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12 冬休み開けの学校で
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冬休みが開けて学校に行ったら、明らかにみんなの態度が変わっていた。
「エイ! おっせーぞ!」
俺を見つけるなり、クラスの中心グループの、そのまた中心にいる健斗が、片手をあげた。皆が一斉に俺を見た。
「健斗、立花君に馴れ馴れしくない?」
「ないない。俺たちはそういう仲になったんだ」
どういう仲だよ。
突然、座っていた女子が立ち上がった。
「発表しまーす! 私たちも、健斗君と一緒に、立花君とそういう仲になりました! カウントダウンの後に、駅前広場でこの二人と踊りました!」
「健斗君と立花君、両方とだよ! もう最高―!」
「私も一緒に踊ったー! 楽しかったあ」
「えー! ずるーい!」 「ずるい、ずるい!」「いいなー」
女子たちが騒いでいる。ちょっと、怖い。
「立花って、話しかけてもいいんだ?」
「そういうの、嫌なんだと思ってた。友達付き合い、だりぃ、って思ってそうな?」
「そうそう。話しかけてくんな、みたいな?」
健斗の仲間たちが、騒ぐ女子を尻目に話している。
え? 俺、そんな風に思われてたの? いや、単なる “ぼっち” ですから。
「そんな風に思ったことはないけど……」俺が言うと、女子たちがクルッっと一斉に振り向いた。
「じゃあ、私もエイって呼んでいい?」「私もー!」
「あ、まあ。うん」
しどろもどろになった。
すごい迫力。男子勢、皆、押され気味。女子パワー恐るべしだ。
おかげで、クラスの皆と、仲良くなれた。健斗のグループにも入れてもらった。
でも、健斗から「昼飯は今まで通り、音楽室に行ってやれ。あいつら、昼飯時にお前と過ごすことだけを楽しみに、学校に来てるんだからな」
俺は頭をひねった。本当にそうなんだろうか。ぼっちの集まりが、黙々と飯を食ってるだけと思うけど。
疑問を抱えつつも、健斗の言う通りにした。ずっと、音楽室で食べていたから、音楽室が落ち着くしな。
◇◇◇
放課後。あとは帰るだけって時間帯。自販機前のベンチに二人並んで座った。健斗が俺に渡す物があるらしい。
「親父がこれ渡せって」
健斗がポケットをごそごそして渡してくれた物は、革ひもをつけた超小型携帯電話だった。
「これが携帯電話なんだ? 防犯ブザーみたいだな」
「防犯ブザー機能もあるみたいだ。たぶん、この横をスライドするとブザーが鳴るんじゃね?」
おい、今、それをスライドするなよ。そう言おうとしたとたん、すごい音量でブザーが鳴った。
「早く消せ! 心臓に悪い!」
「すげー音だな。鼓膜がやぶれそう」
健斗が慌ててスライドを戻した。お前なら、鳴らすと思ったよ!
まわりにいた生徒たちや、職員までもが走ってきた。
「すみません。間違えました」と二人でぺこぺこ頭を下げた。
「この正面の3つあるボタンに電話番号を登録できる。一番左にはすでに親父の番号が入れてある。なんかあったら、そのボタンを押せってさ」
「おい、今ボタンを押すなよ。親父さん、仕事中だろ?」
「さすがの俺も、そんな考えなしのことはしない」
健斗がにっこり笑った。
するだろ! 俺が言わなかったら、したぞ! 親指がボタンの上に乗ってたのを見たからな!
「まあ、そうことだから、もらってくれ」
「心配してくれるのは有難いが、もったいないな。使うことはないと思うぞ?」
「それでいいんだ。俺も持たされてるけど、使ったことねえし」
健斗はシャツの首元から、色違いの同じものを取り出した。あっ。健斗も?
「俺はいつも首からかけてる。つけていれば、親は安心なんだろう。エイもつけて親父を安心させてくれ。それに俺も……」
健斗は俺の耳元に唇を近づけた。
「その方が安心できる。エイに何かあったら、俺は耐えられない」
そう言って、耳たぶにキスした。ぞわりとしたものが身体を走る。
「健斗!」
「わりぃわりぃ」
健斗は「エイって、敏感だよね」と笑いを嚙み殺している。
「そう言えばさあ、俺、最近、なんて二つ名つけられたか知ってる?」
健斗は俺の頭の上から、携帯電話の革ひもを被せながら言った。
健斗に二つ名? 聞かないな。なんだろ。学年一のモテ男とか? それは以前からあったか。
「 “立花英を落とした男” ってさ! なんか、光栄じゃね? ククク」
その、クククって何だ!
