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闇-55
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「ん゛んん。これはあたしの今までの仕立て屋人生で一番の作品になるかもしれないわ゛っ!!」
鼻息を荒くして抽象画を自慢げに見せる。
色はつけていないのでペンの線画だけど…見ても、よく見ても、しっかり見ても…よくわからない。しかし、この『絵』からドレスを一緒に作り上げていく店員は実は天才なのかとアレックスは思った。
ちらりとツキヨの顔を見るが、眉間に皺を寄せて『絵』の解読を試みているようだった。
「あとは…ツキヨちゃんのぉ採寸をしてそれに合わせて縫製すれば…う゛ぉぉぉぉぉぉぉぉ!ガチガチにガチムチにガッチンコに興奮してきたぁぁぁぁぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」
興奮するエリザベスの熱意のボイラーにコークスがくべられてゴゴゴゴゴ!と燃え上がる。
「さぁ!採寸よ!採寸!!!!採寸!!!」
巻尺を手に持ち、ガシッとツキヨを掴んで持ち上げて立たせるとその場でざっざっと測っては紙に書く。
【スリーサイズは…スリーサイズは…わぁぁ…見ないで…見ないで…】
今はささやかなツキヨの希望が通じるかだけが心配だった。
採寸も終わり、ツキヨは小さな台所を借りてお礼がてら紅茶を淹れなおした。
「い゛やぁん、ツキヨちゃんったらぁ。ありがとぉ~。ん゛ん、おいしいわぁ」
「ツキヨが淹れる紅茶はうまいんだよ!」
「やだ!アレちゃんったらぁ、ラッブラブ!信じらんなぁい!!ん、もぉ!妬けちゃう!」
「おう、妬いてくれ。スコーンが焼けるくらい妬いてくれ。あー、エリ。まだしばらく採寸したり打ち合わせがドレスには必要なんだろ?」
「そうね、ツキヨちゃんの希望も聞かないといけないしぃ…」
「俺、ちょっとゲオルグんとこに用があってよ。採寸ついでにツキヨと乙女話でもしながら待たせてくれてもいいか?ツキヨも急にごめんな」
「私はエリさんからもドレスのことを聞きたいですし、エリさんが問題なしなら大丈夫です」
「お互いにぃ問題なしねぇん。ツキヨちゃんと仲良しするからアレちゃん遅くなってもい゛い゛わよぉ」
「おう、頼もしいな。さすが淫魔の女王様、よろしくな」
残った2人で影移動をしたアレックスを見送った。
…ずずぅり。
薄暗い店内に影が浮き出てくるとアレックスが現れた。
客がいない店内でゲオルグが可愛らしい模様の封筒と便箋の束をきれいな箱に詰めて花柄の包装紙で包んでいた。
「よう。久しぶりだな。ずいぶん商売繁盛のご様子で」
「なに言ってんだ。ここの優秀なこーてーへーかが税金をガッポリ持っていくから、老体に鞭を打って働かねぇと鼻毛すら毟り取られて生えなくなっちまうぜ」
箱に巻いた黄色の飾り紐を鋏でチョキンと切った。
「例の話…どうだい?」
「ふん、手数料は今年の税金分くらい取りたいところだぜ」
ニヤリと笑うゲオルグ…その顔は店の気のいい店主ではなく木の葉の頭領だ。
何も言わず二人は部屋に入り、椅子に座った。
「あーっと…お嬢ちゃんのママハハ殿のことだったな。既に木の葉から届いてる。
金が無ぇのは相変わらずだが、今は麗しい公爵様ご兄弟のお陰で土地屋敷を金にして舞踏会にいく片道切符の金の工面をしている。近隣の仲がいいとマリアンナが勝手に思っているご夫人方にも自慢げに嫁ぐと話しまわって生き生きとしてるぜ。周囲は案の定、騙されてないかって疑っている優しくて賢明なご友人たちばかりだ」
「自慢するのに毎日忙しそうで何よりだな」
