚約破棄、王の御前での一族追放へと至る。 混乱の只中、妹を庇おうとするレイモンドの前に立ちはだかったのは、王国騎士団副団長にしてリーシャの異母兄、ヴィンセント・グレイヴェル。 琥珀の瞳に嗜虐を宿した彼は言う―― 「この才を捨てるは惜しい。ゆえに、我が手で飼い馴らそう」 知略と支配欲を秘めた騎士と、没落した宰相家の天才青年。 耽美と背徳の物語が、冷たい鎖と熱い口づけの中で幕を開ける。

囚われた元王は逃げ出せない

スノウ
BL
異世界からひょっこり召喚されてまさか国王!?でも人柄が良く周りに助けられながら10年もの間、国王に準じていた そうあの日までは 忠誠を誓ったはずの仲間に王位を剥奪され次々と手篭めに なんで俺にこんな事を 「国王でないならもう俺のものだ」 「僕をあなたの側にずっといさせて」 「君のいない人生は生きられない」 「私の国の王妃にならないか」 いやいや、みんな何いってんの?

人気俳優に拾われてペットにされた件

米山のら
BL
地味で平凡な社畜、オレ――三池豆太郎。 そんなオレを拾ったのは、超絶人気俳優・白瀬洸だった。 「ミケ」って呼ばれて、なぜか猫扱いされて、執着されて。 「ミケにはそろそろ“躾”が必要かな」――洸の優しい笑顔の裏には、底なしの狂気が潜んでいた。 これは、オレが洸の変態的な愛情と執着に、容赦なく絡め取られて、逃げ道を失っていく話。

処理中です...