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44.条件
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クランプの言葉にアヤカは一瞬ポカンとするが…
「それ!すごくいいアイデア!」
アヤカが顔を輝かせてクランプさんを指さした!
「小娘…指を指すな」
クランプがイラッとするがアヤカは気にした様子もない。
「まぁそこなら問題無いな…アヤカもそれなら俺のそばを離れるなどと言う戯言は言わないな?」
「バーバラさん達を置いてくれるなら」
アヤカが頷くと
「い、いけません…私達の為に魔王様の奴隷になるおつもりですか!」
バーバラが首を振ると
「奴隷だと…」
リムドが心外だとバーバラを睨みつけると
「あっ…」
バーバラは恐怖で動けなくなる…しかしアヤカの為と踏ん張ると…その間に当の本人が立った。
「ちょっと!本人抜きで喧嘩しないでくれるのかな、先ずはバーバラ…リムド…この魔王様は友達みたいなものなの、私を決して傷つけたりしない優しい魔族なんだよ」
「アヤカ様…何を…」
バーバラが驚くと
「それにリムド!いちいち怒るの良くないよ!王様ならもっと心にゆとりを持った方がいいんじゃないの?」
「アヤカはそういう方が好きなのか?」
「そうだね…うん!落ち着いてる大人の男性の方が萌えるね」
「燃える…?まぁわかった…怒らないように…だな」
リムドが頷くと
「アヤカ様…あなたは一体…」
バーバラが驚きアヤカを見つめると
「ごめんね…全てを話すわけにはいかないんだけど…私はこの魔族の国でお世話になってるんだ…きっとここの人間達は魔族を誤解してると思うよ。リムドも話してみるととっても優しいんだ」
アヤカが笑ってそういうが…クランプとイブ達は内心苦笑する。
リムドは決して優しくなどない…それはアヤカにたいしてだけだと本人以外は気がついていた。
「だからお願い…もう少し頑張って生きてみてくれないかな…」
アヤカがお願いすると
「私達はまだ生きていいと?」
「もちろん!今まで通り暮らせばいいよ…ね!」
アヤカがリムドを見て笑うと
「ああ、そうだな」
リムドはアヤカの笑顔に同意する。
「ああ…なんと慈悲深い…本当の悪魔はあの国の貴族達だったのですね」
バーバラ達はリムドを見つめて膝をつくと頭を下げた。
バーバラ達はほっとすると皆倒れ込んでしまった…どうやらずっと張り詰めていた思いの緊張が解けてしまったようだ。
「みんな!」
アヤカが駆け寄ると…
「どうやら寝ているようですよ…余程疲れていたのでしょう」
ローとランが人間達の様子を確認する。
「リムド…みんな体力が戻るまででいいからここで休ませてあげてくれないかな?」
アヤカはリムドのそばにいって伺うように見つめると
「もちろん構わない…その代わり条件がある」
「なに?私に出来ることなら…」
「むしろアヤカにしか出来ないから大丈夫だ」
リムドはニコッと笑った。
「それ!すごくいいアイデア!」
アヤカが顔を輝かせてクランプさんを指さした!
「小娘…指を指すな」
クランプがイラッとするがアヤカは気にした様子もない。
「まぁそこなら問題無いな…アヤカもそれなら俺のそばを離れるなどと言う戯言は言わないな?」
「バーバラさん達を置いてくれるなら」
アヤカが頷くと
「い、いけません…私達の為に魔王様の奴隷になるおつもりですか!」
バーバラが首を振ると
「奴隷だと…」
リムドが心外だとバーバラを睨みつけると
「あっ…」
バーバラは恐怖で動けなくなる…しかしアヤカの為と踏ん張ると…その間に当の本人が立った。
「ちょっと!本人抜きで喧嘩しないでくれるのかな、先ずはバーバラ…リムド…この魔王様は友達みたいなものなの、私を決して傷つけたりしない優しい魔族なんだよ」
「アヤカ様…何を…」
バーバラが驚くと
「それにリムド!いちいち怒るの良くないよ!王様ならもっと心にゆとりを持った方がいいんじゃないの?」
「アヤカはそういう方が好きなのか?」
「そうだね…うん!落ち着いてる大人の男性の方が萌えるね」
「燃える…?まぁわかった…怒らないように…だな」
リムドが頷くと
「アヤカ様…あなたは一体…」
バーバラが驚きアヤカを見つめると
「ごめんね…全てを話すわけにはいかないんだけど…私はこの魔族の国でお世話になってるんだ…きっとここの人間達は魔族を誤解してると思うよ。リムドも話してみるととっても優しいんだ」
アヤカが笑ってそういうが…クランプとイブ達は内心苦笑する。
リムドは決して優しくなどない…それはアヤカにたいしてだけだと本人以外は気がついていた。
「だからお願い…もう少し頑張って生きてみてくれないかな…」
アヤカがお願いすると
「私達はまだ生きていいと?」
「もちろん!今まで通り暮らせばいいよ…ね!」
アヤカがリムドを見て笑うと
「ああ、そうだな」
リムドはアヤカの笑顔に同意する。
「ああ…なんと慈悲深い…本当の悪魔はあの国の貴族達だったのですね」
バーバラ達はリムドを見つめて膝をつくと頭を下げた。
バーバラ達はほっとすると皆倒れ込んでしまった…どうやらずっと張り詰めていた思いの緊張が解けてしまったようだ。
「みんな!」
アヤカが駆け寄ると…
「どうやら寝ているようですよ…余程疲れていたのでしょう」
ローとランが人間達の様子を確認する。
「リムド…みんな体力が戻るまででいいからここで休ませてあげてくれないかな?」
アヤカはリムドのそばにいって伺うように見つめると
「もちろん構わない…その代わり条件がある」
「なに?私に出来ることなら…」
「むしろアヤカにしか出来ないから大丈夫だ」
リムドはニコッと笑った。
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