「娘二匹だが…あの上の娘はどうして魔族の禁忌とされている呪詛を知っているんだ?それをブツブツと帳面に書き連ねている。
それから、妹は変なクスリでもやってんのか?毎日にへにへと結婚後の妄想らしいことを口にしてドレスを見つめているぜ…あの家、娘もおかしいぞ」
「あぁ…全体的におかしいんだ。それだけは認める」
アレックスは深く頷いた。
「で、金のことだ。前にも報告したが土地屋敷、加工場等はマリアンナの名義になっている。
マルセルの加工場の製品が帝国の魔族へ納品される契約がマリアンナが勝手に破棄をして今も未納だ。その魔族を調べたんだがちょっとの性質の悪い輩でねぇ…。
マルセルはあんな性格だろ?誠実に納期も守って親切丁寧…逆にあんなヤツと仲がいいっていうことが驚きだ」
「あいつを嫌いっていうヤツを見てみたいぜ。だけど、その帝国のヤツは誰なんだ?」
「ベガ侯爵だ。前にお前さんが潰したアホのデネブ子爵とは天と地の差…その世界では辣腕を振るっているが、侯爵は物の道理が通れば普段は穏やかな紳士で愛妻家だ。そして、マルセルとは商売、個人的にも仲がいい。何度も自宅へ招待している程だ」
「ベガなら歯向かったりするなら別だが、必要悪っていうやつで泳がしている」
「今、ベガの極悪で優秀な悪い知恵者が未納分を回収すべく動いている。
納品先からベガが被った未納分、損害賠償や慰謝料や利子で結構な額に膨れ上がっている。当然マルセルは関係ない」
冷めたハーブティーを口にする。
「ベガは温情をかけ忘れるような薄情なヤツじゃねぇ」
「木の葉の報告とあわせて俺の見立てでは恐らく舞踏会前後にベガの王国側の繋がりのあるやつら動き出す…ベガは面子を潰されることを一番嫌うからな。万が一足りない場合はご想像にお任せいたします、だ」
「俺はベガのことは聞いてねぇし、王国内のことはそちらでどーぞー。帝国内でも知らなーい知らなーい、あーあーあーあーあー」
ニヤッと2人は笑う。
「木の葉はご丁寧にお前さんがとんでもないドレスをエリに作らせて王国の大舞踏会で婚約のお披露目をするってお知らせしてくれたぞ。弱みを握って脅迫でもしたのか?」
「だぁぁっ!なーんで、知るやつは脅迫だなんだって言うんだよ!!」
「お前の普段の行いが悪いからだろ。それすらも理解してねぇのか」
「俺は悪の帝王か?!こんな善良なナイスミドルはこの世にいないぞ」
「なら、そんなのはこの世にいないぞ」
「クッソー。お前なんて結婚式になんて呼んでやんねぇ。死んでも呼んでやんねぇ。くそじじぃー!」
「孫の結婚式に呼ばないなんて罰当たりな野郎だ」
「けっ。ジジィの顔を見たから俺はエリのところへ戻る。ツキヨも寂しがって待っているからな」
「とっとと帰ってメシでも食って寝ろ」
「せいぜい、長生きしろよ」
お互い仲良く憎まれ口を叩いて、アレックスはずるぅっと自らの影に沈んだ。
「やれやれ。ハナタレ野郎はよしとして、お嬢ちゃんのお祝いは何がいいかねぇ…」
大切な相手に贈り物を考えるのもまた楽しいものだとゲオルグは椅子に座りなおした。
「ツキヨー!戻ったぞぉ~。寂しかったかぁ?」
エリの店の応接室にずるぅりと影ができるとアレックスが現れた。
「エリさんは赤とかが中心だけど可愛い色も着ると絶対意外な感じで似合うと思いますよー!!」
「え゛ぇ~!そぅかしらぁ?今度、きれいめなんだけど可愛い色合いの布の見本で届く予定でね…あ゛ぁん!ちょっと試しで作って着てみようかしらぁ」
「作ったら見せてくださいね!絶対可愛いと思います!楽しみです!!」
紅茶と焼き菓子、ドレスの見本帳や女性向けの本がテーブルに置かれきゃっきゃっと女子?2人で大盛り上がりの最中だった。
「あの…」
きゃっきゃっとあのお店のお菓子がおいしいとか偽物を売っていた宝飾品店の噂話が続く。
