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8巻
8-1
しおりを挟むプロローグ
私、ミヅキには前世の記憶がある。
前世で事故に遭い、気がつくと幼女の姿で異世界の森をさまよっていた。森では、のちに従魔になるシルバや保護者代わりになるA級冒険者のベイカーさんと出会った。
そして、前世を恋しく思う暇もないほどに、楽しく騒がしい日々を送ることになったのだ。
その後も目立たない生活を求める気持ちとは裏腹に、誘拐されたり王子に目を付けられたり、鳳凰の子供シンクを従魔にしたりと忙しい日々を送り、この世界に大切な居場所を見つけていった。
前世の知識を活かして美味しい料理を提案していたら王都に行くことになり、ここでもひと騒動。
王宮の兵士達とも仲良くなれば、今度はドラゴンを従魔にしてしまったり、奴隷の子に仕事を与えて独り立ちの手助けをしたりトラブルは絶えない。
それでも様々なアイデアで周りを巻き込みながら楽しく過ごしていたある日……念願の日本食を作るための調味料、醤油と味噌をコジローさんの故郷で手に入れることができたのだ!
王都に迫る黒い影など、何やら不穏な空気も流れるが私はお構いなし!
全て払い除けて二度目の人生を楽しんでいた。
一 卵料理
コジローさんの里から王都に舞い戻ってきた私は、懐かしい人々との再会を楽しんでいた。
今は、一緒に食事をするために準備をしているところで、みんなは特別メニューのために卵をとりに行ってくれていた。
私は、成長したイチカ達からいち早く鶏を受け取っていた。この鶏は天鶏といって、決まった時間に時を知らせてくれる上に毎朝卵を産むという……まぁ、ニワトリだよね。
でもその卵はとても美味しいらしく、高級なニワトリといった感じだった。
「卵がこんなにあるなら、あれが食べたいなぁ。ちょうどタケノコにとり肉、あと確か里の森で拾った銀杏!」
見つけておいた銀杏を取り出す。
【ミヅキ! それは臭い実じゃないか?】
シルバが嫌そうな顔でジリジリと後ずさった。
【鼻の良いシルバにはきついね。だけど、この中に美味しい種が隠れてるんだよ! それに果肉は取っておいたからそんなに臭くないでしょ?】
シンバに銀杏を近づけると、クンクンと鼻を鳴らしながら寄ってくる。
【微妙に臭うぞ】
【これを火魔法で炙って、殻を剥いておくんだよ】
【そんな物が本当に食えるのか?】
気がつくとシルバは遠くに離れていて、声をはって聞いてくる。
【後であげるからね~】
嫌がるシルバに私はニヤッと笑った。
私は銀杏の下処理をして厨房に戻ると、シンクの元に向かった。
【ミヅキ、お米がいい感じに炊けたと思うよー】
【シンク、ご苦労さま! もう少し付き合って欲しいんだけど大丈夫かな?】
シンクが疲れてないかと心配する。
【大丈夫、このくらいで疲れないよ! それにミヅキの頼みなら】
シンクは疲れた様子も見せずに羽を動かしウインクした。
頼もしいシンクにはもう少しお米の番をしててもらい、他の人達にも指示を出す。
「ジェフさん達とポルクスさんは、隊長達が捕まえたコカトリスを捌いてもらえますか?」
「「「「了解!」」」」
ジェフさん達がコカトリスをもらいに厨房の外に出て行った。
「ゴウは私と野菜を切ろうね。まずは玉ねぎをスライスして、あとは干しきのこを戻してこれも同じ大きさにスライス。あとタケノコも切るよ」
「何を作るの?」
私が材料を出すのを見ながら、ゴウが聞いてくる。
「とり肉と卵が手に入ったら作るのは親子丼だよね~。あと卵を蒸して、茶碗蒸し作るんだ!」
「親子丼?」
「とり肉が親で卵が子供。一緒に煮てご飯に載せるから、親子丼って言うんだよ」
「なんか想像するだけで美味しそうだね!」
「醤油が手に入ったらから作れるんだ。食材を変えれば色んな丼が出来るんだよ!」
ゴウとおしゃべりをしながら食材を切っていると、ポルクスさんが声をかけてきた。
「ミヅキ、コカトリス捌いたぞ。一口大に切っていいのか?」
「あっお願いします。あと、それよりも小さく切ったのもお願いします」
「ん、わかった!」
ポルクスさんは頷くとジェフさん達の元に向かう。
「あとはあのでっかい卵を割らないとだな」
私はあの大きなコカトリスの卵が入りそうな器を用意した。
「よし!」
ガンガン!
