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12.nanazon
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アヤカは来た道を戻り魔法陣を踏むと再びクランプさんの部屋へと戻ってきた…そっと隣の部屋を覗くと…
ホッ…
クランプはまだ部屋に戻って来ていなかった、アヤカは部屋から出て扉の前で安堵していると…
「お前…なぜここに?」
クランプさんがちょうど部屋に戻ってきた!
(危なかった…)
「い、いや…クランプさんに用があって…」
「私に?」
クランプが怪訝な顔を返すと
「うん!こう…工具みたいな物って無いかな?」
「工具?何に使うんだ…」
「えっと…部屋を少し改装しようと思って…ほらあの部屋ちょっとあれでしょ?私間違って連れて来られたじゃない?もう少しいい部屋でも罰は当たらないと思うんだけどなぁ…」
ちらっとクランプを見ると…
「くっ…しょうが無いな…ヤンに用意させて届けさせるから…大人しく部屋で待っていろ!あまり出歩かないよに!」
クランプが注意すると
「あっそうそうその言葉にだけど…私もっとここの魔王城のこと知りたいし、明日から色々と歩き回ってもいいかな?」
「はぁ?私の言ったことが聞こえなかったのか?出歩くなと言ったんだ!なんでそんな事をする!?」
「私はここに住むんだよ?その場所の事を知っておくのは大事だと思うけどなぁ…」
「なんなんだ…今までの人間はみな部屋で怯えていたのに…」
クランプがボソッと愚痴ると…
「人は人!私は私!」
クランプはため息をつくともういいと諦めた…。
クランプはヤンではない魔族を呼ぶと…
「その娘を部屋まで連れて行け…それとその娘が明日から城をうろつくが気にしないように皆に伝えろ…」
クランプが頭に手を当てて伝えると…
「えっ?こいつ…人ですよね?」
魔族がアヤカを指さす…
「そうだか…ちょっと変わったヤツでな…気にするな」
「は、はい…」
魔族がアヤカをちらっと見ると…
ニコッとアヤカは笑いかけ
「よろしくね!」
と挨拶を返した。
狼狽える魔族に連れられて部屋へと再び戻って来た。
部屋で携帯をいじっていると…
ドンドン!
部屋をノックされる、
「はーい!」
アヤカが扉を開けるとヤンさんが工具を抱えて立っていた…その顔は迷惑そうにしている。
「お前…なにをクランプ様に言ったんだ?」
何んでか知らないが怒っている。
「えっ?工具頼んだだけだよ?あっあと城を歩き回っていい許可をもらったの?そのくらいかな?」
指を折って数えるが大したことは頼んでない。
「はぁ…人とはもっと大人しいものじゃ無いのか…」
「それさーみんな言うけど…そんなのその人によってでしょ?魔族にだって色んな人がいるように人にだって色んな人がいると思うよ?」
「お前みたいのが何人もいてたまるか!」
「ひどーい!私の住んでた所に行けば私みたいのがうじゃうじゃいるけどな…」
アヤカの発言にヤンはゾクッと背筋が寒くなった…
「ま、まぁいい…とりあえずこれを渡せと言われた」
ヤンが工具が詰まった箱を渡そうとすると…
「おっ…重い…」
受け取るが一歩も動けないでいると…ヒョイっとヤンさんが渡した工具箱を取り上げた。
「そんな非力でよく生きて行けたな…」
部屋の奥に箱を置いてくれる
「非力って、普通だよ女の子はこんなもんでしょ?」
「知らん」
ヤンはさっさと帰ろうとすると…
「あっ!ヤンさん…」
アヤカがヤンを引き止めると…振り返る。
「なんだ…」
警戒していると…
「い、色々と…ありがと」
アヤカがお礼を言うと、ヤンはフッと笑って
「いつもそのくらい大人しいといいのにな」
笑いながら部屋を出ていった…
「いつも大人しいと思うけどなぁ…」
アヤカは独り言を呟くと…ヤンさんが持ってきた工具箱を漁る。