「俺…」
アレックスが今、一番落ち着くところはやっぱり隅っこだった。
魔気死魔無君が場末の酒場の女将のように優しく慰めてくれていた。
明日はどっちだ…
鼻息を荒くして抽象画を自慢げに見せる。
色はつけていないのでペンの線画だけど…見ても、よく見ても、しっかり見ても…よくわからない。しかし、この『絵』からドレスを一緒に作り上げていく店員は実は天才なのかとアレックスは思った。
ちらりとツキヨの顔を見るが、眉間に皺を寄せて『絵』の解読を試みているようだった。
「あとは…ツキヨちゃんのぉ採寸をしてそれに合わせて縫製すれば…う゛ぉぉぉぉぉぉぉぉ!ガチガチにガチムチにガッチンコに興奮してきたぁぁぁぁぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」
興奮するエリザベスの熱意のボイラーにコークスがくべられてゴゴゴゴゴ!と燃え上がる。
「さぁ!採寸よ!採寸!!!!採寸!!!」
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【スリーサイズは…スリーサイズは…わぁぁ…見ないで…見ないで…】
今はささやかなツキヨの希望が通じるかだけが心配だった。
採寸も終わり、ツキヨは小さな台所を借りてお礼がてら紅茶を淹れなおした。
「い゛やぁん、ツキヨちゃんったらぁ。ありがとぉ~。ん゛ん、おいしいわぁ」
「ツキヨが淹れる紅茶はうまいんだよ!」
「やだ!アレちゃんったらぁ、ラッブラブ!信じらんなぁい!!ん、もぉ!妬けちゃう!」
「おう、妬いてくれ。スコーンが焼けるくらい妬いてくれ。あー、エリ。まだしばらく採寸したり打ち合わせがドレスには必要なんだろ?」
「そうね、ツキヨちゃんの希望も聞かないといけないしぃ…」
「俺、ちょっとゲオルグんとこに用があってよ。採寸ついでにツキヨと乙女話でもしながら待たせてくれてもいいか?ツキヨも急にごめんな」
「私はエリさんからもドレスのことを聞きたいですし、エリさんが問題なしなら大丈夫です」
「お互いにぃ問題なしねぇん。ツキヨちゃんと仲良しするからアレちゃん遅くなってもい゛い゛わよぉ」
「おう、頼もしいな。さすが淫魔の女王様、よろしくな」
残った2人で影移動をしたアレックスを見送った。
…ずずぅり。
薄暗い店内に影が浮き出てくるとアレックスが現れた。
客がいない店内でゲオルグが可愛らしい模様の封筒と便箋の束をきれいな箱に詰めて花柄の包装紙で包んでいた。
「よう。久しぶりだな。ずいぶん商売繁盛のご様子で」
「なに言ってんだ。ここの優秀なこーてーへーかが税金をガッポリ持っていくから、老体に鞭を打って働かねぇと鼻毛すら毟り取られて生えなくなっちまうぜ」
箱に巻いた黄色の飾り紐を鋏でチョキンと切った。
「例の話…どうだい?」
「ふん、手数料は今年の税金分くらい取りたいところだぜ」
ニヤリと笑うゲオルグ…その顔は店の気のいい店主ではなく木の葉の頭領だ。
何も言わず二人は部屋に入り、椅子に座った。
「あーっと…お嬢ちゃんのママハハ殿のことだったな。既に木の葉から届いてる。
金が無ぇのは相変わらずだが、今は麗しい公爵様ご兄弟のお陰で土地屋敷を金にして舞踏会にいく片道切符の金の工面をしている。近隣の仲がいいとマリアンナが勝手に思っているご夫人方にも自慢げに嫁ぐと話しまわって生き生きとしてるぜ。周囲は案の定、騙されてないかって疑っている優しくて賢明なご友人たちばかりだ」
「自慢するのに毎日忙しそうで何よりだな」
「娘二匹だが…あの上の娘はどうして魔族の禁忌とされている呪詛を知っているんだ?それをブツブツと帳面に書き連ねている。
