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「穴を掘ってその中に死体を詰め込んで一気に燃やしましょ、死体も集まってるから土魔法で被せるわよ」
ダレンが土に手を当てるとボコッと死体が置いてある地面に穴が開く…死体が穴に落ちると上から火魔法を放った!
「あっ!燃えやすいようにこれを…」
ラルクが上から油を撒くと一気に燃え上がる!
「うー臭い!」
ダレンが風魔法で煙を村の外に向くように風を送る。
「細かくなってたから燃えるのもはやそうね」
ダレンが笑うと
「エイトに気付かれる前に終わらせるぞ」
「あー…だからあの子達に用を言いつけたのね」
「当たり前だろ、エイトにこんな所見せられるか!」
「まぁあの子にはまだ早いかもね…でもいつか見ることになるんじゃないの?」
「それでもまだ子供だ、そういうのはもっと大人になってからでいい…それに…」
「それに?」
「カズキにそんなの見せたってバレてみろ…これと同じになるぞ」
燃えカスを指さすと…
「確かに…」
ダレンはブルっと震えると穴に土を被せた。
「まぁこれで大丈夫だろ、エイトの所に戻ろう」
ラルク達が引き返し屋敷へと戻ると
「あっ、師匠!ダレンさん!」
エイトがジャックと扉の前で待っていた。
「もう終わったのか?」
ラルクが聞くと
「うん!だから師匠達の後を追ったんだけど…ジャックが行かない方がいいって言うからここで待ってたの」
「えっ…」
二人はジャックを見ると…
偉いだろ!とでも言いそうなドヤ顔でフンと鼻息を出していた。
「あなたやるわね」
ダレンがジャックを関心するように褒めると
「お前に言われてもな」
不機嫌そうに顔を逸らした。
「あら、嫌われちゃったわね」
ダレンがクスッと笑うと
「当たり前だ!お前がエイトにした事を俺は許さん」
「ジャック、僕もう気にしてないからいいんだよ」
「お前が許して俺は許さん」
ジャックはフンと来た道を戻っていった。
エイト達はジャックの後を追いかけ、村長の屋敷を出ると…
「じゃあこれから森に向かう、魔物が出てくると思うからエイトもジャックも気を引き締めろ」
「はい!」
「おお」
ふたりが返事をすると
「お前はどうする?」
ラルクがダレンを見ると
「ここまで来たら最後まで付き合うわ」
「ふーん…なら先頭を行ってもらおうかな?」
ラルクが先を促すと
「えー私が先頭なの?普通最後じゃないかしら?」
ダレンが不服そうに頬を膨らませると
「まだお前の事は信用してない。そんな奴をエイトの後ろにつかせるか」
ラルクの言葉に…
「それもそうね、ならここで私はエイトちゃんの味方だって事を証明してみせるわ」
ダレンは、颯爽と歩き出した!
ダレンが土に手を当てるとボコッと死体が置いてある地面に穴が開く…死体が穴に落ちると上から火魔法を放った!
「あっ!燃えやすいようにこれを…」
ラルクが上から油を撒くと一気に燃え上がる!
「うー臭い!」
ダレンが風魔法で煙を村の外に向くように風を送る。
「細かくなってたから燃えるのもはやそうね」
ダレンが笑うと
「エイトに気付かれる前に終わらせるぞ」
「あー…だからあの子達に用を言いつけたのね」
「当たり前だろ、エイトにこんな所見せられるか!」
「まぁあの子にはまだ早いかもね…でもいつか見ることになるんじゃないの?」
「それでもまだ子供だ、そういうのはもっと大人になってからでいい…それに…」
「それに?」
「カズキにそんなの見せたってバレてみろ…これと同じになるぞ」
燃えカスを指さすと…
「確かに…」
ダレンはブルっと震えると穴に土を被せた。
「まぁこれで大丈夫だろ、エイトの所に戻ろう」
ラルク達が引き返し屋敷へと戻ると
「あっ、師匠!ダレンさん!」
エイトがジャックと扉の前で待っていた。
「もう終わったのか?」
ラルクが聞くと
「うん!だから師匠達の後を追ったんだけど…ジャックが行かない方がいいって言うからここで待ってたの」
「えっ…」
二人はジャックを見ると…
偉いだろ!とでも言いそうなドヤ顔でフンと鼻息を出していた。
「あなたやるわね」
ダレンがジャックを関心するように褒めると
「お前に言われてもな」
不機嫌そうに顔を逸らした。
「あら、嫌われちゃったわね」
ダレンがクスッと笑うと
「当たり前だ!お前がエイトにした事を俺は許さん」
「ジャック、僕もう気にしてないからいいんだよ」
「お前が許して俺は許さん」
ジャックはフンと来た道を戻っていった。
エイト達はジャックの後を追いかけ、村長の屋敷を出ると…
「じゃあこれから森に向かう、魔物が出てくると思うからエイトもジャックも気を引き締めろ」
「はい!」
「おお」
ふたりが返事をすると
「お前はどうする?」
ラルクがダレンを見ると
「ここまで来たら最後まで付き合うわ」
「ふーん…なら先頭を行ってもらおうかな?」
ラルクが先を促すと
「えー私が先頭なの?普通最後じゃないかしら?」
ダレンが不服そうに頬を膨らませると
「まだお前の事は信用してない。そんな奴をエイトの後ろにつかせるか」
ラルクの言葉に…
「それもそうね、ならここで私はエイトちゃんの味方だって事を証明してみせるわ」
ダレンは、颯爽と歩き出した!
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