テーブルに卵を打ち付けてみるが、重いし硬い!
「駄目だ、割れない!」
卵を打ち付ける大きな音を聞いたのか、ジェフさん達が心配して駆け込んできた。
「どうした!?」
「あっ、卵を割ろうと思ったんですけど、思いの外硬くて割れないんだ」
強く打ち付けたのに傷一つついてない卵を見せた。
「ロックバードの卵は硬いですからね。トンカチとノミを使った方がいいですよ」
そう言うとジェフさんがトンカチとノミを持ってきてくれる。
「これも料理道具?」
大工道具に苦笑いする。
「包丁では切れない、硬いものも多いですからね」
ジェフさんが真面目な顔で頷いた。
トンカチとノミを使ってロックバードの卵の殻をどうにか割ると、器に流し込む。
菜箸で混ぜるが白身と黄身がなかなか上手く混ざらない。
「これを混ぜるのも重労働ですね。泡立て器があればなぁ」
ボソッと呟いた。
「ミヅキさん! 泡立て器とはどういう物ですか!?」
するといつの間にか近くにいたマルコさんが店の商人達と一緒に顔を近づけてくる。
「マ、マルコさん、いたんだ」
マルコさん達の血走った瞳を見て、頬がピクピクと引き攣った。
「そりゃ、ミヅキさんの発言を聞き漏らさないように常に声が聞こえる位置にいましたよ!」
怖い! これからは迂闊なことを言わないように注意しよう。
呟いてしまった手前誤魔化すわけにもいかず、ゴクンと唾を飲み込みどう話そうかと考える。
「あ、泡立て器っていうのは、液体の物を素早く混ぜる道具です。形を言うのは難しいから、土魔法で作ってみますね」
あの複雑な形を言葉に出来そうにないので、泡立て器を土魔法で作り出す事にした。
不格好ながら、まぁまぁの形を表現出来たのでマルコさん達に見せた。
「なるほど、この重なり合っている部分で空気を含ませて混ぜるんですね。これ……貰ってもいいですか?」
マルコさんが真剣な表情で土で出来た泡立て器を見つめる。
「ど、どうぞ」
「ありがとうございます!」
マルコさんは泡立て器を受け取ると、商人達とどこかに消えて行った。
「ミヅキ、いいのか? 泡立て器使うんじゃなかったのか?」
「もう一個作れるし、どうせなら木で作ろうかと思って」
【コハク~】
コハクを呼んだ。
【コハク、木でこれと同じ形の少し大きめの物を作れるかな?】
再び作った泡立て器をコハクに見せると、尻尾を振りながら魔力を込めだした。
シュルン! と土から木が生えると見る見るうちに形を変えていく。
【コハク凄い!】
コハクは私が作った泡立て器と全く同じ物を作り出した。
【あといくつか出来る?】
コハクを撫でると凄い速さで泡立て器を作ってくれる。
「これを一応、熱湯消毒して」
泡立て器を大量に茹でると乾燥させる。
「ポルクスさんとゴウにジェフさん達も一つずつどうぞ!」
料理を手伝ってくれていた人達に泡立て器をプレゼントする。
「えっ、いただいていいんですか?」
「勿論! 手伝ってくれるお礼です。これで頑張って卵を混ぜましょうね!」
早速、卵をシャカシャカと泡立て器で混ぜてみる。
「凄い、すぐ混ざります!」
「他にも粉物を作る時にも使えますよ、ただ泡が出るから茶碗蒸しの時にはもうひと手間、濾す作業が必要なんです」
混ざった卵に醤油と酒ときのこの戻り汁を入れる。
茶碗蒸し用のデカい容器に先程切った材料を入れて、濾した卵液を入れていく。
「あとはこれを蒸していきます」
デカい容器がすっぽり入る鍋を用意して水を入れて沸騰させる。
「すみませんポルクスさんとジェフさん、これを鍋に入れてもらえますか?」
底に一枚板を挟み、二人に茶碗蒸しを入れてもらう。
「大きいから、二十分くらい蒸した方がいいかなぁ」
【シンク、火はあんまり沸騰させすぎないようによろしくね】
【はーい】
茶碗蒸しはこれでよし!