それから、妹は変なクスリでもやってんのか?毎日にへにへと結婚後の妄想らしいことを口にしてドレスを見つめているぜ…あの家、娘もおかしいぞ」
「あぁ…全体的におかしいんだ。それだけは認める」
アレックスは深く頷いた。
「で、金のことだ。前にも報告したが土地屋敷、加工場等はマリアンナの名義になっている。
マルセルの加工場の製品が帝国の魔族へ納品される契約がマリアンナが勝手に破棄をして今も未納だ。その魔族を調べたんだがちょっとの性質の悪い輩でねぇ…。
マルセルはあんな性格だろ?誠実に納期も守って親切丁寧…逆にあんなヤツと仲がいいっていうことが驚きだ」
「あいつを嫌いっていうヤツを見てみたいぜ。だけど、その帝国のヤツは誰なんだ?」
「ベガ侯爵だ。前にお前さんが潰したアホのデネブ子爵とは天と地の差…その世界では辣腕を振るっているが、侯爵は物の道理が通れば普段は穏やかな紳士で愛妻家だ。そして、マルセルとは商売、個人的にも仲がいい。何度も自宅へ招待している程だ」
「ベガなら歯向かったりするなら別だが、必要悪っていうやつで泳がしている」
「今、ベガの極悪で優秀な悪い知恵者が未納分を回収すべく動いている。
納品先からベガが被った未納分、損害賠償や慰謝料や利子で結構な額に膨れ上がっている。当然マルセルは関係ない」
冷めたハーブティーを口にする。
「ベガは温情をかけ忘れるような薄情なヤツじゃねぇ」
「木の葉の報告とあわせて俺の見立てでは恐らく舞踏会前後にベガの王国側の繋がりのあるやつら動き出す…ベガは面子を潰されることを一番嫌うからな。万が一足りない場合はご想像にお任せいたします、だ」
「俺はベガのことは聞いてねぇし、王国内のことはそちらでどーぞー。帝国内でも知らなーい知らなーい、あーあーあーあーあー」
ニヤッと2人は笑う。
「木の葉はご丁寧にお前さんがとんでもないドレスをエリに作らせて王国の大舞踏会で婚約のお披露目をするってお知らせしてくれたぞ。弱みを握って脅迫でもしたのか?」
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「俺は悪の帝王か?!こんな善良なナイスミドルはこの世にいないぞ」
「なら、そんなのはこの世にいないぞ」
「クッソー。お前なんて結婚式になんて呼んでやんねぇ。死んでも呼んでやんねぇ。くそじじぃー!」
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「けっ。ジジィの顔を見たから俺はエリのところへ戻る。ツキヨも寂しがって待っているからな」
「とっとと帰ってメシでも食って寝ろ」
「せいぜい、長生きしろよ」
お互い仲良く憎まれ口を叩いて、アレックスはずるぅっと自らの影に沈んだ。
「やれやれ。ハナタレ野郎はよしとして、お嬢ちゃんのお祝いは何がいいかねぇ…」
大切な相手に贈り物を考えるのもまた楽しいものだとゲオルグは椅子に座りなおした。
「ツキヨー!戻ったぞぉ~。寂しかったかぁ?」
エリの店の応接室にずるぅりと影ができるとアレックスが現れた。
「エリさんは赤とかが中心だけど可愛い色も着ると絶対意外な感じで似合うと思いますよー!!」
「え゛ぇ~!そぅかしらぁ?今度、きれいめなんだけど可愛い色合いの布の見本で届く予定でね…あ゛ぁん!ちょっと試しで作って着てみようかしらぁ」
「作ったら見せてくださいね!絶対可愛いと思います!楽しみです!!」
紅茶と焼き菓子、ドレスの見本帳や女性向けの本がテーブルに置かれきゃっきゃっと女子?2人で大盛り上がりの最中だった。
「あの…」
きゃっきゃっとあのお店のお菓子がおいしいとか偽物を売っていた宝飾品店の噂話が続く。
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