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闇-106
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無事に帰ったマルセルから子供時代のツキヨを書いた手紙が届いた。
もちろん、ツキヨに対しては普通の手紙の封筒が届いたが別の手紙で目立たぬように送られてきたのをアレックスもニヤニヤしながら読むんだあと、フロリナも読む…。
【うふふふふ…】
手紙は一字一句覚えて、主従を超えて結託をしたアレックスと一緒に燃やして証拠隠滅を図った。
呆れた顔で2人を見ていたレオはツキヨにこの国を代表して心から謝罪をした…が、レオも読んだのは秘密だ。
***
それからは王国の戴冠式に向けて慌ただしく準備をしつつ、ゴドリバー帝国内にアレクサンダー皇帝と婚約者ツキヨの結婚式の年明けの春に行うと正式に発表された。
その発表は舞踏会で友好国となった国々にも伝えられるとエストシテ王国の新国王の戴冠式に続いて結婚式があるということで諸国は、そろそろ冬に差し掛かろうとしている季節にもかかわらず華やいだようになった。
ツキヨとエストシテ王国のエレナ新王妃はたびたび手紙を送り合って近況を報告しているが、続く慶事で手紙は日々のことと一緒にドレスのことや装飾品、流行の話、エレナとユージスの結婚式の思い出話などが混じり始めてくるとツキヨも式の当事者としてやっと自覚が芽生えてきていた。
時々、アレックスの執務室で結婚式の招待客からの返信や当日、会場として使う城の大広間の装飾をどうするか正餐のメニューなどをまとめたりしていた。
「まだ、結婚式は来年の春で先じゃないですか…それでも食事のことや装飾なんて…」
「仕事は早いうちが一番だぜ…うぅ…」
溜めていた仕事の山に囲まれたアレックスが言う。
「説得力があります…頑張ります!」
「…おう、その意気だ…くぅ…もう、書類やだ」
嘆くアレックスを尻目にレオがまた書類を持ってきた。
ツキヨも今は不安感よりも、目の前の一つ一つのことを皇帝の婚約者としてこなしていきながらも、アレックスがそばで見守ってくれている優しさに感謝をしている。
そして、レオとフロリナも支えてくれて、マルセルもたびたび手紙を寄越しては愛娘に応援をしていた。
カトレア領地の領民も今は結婚式用にと最高の力で糸を紡いで、それをドワーフ族に伝わる古い言祝ぎの歌を歌いながらイエロたちが最高のオリエ布を少しずつ織っていた。
戴冠式用のドレスは最終仕上げ段階で問題はないが、結婚式用のドレスをエリは唸りながら紙に描いては消して…と繰り返していた。
皆が同じ方向へゆっくりと歩んでいた。
***
晩秋の晴天の日…エストシテ王国に各国の要人が招かれて新国王ユージス、新王妃エレナの戴冠式が執り行われた。
舞踏会で破壊されて、クーデター紛いのことも起きたため規模を縮小して招待客も少なめにして中規模の広間でエストシテ王国歴代の王に受け継がれた王冠がユージスの頭上で輝く。
王冠の中央には赤ん坊の手のひら程の大きさのダイヤが煌く…建国当時の技術の粋を集めて加工された「赤子のダイヤ」と呼ばれる至宝でこれ以上のダイヤモンドは存在しないとも言われる一品だ。
エレナの王冠は建国神話で「神が流した祝福の涙」とされる大粒のスターサファイヤが中央を飾り、その周りを王の象徴であるダイヤモンドが守り固めるように並べられている。
正装をした2人の頭上に王冠が載せられた瞬間から、エストシテ王国の新しい王と王妃による治世が正式に認められた。
最上段で招待客の拍手や歓声にこたえるユージスとエレナの姿を一番前の正面席でアレックスとツキヨは最高の笑顔で祝福した。
この日、エレナのドレスの肩から銀糸で繊細な刺繍をされた床まで届く長いローブはゴドリバー帝国から贈られたオリエ布で作られていた。
ドレスも当然、美しくところどころに輝く粒は輝石で彩られていたがそれ以上にオリエ布のローブが注目をされていた。
