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連載
247.タウンゼントの秘密
「それで?ローズのお父様まできて大丈夫なのかとはどういう事だ?」
ロイは答えを聞いてないとローズとクリスに詰め寄ると
「い、いえ…ほら私達のタウンゼントの領地が隣国を通る時に必ず使うと言ってたじゃないですか?」
「ああ、ガブリエルさんのだね」
「ええ、私達昔からあそこの森を管理しててまぁよく密猟者や逃亡者が多く来るんですよね」
「本当に…最近は少なくなったけどね」
ローズとクリスが当たり前の様に頷き合っている。
「うん、色々とツッコミたいが今は黙って聞いてることにする…」
ロイは先を促すと
「え?あ、はい。それでまぁ森の巡回は町の人達と朝昼晩交代制で回っているんですよね、ついでに狩りしたり食料集めたり、あーなんか懐かしい…」
ローズが思いにふけると
「姉さん帰ったら僕と行けばいいだろ、それよりも先ですが…まぁ僕達それが日課なので父さんまで王都に来ると大丈夫かなぁ…と」
「今は隣国と手を組んでるので心配は無いと思うが…その後の1ヶ月は持つとは?」
カイルが聞くと
「ああ、僕らの領地って兵士があんまりいないんですよね、その代わり農民は多くて…だから父さんが彼らを鍛えて戦える様にしたんですよ」
「へっ…」
ロイが変な声を出すと
「巡回も農民の方たちと回っているんです。その分賃金も出しますので私達中々貧乏で…」
ははっとローズが笑うと
「あれは父さんがすぐに町の人達と酒飲んだり防具買ったり防壁作ったりするからだろ!しかも父さん面倒だからって王都に何も報告しないし!だから僕が書記官になって報告書を書いてかかった費用の請求するんだ!」
クリスが興奮すると…
「なんと…あいついつも大丈夫、大丈夫、としか言わないから…」
レイン国王が頭を抱える。
「クリスくん…後でその書類をレスターに渡しておきなさい。確認してすぐに予算を組み直すから…」
「ほ、本当ですか!?ありがとうございます!」
「良かった~これでみんなに怒られなくて済みそうだね!」
クリスが嬉しそうにローズを見ると
「誰に怒られるんだ?」
ロイが聞く。
「え…あ、いや。の、農民のおばちゃん達に…」
「領主の子供が農民のおばちゃんに怒られるのか?」
カイルが驚くと
「いえ、皆さん私達の事を思ってです。いつまでも貧乏な暮らしをしてるのを嘆いてくれて…もっといい暮らしをしろって、育てた野菜やらをいつももらってますしどうにか暮らして行けてますからこのままでもいいんですけどね」
「な、なるほど…で?彼らがいるから隣国からの侵入は大丈夫だと?」
「はい、あの人達本当に強いですから…僕だってたまに負けますしね」
「そうね、私も1対1なら勝てるけど…陣形取られたら自信ないわ」
「何その農民…怖すぎるんだが…」
聞いてた兵士達が汗をかく…
「普段から畑耕したり狩りに出たりしてますからね、しかも父がたまに稽古つけますし」
「その…ローズのお父様だけど…ローズは勝ったことは?」
ロイとカイルが恐る恐る伺うように聞くと
「一度もないです。スチュアートさんといい勝負かと…思います…」
ローズが申し訳無さそうにスチュアートを見ると
「いえいえ、ローズ様のお父様には敵いませんよ」
スチュアートさんの答えにひっかかりを感じる。
「あれ?もしかして知ってるんですか父の事?」
「何度かお見かけした事がございます。タウンゼントの領地に行かれてからはお会いした事はございませんが…」
「なんでそんな人がそんな辺境な地に行ったんだ?しかもそんな人なら名前を知っていそうだがな…タウンゼント…んー?やっぱり聞いた事ないよな?」
ロイとカイルが首を捻る。
「あっ父はタウンゼント家に婿に入ったそうですよ、確か…その前は…」
ローズがなんだっけと頭をトントン叩いていると
「姉さん、ウィルモットだよ」
「そうそうウィルモット家!もう勘当同然に母と逃げるようにタウンゼントに来たとか言ってましたけど…」
「まぁチャートさんそんな風に子供達に話してるのね」
女性の声で父の名を呼ばれ振り返るとそこにはにっこりと笑う王妃様が苦笑いするレイン陛下の隣に立っていた。
ロイは答えを聞いてないとローズとクリスに詰め寄ると
「い、いえ…ほら私達のタウンゼントの領地が隣国を通る時に必ず使うと言ってたじゃないですか?」
「ああ、ガブリエルさんのだね」
「ええ、私達昔からあそこの森を管理しててまぁよく密猟者や逃亡者が多く来るんですよね」
「本当に…最近は少なくなったけどね」
ローズとクリスが当たり前の様に頷き合っている。
「うん、色々とツッコミたいが今は黙って聞いてることにする…」
ロイは先を促すと
「え?あ、はい。それでまぁ森の巡回は町の人達と朝昼晩交代制で回っているんですよね、ついでに狩りしたり食料集めたり、あーなんか懐かしい…」
ローズが思いにふけると
「姉さん帰ったら僕と行けばいいだろ、それよりも先ですが…まぁ僕達それが日課なので父さんまで王都に来ると大丈夫かなぁ…と」
「今は隣国と手を組んでるので心配は無いと思うが…その後の1ヶ月は持つとは?」
カイルが聞くと
「ああ、僕らの領地って兵士があんまりいないんですよね、その代わり農民は多くて…だから父さんが彼らを鍛えて戦える様にしたんですよ」
「へっ…」
ロイが変な声を出すと
「巡回も農民の方たちと回っているんです。その分賃金も出しますので私達中々貧乏で…」
ははっとローズが笑うと
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クリスが興奮すると…
「なんと…あいついつも大丈夫、大丈夫、としか言わないから…」
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「ほ、本当ですか!?ありがとうございます!」
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「誰に怒られるんだ?」
ロイが聞く。
「え…あ、いや。の、農民のおばちゃん達に…」
「領主の子供が農民のおばちゃんに怒られるのか?」
カイルが驚くと
「いえ、皆さん私達の事を思ってです。いつまでも貧乏な暮らしをしてるのを嘆いてくれて…もっといい暮らしをしろって、育てた野菜やらをいつももらってますしどうにか暮らして行けてますからこのままでもいいんですけどね」
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「はい、あの人達本当に強いですから…僕だってたまに負けますしね」
「そうね、私も1対1なら勝てるけど…陣形取られたら自信ないわ」
「何その農民…怖すぎるんだが…」
聞いてた兵士達が汗をかく…
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「一度もないです。スチュアートさんといい勝負かと…思います…」
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スチュアートさんの答えにひっかかりを感じる。
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