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今からあなたを犯します ※
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ふっと気がつくと俺は整えられたベッドに寝ていた。がばっと起きて下半身の激痛と全体の軋みに思わず体を丸めた。
ああ、抱かれながら気を失ったんだ。
体は綺麗に清められていて、乱された服も元通りに着せられている。中に出された記憶のあった精液も掻き出してくれたのか腹痛もない。寝かされているベッドは使わなかった方のまっさらなベッドだった。ベッドの横には椅子に座った大樹がいる。
「…えっと…今何時ですか?どれくらい寝てたのかな」
かなり声を出したせいか少し喉がいがいがする。
「まだ夕方だ、問題ない」
「そうですか、よかった」
「………」
重い空気が漂う。大樹、混乱してたみたいだけどどこまで覚えているんだろ。そう思っていたら大樹ががばっと頭を下げた。
「神谷、すまなかった。人としてやってはいけないことをしてしまった。今から警察に出頭する。お前のプライバシーは最大限に守るよう要請するつもりだ。その前に直接謝っておきたかった」
予想もしていなかった言葉に驚愕する。
「そんなことしないでくださいっ!!俺大丈夫ですからっ。ちなみに……参考までに…どの辺まで覚えてますか?」
「すまない、あまり覚えていなくて…気がついたらベッドで裸のお前が気絶していた」
「染谷さんは事故を見てショックを受けてしまって、自分の意思でやったことじゃないと思うんです。だから気にしないでください」
「そんな訳にはいかない」
このままじゃ押し問答だ。
「いいんです!!だって俺、染谷さんのことが好きだから!」
思わず口に出てしまった俺の気持ち。でも大樹は一瞬はっとした顔をしたけどそのまままた下を向いた。その姿に心がずきっと痛んだ。でも今はそんなことを気にしてる場合じゃない。
「これを盾に付き合ってなんてことはいいません。それに俺、レイプされたなんて思ってませんから」
「好意を持たれているからと言ってやっていいことでは…「それなら!」
俺は大樹の言葉を遮り、痛む体を押して洗面所に向かうと備え付けのボディローションを見つけポケットに入れて戻った。そして立て膝をして椅子に座っている大樹のベルトを外しファスナーを下ろすと彼の性器を取り出し口に含んだ。突然のことに大樹は唖然としている。萎えていても大きい彼のものを頬張る。
「っやめろ!」
「悪いと思ってるのなら!そのまま動かないで!」
ひどい言葉で脅していると自覚している。だけど顔を上げて叫ぶ。
大樹が好きなところを思い出しながら裏筋に舌を這わせ雁首の輪に何度も舌を回した。そしてわざとぴちゃぴちゃと音を出す。気持ちが乗るわけがないだろうけれど、大樹の好みを知っている俺は徐々に彼の性器を大きくすることが出来た。
素早く持ってきたボディーローションを後孔に垂らし解すと大樹の屹立をそこに宛がう。
「な、何をするんだ」
「俺は、今から、あなたを犯します!」
何か言われる前に勢いよく腰を落とすと先ほどまで太いものが入っていたせいで思ったよりすんなり内に収めることができた。でも傷ついている箇所が引きつれてぴりっとした痛みが襲う。
「これでっ…お互い様でしょう?…んんっだからっもう謝らないでください!」
更に腰を揺らそうとすると、ぎゅっと大樹に抱きしめられ身動きがとれなくなった。
「わかった、わかったから…もういい」
「本当にわかってます?罪悪感を持ってしまってもう会わないとか、態度変えたりとかしないでくださいよ?それこそ俺踏んだり蹴ったりじゃん」
念を押しておかないと。俺は大樹を睨みつけた。
「……お前は本当に…」
「何ですか?」
