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闇-54
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アレックスとブラウンの髭が犠牲になったお陰でイエロは機織りの作業は順調に進んでいた。
時折、ツキヨもアレックスと来てイエロの作業を眺めたり、布や糸についての話で盛り上がった。イエロも気分転換にもなってニコニコと迎えてくれていた。
この糸の織りについて調整をしたり、素材としての新たな発見や染色する場合の薬剤や染料についても相談をした。
「あたしもこの年で女の孫に恵まれたみたいで楽しいもんさね。むさい、うるさい、騒々しいのがドカドカ来るよかツキヨちゃんだけが来れば充分なのにねぇ…」
窓の外からは、どすーん…ぎこぎこ…と丸太を切るアレックスが見える。笑顔が垣間見えるので丸太を切るような大工仕事や作業が意外と好きなようだ。
「さぁて、これでこの最後を始末すれば…ドレス一着になるよ」
やりきったような顔でイエロは最後の糸の始末をする…きれいに巻かれた月色の布は一着分には充分な2巻が完成した。
「おばあ様…本当にきれいです…」
「これならドレス以外の部分で重ねたり、飾りを作っても問題ないよ」
完成していた1巻を手に取るとこの布がいろいろな思いや夢、希望…欲望や悲しみ…怒り…神や聖人のような聖なるものとは違い、清濁全てを併せ持つ人間臭い『欲張りな布』に思えた。
見た目は『月色』という神々しさが目に付くのは当然だが、毎日姿を気紛れに変え、女の血の道や海の潮を支配し、魔の力も左右する…自分勝手な月を人や魔族は必要とする…太陽のような高貴、高潔なものも必要だが、月はまるで必要悪のような存在で人や魔を狂わす。
夜な夜な人魔の糸を絡めて惑わす。
でも、月が話せるならこう言うだろう。
【あんたが愛しているって言うの本当に反吐が出るわ】
この布が人心を惑わす日はあと少し。月は魅惑的だ。
アレックスは早々に作業を終えて小屋に戻ってきたが、布を見て狂喜乱舞で涙と鼻水と撒き散らして布が汚れる!!とアレックスとブラウンはイエロに怒鳴られていたが、全員が布を見て『職人』を褒め称えた。
「イエロおばあ様がいたからこそ布ができて…あぁ、これを母に見せてあげたいです!」
「大丈夫。あんたのおっかさんはいつでもツキヨちゃんのことを見守っている。布がおっかさんの織機で織られて娘が嫁ぐのに着る…最高じゃないかい!!胸を張っておっかさんに晴れ舞台を見せておやりよ!」
「おばあ様!本当にありがとうございます!ブラウンさん、母の織機を作っていただいたことは一生忘れません!!」
布を大事に抱えて何度も礼をする。
「ブラウンもイエロばあさんも…無茶苦茶言って申し訳なかった。でも、最高のドレスを着たツキヨを幸せにするって約束をする…ツキヨのおふくろさんにも誓うぜ」
「あんたには勿体無い可愛い孫なんだよ。不幸せなんかにしたらあたしが承知しないよ!死ぬまで丸太切りをさせるさね!」
「げ!本当に勘弁してくれ!!ツキヨが死んでも、嫌がっても、泣いても幸せにするぜ!でも、これからも二階のあいつも併せて世話になるからよろしくお願いします!」
アレックスは彫像のような体で美しい紳士の礼をする…銀髪がさらっと舞うとツキヨは惚れ直すくらい心臓が跳ね上がる。
「お…おぅ。お前…なにもんなんだ?そんな…あーまー、いいか。俺もよろしくな!」
「うちのブラウンの花嫁御寮を見るまでは布をたくさん織らないといけないさ。織物もツキヨ先生にもっと教えてもらわないといけないからね!アハハ!」
元より目立たない性分のオランジは二階の階段上から幸せそうな4人をニコニコと眺めていた。
『お金をためて彼女にあのドレスを着てもらおう!』
そして、また来ます!…ということでブラウンの丸太小屋を後にした。
------------------------
目をつぶって…目を開けるとエリザベスの仕立て屋近くの路地裏に立っていた。
「エリにドレスを依頼すれば完成を待つだけになるな」
「とても手間がかかっているのもありますが、なんだか贅沢をしているようで身の丈に合わないような不思議な気持ちです…」
「いや、手間を惜しまず寝ずに踏ん張っているやつがいるんだ。それをこの世で一番最初に着るのが相応しいのはツキヨだけしかいねぇ…誰がなんと言おうが最初に着るのがツキヨだと既に決定しているんだ。そして、俺はツキヨを誰よりも幸せにするのがこの国よりも重要なんだ」
「国のことは優先をしてくださいね…」
「やっぱりツキヨが女帝にならねぇか?」
「スコーンの製造は禁止にしますよ」
「おーい、それはやめてくれー!!俺がやっぱり頑張るしかねぇのかぁ…ツキヨはスコーンの密造をする女ボスだからな!」
「えぇぇぇぇ…」
取り留めのない話は尽きないものである。
「よう、エリ?いるか?」
仕立屋の扉を開けた。
「アレちゅわあ゛あ゛あ゛あ゛あああああ゛ぁああああんんんんんぅううっ!」
どごごごごごごぉおおおおおおぉぉぉんんんっ!!!!!!!!
