ほっといて下さい 従魔とチートライフ楽しみたい!

三園 七詩

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10章

348.女風呂

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「全く、油断も隙も無いわね!」

ユキさんが女風呂の入口に棚を置いて入口を塞ぐと

「コレで入ってこれないわね!」

パンパンと手をはたく。

「ユキさん…そこまでしなくても…」

「あら駄目よ!だってエヴァさんはこんなに美人だし、マリーさんだってスタイル抜群でしょ。イチカちゃんなんて嫁入り前よ!」

(それはみんなも同じじゃ…)

「そうだね…ユキさんもお胸ボンだしね…」

ミヅキが自分のペタンコの胸を見てぽっこりお腹をさすると…

「大丈夫よ、ミヅキは元がいいから大きくなってからが勝負よ!」

「そうだぞミヅキ、そんな事気にしなくていいんだ。まだ子供なんだからな」

「う、うん」

エヴァさんが服を脱ぐとミヅキの服をバサッとぬがして抱きあげると湯船に向かった…

【ミヅキ~早く早く!】

シンクとコハクとムーが先にお風呂に入って待っていると…

【わー!みんな身体洗ったの?】

【えっ?】

シンク達が顔を見合わせると…そっと湯船から上がりミヅキのそばにきた…

【洗い方…わからないし…】

しゅんとしょげている…

(可愛いなぁ…)

【そうだよね、でもごめんね洗えなくて…】

ミヅキがイチカとマリーさんを見ると

「マリーさん達シンク達を洗ってもらってもいいですか?」

ミヅキが頼むと

「もちろんです!ミヅキ様お任せ下さい!」

イチカがコハクを抱っこすると

「コハクちゃん!向こうで洗おうね」

イチカがコハクに石鹸を付けてゴシゴシと洗うとふわふわの泡が沢山出てきた!

コハクが気持ちよさそうに洗われていると

【そういえばシルバとプルシアは?】

【二人は男の方に行ったよ、シルバはあんまり入りたそうじゃ無かったけどね~】

マリーさんに優しく布で拭かれながらシンクが答えると…

「はい!シンクさんおしまいです。元から綺麗でしたから拭くだけにしておきましたよ」

【ありがとう~じゃあ僕は浅い所でお湯浴びしてるね~】

シンクが湯船にちょこちょこと飛び跳ねながら歩いて行く。

「ほらミヅキも洗ってしっかりリハビリってのをしよう」

「うん、でもエヴァさん体ぐらい洗えるから大丈夫だよ」

ミヅキがだから座らせてと言おうとすると

「駄目だ、ミヅキを洗うのは私の役目だからね」

ミヅキから布を取り上げるとエヴァさんがミヅキの体を隅々まで洗っていく。

優しいタッチにミヅキはくすぐったい気持ちで洗われていた…。

「ふふふ…」

思わずミヅキが笑うと

「どうした?くすぐったいか?」

エヴァさんがミヅキを見ると

「ううんなんか嬉しくて…私もエヴァさんの背中洗いたいけど…立てないからなぁ…」

残念そうにエヴァさんを見上げると

「じゃあ私がミヅキを持ってあげようか?」

ユキさんがミヅキをひょいと抱き上げると膝に乗せてエヴァさんの後ろに座る。

(おお…頭に柔らかい感触が…)

頭に意識がいきそうになるのをぐっと堪えてエヴァさんの背中を布で洗うと…

「エヴァさんお肌ツルツル~気持ちいい!」

思わず興奮して声が大きくなる!

「そうか?ミヅキの方がツルツルのモチモチだと思うけどな」

エヴァさんが笑うと

「確かに…このモチモチは癖になるわね」

ユキさんが後ろからミヅキの腕やお腹をぷにぷにと掴むと…

「きゃはは!ユ、ユキさんくすぐったい!!」

ミヅキが笑い悶える

「あら、ごめんね」

ユキさんが笑って謝ると…

「この!ユキさんのこれだってムニムニじゃないか!」

ミヅキがユキさんの大きな胸を揉むが小さい手には収まりきらなかった…

ミヅキ達の楽しそうな賑やかな声が男風呂に響いていた…

「なんか…止めてくれないかなぁ…」

「声が丸聞こえですね」

デボットとレアルが苦笑していると…

「全く…ユキは…」

ムサシが呆れてコジローを見ると…顔を赤く染めていた…

「コジロー?」

ムサシが赤い顔のコジローを覗き込むと…

「ミヅキー!声が丸聞こえだぞ!」

ベイカーが女風呂に向かって叫ぶと

「ベイカーさんエッチー!何で聞いてるの~」

ミヅキがベイカーの声に答えると

「聞いたんじゃなくて聞こえるんだよ!こっちには若いやつもいるんだから自重してくれ!」

「はーい!」

「じゃあ洗うのも終わって綺麗になったし風呂に入ってミヅキの足を揉んでやろう、その後に支えてあげるから少し歩いてみな」

エヴァさんがミヅキを抱き上げるとお風呂に入っていった。

コハク達を洗い終えたイチカ達も湯船に浸かると…

「うーん…気持ちいい…」

みんなでホッと息をつく…。

「生き返る~」

ミヅキが力を抜くとぷかぷかと浮かび上がる、エヴァさん達がそのままミヅキを支えて足を揉み出した…

(気持ちいい…湯船に浸かりながらのマッサージ…サイコー…)

あまりの気持ちよさにまた眠りそうになってしまった。

一通り揉み終わると…

「よし…じゃあミヅキちょっと歩いてごらん」

エヴァさんがミヅキの手を取ると湯船の中に立たせる。

ミヅキは足を動かすと…

「体が軽いからやっぱり動くよ!」

お湯の中をゆっくりと歩き出した。

何往復かすると

「もう無理…」

ミヅキがお湯の熱さでのぼせそうになると、湯からあがらせてみんなで脱衣所に戻った。

「ああ…気持ちよかった…お風呂あがりにはコーヒー牛乳が飲みたい…」

ミヅキがボソッと呟く。

(よし!絶対に今度コーヒー作ろう…)

ミヅキが腕を組んでウンウンと頷いていると

「どうだった?足の具合は?」

エヴァさんがミヅキを座らせて足を触る。

「水の中なら抵抗が少ないから歩ける!2、3日すれば支え無しでも歩けるんじゃないかな」

ミヅキが足を軽く動かすとさっきより幾分よく動くようになっていた。

(でもずっと抱っこだと不便だよね…)

「あっ!そうだ!」

ミヅキは閃くと!

【コハク~】

イチカに毛を拭いてもらっていたコハクを呼ぶと

【コハク~モフモフ~】

綺麗になったモフモフの毛に感動して思わず触ってしまう!

【って、違う違う!コハクに松葉杖作って欲しいんだよね、私の脇を支えて立つ形で…】

コハクに形を伝えると松葉杖を二つ作って貰う。

「なんだ?それは」

エヴァさんがコハクが作った杖を見ると

「魔法の杖か?それにしては形が変わってるな…」

「これはこうやって使うんだよ」

ミヅキが松葉杖を受け取ると、それをささえにして歩いて見ると…

「なるほど!足がわりになっているんだな!」

「うん!これならずっと抱っこしてもらわなくてすむもんね」

ミヅキが言うと…エヴァさんの顔が少し曇る…

「エヴァさん?」

ミヅキが元気が少しなくなったエヴァさんをみると

「いや…なんでも無いよ」

ミヅキの頭をポンポンと撫でた…

(そんなの気にしなくても…いつでも抱っこぐらいしてやるのに…)

エヴァさんは恨めしそうに松葉杖を見つめた…。
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