俺の言葉には応えず、大樹は向き合った体勢の俺をもう一度抱き寄せ背中を擦った。その感覚があまりに優しくて、俺は勘違いしてしまいそうになる。
俺たちは深く繋がったまま長い間抱き合っていた。
ああ、抱かれながら気を失ったんだ。
体は綺麗に清められていて、乱された服も元通りに着せられている。中に出された記憶のあった精液も掻き出してくれたのか腹痛もない。寝かされているベッドは使わなかった方のまっさらなベッドだった。ベッドの横には椅子に座った大樹がいる。
「…えっと…今何時ですか?どれくらい寝てたのかな」
かなり声を出したせいか少し喉がいがいがする。
「まだ夕方だ、問題ない」
「そうですか、よかった」
「………」
重い空気が漂う。大樹、混乱してたみたいだけどどこまで覚えているんだろ。そう思っていたら大樹ががばっと頭を下げた。
「神谷、すまなかった。人としてやってはいけないことをしてしまった。今から警察に出頭する。お前のプライバシーは最大限に守るよう要請するつもりだ。その前に直接謝っておきたかった」
予想もしていなかった言葉に驚愕する。
「そんなことしないでくださいっ!!俺大丈夫ですからっ。ちなみに……参考までに…どの辺まで覚えてますか?」
「すまない、あまり覚えていなくて…気がついたらベッドで裸のお前が気絶していた」
「染谷さんは事故を見てショックを受けてしまって、自分の意思でやったことじゃないと思うんです。だから気にしないでください」
「そんな訳にはいかない」
このままじゃ押し問答だ。
「いいんです!!だって俺、染谷さんのことが好きだから!」
思わず口に出てしまった俺の気持ち。でも大樹は一瞬はっとした顔をしたけどそのまままた下を向いた。その姿に心がずきっと痛んだ。でも今はそんなことを気にしてる場合じゃない。
「これを盾に付き合ってなんてことはいいません。それに俺、レイプされたなんて思ってませんから」
「好意を持たれているからと言ってやっていいことでは…「それなら!」
俺は大樹の言葉を遮り、痛む体を押して洗面所に向かうと備え付けのボディローションを見つけポケットに入れて戻った。そして立て膝をして椅子に座っている大樹のベルトを外しファスナーを下ろすと彼の性器を取り出し口に含んだ。突然のことに大樹は唖然としている。萎えていても大きい彼のものを頬張る。
「っやめろ!」
「悪いと思ってるのなら!そのまま動かないで!」
ひどい言葉で脅していると自覚している。だけど顔を上げて叫ぶ。
大樹が好きなところを思い出しながら裏筋に舌を這わせ雁首の輪に何度も舌を回した。そしてわざとぴちゃぴちゃと音を出す。気持ちが乗るわけがないだろうけれど、大樹の好みを知っている俺は徐々に彼の性器を大きくすることが出来た。
素早く持ってきたボディーローションを後孔に垂らし解すと大樹の屹立をそこに宛がう。
「な、何をするんだ」
「俺は、今から、あなたを犯します!」
何か言われる前に勢いよく腰を落とすと先ほどまで太いものが入っていたせいで思ったよりすんなり内に収めることができた。でも傷ついている箇所が引きつれてぴりっとした痛みが襲う。
「これでっ…お互い様でしょう?…んんっだからっもう謝らないでください!」
更に腰を揺らそうとすると、ぎゅっと大樹に抱きしめられ身動きがとれなくなった。
「わかった、わかったから…もういい」
「本当にわかってます?罪悪感を持ってしまってもう会わないとか、態度変えたりとかしないでくださいよ?それこそ俺踏んだり蹴ったりじゃん」
念を押しておかないと。俺は大樹を睨みつけた。
「……お前は本当に…」
「何ですか?」
俺の言葉には応えず、大樹は向き合った体勢の俺をもう一度抱き寄せ背中を擦った。その感覚があまりに優しくて、俺は勘違いしてしまいそうになる。
俺たちは深く繋がったまま長い間抱き合っていた。
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