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11 リリアの真実
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馬にまたがり、レオンは久しぶりに辺境の地へ戻ってきた。
隣には、興味深そうに辺りを見回すユリウスの姿がある。
辺境に帰るレオンに、ユリウスは「俺も連れていけ。辺境の町をこの目で見て見たい」と半ば強引についてきたのだ。
ユリウスはご機嫌な様子で、大きく息を吸った。
「……ここが、レオンが過ごしていた場所か。悪くないな」
「うん。俺の“始まり”の地だよ」
そして彼らを迎えたのは、堂々とした威厳を持つ辺境伯だった。
辺境伯はレオンの姿を見るなり、にやりと笑った。
「おお、レオン王子よ。いや、もはや“王太子”と呼ぶべきか?
……いや、もしかすると“陛下”になる日も近いか?」
「いえ、まだまだ未熟です。今日はご報告と、礼を伝えに参りました」
そう言って深く頭を下げるレオン。その後ろから、見守るユリウス。
「おかげで、王都での凱旋は成功しました。
皆が口をそろえて、辺境伯のお力添えに感謝しておりました」
「ふん、あれくらいで感謝されるなら安いものよ。
だが──初めて会った日の貴殿と、今の貴殿は、まるで別人だな。顔つきが変わったぞ」
「……そうかもしれません。ですが、それも辺境での日々があったからこそです」
辺境伯は、レオンの帰還を心から喜んでくれた。
しかし──その表情には、ふと翳りが差す。
「実はな……不思議なことがあってな」
「不思議なこと……ですか?」
「ああ。今まで貴殿には黙っていたが、わしには、一人娘がいるんだ。城の奥で何年も眠っているがな。
数年前、湖に落ちて溺れて以来、ずっと意識を取り戻さん」
「その湖って、まさか……」
「そうだ。王家の別荘の裏手にある、あの湖だ。娘は何年も眠ったままで食事も取れぬままだが、不思議と身体は成長するのだ。顔色も悪くない。
医者に言わせると、空気中や太陽光から栄養素を接取しているのではないかということだが、本当のところはわからん。
とにかく、ずっと眠っているのだが……ある時から時折、『あっ、レオン様だ』とか『レオン様元気出して』とか、うわごとを言うようになったのだ。
この辺りにレオンという名の者はおらん。レオン様とは誰のことだろうと思っていたが……」
辺境伯は深く息を吐き、レオンの目をぐっと見据えた。
「貴殿と会ったときに、名を聞いて驚いた。娘が繰り返し言っていたのは、“レオン様”と──。まさに貴殿の名だ」
レオンとユリウスは顔を見合わせる。
驚きと困惑が混じったような表情で。
「僕の名前を……?」
「そうだ。レオン殿と娘が会ったことはないはずなのに。
まったく腑に落ちんが──あまりに名を呼ぶものだから、一度見てやってはくれぬか?」
レオンはすっと立ち上がった。
「もちろんです。僕が役に立つのなら、喜んで」
館の奥、静かな一室
柔らかな光が差し込む寝室の中。
美しい銀髪の少女が、静かにベッドの上に横たわっていた。
呼吸は穏やかで、まるでただ眠っているだけのような。
その頬には、ほんのりと血色も残っている。
部屋に入ったレオンは、瞬間、息を呑んだ。
「……あ……!」
見間違えるはずがなかった。
あの湖で、何度も語り合った少女。
「リリア……!」
思わず名前を呼んだレオンに、辺境伯の声が鋭く返ってくる。
「……なぜ、娘の名を?」
レオンは言葉を失い、少女の傍に歩み寄る。
「そうか、そういうことだったのか。君が僕を辺境に呼んでくれたのか」
とレオンは呟き、辺境伯に顔を向けた。
「僕は何度も、湖でリリアと会っています。リリアは、僕が王都にいる時から、ずっと見守っていたと言っていました」
「そんなことが、本当にあるのか?」
辺境伯は唖然として、立ち尽くしていた。
(リリアの魂が肉体を抜け、僕に会いに来てくれていたのか?)
