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連載
207.二人の秘密
「そうか…そうやって捕まえるんだ…」
ロイはジュリアからカーバンクル狩りの話を聞くと…
「でも、よくそんなのをこんな可憐なレディが知っていたね?」
ロイが信じられないと顔を眉をあげると
「私も紹介していただいたんです。王子も興味があるならご紹介しましょうか?」
「是非お願いするよ」
ロイが微笑むと
「ではボストン大臣に私が話を通しておきますね!」
「ボストン大臣?」
「はい!あの方は本当にお顔が広くて色んな事を知っていますの、国王様の助けにきっとなりますわ!是非とも宰相にするべきです!」
「ふーん…君がそう言うなら考えておこうかな…」
ロイが笑うと…
「本当ですか!?私、早速大臣を呼んで来ましす!」
ジュリアが立ち上がると
「いや、今は良くないよ。ほらカーバンクル狩りも禁止されているしね…それに国王にはそれとなく私が話しておくよ」
「そ、そうですか…」
ジュリアが残念そうに肩を落として座り直すと
「後、これが一番大事だよ…この事は大臣にはもちろんマデリン夫人にもレスター大臣にも秘密だよ…」
「お母様やお父様にも…?」
ジュリアが顔をしかめると
「ああ、口が軽くないジュリア嬢なら簡単だよね?私は婚約者には簡単に秘密を漏らす人は考えられないからね…」
「はい!」
ジュリアが勢いよく頷くと
「ロイ王子と私二人の秘密ですね!」
「そう…二人だけの秘密だよ…」
ロイはジュリアの唇にそっと指を置いた…
ジュリアがぽっと惚けてる間にロイは立ち上がると、タイミングよく兵士達が中に入ってきた。
「王子…」
声をかけると
「ああ、ちょうどよかった。じゃあジュリア嬢今日は楽しかったよ」
ロイは笑うとジュリアの部屋を後にした…
顔を整えたまま廊下に出ると、メイド達が頭を下げてロイを見送ると急いで部屋へと戻って行った。
それを見届けるとロイは廊下を曲がると…
「バッハ!」
息を思いっきり吐いた!
「つ、疲れた…」
どっと汗が流れ落ちると
「お疲れ様でした」
近衛兵がロイにタオルを手渡す。
「ありがとう…」
ロイが汗を拭っていると
「二人きりの秘密だよ…とは、よく言いましたね」
ニヤリと笑うと
「やめろよ、鳥肌が止まらねえんだから」
ロイが腕をまくると確かにしっかりと鳥肌が立っていた。
「あんなセリフ…うー!痒い!」
思い出してはボリボリと体をかきだす!
「しかし、まぁペラペラと話しておりましたね」
兵士達が笑うと
「ロイ王子に目がハートになっていましたよ。罪な男ですね王子!」
兵士が笑いかけると
「全く…振り向いて欲しくない相手だとこんなに上手くいくのにな…」
ガックリとしているロイに苦笑すると
「しかしコレでボストン大臣の関与は明らかになりましたね」
「いや、まだだ。ジュリアの言葉だけでは弱い…大臣がしらを切って切り捨てたらそれまでだ」
「あとは…カイルの方が何か掴んでいるといいんだが…」
「カイル様の方にはスチュアートさんも着いていますから大丈夫でしょう」
「スチュアートが?」
ロイが思わぬ人物に驚いた顔を見せると
「はい、ちょうど城下に居まして合流致しました」
「スチュアート、一人か?」
「あっ…いえ」
兵士はサッと目をそらすと…
「まさか…」
ロイは兵士の肩を掴むとグイッと顔を向けさせる!
「ローズがいたのか?」
ロイの言葉に兵士は恐る恐る首を縦に振った。
ロイはジュリアからカーバンクル狩りの話を聞くと…
「でも、よくそんなのをこんな可憐なレディが知っていたね?」
ロイが信じられないと顔を眉をあげると
「私も紹介していただいたんです。王子も興味があるならご紹介しましょうか?」
「是非お願いするよ」
ロイが微笑むと
「ではボストン大臣に私が話を通しておきますね!」
「ボストン大臣?」
「はい!あの方は本当にお顔が広くて色んな事を知っていますの、国王様の助けにきっとなりますわ!是非とも宰相にするべきです!」
「ふーん…君がそう言うなら考えておこうかな…」
ロイが笑うと…
「本当ですか!?私、早速大臣を呼んで来ましす!」
ジュリアが立ち上がると
「いや、今は良くないよ。ほらカーバンクル狩りも禁止されているしね…それに国王にはそれとなく私が話しておくよ」
「そ、そうですか…」
ジュリアが残念そうに肩を落として座り直すと
「後、これが一番大事だよ…この事は大臣にはもちろんマデリン夫人にもレスター大臣にも秘密だよ…」
「お母様やお父様にも…?」
ジュリアが顔をしかめると
「ああ、口が軽くないジュリア嬢なら簡単だよね?私は婚約者には簡単に秘密を漏らす人は考えられないからね…」
「はい!」
ジュリアが勢いよく頷くと
「ロイ王子と私二人の秘密ですね!」
「そう…二人だけの秘密だよ…」
ロイはジュリアの唇にそっと指を置いた…
ジュリアがぽっと惚けてる間にロイは立ち上がると、タイミングよく兵士達が中に入ってきた。
「王子…」
声をかけると
「ああ、ちょうどよかった。じゃあジュリア嬢今日は楽しかったよ」
ロイは笑うとジュリアの部屋を後にした…
顔を整えたまま廊下に出ると、メイド達が頭を下げてロイを見送ると急いで部屋へと戻って行った。
それを見届けるとロイは廊下を曲がると…
「バッハ!」
息を思いっきり吐いた!
「つ、疲れた…」
どっと汗が流れ落ちると
「お疲れ様でした」
近衛兵がロイにタオルを手渡す。
「ありがとう…」
ロイが汗を拭っていると
「二人きりの秘密だよ…とは、よく言いましたね」
ニヤリと笑うと
「やめろよ、鳥肌が止まらねえんだから」
ロイが腕をまくると確かにしっかりと鳥肌が立っていた。
「あんなセリフ…うー!痒い!」
思い出してはボリボリと体をかきだす!
「しかし、まぁペラペラと話しておりましたね」
兵士達が笑うと
「ロイ王子に目がハートになっていましたよ。罪な男ですね王子!」
兵士が笑いかけると
「全く…振り向いて欲しくない相手だとこんなに上手くいくのにな…」
ガックリとしているロイに苦笑すると
「しかしコレでボストン大臣の関与は明らかになりましたね」
「いや、まだだ。ジュリアの言葉だけでは弱い…大臣がしらを切って切り捨てたらそれまでだ」
「あとは…カイルの方が何か掴んでいるといいんだが…」
「カイル様の方にはスチュアートさんも着いていますから大丈夫でしょう」
「スチュアートが?」
ロイが思わぬ人物に驚いた顔を見せると
「はい、ちょうど城下に居まして合流致しました」
「スチュアート、一人か?」
「あっ…いえ」
兵士はサッと目をそらすと…
「まさか…」
ロイは兵士の肩を掴むとグイッと顔を向けさせる!
「ローズがいたのか?」
ロイの言葉に兵士は恐る恐る首を縦に振った。
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