次はバカでかい平たい鍋に玉ねぎの薄切りを広げて、切ってもらったとり肉を並べる。
「醤油に~、砂糖~、酒~、水を入れて煮ていきます!」
「これだけですか?」
「材料切って入れただけ?」
エネクルさんとゴウが驚いた顔を見せる。
「丼は簡単な物が多いんだよ、これの中身をオーク肉にしたりカツにしたり、揚げ物ならなんでも合うと思うな!」
「料理長、今度色々試して見ましょうよ!」
ルドルフさんがジェフさんに打診する。
「いいですね! この方法なら大量になおかつ素早く作れそうです!」
具材が煮立ってきたところで……
「はーい、ここに卵を流し入れるよ」
手伝ってもらいながら鍋の隅々まで卵をかける。
「蓋をしてここから急ぐよ、あんまり置くと卵が固くなっちゃうからね。白いご飯を丼に盛って下さい」
指示を出しながら手分けしてご飯を盛っていく。
「デボットさん、レアルさん! 料理が出来るから、みんなを連れてきてくれる!」
「ミヅキ大丈夫だ、匂いに釣られてみんな集まって来てる」
見ると、後ろでみんなが一列に並んでいた。
「はは……」
呆れて笑うと「ミヅキ、米を盛ったよ!」とゴウが丼を渡してくれる。
「ありがとう! これに卵とじをかけて、彩りにミツバを載せて完成! はい、アラン隊長」
当然のように先頭に並ぶアラン隊長に苦笑しつつ、親子丼を渡した。
「一番に卵を持ってきたのは俺だからな。当然の権利だ!」
「何も言ってないよ、熱いうちに食べてね」
アラン隊長は丼を受け取ると用意されたテーブルに腰掛ける。
そうやって、次々に作っては渡していった。
「うまぁーい! なんだこりゃ!」
アラン隊長の雄叫びが聞こえた。
「アラン隊長! うるさいですよ!」
まだ食べてない部隊兵達が、親子丼をかき込むアラン隊長の姿にイライラしている。
「ジェフさん、さっき作った肉じゃがと炊き込みご飯も出してあげて下さい」
「了解!」
みんなが手分けして料理の準備をする。
「あっちにもご飯がありますから、よかったら並んでね」
良かれと声をかけたが、列は動かない。
「みんなどうしたの?」
「やっぱり最初はミヅキからご飯を受け取りたい」
「ミヅキちゃんからの手渡しが食べたいんだよ!」
「あっちも食べるけど! まずはミヅキからのご飯がいいんだ」
そんな声にみんながうんうんと頷く。
「みんなありがとう、じゃ頑張って渡していくね!」
スピードをあげてみんなに一つずつ渡していった。
「よし! あっちも食ってみるか!」
いち早く親子丼を食べ終えたアラン隊長が立ち上がり、肉じゃがと炊き込みご飯の方へと向かう。
「あんたは少し遠慮しろよ!」
「全部食べたら許さないわよ!」
「ちゃんと残しておいて下さいよ!」
まだ並んでいる隊長達が騒ぎ出す。
「わかってるよ! それにこんなにあるんだぜ、無くならねーよ」
そう言ってアラン隊長は、炊き込みご飯を大盛りによそいだした。
「ミヅキ、あれはいいのか?」
デボットさんが山盛りに盛っているアラン隊長を指さす。
「ちょっと、アラン隊長! みんなのことも考えてよ!」
「このくらい普通盛りだろ?」
「アラン隊長、セバスさんに言っちゃうよ……」
「悪かった! ほら俺も手伝うから!」