城の奥で、一人眠る孤独な少女。
死ぬこともできず、誰の役にも立たず、ただ眠っているだけの孤独な存在。
その底知れぬ悲しみが、僕の悲しみと同調して、引き合ったのだろうか。
レオンはリリアの細い手をそっと握った。
「リリア……聞こえるか? 僕だよ。……戻っておいで」
その時、彼の手の中で、かすかに指が動いた気がした。
リリアは、湖のほとりに座っていた。
薄く光を湛えた水面を見つめながら、そっとつぶやく。
「レオン様、どこかで私を呼んでいるようだけど、どこにいるの?」
答える者はいない。けれど、風がそっと頬を撫でる。
「リリア……聞こえるか? 僕だよ。君の身体の前にいる」
その瞬間、リリアの体がびくりと震えた。
「レオン様……?」
小さく名を呼ぶと、水面に光の波紋が広がる。
見上げれば、空の奥から、手を差し伸べる誰かの姿が見えるような気がした。
「レオン様……レオン様……!」
光が強くなり、世界が揺らめく。
リリアの胸の奥に、熱い何かが灯った。
「この手を取れば身体に戻れるのね?……私もちゃんとした身体でレオン様に会いたい……」
その瞬間──
現実の世界で、眠るリリアの瞳が、微かに開いた。
レオンは、静かにリリアの手を取り、ただ彼女の顔を見つめていた。
その瞳に、微かに動きがあった。
「リリア!」
まるで時が止まったように、部屋の空気が張り詰める。
「……レオン……様……?」
掠れた声が、リリアの唇からこぼれ落ちた。
次の瞬間、レオンの瞳が潤む。
「リリア。本当に君なのか! 君は辺境伯のご令嬢だったのだな!」
想像もつかない再会だった。レオンはそっと、彼女の手を包み込む。
「約束通り、君を迎えに戻って来たよ!」
リリアの目から、一粒の涙がすっと流れる。
「わたし……夢を見ていました……。毎晩、湖であなたと話す夢を……とても……幸せな夢……」
レオンはリリアの手を強く握りしめた。
「夢じゃないよ、リリア。君は、ずっと僕の支えだった。僕の心を救ってくれたんだ」
「レオン様……」
リリアの瞳に、光が戻る。彼女は、かすかに微笑んだ。
その部屋に、春の陽だまりのような温かさが、そっと満ちていった。
隣には、興味深そうに辺りを見回すユリウスの姿がある。
辺境に帰るレオンに、ユリウスは「俺も連れていけ。辺境の町をこの目で見て見たい」と半ば強引についてきたのだ。
ユリウスはご機嫌な様子で、大きく息を吸った。
「……ここが、レオンが過ごしていた場所か。悪くないな」
「うん。俺の“始まり”の地だよ」
そして彼らを迎えたのは、堂々とした威厳を持つ辺境伯だった。
辺境伯はレオンの姿を見るなり、にやりと笑った。
「おお、レオン王子よ。いや、もはや“王太子”と呼ぶべきか?
……いや、もしかすると“陛下”になる日も近いか?」
「いえ、まだまだ未熟です。今日はご報告と、礼を伝えに参りました」
そう言って深く頭を下げるレオン。その後ろから、見守るユリウス。
「おかげで、王都での凱旋は成功しました。
皆が口をそろえて、辺境伯のお力添えに感謝しておりました」
「ふん、あれくらいで感謝されるなら安いものよ。
だが──初めて会った日の貴殿と、今の貴殿は、まるで別人だな。顔つきが変わったぞ」
「……そうかもしれません。ですが、それも辺境での日々があったからこそです」
辺境伯は、レオンの帰還を心から喜んでくれた。
しかし──その表情には、ふと翳りが差す。
「実はな……不思議なことがあってな」
「不思議なこと……ですか?」
「ああ。今まで貴殿には黙っていたが、わしには、一人娘がいるんだ。城の奥で何年も眠っているがな。
数年前、湖に落ちて溺れて以来、ずっと意識を取り戻さん」
「その湖って、まさか……」
「そうだ。王家の別荘の裏手にある、あの湖だ。娘は何年も眠ったままで食事も取れぬままだが、不思議と身体は成長するのだ。顔色も悪くない。
医者に言わせると、空気中や太陽光から栄養素を接取しているのではないかということだが、本当のところはわからん。
