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フレッドはレミリアの好意的な態度に不快感しかわかなかった。
ロレッタからジョージを盗み…まぁそれはいいとして、それからジョージが必要と無くなれば今度は自分に媚びを売ってくる。
しかもそれが当たり前のように隠そうともせず堂々と・・・・・・
今口を開けば汚い言葉を吐き出しそうになり、グッと堪えていると、シドが隣の部屋から現れた。
後ろを見るとここに一番いて欲しくない姿が見える。
「フレッド様・・・・・・それにジョージ様にレミリア?」
ロレッタはいきなり連れてこられて状況を飲み込めないでいるようで漠然とその様子を眺めている。
「これで役者が揃ったな」
陛下の声にロレッタは我に返ると慌てて膝を付つき陛下に挨拶をした。
「大変失礼致しました。御用があるとうかがい参りました」
今はとりあえず陛下の言葉を待とうと三人の方を見ないでいる。
何故自分が呼ばれたのかも二人がここにいるのかもわからなかった。
フレッド様からは二人を送り返すと聞いていたのに・・・・・・
チラッとフレッド様の方を盗み見ると心配そうな顔でこちらを見ている。
すると陛下からお声がかかった。
「気にするな、好きに話せば良い。久しぶりの元婚約者に実の妹との再会だ。存分に思いの丈を話せばよい」
「陛下・・・・・・いえ!父上何故ロレッタをここに連れてきたのですか!」
フレッド様は怒り、陛下に怒鳴りつけている。
ロレッタがフレッドに声をかけようかと迷っていると先にレミリアが声をかけてしまった。
「フレッド様落ち着いて、お父様にそんな口を聞いてはいけませんわ」
レミリアは心配そうに立ち上がるとフレッドの元に歩み寄ろうとする。
その姿にロレッタはビクッと肩を揺らした。
あの人の隣は・・・・・・
ロレッタは近づいていこうとするレミリアを見つめていると前を遮られる。
見ればジョージ王子がロレッタの方を見つめて立っていた。
「ロレッタ、久しぶりだな。やっと会えた・・・・・・お前からも言ってくれ俺達をこの国におくべきだと」
ジョージはロレッタの姿を見て不敵に笑う。
「ほぅ、ロレッタはこの二人がこの国に入る事に賛成なのかな?」
国王は興味深そうにロレッタに尋ねた。
「わ、私は・・・・・・」
ロレッタが否定しようとするとレミリアがロレッタの言葉を遮った。
「お姉様ならきっとそう言って下さいます!ねぇロレッタお姉様」
レミリアはフレッド王子の側からこちらを見てにっこりと笑っている。
あと少し手を伸ばせばフレッドの体に手が届きそうになっていた・・・・・・
ロレッタはレミリアの言葉よりもその手がフレッド様に触れる事が怖かった。
フレッド様まであの手を受け止めたら・・・・・・やっと自分の居場所が出来たと思ったら、また奪われるの?
フレッド様を見ると感情のわからない顔でレミリアを見つめていた。
ロレッタからジョージを盗み…まぁそれはいいとして、それからジョージが必要と無くなれば今度は自分に媚びを売ってくる。
しかもそれが当たり前のように隠そうともせず堂々と・・・・・・
今口を開けば汚い言葉を吐き出しそうになり、グッと堪えていると、シドが隣の部屋から現れた。
後ろを見るとここに一番いて欲しくない姿が見える。
「フレッド様・・・・・・それにジョージ様にレミリア?」
ロレッタはいきなり連れてこられて状況を飲み込めないでいるようで漠然とその様子を眺めている。
「これで役者が揃ったな」
陛下の声にロレッタは我に返ると慌てて膝を付つき陛下に挨拶をした。
「大変失礼致しました。御用があるとうかがい参りました」
今はとりあえず陛下の言葉を待とうと三人の方を見ないでいる。
何故自分が呼ばれたのかも二人がここにいるのかもわからなかった。
フレッド様からは二人を送り返すと聞いていたのに・・・・・・
チラッとフレッド様の方を盗み見ると心配そうな顔でこちらを見ている。
すると陛下からお声がかかった。
「気にするな、好きに話せば良い。久しぶりの元婚約者に実の妹との再会だ。存分に思いの丈を話せばよい」
「陛下・・・・・・いえ!父上何故ロレッタをここに連れてきたのですか!」
フレッド様は怒り、陛下に怒鳴りつけている。
ロレッタがフレッドに声をかけようかと迷っていると先にレミリアが声をかけてしまった。
「フレッド様落ち着いて、お父様にそんな口を聞いてはいけませんわ」
レミリアは心配そうに立ち上がるとフレッドの元に歩み寄ろうとする。
その姿にロレッタはビクッと肩を揺らした。
あの人の隣は・・・・・・
ロレッタは近づいていこうとするレミリアを見つめていると前を遮られる。
見ればジョージ王子がロレッタの方を見つめて立っていた。
「ロレッタ、久しぶりだな。やっと会えた・・・・・・お前からも言ってくれ俺達をこの国におくべきだと」
ジョージはロレッタの姿を見て不敵に笑う。
「ほぅ、ロレッタはこの二人がこの国に入る事に賛成なのかな?」
国王は興味深そうにロレッタに尋ねた。
「わ、私は・・・・・・」
ロレッタが否定しようとするとレミリアがロレッタの言葉を遮った。
「お姉様ならきっとそう言って下さいます!ねぇロレッタお姉様」
レミリアはフレッド王子の側からこちらを見てにっこりと笑っている。
あと少し手を伸ばせばフレッドの体に手が届きそうになっていた・・・・・・
ロレッタはレミリアの言葉よりもその手がフレッド様に触れる事が怖かった。
フレッド様まであの手を受け止めたら・・・・・・やっと自分の居場所が出来たと思ったら、また奪われるの?
フレッド様を見ると感情のわからない顔でレミリアを見つめていた。
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