ほっといて下さい 従魔とチートライフ楽しみたい!

三園 七詩

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15章

704.

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レオンハルト達やカイル、他の大臣さんを交えて他の国の王族達を迎える為の話し合いをした。

そのあとはジェフさん達と料理の相談、それにマルコさんともリバーシ大会のルールについて相談があると分刻みで用事を済ませた…

「疲れた~」

私は王宮に用意された部屋のベッドにドサッと倒れ込んだ。

レオンハルト達が用意してくれた部屋でシルバ達が乗っても余裕のある広さのベッドだった。

【すごいフカフカ!】

【どれ?】

シルバが隣に寝転がると弾みでベッドが揺れる。

【わぁ!】

コハクとムーとベッドの上で跳ねてしまった。

【ウム、なかなか】

シルバも納得の柔らかさのようだ。

【みんなで寝れるのはいいね!ベイカーさん達のところに1回帰りたかったけど…そんな余裕は無さそうだな…】

【明日には海の国の人が来るんでしょ?】

シンクがシルバの上でちょこんと座って話しかけてきた。

【そうだよ!アクア達と久しぶりに会えるね!】

【俺はそれよりも魚が食いたいな】

【ぼくはチョコ~】

みんなは人よりも食べ物の方が楽しみらしい…まぁ私もちょっと楽しみだけど…

明日の事を考えるとワクワクして眠れない!

なんか遠足の前日の夜のような気分だった。

「早く明日にならないかなぁ…」

シルバ達と海の国で食べた物の話をしながら…いつの間にか夜は更けていき、気がついたら眠ってしまっていた。



「ミヅキ、起きてるか!?」

ドンドンと扉を叩く音に私は目を開けた…

「ん~」

眠い目を擦って開くと見慣れない天井が見える。

「ここどこだ…」

周りを見るとシルバ達の姿にほっとして、自分が王宮に泊まった事を思い出した。

【ミヅキ、おはよう】

シルバに顔を舐められて目が覚める。

【みんなおはよう~外でドンドンしてるのは…レオンハルト王子かなぁ~】

あくびをしながらベッドから降りて返事を返す。

「レオンハルト王子、おはようございます。今支度するから待っててもらっていいですか?」

「起きたか、全く!メイドがいらんと言うから付けなかったのに一人で起きれないなら今日からつけるぞ!」

「えー大丈夫大丈夫!昨日は眠れなくて特別!一人で出来るから問題無いよ」

それにしてもわざわざ王子が起こしに来なくてもいいだろうに…

ありがた迷惑にため息をつきながら用意を急ぐ。

サッと着替えて顔を洗って外に出ると足を鳴らしながらレオンハルト王子が待っていた。

「遅い!」

イライラした様子で待っていた、後ろではシリウスさんとユリウスさんがため息をついている。

そんなイライラ王子は無視して…

「ユリウスさん!シリウスさんおはようございます!お待たせしてしまいすみません!」

「いや、俺達は大丈夫だ…それよりも…」

シリウスさんがチラッと王子を気にしている。

王子に挨拶をして欲しそうに見つめていた。

ユリウスさん達の為なら仕方ないと王子の方を見ると…

「レオンハルト王子、お待たせしてすみません」

「ま、まぁ女性は支度が長いと聞いた…俺も催促して悪かったな…」

どうやら少しは成長したようだ。

王子の答えにシリウスさんがウンウンと頷いている…どうやら二人の努力の賜物らしい。

「ミヅキの為に朝食を用意させたんだ…一緒にどうだ?」

レオンハルト王子が手を差し出した。

【ごはん!】

【飯か!よし行こう】

コハクがちょんとレオンハルト王子の手に脚を乗せた。

シルバはヨダレを垂らして尻尾をブンブンと振る!

「みんなもお腹ペコペコみたい!早く行こ!」

私はシンクとプルシアとシリウスさん達の後を追った!

後ろからはレオンハルト王子がコハクと並びながらついてきていた。


「ん~!美味しい!」

ジェフさんが朝から豪華な朝食を用意してくれていた!

今王都で朝の定番といえば米になっていた…

「嬉しい~朝から卵かけご飯にお味噌汁が食べれるなんて~」

他にも色んな野菜の漬物に魚の塩焼きまである!?

「ジェフさん!魚の塩焼き美味しいです!」

「よかった、ミヅキさんからお墨付きをいただきほっとしました」

王都では海の国からの直送で新鮮なお魚が届くようになり魚料理も好評だった。

「こんな美味しいが食べられるようになるなんて…幸せ…」

「ニホンショク?」

ジェフさん達が首を傾げた。

「あっ、いえなんでもないです。すごく美味しいご飯って事です!」

私はあまりの美味しさに朝からおかわりをしてしまった!

しかし横ではシルバ達がその何十倍も食べていた…

【まぁまぁだな!ミヅキが作ってくれた時の方が美味い気がする】

【そうだね~僕もそう思う】

【それに肉が無いしな】

【にく~】

うちの子達…あんなに食べてるくせに文句ばっかり…みんなに声が聞こえてなくてよかった…

でも嬉しい事を言ってくれてるからみんなの頭をよく撫でておいた。

お腹いっぱいご飯を食べたらいよいよ海の国のみんなを迎える準備だ。

王宮の庭園に巨大な池が作られていた…

その周りに部隊兵達が並んでいた。

「あ~皆さん!」

カイト隊長にガッツ隊長、相変わらず綺麗なミシェル隊長にタナカ隊長、それにセシル隊長の姿が見えた!

「ミヅキさん、お久しぶりです。元気でしたか?」

「よく帰ってきたな」

「ミヅキちゃん、相変わらず可愛いわね!」

「なんだ…まぁ元気だったか?」

「ミヅキちゃん久しぶりだね、アラン隊長は迷惑かけてないかい?」

「皆さんお久しぶりです!この通り元気いっぱいです!セシルさんアランさんはもう隊長じゃないんでしょ」

アランさんを隊長と呼ぶセシルさんに思わず笑う。

「あっ…つい癖で抜けなくてね…隊員達にもよく言われるんだ」

セシルさんが恥ずかしそうに頭をかいた。

「アランさんは相変わらずですけど…セバスさんがいるから大丈夫です!ちゃんとしっかりと自分でやってますよ…(多分)」

「そうか…よかった。やっぱり自分が色々とやりすぎてたんだな。なんか今はそれが少し懐かしく感じるよ」

やっぱり少し手がかかるかもとは言わない方が良さそうだ。

「だ、大丈夫ですよ。アランさんは私とベイカーさんとギルドのパーティを組んだんです。だから一緒に依頼もこなしてますから!」

安心させるように言っておいた。
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