前と同じ9cmのピンヒールを履いたエリザベスは獣のような速度でアレックスに飛びついて抱きついて締めつけて絡みつける。
「いらっしゃいぃ~ん゛!アレちゃん!お久しぶり~ん゛!や゛ぁん!ツキヨちゅわあんっも☆カ・ワ・イ・イ!」
野太い声の後にアレックスから『ぶっちゅうぅうぅぅ~!!!ッポン!!!!!』という音がした。
「この野郎!エドワルド!また、俺の精気を吸いやがって!」
「ん゛あ゛ぁぁぁん゛!あたしは、エリザベスだっていうの゛ぉっ!!」
とりあえず、奥の応接間に案内をされてゆったりと座る。別の店員が芳しい紅茶を淹れてくれる。
「ん゛、もぅ!この間からずぅっと待っていたのにぃ!アレちゃんったら意地悪なんだから!」
今にも泣きそうに長い付け睫毛をパチパチとする。
「意地悪もなんもしてねぇだろぅがよ!ったく…」
憮然としてアレックスは紅茶を飲んだ。
「あー。この間の例の布ができたんだぜ」
「え゛え゛え゛っ!!本当?!うそおぉぉぉぉぉ!!!」
ツキヨは布袋から2巻の布を取り出した。
ぽわぁと月の光が室内の灯りに反射をする。店員も思わず息を飲む。
そっとエリザベスは布を手に取りさっと広げる…月世界があればこういうものかと納得してしまうような輝き、艶やかさ…絡みつくようなトロリとした肌触り…おしゃべりなエリザベスが何も話さない。
室内が蠱惑的な色に支配される。
「この間は糸のままだったけどぉ…布になるだけで本当に月…いいえ、ただの月なんかじゃないわ。まさに夜闇の絶対的な支配者…平伏したくなるようなね。前にも言ったけど、太陽にはない高貴で冷たい熱を感じる色…美しいけど汚い…そんなずるい月の表裏一体…リリアン!私の仕事道具一式を持ってきて!早く!!!」
作業部屋から紙や孔雀の羽のついた派手なペン、インク等細々したものを慌てて持ってきた。
「ありがとうね…あー…そうね。リリアン、今日はこれであがってもいいわ。お給金はそのままでいいから。あたし、これに気合入れないと駄目だから…ごめんねぇ…」
「いえ、それを見ればお気持ちは充分わかります…なので私はこれで下がらせてもらいますので…エリ様、お疲れ様でした…」
「えぇ…ありがと。お疲れ様ねぇ」
リリアンは前掛けを自分の荷物置場に置いて荷物を持って一礼をして店を出て行った。
エリザベスはそのままペンを持ち、布とツキヨを見ながら紙にザザザザとペンを走らす…途中でレースや生地の見本帳や書き溜めた帳面を見たりしてザッザッとペンを走らせて黙々と描き続けた。
「ふぅ…あたしの精気が無くなっちゃったわぁん゛!」
日が傾きかけたころ、エリザベスがやっと声を出した。インクで汚れた手…疲労困憊な顔だが心なしか顎の辺りが薄っすらと青い…ペンを置いて冷たくなった紅茶に手を伸ばした。
「あ!エリさん、紅茶を淹れなおします!」
「ぃい゛ーの、大丈夫よぉん。興奮しすぎでガチガチだから冷ますのにこれくらいがちょうどいいのよ゛ぉ…でも、あたしの考えた最強のドレスよ゛ぉぉぉ!」
ドン!とドレスの絵を見せた。
「どう?素晴らしいでしょう?ここの前身ごろの裾の布の重なりが重要で歩くごとに足がちらりと見えるの゛ぉ…それでぇ…」
ドレスの絵が抽象的過ぎて恐らく理解できるのはエリザベスか最近流行っている前衛的な絵画を描くビカゾくらいだと思われる。
アレックスとツキヨは説明も抽象的で頭が混乱している…しかし、エリザベスの熱の入り具合から最強のドレスということに間違いはないと確信していた。
『エリザベスの答え』を知るのは完成してからのお楽しみにしておこう。
時折、ツキヨもアレックスと来てイエロの作業を眺めたり、布や糸についての話で盛り上がった。イエロも気分転換にもなってニコニコと迎えてくれていた。
この糸の織りについて調整をしたり、素材としての新たな発見や染色する場合の薬剤や染料についても相談をした。
「あたしもこの年で女の孫に恵まれたみたいで楽しいもんさね。むさい、うるさい、騒々しいのがドカドカ来るよかツキヨちゃんだけが来れば充分なのにねぇ…」
窓の外からは、どすーん…ぎこぎこ…と丸太を切るアレックスが見える。笑顔が垣間見えるので丸太を切るような大工仕事や作業が意外と好きなようだ。