炊き込みご飯を片手に近づいて来るアラン隊長。まったく調子がいいんだから。
「わかればよろしい! じゃアラン隊長はジェフさん達と交代してあげて」
「私達ならまだ大丈夫ですよ」
ジェフさんが笑顔で答える。
「そうですか? じゃあ……茶碗蒸しの方をお願い出来ますか?」
「わかりました、ではアラン隊長ここはお願いしますね」
ジェフさん達が行ってしまうと……
「なんだ……まだ違う料理があるのか?」
アラン隊長がご飯を盛りながら聞いてくる。
「うん、みんなが取ってきてくれた卵でもう一品ね! 茶碗蒸しを作ったの」
「俺の分は……残るよな?」
「どうかなぁ。あんまり量がないから、早いもの勝ちかもね」
アラン隊長が心配そうにしているので、ニヤニヤ笑いながら意地悪して言ってみた。
「セシル~!」
アラン隊長がいきなり慌てだしセシルさんを呼びつけた。
「なんですか? アラン隊長、今親子丼食べてるんですけど……」
セシルさんが心底迷惑そうにしながらも近づいて来る。
「セシル! ちょっとここ代われ! 俺は茶碗蒸しをもらってくる! ミヅキの新しい料理を食い逃すわけにはいかないからな!」
アラン隊長はそう言うなり手伝いを放り出し、ジェフさんの後を追ってしまった。
唖然と見つめ、セシルさんがボソッと呟く。
「ミヅキさん……」
「は、はい……なんでしょうかセシルさん」
セシルさんの冷たい表情に思わず敬語になってしまう。
「この事は……」
「任せて下さい! ちゃんとセバスさんに報告しておきます!」
爽やかな笑顔で答える。
「ありがとうございます! よろしくお伝えくださいね!」
その後は、セシルさんの愚痴を聞きながら親子丼を渡していった。
料理を大体配り終え、私もみんなのいるテーブルに行こうかと思い歩いていると、「ミヅキ~!」とレオンハルト王子達が卵を抱えて満面の笑みで小走りで近づいてきた。
「あっギルさんにレオン、ユリウスさんとシリウスさん遅かったね~」
私が何気なく言うと、レオンハルト王子達は周りを見つめ、もう既に食べ始めている面々に気がついたようだ。
「出遅れたか」
残念そうに肩を落としてしまう。
「ちゃんと皆さんの分は残してありますよ、食べますか?」
「「勿論だ!」」
「ありがとうございます」
みんなは顔を輝かせた。
笑って収納から親子丼を取り出して、まず国王から渡してあげる。
「ギルさん、ジェフさんに作り方を教えたから、次からはジェフさん達に頼んで下さいね」
「わかった。ありがとう……あと今レアルとも話し合っているが、本格的に米の栽培に国も関わっていこうと思っているが問題ないか?」
コソッと窺うように聞かれた。
「うん、大丈夫だよ。お米が増えるのは嬉しいもん、わからないことはここの子達が知ってるから聞いて下さいね」
「ミヅキ、本当に感謝する」
国王が真面目な顔をして頭を下げた。
「ちょっとギルさん、やめて下さいよ! 誰が見てるかわからないから」
私は慌てて周りの様子を窺うが、みんなご飯に夢中で気がついていなかった。
「ミヅキのおかげでこの国はさらに良くなるよ、いや良くしてみせるからな」
国王がニコッとダンディに笑う。目尻のシワがセクシーだった。頼みますよ!