そして、それと同じ布を使うエリ渾身の『超ガチンコドレスよ゛っ!!』というツキヨのドレスは帝国の伝統的な正装ではあるが布の放つ月光を限界まで薄く織った布を何枚も重ねて隠すようにして、朧月のように儚げなドレスに仕上がっていた。
エレナと同じ布をツキヨがまとい、それが帝国からの献上されたものとなると舞踏会の時以上に注目される。招待された王よりも王妃は目に焼き付けるように見つめてから王にひそひそと耳打ちをしていた。
【これで前よりもオリエ布が注目されてウハウハだぜ】
ニッとアレックスはツキヨに微笑むがエレナに手を振るのに夢中でツキヨは気がつかなった。
アレックスはオリエ布の生産をやめようとか凹んでいた。
***
舞踏会の騒動もあり、規模を縮小した戴冠式ではあるがその後方には王族に連なる公爵家や要職に就く貴族も参列をしていた。
王国内では中枢を担う貴族がずらっと並ぶ末席の方で緊張して蒼ざめたカトレア男爵家当主のマルセルがレオの隣に小さく座っていた。
アレックスとレオはいつもの軍の最上礼装服に身に着けているが、この日のためにエリは「マルセルのためだけっ☆」にと王国の正装の長い上着に合わせてオリエ布の美しいクラヴァットを贈られていた…が、すみで目立たず小さくなっていたためオリエ布と気がつく人はいなかった。
マルセルは王と王妃の戴冠の瞬間とエレナに手を振るツキヨをやっと見ていただけであった。
遠目からでもオリエ布が輝き、王妃のローブとして戴冠式を引き立て、ツキヨはエリの言っていた新しいドレスに身を包み笑顔で祝福をしていた。
同じ布を使われていることを恐れ多いと思いつつも、たびたび首元へ手を伸ばして肌触りを楽しんでしまう。
この祝の席にオリエ布が陽の目を浴びることがなによりも誇りだった。
***
戴冠式が滞りなく終わると休息後、晩餐会の会場へ移動を始める。
「お父様!」
休憩をしていた応接室から出るマルセルを待っていたかのようにツキヨが声をかけた。
「ツキヨ!久し振りだね!今日のドレスは不思議な色になってオリエ布が使われているようには一瞬思わなかったよ」
マルセルは甘えるツキヨの黒髪を優しく撫でる。乳白色の真珠の髪飾りが灯りに鈍く光る。
「あぁ、エリが主役を引き立てるために重ねるようにして色を抑えたそうだが、ツキヨが着ればオリエ布はいくら布で抑えても輝きは増すばかりだ」
すっとツキヨの横にアレックスは立つと裾部の薄布の一枚に触れる。
「これはきっと、舞踏会と同じように王国内でもまた話題になりますよ!」
「宣伝効果抜群だからな。今回はエレナ王妃のローブが刺繍されて目立っていたせいもあるのか、後方の席の高貴な奥方ら早速ドレス用にとご夫君におねだりしていたぜ」
「私が着て、話題になるのは嬉しいですが、たくさんは織れないですし今は順番に待っていただくしかないですね」
少し気恥ずかしいようなツキヨは新しいドレスを俯きながら眺めた。
朧月となったオリエ布は母の代わりに恥ずかしそうなツキヨを優しく包み込んでいた。
レオも戻ってきて、全員で晩餐会の部屋へ向かう廊下の途中で始まっていないのにも関わらず扉が開いている会場内の招待客の会話が漏れ聞こえる。
戴冠式のみで帰国する王族や関係者もいるため、規模は小さいとは言うがなかなか賑やかな様子にアレックスを先頭に入室をする。
席に給仕が案内をすると、戴冠式と同じく一番前の真ん中の席に周囲が驚く。
「さすが、ユージス国王を後押しした皇帝だ」
「いやぁ…あの若さで皇帝や帝国にお近づきになれるんだから大したもんだ」
「魔族の皇帝とはいうが、その力は偉大だからな」
ヒソヒソと囁く声だが、アレックスの地獄耳にはしっかりと聞こえていたが害をなすものではないとして放っておいた。
レオは警戒を怠らないが、前回の騒ぎを収めた立役者であるアレックスがいる以上はヒソヒソ会話の内容なんてどこかの令嬢のお茶会レベルの可愛いものだった。