「さぁて、これでこの最後を始末すれば…ドレス一着になるよ」
やりきったような顔でイエロは最後の糸の始末をする…きれいに巻かれた月色の布は一着分には充分な2巻が完成した。
「おばあ様…本当にきれいです…」
「これならドレス以外の部分で重ねたり、飾りを作っても問題ないよ」
完成していた1巻を手に取るとこの布がいろいろな思いや夢、希望…欲望や悲しみ…怒り…神や聖人のような聖なるものとは違い、清濁全てを併せ持つ人間臭い『欲張りな布』に思えた。
見た目は『月色』という神々しさが目に付くのは当然だが、毎日姿を気紛れに変え、女の血の道や海の潮を支配し、魔の力も左右する…自分勝手な月を人や魔族は必要とする…太陽のような高貴、高潔なものも必要だが、月はまるで必要悪のような存在で人や魔を狂わす。
夜な夜な人魔の糸を絡めて惑わす。
でも、月が話せるならこう言うだろう。
【あんたが愛しているって言うの本当に反吐が出るわ】
この布が人心を惑わす日はあと少し。月は魅惑的だ。
アレックスは早々に作業を終えて小屋に戻ってきたが、布を見て狂喜乱舞で涙と鼻水と撒き散らして布が汚れる!!とアレックスとブラウンはイエロに怒鳴られていたが、全員が布を見て『職人』を褒め称えた。
「イエロおばあ様がいたからこそ布ができて…あぁ、これを母に見せてあげたいです!」
「大丈夫。あんたのおっかさんはいつでもツキヨちゃんのことを見守っている。布がおっかさんの織機で織られて娘が嫁ぐのに着る…最高じゃないかい!!胸を張っておっかさんに晴れ舞台を見せておやりよ!」
「おばあ様!本当にありがとうございます!ブラウンさん、母の織機を作っていただいたことは一生忘れません!!」
布を大事に抱えて何度も礼をする。
「ブラウンもイエロばあさんも…無茶苦茶言って申し訳なかった。でも、最高のドレスを着たツキヨを幸せにするって約束をする…ツキヨのおふくろさんにも誓うぜ」
「あんたには勿体無い可愛い孫なんだよ。不幸せなんかにしたらあたしが承知しないよ!死ぬまで丸太切りをさせるさね!」
「げ!本当に勘弁してくれ!!ツキヨが死んでも、嫌がっても、泣いても幸せにするぜ!でも、これからも二階のあいつも併せて世話になるからよろしくお願いします!」
アレックスは彫像のような体で美しい紳士の礼をする…銀髪がさらっと舞うとツキヨは惚れ直すくらい心臓が跳ね上がる。
「お…おぅ。お前…なにもんなんだ?そんな…あーまー、いいか。俺もよろしくな!」
「うちのブラウンの花嫁御寮を見るまでは布をたくさん織らないといけないさ。織物もツキヨ先生にもっと教えてもらわないといけないからね!アハハ!」
元より目立たない性分のオランジは二階の階段上から幸せそうな4人をニコニコと眺めていた。
『お金をためて彼女にあのドレスを着てもらおう!』
そして、また来ます!…ということでブラウンの丸太小屋を後にした。
------------------------
目をつぶって…目を開けるとエリザベスの仕立て屋近くの路地裏に立っていた。
「エリにドレスを依頼すれば完成を待つだけになるな」
「とても手間がかかっているのもありますが、なんだか贅沢をしているようで身の丈に合わないような不思議な気持ちです…」
「いや、手間を惜しまず寝ずに踏ん張っているやつがいるんだ。それをこの世で一番最初に着るのが相応しいのはツキヨだけしかいねぇ…誰がなんと言おうが最初に着るのがツキヨだと既に決定しているんだ。そして、俺はツキヨを誰よりも幸せにするのがこの国よりも重要なんだ」
「国のことは優先をしてくださいね…」
「やっぱりツキヨが女帝にならねぇか?」
「スコーンの製造は禁止にしますよ」
「おーい、それはやめてくれー!!俺がやっぱり頑張るしかねぇのかぁ…ツキヨはスコーンの密造をする女ボスだからな!」
「えぇぇぇぇ…」
取り留めのない話は尽きないものである。
「よう、エリ?いるか?」
仕立屋の扉を開けた。
「アレちゅわあ゛あ゛あ゛あ゛あああああ゛ぁああああんんんんんぅううっ!」
どごごごごごごぉおおおおおおぉぉぉんんんっ!!!!!!!!