「うーん…ノコギリでは無理だよね…これは…何に使うんだ?」
工具を漁って見るが…何に使うものかよく分からない…とりあえず全部写真に取って携帯にしまっておくと
(リムドの所に行って使えそうなもので試して見ればいいかな)
アヤカは携帯をいじると…
(そういえば…新しいアプリのnanazonって何かまだ見てなかったな…)
アプリを開くと…
「これって…」
どう見てもネットショッピングの画面だった…
「なにこれ?えっ…買えるの?」
ものは試しに送料無料のお菓子の詰め合わせをカートに入れてみる。画面がすすみ名前や住所、電話番号と登録していくと…
「あっ…お金…」
そうだ…お金がない…
金額の表示は2980Gとなっていた…
(あれ?そう言えばミゲルさんにとりあえず前金で50万G貰ったよね…)
アヤカは残金を表示してみると…そこにはきっちり50万Gと書かれていた。
「これは…このお金が使えるのかな…」
アヤカは注文画面に戻り…購入を押す。
【注文受付中】
「注文…出来たのか?でもどうやって届くの?」
アヤカが画面を見ていると…
【配達中】
「早!もう配達!?でも…ここに届くのかなぁ」
心配そうに扉を眺めていると…
ドサッ
後ろから物音がした、アヤカが振り返ると…そこにはダンボールが置いてあった…
「えっ…どうやって来たの?」
配達された瞬間を見逃してしまった。
アヤカは携帯を確認すると…
【配達完了】
「凄い…超早いじゃん!前のより便利だわー!」
アヤカはダンボールを開けるとそこには確かに注文したお菓子の詰め合わせが入っていた、一つ手に取り食べて見ると…
「うん!美味しい~この世界は料理は美味しいけどデザート系があんまりないからなぁ~」
アヤカはもう一つお菓子を手に取ると残りは写真を撮ってしまっておく事にした。
「他には何があるのかなぁ…」
nanazonを開いて商品を確認すると…
「いいモノみっけ…」
アヤカは迷うことなくポチッとボタンを押した。
ホッ…
クランプはまだ部屋に戻って来ていなかった、アヤカは部屋から出て扉の前で安堵していると…
「お前…なぜここに?」
クランプさんがちょうど部屋に戻ってきた!
(危なかった…)
「い、いや…クランプさんに用があって…」
「私に?」
クランプが怪訝な顔を返すと
「うん!こう…工具みたいな物って無いかな?」
「工具?何に使うんだ…」
「えっと…部屋を少し改装しようと思って…ほらあの部屋ちょっとあれでしょ?私間違って連れて来られたじゃない?もう少しいい部屋でも罰は当たらないと思うんだけどなぁ…」
ちらっとクランプを見ると…
「くっ…しょうが無いな…ヤンに用意させて届けさせるから…大人しく部屋で待っていろ!あまり出歩かないよに!」
クランプが注意すると
「あっそうそうその言葉にだけど…私もっとここの魔王城のこと知りたいし、明日から色々と歩き回ってもいいかな?」
「はぁ?私の言ったことが聞こえなかったのか?出歩くなと言ったんだ!なんでそんな事をする!?」
「私はここに住むんだよ?その場所の事を知っておくのは大事だと思うけどなぁ…」
「なんなんだ…今までの人間はみな部屋で怯えていたのに…」
クランプがボソッと愚痴ると…
「人は人!私は私!」
クランプはため息をつくともういいと諦めた…。
クランプはヤンではない魔族を呼ぶと…
「その娘を部屋まで連れて行け…それとその娘が明日から城をうろつくが気にしないように皆に伝えろ…」
クランプが頭に手を当てて伝えると…
「えっ?こいつ…人ですよね?」
魔族がアヤカを指さす…
「そうだか…ちょっと変わったヤツでな…気にするな」
「は、はい…」
魔族がアヤカをちらっと見ると…
ニコッとアヤカは笑いかけ
「よろしくね!」
と挨拶を返した。
狼狽える魔族に連れられて部屋へと再び戻って来た。
部屋で携帯をいじっていると…
ドンドン!
