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36.検証
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「リムド…人間達と戦うの?」
アヤカはリムドの服をついっと掴むとこっそりと話しかける。
「アヤカには辛いかもしれんが向こうが仕掛けて来るのなら受けて立つまでだ」
「そう…」
アヤカの悲しそうな顔にリムドはアヤカを引き寄せると
「アヤカも来い。ずっと俺のそばを離れるなよ」
「「えっ!」」
アヤカとクランプが同時に声を発すると
「リムド様!何故アヤカを?」
「人が攻めてくるかもしれんのにアヤカを一人には出来ない、それにお前は俺のメイドだろ?常にそばにいればいいんだ」
「わかりました…アヤカとりあえずその魔法の検証は後でだ!もし何かあればそれでリムド様を守るのだぞ」
「えっ…それは無理です。だってお金なくなっちゃったし」
「金?あれを使うのに金が必要なのか?」
「そりゃそうだよ!買って取り寄せてるんだもん」
「取り寄せる?どんな原理かわからないが…しょうがない…」
クランプはちょっと待っていろと部屋を出るとすぐに戻ってきた。
その手には大きな袋を持っている。
「ほら、金だ。これくらいで何とかなるか?」
「いやいや!なんのお金?こんなにっていくらあるかわかんないけど貰えないよ!」
アヤカがブンブンと首を振ると
「リムド様にお仕えする分の前金だと思え!それにお前が使うのでなくリムド様が使うとなれば必要経費だからな」
「うーん…まぁわかった…」
アヤカはパシャと写真を取るとお金が一瞬で消える。
「な、何をした!」
クランプが驚くと
「何って…お金をしまったんだけど、こうしないと使えないし…」
「まて…今のは収納したのか?他のものもしまえるのか?」
「えー…うんたぶん。生きてる物とかは無理だよ」
「なら…この机はどうだ?」
「机?こんな大きいのはどうなんだろ…」
アヤカは一応撮って見ると…机が画面からはみ出してしまう。
『枠内に入れて撮って下さい』
エラーが表示される。
「あれ?」
消えない机にクランプがため息をつく。
「なんだ…やはりその程度か…」
そうは言いつつほっとしていると
「ちょっと待ってもう一回…」
今度は少し下がって机を全て写真に収めると…
パシャ!
押すと同時に机が消えた…
「あっ出来たよ!ちゃんと撮れば大丈夫みたい」
笑ってクランプを見ると、クランプの顔が真顔になる。
「それは…他のやつも出来るのか?」
「それ?この携帯?」
「おい!クランプ!」
リムドが注意すると
「それによっては守るものが何かしっかりとわかります!」
リムドとクランプが不機嫌になり、何か言い争っている。
「アヤカの物を奪う事は許さんぞ…」
リムドがアヤカに聞こえないようにクランプに唸る。
「ですがそれをもし人間共に取られたら?キチンと検証はしなくてはなりません!それによっては人間共に滅ぼされかねませんよ!」
クランプの言葉にリムドはわかっていると顔を曇らせた…そしてアヤカを見つめると
「アヤカ…私が使ってみてもいいか?」
リムドが優しく声をかける。
「えっ…別にいいけど返してね」
「もちろんだ」
リムドは頷くとアヤカから携帯を受け取った。
アヤカはリムドの服をついっと掴むとこっそりと話しかける。
「アヤカには辛いかもしれんが向こうが仕掛けて来るのなら受けて立つまでだ」
「そう…」
アヤカの悲しそうな顔にリムドはアヤカを引き寄せると
「アヤカも来い。ずっと俺のそばを離れるなよ」
「「えっ!」」
アヤカとクランプが同時に声を発すると
「リムド様!何故アヤカを?」
「人が攻めてくるかもしれんのにアヤカを一人には出来ない、それにお前は俺のメイドだろ?常にそばにいればいいんだ」
「わかりました…アヤカとりあえずその魔法の検証は後でだ!もし何かあればそれでリムド様を守るのだぞ」
「えっ…それは無理です。だってお金なくなっちゃったし」
「金?あれを使うのに金が必要なのか?」
「そりゃそうだよ!買って取り寄せてるんだもん」
「取り寄せる?どんな原理かわからないが…しょうがない…」
クランプはちょっと待っていろと部屋を出るとすぐに戻ってきた。
その手には大きな袋を持っている。
「ほら、金だ。これくらいで何とかなるか?」
「いやいや!なんのお金?こんなにっていくらあるかわかんないけど貰えないよ!」
アヤカがブンブンと首を振ると
「リムド様にお仕えする分の前金だと思え!それにお前が使うのでなくリムド様が使うとなれば必要経費だからな」
「うーん…まぁわかった…」
アヤカはパシャと写真を取るとお金が一瞬で消える。
「な、何をした!」
クランプが驚くと
「何って…お金をしまったんだけど、こうしないと使えないし…」
「まて…今のは収納したのか?他のものもしまえるのか?」
「えー…うんたぶん。生きてる物とかは無理だよ」
「なら…この机はどうだ?」
「机?こんな大きいのはどうなんだろ…」
アヤカは一応撮って見ると…机が画面からはみ出してしまう。
『枠内に入れて撮って下さい』
エラーが表示される。
「あれ?」
消えない机にクランプがため息をつく。
「なんだ…やはりその程度か…」
そうは言いつつほっとしていると
「ちょっと待ってもう一回…」
今度は少し下がって机を全て写真に収めると…
パシャ!
押すと同時に机が消えた…
「あっ出来たよ!ちゃんと撮れば大丈夫みたい」
笑ってクランプを見ると、クランプの顔が真顔になる。
「それは…他のやつも出来るのか?」
「それ?この携帯?」
「おい!クランプ!」
リムドが注意すると
「それによっては守るものが何かしっかりとわかります!」
リムドとクランプが不機嫌になり、何か言い争っている。
「アヤカの物を奪う事は許さんぞ…」
リムドがアヤカに聞こえないようにクランプに唸る。
「ですがそれをもし人間共に取られたら?キチンと検証はしなくてはなりません!それによっては人間共に滅ぼされかねませんよ!」
クランプの言葉にリムドはわかっていると顔を曇らせた…そしてアヤカを見つめると
「アヤカ…私が使ってみてもいいか?」
リムドが優しく声をかける。
「えっ…別にいいけど返してね」
「もちろんだ」
リムドは頷くとアヤカから携帯を受け取った。
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