「頑張って下さい」
「あと、前に頼まれていた学校もあと少しだ。教える者を選ぶのはどうするんだ?」
「あーどうしようかな……」
うーんと考えていると国王が助け舟を出してくれる。
「とりあえずこちらで決めていいか?」
「そうですね、一から探すのも大変そうだし、それでお願いします。後から追加とかも大丈夫ですか?」
「そこら辺は対応しよう」
国王と話し合っているとレオンハルト王子が待ちきれないと近づいてきた。
「父上! 早くしないと料理が冷めますよ!」
後ろではレオンハルト王子がお腹をグーグーと鳴らしながら地団駄を踏んでいる。
国王が苦笑しながら次に待っていたレオンハルト王子に順番を代わった。
「ミヅキ、これお前のために買ってきた卵だ!」
レオンハルト王子が綺麗な卵を私に差し出してきた。
「あっ、買ってきたんだ。みんな自分の力で取ってきたんだけど……」
ボソッと思わず本音が漏れる。
「なんだって! みんなは買ってないのか!?」
「う、うん。でもありがとう! 美味しそうな卵だね、大事に使わせてもらうよ。シリウスさんもユリウスさんもお疲れ様でした」
三人に頭を下げて感謝を伝えると卵を大事にしまった。
「今は使わないのか……」
レオンハルト王子がシュンとしてしまった。
「ちゃんと明日の朝に使わせてもらうよ。楽しみにしててね。はいレオン、親子丼だよ。あっちに肉じゃがと炊き込みご飯、野菜スティックと茶碗蒸しもあるから食べてね」
レオンハルト王子は親子丼を受け取ると、じっと見つめて容器をギュッと抱きしめた。
「ミヅキから」
「うん?」
「ミヅキから、初めてちゃんと手渡しで料理をもらった!」
「えっ、そうだっけ?」
考えてみるとそうかもしれない。
レオンハルト王子は親子丼を大事そうに抱えて見つめてきた。
「ミヅキ、ありがとう」
レオンハルト王子のくせに爽やかな笑顔を見せてくる。
「うっ、うん、温かいうちに食べてね」
思わぬ可愛い顔にたじろいでしまった。
「ミヅキ、いつでも俺は待ってるから」
レオンハルト王子は私の手を取ると甲に触れるだけのキスを落とした。
そしてサッと離すと国王が待つテーブルに向かった。
「びっくりした」
私はレオンハルト王子の行動に手を上げたまま固まっていた。
「大丈夫か、ミヅキ?」
シリウスさんが心配そうに顔を覗き込んできた。
「なんかレオンが大人になっててびっくりした」
シリウスさん達を見ると顔を見合わせて誇らしげに笑っている。
「そりゃミヅキに振られてから頑張ってるからな」
「そうですね。相変わらずの所はありますが、人の気持ちを考えられるようになってきましたよ」
シリウスさんもユリウスさんもレオンハルト王子が褒められて嬉しそうだ。
「ふふ、二人共すごい嬉しそう」
私の言葉に顔を見合わせると今度は苦笑した。
「やっと約束のミヅキのご飯とミヅキに会わせたからな。これでしばらくは、大人しく机に向かってくれるだろう」
「えっ?」
「そうですね、ことあるごとに連れてけやら会わせろやら、うるさかったですからね」
「やっぱり、変わってないのかな?」
私はキスされた手を見つめて肩を落とした。
【シルバ、シンク、コハク~、プルシア! みんな食べてる?】
レオンハルト王子達に料理を渡した後、私はシルバ達のそばに向かった。
【ミヅキ、この親子丼てやつは美味いな! また作ってくれ!】
【僕は肉じゃがが好き~、甘くて美味しい】
【きゃん! きゃん!】
【やはりミヅキの作る物はどれも美味しい】
みんな満足そうにご飯を食べていた。
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