とにかく、ずっと眠っているのだが……ある時から時折、『あっ、レオン様だ』とか『レオン様元気出して』とか、うわごとを言うようになったのだ。
この辺りにレオンという名の者はおらん。レオン様とは誰のことだろうと思っていたが……」
辺境伯は深く息を吐き、レオンの目をぐっと見据えた。
「貴殿と会ったときに、名を聞いて驚いた。娘が繰り返し言っていたのは、“レオン様”と──。まさに貴殿の名だ」
レオンとユリウスは顔を見合わせる。
驚きと困惑が混じったような表情で。
「僕の名前を……?」
「そうだ。レオン殿と娘が会ったことはないはずなのに。
まったく腑に落ちんが──あまりに名を呼ぶものだから、一度見てやってはくれぬか?」
レオンはすっと立ち上がった。
「もちろんです。僕が役に立つのなら、喜んで」
館の奥、静かな一室
柔らかな光が差し込む寝室の中。
美しい銀髪の少女が、静かにベッドの上に横たわっていた。
呼吸は穏やかで、まるでただ眠っているだけのような。
その頬には、ほんのりと血色も残っている。
部屋に入ったレオンは、瞬間、息を呑んだ。
「……あ……!」
見間違えるはずがなかった。
あの湖で、何度も語り合った少女。
「リリア……!」
思わず名前を呼んだレオンに、辺境伯の声が鋭く返ってくる。
「……なぜ、娘の名を?」
レオンは言葉を失い、少女の傍に歩み寄る。
「そうか、そういうことだったのか。君が僕を辺境に呼んでくれたのか」
とレオンは呟き、辺境伯に顔を向けた。
「僕は何度も、湖でリリアと会っています。リリアは、僕が王都にいる時から、ずっと見守っていたと言っていました」
「そんなことが、本当にあるのか?」
辺境伯は唖然として、立ち尽くしていた。
(リリアの魂が肉体を抜け、僕に会いに来てくれていたのか?)
城の奥で、一人眠る孤独な少女。
死ぬこともできず、誰の役にも立たず、ただ眠っているだけの孤独な存在。
その底知れぬ悲しみが、僕の悲しみと同調して、引き合ったのだろうか。
レオンはリリアの細い手をそっと握った。
「リリア……聞こえるか? 僕だよ。……戻っておいで」
その時、彼の手の中で、かすかに指が動いた気がした。
リリアは、湖のほとりに座っていた。
薄く光を湛えた水面を見つめながら、そっとつぶやく。
「レオン様、どこかで私を呼んでいるようだけど、どこにいるの?」
答える者はいない。けれど、風がそっと頬を撫でる。
「リリア……聞こえるか? 僕だよ。君の身体の前にいる」
その瞬間、リリアの体がびくりと震えた。
「レオン様……?」
小さく名を呼ぶと、水面に光の波紋が広がる。
見上げれば、空の奥から、手を差し伸べる誰かの姿が見えるような気がした。
「レオン様……レオン様……!」
光が強くなり、世界が揺らめく。
リリアの胸の奥に、熱い何かが灯った。
「この手を取れば身体に戻れるのね?……私もちゃんとした身体でレオン様に会いたい……」
その瞬間──
現実の世界で、眠るリリアの瞳が、微かに開いた。
レオンは、静かにリリアの手を取り、ただ彼女の顔を見つめていた。
その瞳に、微かに動きがあった。
「リリア!」
まるで時が止まったように、部屋の空気が張り詰める。
「……レオン……様……?」
掠れた声が、リリアの唇からこぼれ落ちた。
次の瞬間、レオンの瞳が潤む。
「リリア。本当に君なのか! 君は辺境伯のご令嬢だったのだな!」
想像もつかない再会だった。レオンはそっと、彼女の手を包み込む。
「約束通り、君を迎えに戻って来たよ!」
リリアの目から、一粒の涙がすっと流れる。
「わたし……夢を見ていました……。毎晩、湖であなたと話す夢を……とても……幸せな夢……」
レオンはリリアの手を強く握りしめた。
「夢じゃないよ、リリア。君は、ずっと僕の支えだった。僕の心を救ってくれたんだ」
「レオン様……」
リリアの瞳に、光が戻る。彼女は、かすかに微笑んだ。
その部屋に、春の陽だまりのような温かさが、そっと満ちていった。
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