「前回はあの騒ぎだったからな。今日は楽しませてもらうぜ」
「お二人はまたドレスを変えていらっしゃるそうですから、私はそれが楽しみです」
すうっと優雅に着席をした。
もちろん、ツキヨに対しては普通の手紙の封筒が届いたが別の手紙で目立たぬように送られてきたのをアレックスもニヤニヤしながら読むんだあと、フロリナも読む…。
【うふふふふ…】
手紙は一字一句覚えて、主従を超えて結託をしたアレックスと一緒に燃やして証拠隠滅を図った。
呆れた顔で2人を見ていたレオはツキヨにこの国を代表して心から謝罪をした…が、レオも読んだのは秘密だ。
***
それからは王国の戴冠式に向けて慌ただしく準備をしつつ、ゴドリバー帝国内にアレクサンダー皇帝と婚約者ツキヨの結婚式の年明けの春に行うと正式に発表された。
その発表は舞踏会で友好国となった国々にも伝えられるとエストシテ王国の新国王の戴冠式に続いて結婚式があるということで諸国は、そろそろ冬に差し掛かろうとしている季節にもかかわらず華やいだようになった。
ツキヨとエストシテ王国のエレナ新王妃はたびたび手紙を送り合って近況を報告しているが、続く慶事で手紙は日々のことと一緒にドレスのことや装飾品、流行の話、エレナとユージスの結婚式の思い出話などが混じり始めてくるとツキヨも式の当事者としてやっと自覚が芽生えてきていた。
時々、アレックスの執務室で結婚式の招待客からの返信や当日、会場として使う城の大広間の装飾をどうするか正餐のメニューなどをまとめたりしていた。
「まだ、結婚式は来年の春で先じゃないですか…それでも食事のことや装飾なんて…」
「仕事は早いうちが一番だぜ…うぅ…」
溜めていた仕事の山に囲まれたアレックスが言う。
「説得力があります…頑張ります!」
「…おう、その意気だ…くぅ…もう、書類やだ」
嘆くアレックスを尻目にレオがまた書類を持ってきた。
ツキヨも今は不安感よりも、目の前の一つ一つのことを皇帝の婚約者としてこなしていきながらも、アレックスがそばで見守ってくれている優しさに感謝をしている。
そして、レオとフロリナも支えてくれて、マルセルもたびたび手紙を寄越しては愛娘に応援をしていた。
カトレア領地の領民も今は結婚式用にと最高の力で糸を紡いで、それをドワーフ族に伝わる古い言祝ぎの歌を歌いながらイエロたちが最高のオリエ布を少しずつ織っていた。
戴冠式用のドレスは最終仕上げ段階で問題はないが、結婚式用のドレスをエリは唸りながら紙に描いては消して…と繰り返していた。
皆が同じ方向へゆっくりと歩んでいた。
***
晩秋の晴天の日…エストシテ王国に各国の要人が招かれて新国王ユージス、新王妃エレナの戴冠式が執り行われた。
舞踏会で破壊されて、クーデター紛いのことも起きたため規模を縮小して招待客も少なめにして中規模の広間でエストシテ王国歴代の王に受け継がれた王冠がユージスの頭上で輝く。
王冠の中央には赤ん坊の手のひら程の大きさのダイヤが煌く…建国当時の技術の粋を集めて加工された「赤子のダイヤ」と呼ばれる至宝でこれ以上のダイヤモンドは存在しないとも言われる一品だ。
エレナの王冠は建国神話で「神が流した祝福の涙」とされる大粒のスターサファイヤが中央を飾り、その周りを王の象徴であるダイヤモンドが守り固めるように並べられている。
正装をした2人の頭上に王冠が載せられた瞬間から、エストシテ王国の新しい王と王妃による治世が正式に認められた。
最上段で招待客の拍手や歓声にこたえるユージスとエレナの姿を一番前の正面席でアレックスとツキヨは最高の笑顔で祝福した。
この日、エレナのドレスの肩から銀糸で繊細な刺繍をされた床まで届く長いローブはゴドリバー帝国から贈られたオリエ布で作られていた。
ドレスも当然、美しくところどころに輝く粒は輝石で彩られていたがそれ以上にオリエ布のローブが注目をされていた。
