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「ふ、ざ、け、ん、な!」
ルーダはムーマの髪の毛を掴んで顔を上げさせると…
「痛い、痛い!ほら…二人ならそうそう襲われ無いだろ?なっ!」
ムーマが必死にルーダを宥める…
ルーダが頭にきて座ったソファーから腰を上げると…
トン…
何かが足にあたる…
ソファーの下を覗き込むと…サァーっと一気に顔が青くなる…
その様子に…
「ど、どうしたんだ?何があった?」
ムーマもソファーの下を覗き込んだ…そこには…
先端が〇〇な✕✕した動く△△…なんの薬かわからない…怪しい文字で書かれた薬…
歪な形の野菜…中身が半分無い〇△✕…どう使うのか…ずっと連なった〇✕〇✕のボール…
「す、すみません…気分が悪く…トイレは…」
ルーダがスっ立ち上がると…
「大丈夫?そこの扉を出て右よ」
ルーダがフラフラと歩いて扉に向かうと…
ガンッ!積まれた箱に足をぶつける…
「グッア…」
足を抑える蹲ると…
「あらやだぁ!ごめんなさいねぇこんな所に置いておいて…」
ジャマルが駆け付け箱を軽く退かす…
(嘘だろ…蹴ったけどビクともしなかったぞ…)
軽く足でずらしたジャマルを見ると…
「あっこれ?これは…ジャーン!オリーブオイル~これが食べてよし!塗ってよし!もう使い勝手がいいのよ~」
「塗る…」
使い方に疑問をもつと…
「そう、肌に塗っても被れないし…ほら私ってデリケートじゃない?やっぱり肌につけるものは安全じゃ無いとね!それに…口に入っても安全だしね!」
オリーブオイルを持ち顔の前でウインクすると…
「ルーダちゃんも試してみる?」
ジャマルが熱い視線を送ると…
「い、いえ!俺は結構です!ちょ、ちょっと失礼します!」
ルーダがトイレに逃げ込むと…
「あら…そんなにきてたのかしら…まぁ…ちゃんと出さないとね…」
ジャマルはオリーブオイルを持ったままキッチンへと戻った…
ルーダは急いで扉を開けて左手に行くと…左手
目の前の扉を開く…
ビクッ!
そこには薄暗い中に人影があった…
(しまった…トイレは右手か…)
「す、すみません」
ルーダが頭を下げるが反応が無い…そっと伺うように顔を上げると…そこには
「人形?」
等身大の人形が置いてあった…
「なんだこれ?嫌にリアルだな…それになんだか甘ったるい匂いが…」
クラっとすると…
バタン!
後ろに影ができて…逞しい腕が伸び扉を閉めた。
ルーダは恐ろしさのあまり固まると…
「…ルーダちゃん……乙女の寝室は覗いちゃ駄目よ…♡」
「ひゃい!すみません!すみません!トイレと間違えて!何も見てません!暗くて何も見えませんでした!」
ルーダが土下座して謝ると…
「やだぁ~そんなに怒ってないわよぉ~別にルーダちゃんが入りたいなら構わないわよ…そ・の・か・わ・り…二人っきりの時にね♡」
そう言うとポンと鼻の頭に指を軽く置かれた…。
ルーダはムーマの髪の毛を掴んで顔を上げさせると…
「痛い、痛い!ほら…二人ならそうそう襲われ無いだろ?なっ!」
ムーマが必死にルーダを宥める…
ルーダが頭にきて座ったソファーから腰を上げると…
トン…
何かが足にあたる…
ソファーの下を覗き込むと…サァーっと一気に顔が青くなる…
その様子に…
「ど、どうしたんだ?何があった?」
ムーマもソファーの下を覗き込んだ…そこには…
先端が〇〇な✕✕した動く△△…なんの薬かわからない…怪しい文字で書かれた薬…
歪な形の野菜…中身が半分無い〇△✕…どう使うのか…ずっと連なった〇✕〇✕のボール…
「す、すみません…気分が悪く…トイレは…」
ルーダがスっ立ち上がると…
「大丈夫?そこの扉を出て右よ」
ルーダがフラフラと歩いて扉に向かうと…
ガンッ!積まれた箱に足をぶつける…
「グッア…」
足を抑える蹲ると…
「あらやだぁ!ごめんなさいねぇこんな所に置いておいて…」
ジャマルが駆け付け箱を軽く退かす…
(嘘だろ…蹴ったけどビクともしなかったぞ…)
軽く足でずらしたジャマルを見ると…
「あっこれ?これは…ジャーン!オリーブオイル~これが食べてよし!塗ってよし!もう使い勝手がいいのよ~」
「塗る…」
使い方に疑問をもつと…
「そう、肌に塗っても被れないし…ほら私ってデリケートじゃない?やっぱり肌につけるものは安全じゃ無いとね!それに…口に入っても安全だしね!」
オリーブオイルを持ち顔の前でウインクすると…
「ルーダちゃんも試してみる?」
ジャマルが熱い視線を送ると…
「い、いえ!俺は結構です!ちょ、ちょっと失礼します!」
ルーダがトイレに逃げ込むと…
「あら…そんなにきてたのかしら…まぁ…ちゃんと出さないとね…」
ジャマルはオリーブオイルを持ったままキッチンへと戻った…
ルーダは急いで扉を開けて左手に行くと…左手
目の前の扉を開く…
ビクッ!
そこには薄暗い中に人影があった…
(しまった…トイレは右手か…)
「す、すみません」
ルーダが頭を下げるが反応が無い…そっと伺うように顔を上げると…そこには
「人形?」
等身大の人形が置いてあった…
「なんだこれ?嫌にリアルだな…それになんだか甘ったるい匂いが…」
クラっとすると…
バタン!
後ろに影ができて…逞しい腕が伸び扉を閉めた。
ルーダは恐ろしさのあまり固まると…
「…ルーダちゃん……乙女の寝室は覗いちゃ駄目よ…♡」
「ひゃい!すみません!すみません!トイレと間違えて!何も見てません!暗くて何も見えませんでした!」
ルーダが土下座して謝ると…
「やだぁ~そんなに怒ってないわよぉ~別にルーダちゃんが入りたいなら構わないわよ…そ・の・か・わ・り…二人っきりの時にね♡」
そう言うとポンと鼻の頭に指を軽く置かれた…。
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