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37.アヤカ様
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リムドはアヤカから携帯を受けるが…使い方がわからない…
「すまんがどうすればいい?」
アヤカに聞くと
「nanazonって書いてある所をタッチしてみて」
「ナナゾン…ここにそのように書いてあるのか?」
リムドが顔を顰めると
「あっ!そうかその文字読めないんだね…えっとねこれだよ」
アヤカがタッチする場所を教えると…
「これか…」
リムドが触るが反応がない…
「あれ?壊れた?」
アヤカがタッチしてみると…問題なく起動する。
「私もよろしいですか…」
クランプが近づくと画面をタッチしてみるが反応がない…
「えー?なんでだ…」
ホームボタンも押してみるが何も起動しない。
「どうやらこれはアヤカにしか使えない…ということだな!」
リムドが勝ち誇ったように笑うと
「そのようですね…という事はアヤカ…さん」
「さん!?」
クランプさんから様など呼ばれてゾワッと全身に鳥肌が立つ!
「やめて!気持ち悪い!」
震えてリムドの後ろに隠れると
「この…小娘が!」
怯えてクランプさんを見つめるといつもの呼び方に戻った。
「あっ…よかった~もうそれでいいです。クランプさんからさんとか様で呼ばれると思うと…」
想像してぶるっと震える。
「わかりました…でしたらお望み通り…アヤカと呼びましょう」
リムドがピクっと形のいい眉をあげた。
「お前までそのように呼ぶ必要は無いのでは?」
「いいよ、さんで呼ばれるよりマシだもん」
「アヤカもそう言っているのでリムド様…我慢して下さい」
リムドはムッとして顔を逸らすと…
「アヤカ、ではこれから人の国のもの達と会いますが人間とバレないようにイブ達と共にリムド様のおそばにおりなさい」
「はーい」
「いいですか!その携帯とやらを使えるのはここにいる私達だけの秘密にしておきます…その力は考え次第では国を潰せます…」
「まさか~ただの宅配アプリなのに」
アヤカが笑うがクランプはもちろんリムドもイブ達も誰も笑わない。
「あれ?」
「アヤカにはそんな気がないから考えもしないのかもしれないが…その小さな物に何でもしまえて好きな時に取り出せる…しかもこの世界の水準よりはるかに高度な技術の物を出せるのだ…見るやつが見ればお前は金の卵だ」
「嘘…」
「聞くがその〝取り寄せる〟物の中に武器や人を傷つけるものは無いのか?」
「えっ…わかんない、見た事無かったから」
アヤカは検索をしてみる…『武器』…と
するとズラっと現世でテレビや本などでしか見た事も無いような銃やらナイフ…バズーカなど使いたも分からないような銃器などが出てきた。
「やだ…」
こんなもの普通ならネットじゃ買えないはず…
アヤカの手が震えるとその上からリムドがそっと添えた。
「大丈夫だ、俺がお前にそんな物は買わせない…」
「私は少し興味ありますがね…」
「クランプ!」
リムドが睨むと、アヤカは二人のやり取りにふっと肩の力が抜けた。
「すまんがどうすればいい?」
アヤカに聞くと
「nanazonって書いてある所をタッチしてみて」
「ナナゾン…ここにそのように書いてあるのか?」
リムドが顔を顰めると
「あっ!そうかその文字読めないんだね…えっとねこれだよ」
アヤカがタッチする場所を教えると…
「これか…」
リムドが触るが反応がない…
「あれ?壊れた?」
アヤカがタッチしてみると…問題なく起動する。
「私もよろしいですか…」
クランプが近づくと画面をタッチしてみるが反応がない…
「えー?なんでだ…」
ホームボタンも押してみるが何も起動しない。
「どうやらこれはアヤカにしか使えない…ということだな!」
リムドが勝ち誇ったように笑うと
「そのようですね…という事はアヤカ…さん」
「さん!?」
クランプさんから様など呼ばれてゾワッと全身に鳥肌が立つ!
「やめて!気持ち悪い!」
震えてリムドの後ろに隠れると
「この…小娘が!」
怯えてクランプさんを見つめるといつもの呼び方に戻った。
「あっ…よかった~もうそれでいいです。クランプさんからさんとか様で呼ばれると思うと…」
想像してぶるっと震える。
「わかりました…でしたらお望み通り…アヤカと呼びましょう」
リムドがピクっと形のいい眉をあげた。
「お前までそのように呼ぶ必要は無いのでは?」
「いいよ、さんで呼ばれるよりマシだもん」
「アヤカもそう言っているのでリムド様…我慢して下さい」
リムドはムッとして顔を逸らすと…
「アヤカ、ではこれから人の国のもの達と会いますが人間とバレないようにイブ達と共にリムド様のおそばにおりなさい」
「はーい」
「いいですか!その携帯とやらを使えるのはここにいる私達だけの秘密にしておきます…その力は考え次第では国を潰せます…」
「まさか~ただの宅配アプリなのに」
アヤカが笑うがクランプはもちろんリムドもイブ達も誰も笑わない。
「あれ?」
「アヤカにはそんな気がないから考えもしないのかもしれないが…その小さな物に何でもしまえて好きな時に取り出せる…しかもこの世界の水準よりはるかに高度な技術の物を出せるのだ…見るやつが見ればお前は金の卵だ」
「嘘…」
「聞くがその〝取り寄せる〟物の中に武器や人を傷つけるものは無いのか?」
「えっ…わかんない、見た事無かったから」
アヤカは検索をしてみる…『武器』…と
するとズラっと現世でテレビや本などでしか見た事も無いような銃やらナイフ…バズーカなど使いたも分からないような銃器などが出てきた。
「やだ…」
こんなもの普通ならネットじゃ買えないはず…
アヤカの手が震えるとその上からリムドがそっと添えた。
「大丈夫だ、俺がお前にそんな物は買わせない…」
「私は少し興味ありますがね…」
「クランプ!」
リムドが睨むと、アヤカは二人のやり取りにふっと肩の力が抜けた。
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