そして、それと同じ布を使うエリ渾身の『超ガチンコドレスよ゛っ!!』というツキヨのドレスは帝国の伝統的な正装ではあるが布の放つ月光を限界まで薄く織った布を何枚も重ねて隠すようにして、朧月のように儚げなドレスに仕上がっていた。
エレナと同じ布をツキヨがまとい、それが帝国からの献上されたものとなると舞踏会の時以上に注目される。招待された王よりも王妃は目に焼き付けるように見つめてから王にひそひそと耳打ちをしていた。
【これで前よりもオリエ布が注目されてウハウハだぜ】
ニッとアレックスはツキヨに微笑むがエレナに手を振るのに夢中でツキヨは気がつかなった。
アレックスはオリエ布の生産をやめようとか凹んでいた。
***
舞踏会の騒動もあり、規模を縮小した戴冠式ではあるがその後方には王族に連なる公爵家や要職に就く貴族も参列をしていた。
王国内では中枢を担う貴族がずらっと並ぶ末席の方で緊張して蒼ざめたカトレア男爵家当主のマルセルがレオの隣に小さく座っていた。
アレックスとレオはいつもの軍の最上礼装服に身に着けているが、この日のためにエリは「マルセルのためだけっ☆」にと王国の正装の長い上着に合わせてオリエ布の美しいクラヴァットを贈られていた…が、すみで目立たず小さくなっていたためオリエ布と気がつく人はいなかった。
マルセルは王と王妃の戴冠の瞬間とエレナに手を振るツキヨをやっと見ていただけであった。
遠目からでもオリエ布が輝き、王妃のローブとして戴冠式を引き立て、ツキヨはエリの言っていた新しいドレスに身を包み笑顔で祝福をしていた。
同じ布を使われていることを恐れ多いと思いつつも、たびたび首元へ手を伸ばして肌触りを楽しんでしまう。
この祝の席にオリエ布が陽の目を浴びることがなによりも誇りだった。
***
戴冠式が滞りなく終わると休息後、晩餐会の会場へ移動を始める。
「お父様!」
休憩をしていた応接室から出るマルセルを待っていたかのようにツキヨが声をかけた。
「ツキヨ!久し振りだね!今日のドレスは不思議な色になってオリエ布が使われているようには一瞬思わなかったよ」
マルセルは甘えるツキヨの黒髪を優しく撫でる。乳白色の真珠の髪飾りが灯りに鈍く光る。
「あぁ、エリが主役を引き立てるために重ねるようにして色を抑えたそうだが、ツキヨが着ればオリエ布はいくら布で抑えても輝きは増すばかりだ」
すっとツキヨの横にアレックスは立つと裾部の薄布の一枚に触れる。
「これはきっと、舞踏会と同じように王国内でもまた話題になりますよ!」
「宣伝効果抜群だからな。今回はエレナ王妃のローブが刺繍されて目立っていたせいもあるのか、後方の席の高貴な奥方ら早速ドレス用にとご夫君におねだりしていたぜ」
「私が着て、話題になるのは嬉しいですが、たくさんは織れないですし今は順番に待っていただくしかないですね」
少し気恥ずかしいようなツキヨは新しいドレスを俯きながら眺めた。
朧月となったオリエ布は母の代わりに恥ずかしそうなツキヨを優しく包み込んでいた。
レオも戻ってきて、全員で晩餐会の部屋へ向かう廊下の途中で始まっていないのにも関わらず扉が開いている会場内の招待客の会話が漏れ聞こえる。
戴冠式のみで帰国する王族や関係者もいるため、規模は小さいとは言うがなかなか賑やかな様子にアレックスを先頭に入室をする。
席に給仕が案内をすると、戴冠式と同じく一番前の真ん中の席に周囲が驚く。
「さすが、ユージス国王を後押しした皇帝だ」
「いやぁ…あの若さで皇帝や帝国にお近づきになれるんだから大したもんだ」
「魔族の皇帝とはいうが、その力は偉大だからな」
ヒソヒソと囁く声だが、アレックスの地獄耳にはしっかりと聞こえていたが害をなすものではないとして放っておいた。
レオは警戒を怠らないが、前回の騒ぎを収めた立役者であるアレックスがいる以上はヒソヒソ会話の内容なんてどこかの令嬢のお茶会レベルの可愛いものだった。
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