せっかく異世界に来たんだから楽しまないと!ポジティブ女子の異世界生活

三園 七詩

文字の大きさ
38 / 48

38.ドラゴンリムド

しおりを挟む
「ありがとう…二人とも。私もこの画面はロックかけとくよ」

「ロック…そんな事も出来るのですね!ますます凄い…」

クランプが目を見開くと

「これで断然アヤカをよその国へ取られる訳には行かなくなりました…」

「もとよりやるつもりはない!」

リムドがギュッとアヤカを抱きしめると

「不本意ですが…仕方ありません。これよりアヤカは魔族の国の重要人物と致します。多少のわがままは聞きますからそのつもりで…」

「あ、ありがとうございます…まぁ楽しく暮らせれば大丈夫です…あっ!たまにクランプさんとヤンさんのイチャイチャとか見たいけど…」

「それは却下致します!」

「はーい…」

まぁ盗み見ればいいや…

アヤカは仕方なく返事を返すと…

「リムド様…人間共が到着致しました」

魔族の一人が呼びに来た…

「我々も準備万端です…」

ニヤッと笑うと

「いいか、私が合図を出すまで手を出すことは許さんと伝えよ。もし守らないやつがいたら…まずはそいつで力の加減を確認するからな」

「は、はい!」

魔族の人は慌てて頷くと顔を引きしてめその事を伝えに戻っていった。

「では行きましょう。イブ、アヤカを何があってもお守りしろ」

クランプがイブに命令すると

「もとよりそのつもりです」

イブが微笑んで頷いた。

「アヤカ様は私とローの間を付いてきて下さいませ」

「は、はい」

「リムド様を真ん中に右にアヤカ様とロー、右に私とランで立ちます」

コクコクと緊張して頷くと…

「そんなに緊張するな、アヤカは何も心配せずに安心して私の隣に立てばよい、何かあっても必ず守るからな」

「あ、ありがとう…」

アヤカがお礼を言うと

「だからと言ってメイドに手を出すような事はしないでください!しかもアヤカは魔族の国の重要人物となりました!リムド様といえど無闇に手出しはどうかと思いますよ」

クランプが注意すると

「おっ!クランプさんたまにはいい事言うね!」

アヤカがウインクするとその顔を隠すようにリムドがアヤカの顔を手で覆った。

「お前は私だけ見れいればいいのだ…」

グイッとアヤカを自分の方に向ける。

「そ、それは無理!」

アヤカは逃げるようにイブさんの後ろに隠れた。

「アヤカ様大丈夫ですか?」

イブさんが心配そうに声をかけると

「リムド様、アヤカ様は繊細なのです!焦らずゆっくりじっくりお願い致します」

「そうなのか…アヤカはドラゴンの時の方が積極的だったな…」

リムドがため息をつくと

「だって…あの時は子供だと思ってたから…そんなにかっこいい人だとは…」

「ならこれならどうだ?」

リムドはアヤカに始めて会った時の姿になると…

「あ、リムド…」

アヤカの顔が緩む…

リムドはパタパタとアヤカの前に飛ぶと手を差し出した。

アヤカは反射的にその手を掴むとリムドはアヤカの腕に飛び込んだ!

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ご褒美人生~転生した私の溺愛な?日常~

紅子
恋愛
魂の修行を終えた私は、ご褒美に神様から丈夫な身体をもらい最後の転生しました。公爵令嬢に生まれ落ち、素敵な仮婚約者もできました。家族や仮婚約者から溺愛されて、幸せです。ですけど、神様。私、お願いしましたよね?寿命をベッドの上で迎えるような普通の目立たない人生を送りたいと。やりすぎですよ💢神様。 毎週火・金曜日00:00に更新します。→完結済みです。毎日更新に変更します。 R15は、念のため。 自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)

ストーカーから逃げ切ったのも束の間、転移後はヤンデレ騎士団に殺されかけている現実!

由汰のらん
ファンタジー
ストーカーから逃げていたある日、ハルは異世界に召喚されてしまう。 しかし神官によれば、どうやらハルは間違って召喚された模様。さらに王子に盾ついてしまったことがきっかけで、ハルは国外追放されてしまう。 さらに連行されている道中、魔族に襲われ、ハルの荷馬車は置き去りに。 そのさなか、黒い閃光を放つ騎士が、ハルに取引を持ちかけてきた。 「貴様の血を差し出せ。さすれば助けてやろう。」 やたら態度のでかい騎士は、なんとダンピールだった! しかしハルの血が特殊だと知った騎士はハルを連れ帰って? いっそ美味しい血と癒しを与えるダンピール騎士団のセラピストを目指します!

【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました

ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。 名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。 ええ。私は今非常に困惑しております。 私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。 ...あの腹黒が現れるまでは。 『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。 個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。

おばさんは、ひっそり暮らしたい

蝋梅
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。 たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。 さて、生きるには働かなければならない。 「仕方がない、ご飯屋にするか」 栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。 「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」 意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。 騎士サイド追加しました。2023/05/23 番外編を不定期ですが始めました。

神様の手違いで、おまけの転生?!お詫びにチートと無口な騎士団長もらっちゃいました?!

カヨワイさつき
恋愛
最初は、日本人で受験の日に何かにぶつかり死亡。次は、何かの討伐中に、死亡。次に目覚めたら、見知らぬ聖女のそばに、ポツンとおまけの召喚?あまりにも、不細工な為にその場から追い出されてしまった。 前世の記憶はあるものの、どれをとっても短命、不幸な出来事ばかりだった。 全てはドジで少し変なナルシストの神様の手違いだっ。おまけの転生?お詫びにチートと無口で不器用な騎士団長もらっちゃいました。今度こそ、幸せになるかもしれません?!

魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました【完結】

iru
恋愛
第19回 恋愛小説大賞エントリーしています。ぜひ1票お願いします。 小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。 両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。 両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。 しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。 魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。 自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。 一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。 初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。 恋人になりたいが、年上で雇い主。 もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。 そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。 そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。 レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか? 両片思いのすれ違いのお話です。

『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』

透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。 「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」 そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが! 突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!? 気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態! けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で―― 「なんて可憐な子なんだ……!」 ……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!? これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!? ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

処理中です...