前と同じ9cmのピンヒールを履いたエリザベスは獣のような速度でアレックスに飛びついて抱きついて締めつけて絡みつける。
「いらっしゃいぃ~ん゛!アレちゃん!お久しぶり~ん゛!や゛ぁん!ツキヨちゅわあんっも☆カ・ワ・イ・イ!」
野太い声の後にアレックスから『ぶっちゅうぅうぅぅ~!!!ッポン!!!!!』という音がした。
「この野郎!エドワルド!また、俺の精気を吸いやがって!」
「ん゛あ゛ぁぁぁん゛!あたしは、エリザベスだっていうの゛ぉっ!!」
とりあえず、奥の応接間に案内をされてゆったりと座る。別の店員が芳しい紅茶を淹れてくれる。
「ん゛、もぅ!この間からずぅっと待っていたのにぃ!アレちゃんったら意地悪なんだから!」
今にも泣きそうに長い付け睫毛をパチパチとする。
「意地悪もなんもしてねぇだろぅがよ!ったく…」
憮然としてアレックスは紅茶を飲んだ。
「あー。この間の例の布ができたんだぜ」
「え゛え゛え゛っ!!本当?!うそおぉぉぉぉぉ!!!」
ツキヨは布袋から2巻の布を取り出した。
ぽわぁと月の光が室内の灯りに反射をする。店員も思わず息を飲む。
そっとエリザベスは布を手に取りさっと広げる…月世界があればこういうものかと納得してしまうような輝き、艶やかさ…絡みつくようなトロリとした肌触り…おしゃべりなエリザベスが何も話さない。
室内が蠱惑的な色に支配される。
「この間は糸のままだったけどぉ…布になるだけで本当に月…いいえ、ただの月なんかじゃないわ。まさに夜闇の絶対的な支配者…平伏したくなるようなね。前にも言ったけど、太陽にはない高貴で冷たい熱を感じる色…美しいけど汚い…そんなずるい月の表裏一体…リリアン!私の仕事道具一式を持ってきて!早く!!!」
作業部屋から紙や孔雀の羽のついた派手なペン、インク等細々したものを慌てて持ってきた。
「ありがとうね…あー…そうね。リリアン、今日はこれであがってもいいわ。お給金はそのままでいいから。あたし、これに気合入れないと駄目だから…ごめんねぇ…」
「いえ、それを見ればお気持ちは充分わかります…なので私はこれで下がらせてもらいますので…エリ様、お疲れ様でした…」
「えぇ…ありがと。お疲れ様ねぇ」
リリアンは前掛けを自分の荷物置場に置いて荷物を持って一礼をして店を出て行った。
エリザベスはそのままペンを持ち、布とツキヨを見ながら紙にザザザザとペンを走らす…途中でレースや生地の見本帳や書き溜めた帳面を見たりしてザッザッとペンを走らせて黙々と描き続けた。
「ふぅ…あたしの精気が無くなっちゃったわぁん゛!」
日が傾きかけたころ、エリザベスがやっと声を出した。インクで汚れた手…疲労困憊な顔だが心なしか顎の辺りが薄っすらと青い…ペンを置いて冷たくなった紅茶に手を伸ばした。
「あ!エリさん、紅茶を淹れなおします!」
「ぃい゛ーの、大丈夫よぉん。興奮しすぎでガチガチだから冷ますのにこれくらいがちょうどいいのよ゛ぉ…でも、あたしの考えた最強のドレスよ゛ぉぉぉ!」
ドン!とドレスの絵を見せた。
「どう?素晴らしいでしょう?ここの前身ごろの裾の布の重なりが重要で歩くごとに足がちらりと見えるの゛ぉ…それでぇ…」
ドレスの絵が抽象的過ぎて恐らく理解できるのはエリザベスか最近流行っている前衛的な絵画を描くビカゾくらいだと思われる。
アレックスとツキヨは説明も抽象的で頭が混乱している…しかし、エリザベスの熱の入り具合から最強のドレスということに間違いはないと確信していた。
『エリザベスの答え』を知るのは完成してからのお楽しみにしておこう。
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