「お前の情報網、なんか変。落とすも何も……」
ぼっちの俺は、底辺に生息していたんだぞ。
戸惑っている俺に、健斗は鼻でふふんと笑った。
「入学式で、立花英の名前を見た時、みんな影で大騒ぎたったんだぜ」
え? 気づかなかった。俺、初めから、ぼっちだったじゃん? 注目されてたの?
「俺ら内部受験組ってさ、外から入ってくる奴らに興味津々なんだよ。外部からどんな奴が入ってくんのかなーって、皆で名簿見てたら、立花英の名前があるじゃん? うそっ! って大騒ぎになった」
「俺なんかより、吉沢がいるじゃないか。吉沢はどうした」
俺はそっと話題を逸らした。
「吉沢? それ、だれだっけ」
「学年1の美少女って評判の。半年前に読モになった」
実は、以前、交際を求められたことがある。すぐに断ったけど。健斗には内緒だ。
「ああ、エリカか。あざとい顔芸する女。あいつを持ち上げてるの、外部組だけだから。内部組は、あいつの性格知ってっから、皆嫌ってるし。そこまで大した容姿はしてないから、読モになっても、すぐ消えるんじゃね」
健斗はまるで吉沢に興味なさそうだ。いつも取り巻き従えて、派手な感じで廊下を歩いているから、人気者かと思っていた。
うちの高校は、有名大学の付属高校で、付属中学もある。俺は高校からの外部受験組だけど、健斗たちは付属中学からの内部受験組だ。
内部からの入学者は全体の8割もいる。中学から一緒だから、すでに皆仲良しだ。外部からの入学者は2割しかいない。
必然的に、外部からの入学者はアウェーな気分を味わうことになる。
「エリカに興味があるのか? 好みのタイプ?」
「まさか」
俺はぶんぶん頭を振った。それならよかった、と健斗が言った。
「エイとエリカは格が違う。先輩たちも、エイを見に、教室まで覗きにきたんだぜ。
でもさあ、お前はクールだし、人と関わりを持ちたくねぇってオーラをビンビン出してたから、みんな話しかけるの遠慮してたんだ」
えー、ぼっちになったのって、自分が原因だったの?
「だけど、実際はこんなにかわいい奴だったんだなあ。そっかあ、俺がエイを落としたのかあ」
健斗は満面の笑顔で、俺の頭をなでなでした。
よせ、俺は女子じゃない。でも、ボディタッチがちょっと嬉しい自分もいる。俺の心は確かに健斗に落とされた。それは間違いなかった。
「エイ! おっせーぞ!」
俺を見つけるなり、クラスの中心グループの、そのまた中心にいる健斗が、片手をあげた。皆が一斉に俺を見た。
「健斗、立花君に馴れ馴れしくない?」
「ないない。俺たちはそういう仲になったんだ」
どういう仲だよ。
突然、座っていた女子が立ち上がった。
「発表しまーす! 私たちも、健斗君と一緒に、立花君とそういう仲になりました! カウントダウンの後に、駅前広場でこの二人と踊りました!」
「健斗君と立花君、両方とだよ! もう最高―!」
「私も一緒に踊ったー! 楽しかったあ」
「えー! ずるーい!」 「ずるい、ずるい!」「いいなー」
女子たちが騒いでいる。ちょっと、怖い。
「立花って、話しかけてもいいんだ?」
「そういうの、嫌なんだと思ってた。友達付き合い、だりぃ、って思ってそうな?」
「そうそう。話しかけてくんな、みたいな?」
健斗の仲間たちが、騒ぐ女子を尻目に話している。
え? 俺、そんな風に思われてたの? いや、単なる “ぼっち” ですから。
「そんな風に思ったことはないけど……」俺が言うと、女子たちがクルッっと一斉に振り向いた。
「じゃあ、私もエイって呼んでいい?」「私もー!」
「あ、まあ。うん」
しどろもどろになった。
すごい迫力。男子勢、皆、押され気味。女子パワー恐るべしだ。
おかげで、クラスの皆と、仲良くなれた。健斗のグループにも入れてもらった。
でも、健斗から「昼飯は今まで通り、音楽室に行ってやれ。あいつら、昼飯時にお前と過ごすことだけを楽しみに、学校に来てるんだからな」
俺は頭をひねった。本当にそうなんだろうか。ぼっちの集まりが、黙々と飯を食ってるだけと思うけど。
疑問を抱えつつも、健斗の言う通りにした。ずっと、音楽室で食べていたから、音楽室が落ち着くしな。
◇◇◇
放課後。あとは帰るだけって時間帯。自販機前のベンチに二人並んで座った。健斗が俺に渡す物があるらしい。
「親父がこれ渡せって」
健斗がポケットをごそごそして渡してくれた物は、革ひもをつけた超小型携帯電話だった。
「これが携帯電話なんだ? 防犯ブザーみたいだな」
「防犯ブザー機能もあるみたいだ。たぶん、この横をスライドするとブザーが鳴るんじゃね?」
おい、今、それをスライドするなよ。そう言おうとしたとたん、すごい音量でブザーが鳴った。
「早く消せ! 心臓に悪い!」
「すげー音だな。鼓膜がやぶれそう」
健斗が慌ててスライドを戻した。お前なら、鳴らすと思ったよ!