部屋をノックされる、
「はーい!」
アヤカが扉を開けるとヤンさんが工具を抱えて立っていた…その顔は迷惑そうにしている。
「お前…なにをクランプ様に言ったんだ?」
何んでか知らないが怒っている。
「えっ?工具頼んだだけだよ?あっあと城を歩き回っていい許可をもらったの?そのくらいかな?」
指を折って数えるが大したことは頼んでない。
「はぁ…人とはもっと大人しいものじゃ無いのか…」
「それさーみんな言うけど…そんなのその人によってでしょ?魔族にだって色んな人がいるように人にだって色んな人がいると思うよ?」
「お前みたいのが何人もいてたまるか!」
「ひどーい!私の住んでた所に行けば私みたいのがうじゃうじゃいるけどな…」
アヤカの発言にヤンはゾクッと背筋が寒くなった…
「ま、まぁいい…とりあえずこれを渡せと言われた」
ヤンが工具が詰まった箱を渡そうとすると…
「おっ…重い…」
受け取るが一歩も動けないでいると…ヒョイっとヤンさんが渡した工具箱を取り上げた。
「そんな非力でよく生きて行けたな…」
部屋の奥に箱を置いてくれる
「非力って、普通だよ女の子はこんなもんでしょ?」
「知らん」
ヤンはさっさと帰ろうとすると…
「あっ!ヤンさん…」
アヤカがヤンを引き止めると…振り返る。
「なんだ…」
警戒していると…
「い、色々と…ありがと」
アヤカがお礼を言うと、ヤンはフッと笑って
「いつもそのくらい大人しいといいのにな」
笑いながら部屋を出ていった…
「いつも大人しいと思うけどなぁ…」
アヤカは独り言を呟くと…ヤンさんが持ってきた工具箱を漁る。
「うーん…ノコギリでは無理だよね…これは…何に使うんだ?」
工具を漁って見るが…何に使うものかよく分からない…とりあえず全部写真に取って携帯にしまっておくと
(リムドの所に行って使えそうなもので試して見ればいいかな)
アヤカは携帯をいじると…
(そういえば…新しいアプリのnanazonって何かまだ見てなかったな…)
アプリを開くと…
「これって…」
どう見てもネットショッピングの画面だった…
「なにこれ?えっ…買えるの?」
ものは試しに送料無料のお菓子の詰め合わせをカートに入れてみる。画面がすすみ名前や住所、電話番号と登録していくと…
「あっ…お金…」
そうだ…お金がない…
金額の表示は2980Gとなっていた…
(あれ?そう言えばミゲルさんにとりあえず前金で50万G貰ったよね…)
アヤカは残金を表示してみると…そこにはきっちり50万Gと書かれていた。
「これは…このお金が使えるのかな…」
アヤカは注文画面に戻り…購入を押す。
【注文受付中】
「注文…出来たのか?でもどうやって届くの?」
アヤカが画面を見ていると…
【配達中】
「早!もう配達!?でも…ここに届くのかなぁ」
心配そうに扉を眺めていると…
ドサッ
後ろから物音がした、アヤカが振り返ると…そこにはダンボールが置いてあった…
「えっ…どうやって来たの?」
配達された瞬間を見逃してしまった。
アヤカは携帯を確認すると…
【配達完了】
「凄い…超早いじゃん!前のより便利だわー!」
アヤカはダンボールを開けるとそこには確かに注文したお菓子の詰め合わせが入っていた、一つ手に取り食べて見ると…
「うん!美味しい~この世界は料理は美味しいけどデザート系があんまりないからなぁ~」
アヤカはもう一つお菓子を手に取ると残りは写真を撮ってしまっておく事にした。
「他には何があるのかなぁ…」
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「いいモノみっけ…」
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