まわりにいた生徒たちや、職員までもが走ってきた。
「すみません。間違えました」と二人でぺこぺこ頭を下げた。
「この正面の3つあるボタンに電話番号を登録できる。一番左にはすでに親父の番号が入れてある。なんかあったら、そのボタンを押せってさ」
「おい、今ボタンを押すなよ。親父さん、仕事中だろ?」
「さすがの俺も、そんな考えなしのことはしない」
健斗がにっこり笑った。
するだろ! 俺が言わなかったら、したぞ! 親指がボタンの上に乗ってたのを見たからな!
「まあ、そうことだから、もらってくれ」
「心配してくれるのは有難いが、もったいないな。使うことはないと思うぞ?」
「それでいいんだ。俺も持たされてるけど、使ったことねえし」
健斗はシャツの首元から、色違いの同じものを取り出した。あっ。健斗も?
「俺はいつも首からかけてる。つけていれば、親は安心なんだろう。エイもつけて親父を安心させてくれ。それに俺も……」
健斗は俺の耳元に唇を近づけた。
「その方が安心できる。エイに何かあったら、俺は耐えられない」
そう言って、耳たぶにキスした。ぞわりとしたものが身体を走る。
「健斗!」
「わりぃわりぃ」
健斗は「エイって、敏感だよね」と笑いを嚙み殺している。
「そう言えばさあ、俺、最近、なんて二つ名つけられたか知ってる?」
健斗は俺の頭の上から、携帯電話の革ひもを被せながら言った。
健斗に二つ名? 聞かないな。なんだろ。学年一のモテ男とか? それは以前からあったか。
「 “立花英を落とした男” ってさ! なんか、光栄じゃね? ククク」
その、クククって何だ!
「お前の情報網、なんか変。落とすも何も……」
ぼっちの俺は、底辺に生息していたんだぞ。
戸惑っている俺に、健斗は鼻でふふんと笑った。
「入学式で、立花英の名前を見た時、みんな影で大騒ぎたったんだぜ」
え? 気づかなかった。俺、初めから、ぼっちだったじゃん? 注目されてたの?
「俺ら内部受験組ってさ、外から入ってくる奴らに興味津々なんだよ。外部からどんな奴が入ってくんのかなーって、皆で名簿見てたら、立花英の名前があるじゃん? うそっ! って大騒ぎになった」
「俺なんかより、吉沢がいるじゃないか。吉沢はどうした」
俺はそっと話題を逸らした。
「吉沢? それ、だれだっけ」
「学年1の美少女って評判の。半年前に読モになった」
実は、以前、交際を求められたことがある。すぐに断ったけど。健斗には内緒だ。
「ああ、エリカか。あざとい顔芸する女。あいつを持ち上げてるの、外部組だけだから。内部組は、あいつの性格知ってっから、皆嫌ってるし。そこまで大した容姿はしてないから、読モになっても、すぐ消えるんじゃね」
健斗はまるで吉沢に興味なさそうだ。いつも取り巻き従えて、派手な感じで廊下を歩いているから、人気者かと思っていた。
うちの高校は、有名大学の付属高校で、付属中学もある。俺は高校からの外部受験組だけど、健斗たちは付属中学からの内部受験組だ。
内部からの入学者は全体の8割もいる。中学から一緒だから、すでに皆仲良しだ。外部からの入学者は2割しかいない。
必然的に、外部からの入学者はアウェーな気分を味わうことになる。
「エリカに興味があるのか? 好みのタイプ?」
「まさか」
俺はぶんぶん頭を振った。それならよかった、と健斗が言った。
「エイとエリカは格が違う。先輩たちも、エイを見に、教室まで覗きにきたんだぜ。
でもさあ、お前はクールだし、人と関わりを持ちたくねぇってオーラをビンビン出してたから、みんな話しかけるの遠慮してたんだ」
えー、ぼっちになったのって、自分が原因だったの?
「だけど、実際はこんなにかわいい奴だったんだなあ。そっかあ、俺がエイを落としたのかあ」
健斗は満面の笑顔で、俺の頭をなでなでした。
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